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前場に注目すべき3つのポイント~配当志向の物色やバリュー株にシフトも~

2024/2/27 8:31 FISCO
*08:31JST 前場に注目すべき3つのポイント~配当志向の物色やバリュー株にシフトも~ 27日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■配当志向の物色やバリュー株にシフトも ■サンテック、24/3黒字修正 純利益 2.6億円←▲0.3億円 ■前場の注目材料:日産自、生成AI導入、社内業務を効率化 ■配当志向の物色やバリュー株にシフトも 27日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。26日の米国市場は、NYダウが62ドル安、ナスダックは20ポイント安だった。先週の相場の流れを継いで半導体セクターへの期待から買い先行で始まった。ただし、その後は過去最高値付近からの利益確定売り意欲も強く、主要な株価指数は下落に転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比110円高の39340円、円相場は1ドル150円60銭台で推移している。 日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買いが先行する格好になりそうだ。マイクロン・テクノロジーがAI向け半導体に使用する高性能メモリー「HBM3E」の量産を開始すると発表し4%を超える上昇となったほか、エヌビディアなど半導体株の一角が買われ、SOX指数は1%を超える上昇だった。前日に利食いに押された東エレクなどハイテク株の一角が買い戻され、相場を支える流れが期待されそうだ。ただし、エヌビディアは足もとで高止まりを見せていることもあり、先駆したハイテク株には、いったん利益を確定させる動きもあるだろう。 そのため、ハイテク株の底堅さは意識されるものの、実質3月相場入りとなるなか、配当志向の物色やバリュー株にシフトしてくる可能性はありそうだ。今週は米国で1月の個人消費支出(PCE)物価指数の発表が予定されている。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ時期を探るなか、結果を見極めたいところである。利下げ時期の先延ばしとの見方が強まるようだと、米長期金利が上昇し、ハイテク株などへの持ち高調整につながることも考えられ、高値圏で推移するハイテク株は利食いが入りやすい。 ただし、AI関連への物色は根強く、押し目待ち狙いの買い意欲の強さが意識されている。そのため、調整を狙った売り仕掛け的なトレードについては、あくまでも短期割り切りのスタンスである。昨日の日経平均株価は上向きで推移するボリンジャーバンドの+2σ水準での推移だった。+2σを上回っての推移をみせてくるようだと、押し目待ち狙いの買い方にとっては、エントリータイミングを引き上げてくる可能性がありそうだ。 ■サンテック、24/3黒字修正 純利益 2.6億円←▲0.3億円 サンテック<1960>は2024年3月期業績予想の修正を発表。純損益は0.3億円の赤字から2.6憶円の黒字に上方修正した。保有する投資有価証券を売却したことにより、特別利益(投資有価証券売却益)を計上したため、当期純利益が計画を上回る見通しとなった。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(39233.71、+135.03) ・1ドル=150.60-70円 ・シカゴ日経先物は上昇(39340、大阪比+110) ・SOX指数は上昇(4663.47、+48.43) ・VIX指数は低下(13.74、-0.01) ・米原油先物は上昇(77.58、+1.09) ・3月期末接近に伴う高配当銘柄人気 ・米国のインフレ沈静化観測 ・日産自<7201>生成AI導入、社内業務を効率化 ・楽天G<4755>全社員にAI研修、技術革新を生み出す ・オムロン<6645>国内外2000人削減、半導体など市況悪化響く ・SUBARU<7270>群馬の3工場が操業再開、労災事故で生産停止 ・三菱商事<8058>メキシコ塩田事業売却、塩購入・供給は継続 ・イオン<8267>丸紅と、提携拡充、DX・GXで事業価値向上 ・神戸製鋼所<5406>中国宝武系と年内に合弁、アルミパネル事業拡大 ・関西ペイント<4613>三井物産と、オーストリア塗料社に増資、独社買収資金に ・岡谷鋼機<7485>帯鋸刃のひび音をAI検知、交換タイミング判断容易に ・住友重<6302>AMR向け減速機一体機構を拡販、ドライバー体積8割減 ・マルゼン<5982>業務用スチーム拡充、6・10枚皿型2機種追加 ・ローム<6963>台湾デルタ電子にGaNパワー半導体供給 ・NEC<6701>三井住友銀と協業、CO2排出量を可視化 ・東北電力<9506>再生エネ強化、企業向け専門組織新設 ・中国電力<9504>汚水浄化、水洗に再利用、独立型循環トイレ発売 ・三井住友建設<1821>PPA向け水上太陽光発電、大阪・泉佐野市で稼働 ・日揮HD<1963>マレーシアのCCS、中国電などと共同検討参加 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 1月全国消費者物価指数(生鮮食品除く)(前年比予想:+1.9%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 18件
1821 東証プライム
396
9/20 15:00
+1(%)
時価総額 64,419百万円
総合建設会社準大手。三井建設、住友建設が2003年に合併して誕生。超高耐久橋梁等に強み。HARUMI FLAG PARK VILLAGEなどで施工実績。総還元性向50%目安。施工・品質管理体制の強化図る。 記:2024/09/02
1960 東証スタンダード
726
9/20 15:00
-5(%)
時価総額 12,342百万円
