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【注目銘柄ダイジェスト】:セブン工がストップ高、新日科学は急騰

2021/10/22 15:47 FISCO
*15:47JST 【注目銘柄ダイジェスト】:セブン工がストップ高、新日科学は急騰 <4689> ZHD 663.1 -30.5 大幅続落。スナップチャットを運営する米スナップが前日引け後に7-9月期決算を発表、売上高、10-12月期見通しが市場予想を下回り、時間外取引で一時30%程の急落となった。アップルのプライバシー基準の変更に伴うデータ収集制限、デジタル広告測定への影響が想定比下振れの背景となっている。これを受け、同社やサイバーAG<4751>などデジタル広告関連銘柄の一角に売りが波及する形に。 <7896> セブン工 666 +100 ストップ高。前日に上半期業績予想の上方修正を発表。営業利益は従来予想の0.7億円から1.46億円、前年同期比3.8倍の水準にまで引き上げた。木構造建材事業における受注の拡大や収益性改善に向けた取り組みの奏効などが背景となったもよう。第1四半期は赤字に転落していたことで、想定外の急速な収益回復がポジティブサプライズにつながっている。 <3861> 王子HD 562 0 もみ合い。上半期営業利益は前年同期比2.1倍の630億円前後になったもようとの業績観測が伝わった。従来予想の500億円を上振れたほか、600億円程度の市場コンセンサスも上回る着地となったもよう。東南アジアにおける製造業向けの段ボール需要が伸びたほか、外販する製紙原料の値上がりも寄与した。ただ、第1四半期は同2.6倍の水準であったほか、足元の円安進行の影響も今後懸念され、好反応は限定的に。 <1976> 明星工業 685 -33 大幅続落。前日に発表している上半期業績予想の下方修正がマイナス視されている。営業利益は従来予想の23.5億円から19.5億円、前年同期比19.6%減に引き下げ。大口案件の工事などの進捗が想定を下回っていることが背景のようだ。第1四半期は9.9億円で同41.5%増益であったため、一転しての2ケタ減益転落見通しがネガティブインパクトにつながっている。 <8732> マネパG 255 +1 一時急伸。前日に上半期の業績速報を発表。これまで業績予想は未定としていた。営業損益は4億円の黒字となり、前年同期5.8億円の赤字から黒字転換。為替相場の変動率が低調に推移するなかでもトレーディング損益が順調に推移したもよう。また、連結子会社の事業撤退など不採算事業の見直しによる大幅なコストカット策なども奏効したようだ。第1四半期は2億円の黒字であり、順調な収益改善が継続していることをプラス視。 <6146> ディスコ 31000 +900 大幅反発。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は245億円で前年同期比74.2%増益、会社計画の187億円に加えて、市場予想も30億円程度上回っている。個別売上高速報でコンセンサスはやや切り上がっていたとみられるが、それでも想定以上の着地と受けとめられている。10-12月期計画は188億円としており、ガイダンスに保守的な傾向が強い中でも、コンセンサスと同水準になっている。 <6999> KOA 1578 -142 大幅反落。前日に上半期決算を発表、営業利益は34.7億円で前年同期比7倍の水準となっている。従来予想の36.7億円はやや下回る着地に。自動車向け売上高の大幅な増加などが収益拡大の背景になっている。一方、第3四半期見通しは累計で48.1億円、同3.9倍の見通しとしており、10-12月期は13.4億円で前四半期比では13.0%の減益となる前提。収益拡大基調の一服感なども意識される状況のようだ。 <3291> 飯田GHD 2816 -22 反落。前日に上半期業績予想の上方修正を発表、営業利益は従来の610億円から870億円、前年同期比65.3%増に引き上げへ。生活様式の変化に伴う分譲戸建住宅への関心の高まりを背景に需給バランスが改善され、主力の戸建分譲事業の業績が堅調に推移している。ただ、第1四半期は同2.6倍で従来の上半期予想比進捗率も68%程度に達していたため、今回の業績上方修正水準の上振れは想定線とも捉えられる形に。 <3923> ラクス 3380 +30 反発。前日に上半期業績予想の上方修正を発表。営業利益は従来の6.8億円から8.9億円、前年同期比47.9%減に引き上げ。IT 人材事業が好調で売上高が計画を上振れたほか。採用施策の期ズレや福利厚生費・広告宣伝費の未消化などが発生しているもよう。第1四半期の段階で進捗率は76%となっていたことでサプライズは大きくないものの、過度な収益悪化への警戒感は後退する状況のようだ。 <2395> 新日科学 1369 +192 急騰。前日に業績予想の上方修正を発表、上半期営業利益は従来予想の12.2億円から19.5億円、通期では25.5億円から38億円に、それぞれ増額。バイオ医薬品の開発競争が激化するなか、強みを持つ霊長類(サル)試験の需要が拡大しており、主力事業である前臨床事業の売上が上振れた。第1四半期営業増益率は9.9%増にとどまっていたため、足元の収益拡大は想定以上との見方に。
