マーケット
9/27 15:15
39,829.56
+903.93
42,313.00
+137.89
暗号資産
FISCO BTC Index
9/30 15:28:40
9,168,868
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~自律反発意識も決算を手掛かりとした個別対応~

2024/5/9 8:54 FISCO
*08:54JST 前場に注目すべき3つのポイント~自律反発意識も決算を手掛かりとした個別対応~ 9日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■自律反発意識も決算を手掛かりとした個別対応 ■LINEヤフー、24/3営業利益 33.8%減 2081億円 ■前場の注目材料:トーヨーカネツ、大成建設と、工場の天井空間に搬送ロボ、原料・仕掛品を供給 ■自律反発意識も決算を手掛かりとした個別対応 9日の日本株市場は、前日の下落に対する自律反発が見込まれるものの、こう着感の強い相場展開になりそうだ。8日の米国市場は、NYダウが172ドル高、ナスダックは29ポイント安だった。ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁に続き、ボストン連銀のコリンズ総裁もインフレの目標達成に予想以上の時間を要する可能性に言及したことを背景に米長期金利が上昇し相場の重荷となった。ただし、米連邦準備理事会(FRB)による年後半の利下げ期待からの買いが継続し、NYダウは6営業日続伸となった。シカゴ日経225先物は大阪比215円高の38425円。円相場は1ドル155円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買い先行で始まることになりそうだ。ただし、日経225先物はナイトセッションで小動きであり、75日線水準での膠着だった。自律反発は意識されるものの、積極的に買い上がる流れにはならないだろう。昨日はトヨタ<7203>の決算に関心が集まるなか、発表直後の初動で4%を超える下落となり、その後は一時プラスに転じるなど、荒い値動きだった。短期的な資金が中心であるため、初動で過剰反応をみせてきた銘柄に対しては、その後のリバランス狙いに向かわせそうだ。 また、昨日は不安定な相場展開ではあったが、決算発表がピークを迎えるなかで商いは膨らみづらく、SQを控えた先物市場の動向に振らされた影響もあったと考えられる。本日も先物主導で仕掛け的な動きがありそうだが、SQ前で積極的に仕掛けてくる動きはなく、売り仕掛け的な動きに対しては、その後のリバウンド狙いのスタンスになろう。 昨日の日経平均株価は25日線に上値を抑えられる形からの調整により、75日線を割り込んできた。25日、75日線とのデッドクロスが接近しているなか、75日線も抵抗線として意識されてくる可能性があるため、積極的な上値追いは限られ、押し目を狙いたいところである。そのほかは、決算を手掛かりとした個別対応が中心になりやすく、昨夕決算を発表したところでは、LINE ヤフー<4689>、コニカミノルタ<4902>、トレンド<4704>、マツダ<7261>、ヤマハ<7951>、USS<4732>、コカBJH<2579>、長瀬産<8012>、ライオン<4912>、コーセー<4922>、ファンケル<4921>、TIS<3626>、ネットワン<7518>、富士急<9010>、ラウンドワン<4680>などの動向が注目される。 ■LINEヤフー、24/3営業利益 33.8%減 2081億円 LINEヤフー<4689>が発表した2024年3月期業績は、売上収益が前期比8.5%増の1兆8146.63億円、営業利益は同33.8%減の2081.91億円だった。売上収益は、2022年10月にPayPayを連結子会社化した影響に加えて、PayPayとPayPayカードを含むPayPay連結の成長に伴う戦略事業の増収、アスクルグループおよびZOZOグループの成長に伴うコマース事業の増収、アカウント広告の成長に伴うメディア事業の増収により、過去最高となった。