独立系の電気設備工事会社。屋内電気設備工事、空調衛生設備工事、送電線建設工事等を手掛ける。東京都第一本庁舎などで施工実績。アジア中心に海外でも実績。DX推進などにより、生産性及び収益性の向上を図る。 記:2024/08/02
1963 東証プライム
1,237.5
9/20 15:00
±0(%)
時価総額 321,020百万円
日揮、日揮グローバルなどを傘下に収める持株会社。独立系。総合エンジニアリング業界で国内トップ。LNGプラント建設に強み。機能材製造事業も展開。配当性向30%目途。機能材製造事業では機能性塗料材の拡販図る。 記:2024/08/05
4613 東証プライム
2,550.5
9/20 15:00
-45(%)
時価総額 536,679百万円
大手総合塗料メーカー。自動用や建築用、工業用の業務用塗料の製造、販売を主力に、家庭用治療や電子材料、バイオ関連製品も手掛ける。自動車用に強みを持つ。今期3Q累計は自動車を中心に伸長した。売価改善も浸透。 記:2024/04/15
4755 東証プライム
970.6
9/20 15:00
+7.5(%)
時価総額 2,000,416百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。クレジットカード関連サービスなどフィンテック部門は順調。 記:2024/07/08
5406 東証プライム
1,731
9/20 15:00
+13(%)
時価総額 686,075百万円
1905年創業の鉄鋼大手。鋳鍛鋼製品等の素形材、製鉄プラント等のエンジニアリング、油圧ショベル等の建設機械、電力事業等も手掛ける。等方圧加圧装置で世界トップシェア。鉄鋼部門では引き続き価格転嫁を推進。 記:2024/06/18
5982 東証スタンダード
3,010
9/20 15:00
+79(%)
時価総額 59,538百万円
業務用厨房機器メーカー。業務用厨房機器の製造・販売に加え、業務用厨房設備の設計・施工、給食設備のトータルプロデュース等も手掛ける。多種多様で豊富なオリジナル製品が強み。サービスメンテナンス体制を強化。 記:2024/08/20
6302 東証プライム
3,336
9/20 15:00
+22(%)
時価総額 410,011百万円
総合重機大手。減・変速機や射出成形機に強み。半導体装置や建機なども。24.12期は営業益反落計画も為替想定1ドル135円。物流・建設関連の受注残も豊富。新中計では26.12期に営業益1000億円を目指す。 記:2024/04/12
6645 東証プライム
6,184
9/20 15:00
+132(%)
時価総額 1,275,419百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。オランダの遠隔医療会社買収。ヘルスケアは堅調。人員を大幅削減、構造改革費用重し。 記:2024/06/15
6701 東証プライム
13,705
9/20 15:00
+285(%)
時価総額 3,739,409百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
6963 東証プライム
1,583.5
9/20 15:00
+52(%)
時価総額 652,402百万円
半導体・電子部品メーカー。LSI事業、半導体素子事業が柱。パワーダイオードや小信号ダイオードは世界シェア上位。LSI事業では自動車向けを強化。絶縁ゲートドライバIC、SiCパワーデバイスなどが注力製品。 記:2024/04/30
7201 東証プライム
405.9
9/20 15:00
+3.8(%)
時価総額 1,713,188百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7270 東証プライム
2,438.5
9/20 15:00
-13.5(%)
時価総額 1,875,636百万円
自動車中堅。販売台数の7割超が北米向け。トヨタと資本業務提携。運転支援システム「アイサイト」等が特徴。自動車事業部門は好調。売上台数は2桁増。国内は足踏みだが、海外が伸びる。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/14
7485 名証プレミア
7,470
9/20 15:30
+110(%)
時価総額 145,217百万円
1669年創業の独立系商社。鉄鋼や特殊鋼に加え、エレクトロニクス、化成品等の産業資材、住設や食品等の生活産業事業を展開。トヨタ、三菱重工航空エンジンなどが主要取引先。26.2期売上高1兆円以上目標。 記:2024/05/10
8058 東証プライム
2,952.5
9/20 15:00
+69(%)
時価総額 12,732,603百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。自動車・モビリティ、複合都市開発等も。総還元性向40%程度目処。LNG事業の拡張などを図る。 記:2024/07/07
8267 東証プライム
4,008
9/20 15:00
-41(%)
時価総額 3,494,675百万円
流通大手。総合スーパーを軸に食品スーパーやドラッグストア、金融、不動産などを展開。アセアンなどアジアでも事業展開。連結配当性向は30%目標。ヘルス&ウエルネスの進化、アジアシフトの加速等に取り組む。 記:2024/05/06
9504 東証プライム
984.3
9/20 15:00
-6.5(%)
時価総額 381,077百万円
中国地方地盤の電力会社。総合エネルギー事業や送配電事業、情報通信事業を手掛ける。石炭火力比率が高い。26.3期連結自己資本比率15%以上に回復させる目標を掲げる。島根原発2号機は24年12月に再稼働予定。 記:2024/06/11
9506 東証プライム
1,381
9/20 15:00
-7(%)
時価総額 694,481百万円
東北地盤の電力会社。東北6県と新潟県が主な供給区域。発電・販売事業、送配電事業、建設業を展開。グループ会社にユアテックなど。DOE(株主資本配当率)2%目安。27.3期経常利益1900億円目指す。 記:2024/06/04