関連銘柄 11件
1976 東証プライム
1,303
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+3(%)
時価総額 73,472百万円
断熱工事が主力の建設工事会社。1944年創業。化学プラントや発電所など産業設備の断熱工事を行う。ボイラの製造・据付、クリーンルーム内装工事等も。27.3期売上高610億円目標。産業用ボイラなどに注力。 記:2024/06/03
2395 東証プライム
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時価総額 64,696百万円
医薬品開発受託会社。医薬品開発の全ステージを受託できる国内唯一の企業グループ。前臨床試験受託で国内トップ。イナリサーチなどを傘下に収める。実験施設の拡充など戦略的な大型投資継続。SBIHDと業務提携。 記:2024/10/20
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時価総額 636,741百万円
一建設、飯田産業、東栄住宅、タクトホーム、アーネストワン、アイディホームの経営統合で2013年に誕生。分譲戸建住宅市場で国内トップシェア。コア事業の競争力強化、事業ポートフォリオの拡大などに取り組む。 記:2024/06/25
3861 東証プライム
555.9
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-8.1(%)
時価総額 563,895百万円
国内製紙最大手。段ボール原紙や家庭紙、紙おむつ等の生活産業資材が主力。特殊紙や感熱紙などの機能材、資源環境ビジネス等も手掛ける。配当性向30%目安。生活産業資材は東南アジア、オセアニアの事業拡大に注力。 記:2024/06/15
3923 東証プライム
2,061
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-20.5(%)
時価総額 373,486百万円
経費精算システム「楽楽精算」が主力。電子請求書発行システム「楽楽明細」やクラウド型販売管理システム「楽楽販売」などのほか、IT人材事業も展開。楽楽精算は累計導入社数が1.7万社超。成長投資を継続。 記:2024/08/23
4689 東証プライム
412.3
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時価総額 2,947,780百万円
ヤフー、LINEなどの再編で2023年に誕生。グループ会社にアスクル、出前館、PayPay、ZOZOなど。LYPプレミアムは有料会員の拡大図る。「LINE Pay」は25年4月末に国内サービスを終了予定。 記:2024/06/28
4751 東証プライム
1,038
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+22.5(%)
時価総額 525,585百万円
インターネット広告事業が主力。運用型広告で国内首位。検索連動型広告に強み。ABEMA等のメディア事業、ゲーム事業、投資育成事業等も手掛ける。ABEMAはスポーツコンテンツの拡充、マネタイズを強化。 記:2024/08/26
6146 東証プライム
41,390
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時価総額 4,483,241百万円
半導体の精密加工装置、精密加工ツールの製造・販売を行う。1937年に広島県呉市で創業。ダイシングソーなどで世界トップシェア。パワー半導体向け中心に精密加工装置は出荷順調。生産能力の強化、効率化推進。 記:2024/06/28
6999 東証プライム
988
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時価総額 39,994百万円
1940年創業の電子部品メーカー。長野県上伊那郡に本社。固定抵抗器で世界シェアトップクラス。温度センサ、ヒューズ、バリスタ等も手掛ける。海外売上比率は7割超。高電圧検出用デバイダーの売上拡大に注力。 記:2024/09/02
7896 東証スタンダード
459
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時価総額 2,145百万円
階段や手すり等の内装建材事業、木造建築の構造体の製造等を行う木構造建材事業を展開。岐阜県美濃加茂市に本社。新商品のサッシ付パネル「NEO SMART PANEL」の営業を強化。非住宅分野向けの新商品開発。 記:2024/10/24
8732 東証スタンダード
473
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-1(%)
時価総額 15,988百万円
外国為替証拠金取引大手。業界初となる5通貨ペアでのスプレッド0.0銭(売買同値)の提示を標準化。CFD取引やシステム開発業務等も。総口座数は37万口座超。配当性向50%目途。不採算事業の見直し推進。 記:2024/06/04