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(39056.39、+172.13) ・1ドル=155.60-70円 ・シカゴ日経先物は上昇(38425、大阪比+215) ・SOX指数は上昇(4790.38、+5.50) ・VIX指数は低下(13.00、-0.23) ・米原油先物は上昇(78.99、+0.61) ・米国のインフレ沈静化期待 ・東証による企業価値向上の要請 ・トヨタ自<7203>前3月期、営業益5兆円、日本企業初の大台 ・日本航空<9201>グラハンの自動化加速、機体けん引・洗浄にリモコン式 ・日産自<7201>河西工業に資金支援へ、60億円規模検討 ・LINE ヤフー<4689>情報漏えい対策150億円、経営体制も見直し ・TIS<3626>新中計、成長投資に1000億円、内外でM&A加速 ・TIS<3626>ナッジと資本業務提携、クレカ参入向けサービス ・住友商事<8053>マレーシアのクリニック買収、医療需要拡大に対応 ・オムロン<6645>制御機器立て直し、構造改革に280億円計上 ・アルプスアルパイン<6770>ロジスティードにアルプス物流株売却 ・菊池製作所<3444>グループのイノフィス、倉庫配送業務でアシストスーツ実証 ・NTT<9432>携帯通信活用を提案、光回線新設コスト減、赤字抑制 ・KDDI<9433>ソフトバンクと、5G網構築の協業範囲を全国に拡大 ・富士通ゼネラル<6755>米社と協業、省エネ空調機で市場開拓 ・大王製紙<3880>愛媛に商用プラント、CNF複合樹脂年2000トン ・小松マテーレ<3580>新中計、成長投資3年で50億円、営業益250億円 ・大林組<1802>GX建機導入、今年度20トン級ショベル検証 ・レゾナック<4004>技術開発組織に参画、半導体後工程自動化 ・住友化学<4005>4事業部門に再編、次世代成長モデル確立 ・丸一鋼管<5463>中国電から用地取得、ステンレス製品増強 ・クラレ<3405>けい藻土・パーライト事業をフランス社に売却 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 3月毎月勤労統計・現金給与総額(前年比予想:+1.4%、2月:+1.4%) ・08:50 日銀金融政策決定会合における主な意見(4月25-26日分) <海外> ・時間未定 中・4月輸出(前年比予想:+1.3%、3月:-7.5%) ・時間未定 中・4月輸入(前年比予想:+4.7%、3月:-1.9%) 《ST》
関連銘柄 32件
1802 東証プライム
1,853.5
9/27 15:00
-42(%)
時価総額 1,337,319百万円
1892年創業の大手ゼネコン。国内建設事業を中心に、海外建設事業、エンジニアリング事業等を展開。東京スカイツリーなどで施工実績。グループ社数は140社超。建設バリューチェーンの強化などに取り組む。 記:2024/08/09
2,045.5
9/27 15:00
+4.5(%)
時価総額 421,923百万円
コカ・コーラウエスト、コカ・コーライーストジャパンの経営統合で2017年に誕生。国内最大のコカ・コーラボトラー。炭酸、茶系、コーヒーの販売比率が高い。コンビニ向けは新製品、カスタマー限定製品の展開を強化。 記:2024/08/23
3405 東証プライム
2,209.5
9/27 15:00
+60(%)
時価総額 784,072百万円
化学メーカー大手。1926年創業。ポバール樹脂などビニルアセテート部門が柱。光学用ポバールフィルム、ガスバリア材「エバール」などで世界トップシェア。米国における活性炭製造設備等の早期安定稼働を図る。 記:2024/07/29
3444 東証スタンダード
297
9/27 15:00
-7(%)
時価総額 3,664百万円
精密機器や電気機器、自動車部品向けの試作・金型製品等の製造・販売を行う。装着型ロボットやドローン等のフィールドロボットの開発も手掛ける。ロボット・装置関連製品では受託開発、受託製造の引き合いが拡大傾向。 記:2024/06/03
3580 東証プライム
797
9/27 15:00
-13(%)
時価総額 34,383百万円
衣料ファブリックや資材ファブリック、熱可塑性炭素繊維複合材料などを手掛ける化学素材メーカー。石川県能美市に本社。旧社名は小松精練。公式オンラインストアの運営等も。ファッション分野などで販売活動を強化。 記:2024/07/29
3626 東証プライム
3,683
9/27 15:00
+4(%)
時価総額 925,026百万円
独立系総合ITサービス会社。広域ITソリューション、産業IT等を展開。クレジットカードなど金融向けに強み。ビジネスパートナーは3000社超。オファリングサービスは順調。27.3期売上高6200億円目標。 記:2024/06/13
3880 東証プライム
914.8
9/27 15:00
-5.2(%)
時価総額 154,613百万円
国内4位の製紙メーカー。紙・板紙に強み。家庭紙製品やペットケア製品を強化中。24.3期3Q累計は紙・板紙の需要が振るわず。中国の紙オムツも苦戦。だが価格改定が進んで黒字に。北越コーポと業務提携の検討開始。 記:2024/04/16
3,827
9/27 15:00
+183(%)
時価総額 707,616百万円
昭和電工と旧日立化成が統合した機能性化学メーカー。半導体材料で世界トップシェアレベルの製品多数。製品販売価格の上昇等で、23.12期通期はイノベーション材料部門が増益。24.12期は黒字転換見通し。 記:2024/04/16
4005 東証プライム
420.5
9/27 15:00
+4(%)
時価総額 696,289百万円
大手総合化学会社。エッセンシャルケミカルズやエネルギー、機能材料、情報電子化学、健康、農業、医薬品の分野で事業展開する。今期3Q累計はエッセンシャルケミカルズや機能材料、情報電子化学等が伸び悩んだ。 記:2024/04/12
4680 東証プライム
1,050
9/27 15:00
-33(%)
時価総額 300,886百万円
屋内型複合レジャー施設「ラウンドワン」の運営等を行う。アミューズメント部門の売上高比率が高い。クレーンゲーム専門店の運営等も。米国はスポッチャ収入が好調。新サービス開発や海外の新規出店などに注力。 記:2024/06/18
4689 東証プライム
423.5
9/27 15:00
+2.7(%)
時価総額 3,231,796百万円
ヤフー、LINEなどの再編で2023年に誕生。グループ会社にアスクル、出前館、PayPay、ZOZOなど。LYPプレミアムは有料会員の拡大図る。「LINE Pay」は25年4月末に国内サービスを終了予定。 記:2024/06/28
4704 東証プライム
8,895
9/27 15:00
+5(%)
時価総額 1,252,389百万円
コンピュータ・インターネット用セキュリティ関連製品の開発、販売等を行う。ウイルスバスターで知名度高い。コンシューマ向け製品で国内トップシェア。配当性向70%目標。統合セキュリティプラットフォームを拡販。 記:2024/08/13
4732 東証プライム
1,355.5
9/27 15:00
-16(%)
時価総額 696,727百万円
中古車オークション運営で国内最大規模。中古自動車買取専門店「ラビット」の運営、資源リサイクル事業等も手掛ける。総還元性向80%以上目安。会員向けサービスの強化図る。25.3期は成約台数の増加等を見込む。 記:2024/06/28
4902 東証プライム
434.6
9/27 15:00
+8.5(%)
時価総額 218,458百万円
カラー複合機、ITサービス等を手掛けるデジタルワークプレイス事業が主力。デジタルカラー印刷機、X線関連機器に強みを持つヘルスケア事業等も展開。オフィスユニットではコスト低減等で収益力の強化を図る。 記:2024/07/05
4912 東証プライム
1,619
9/27 15:00
+19.5(%)
時価総額 473,616百万円
トイレタリー用品や医薬品等を展開。オーラルケア国内首位。衣料品洗剤や石鹸も有力。ホームケア分野の競争力強化図る。薬品分野はニキビ薬等の売上が伸びる。23.12期通期は増収。24.12期は2桁営業増益計画。 記:2024/04/16
4921 東証プライム
2,789.5
9/27 15:00
-30.5(%)
時価総額 363,620百万円
ファンケル化粧品、アテニア化粧品が柱の化粧品メーカー。サプリメントなど栄養補助食品関連事業等も手掛ける。機能性表示食品市場でトップクラスのシェア。ファンケルメンバーズアプリの登録者数は100万人超。 記:2024/05/02
4922 東証プライム
9,490
9/27 15:00
+426(%)
時価総額 575,028百万円
化粧品国内大手。コスメデコルテ、雪肌精、エスプリーク、ファシオなど有力ブランド多数。高級スキンケアに定評。新商品の寄与等でタルトの売上は過去最高。23.12期通期は増収。24.12期は2桁営業増益計画。 記:2024/04/16
5463 東証プライム
3,415
9/27 15:00
-45(%)
時価総額 286,860百万円
総合鋼管メーカー。建築向け構造用鋼管などの鋼管事業、表面処理鋼板事業、照明柱、信号柱などの特品事業を手掛ける。電縫管の生産量で業界トップ。25.3期は増収見通し。国内はステンレス鋼管事業の拡大図る。 記:2024/06/28
6645 東証プライム
6,843
9/27 15:00
+340(%)
時価総額 1,411,335百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。オランダの遠隔医療会社買収。ヘルスケアは堅調。人員を大幅削減、構造改革費用重し。 記:2024/06/15
6755 東証プライム
2,157.5
9/27 15:00
-1.5(%)
時価総額 235,901百万円
ルームエアコン等の空調事業が主力の電機メーカー。100カ国以上に空調機を提供。消防無線システム、電子デバイス等も手掛ける。海外売上高比率が高い。空調機は北米向け、アジア向けの販売拡大などを見込む。 記:2024/05/17
6770 東証プライム
1,599
9/27 15:00
+31(%)
時価総額 350,630百万円
電子部品のアルプス電気、カーナビのアルパインが経営統合。スイッチや可変抵抗器などコンポーネント事業が主力。タクトスイッチは業界トップクラスのシェア。海外売上高比率が高い。車載用電子部品の拡大等に注力。 記:2024/06/15
7201 東証プライム
428.1
9/27 15:00
+14.6(%)
時価総額 1,806,888百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7203 東証プライム
2,751.5
9/27 15:00
+25(%)
時価総額 44,890,687百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7261 東証プライム
1,151.5
9/27 15:00
+23(%)
時価総額 727,522百万円
1920年創業の自動車メーカー。広島県安芸郡府中町に本社。トヨタと資本業務提携。人気車種にクロスオーバーSUV「CX-5」など。高効率エンジン等に強み。北米市場は販売順調。25.3期は販売台数増を見込む。 記:2024/08/30
7518 東証プライム
3,563
9/27 15:00
-68(%)
時価総額 296,680百万円
独立系ネットワークインテグレーター。ICTシステムに係るネットワークやセキュリティのソリューション開発、構築、保守、運用まで展開。DX戦略コンサルティングサービスなどに注力。ストック型ビジネスを強化。 記:2024/07/28
7951 東証プライム
1,293.5
9/27 15:00
-2,499.5(%)
時価総額 242,273百万円
世界最大の総合楽器メーカー。1887年創業。静岡県浜松市に本社。ピアノ、電子楽器、弦楽器等の製造・販売を行う。音響機器、電子デバイス等も手掛ける。総還元性向50%目標。業務用音響機器は旺盛な需要続く。 記:2024/08/30
8012 東証プライム
3,317
9/27 15:00
-4(%)
時価総額 401,052百万円
老舗化学品専門商社。1832年創業。機能素材、加工材料、電子・エネルギー、モビリティ、生活関連分野で事業展開。メーカー機能も持つ。取引社数は約1.8万社。フード、半導体、ライフサイエンスが注力領域。 記:2024/08/30
8053 東証プライム
3,329
9/27 15:00
-15(%)
時価総額 4,166,483百万円
総合商社大手。1919年設立。メディアなどの非資源に強み。SCSK、食品スーパーのサミットなどを傘下に持つ。中計では27.3期純利益6500億円目標。鉄鋼事業では米国、鉄鋼GX等の新領域での事業拡大図る。 記:2024/06/09
9010 東証プライム
2,815
9/27 15:00
+26(%)
時価総額 154,501百万円
山梨県地盤の総合観光企業。1926年設立。鉄道、バス等の運輸業、不動産業、富士急ハイランドの運営等のレジャー・サービス業などを展開。鉄道事業は輸送力強化図る。ハイランドリゾートホテル&スパは需要回復。 記:2024/06/11
9201 東証プライム
2,536
9/27 15:00
-3(%)
時価総額 1,108,597百万円
大手航空会社。航空旅客事業や貨物郵便事業、マイル/金融・コマース事業などを展開。LCCのZIPAIR Tokyo、スプリング・ジャパンなどを傘下に持つ。スマホ決済「JAL Pay」のサービス拡充図る。 記:2024/08/30
9432 東証プライム
149.8
9/27 15:00
-1.5(%)
時価総額 13,564,437百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14
9433 東証プライム
4,769
9/27 15:00
-59(%)
時価総額 10,988,634百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04