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注目銘柄ダイジェスト(前場):瑞光、インターアク、BTMなど

2023/12/28 11:39 FISCO
*11:39JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):瑞光、インターアク、BTMなど トレンド<4704>:7618円(-474円) 大幅続落。本日は12月末の権利落ち日、配当権利落ちによって処分売りの動きが優勢になっているようだ。会社側では11月9日に23年12月期末の配当目標を発表、一時的な特別配当金と併せて合計1000億円を目標とする方針とし、9月末時点で計算した場合の配当目標金額は約738円になるとしていた。前日終値をベースとした配当利回りは9.1%と極めて高い配当利回り水準となっていた。 ニーズウェル<3992>:802円(+45円) 大幅続伸。照明機器等の製造・販売を行う大手電機メーカーより、ITリエンジニアリングサービス「契約業務」を活用した電子帳簿保存法対応とDX化を受注したと前日に発表している。大手電機メーカーでは、電子帳簿保存法対応とDX化が急務とされる中、実勢の積み上げによる今後の展開へ期待感が高まる形のようだ。なお、21日にも大手半導体商社から電子帳簿保存法対応を受注したと発表している。 インターアク<7725>:1016円(+64円) 大幅続伸。大口受注の獲得を前日に発表している。受注製品はイメージセンサ検査関連製品で受注金額は15億8000万円。契約納期は24年3月から11月までの予定となっている。24年5月期に売上計上予定案件については業績予想に織り込み済みとなっているもよう。24年5月期売上計画70.6億円の22%強の水準にあたることで、好材料視する動きが先行しているようだ。 ユーグレナ<2931>:720円(+30円) 続伸。次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」の普及拡大を目指し、シナネン、並びに平野石油と京浜地域での協業を開始したと発表している。「サステオ」はバイオマス原料からつくられ、燃料を使用した際のCO2排出量が実質的にプラスマイナスゼロとなるカーボンニュートラル実現に貢献すると期待されるもの。供給先は多様化して実績は86件を超えているが、今回の協業によって、供給先開拓が一段と進むとの期待も先行へ。 瑞光<6279>:1730円(+209円) 大幅続伸。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は10.9億円で前年同期比2.2倍となり、据え置きの通期予想11億円、前期比39.0%減に対する進捗率は98.9%に達している。上半期決算時には通期予想を大幅に下方修正していたことで、好進捗にポジティブなインパクトも先行。大人用紙おむつ製造機械の好調が続いているほか、追加改造などの影響が減少して原価率も改善しているようだ。 ACSL<6232>:906円(+57円) 大幅に3日続伸。ドローンアプリケーションを手掛ける台湾のXQTI社と台湾市場でのACSL製品の販売に関する戦略的販売代理店パートナーシップに関する覚書(MOU)を締結したと発表している。併せてXQTI社と台湾エリアでの販売店契約を締結した。XQTI社からACSLの産業用ドローンがインフラ点検、農作物の生育調査、災害時調査などで業務実装が可能と評価され、今回の販売店契約締結に至ったという。 地域新聞社<2164>:386円(+10円) 大幅に3日続伸。24年8月期第1四半期(23年9-11月)の営業損益を0.12億円の黒字(前年同期実績0.12億円の赤字)と発表している。新規に発行した富裕層向け情報誌や子育て支援情報誌が伸長しているほか、折込チラシ配布事業での外食産業や冠婚葬祭業、リユース業からの需要が高く、黒字転換に寄与した。通期予想は0.16億円の黒字で据え置いた。進捗率は75%に達しており、投資家から好感されているようだ。 BTM<5247>:2122円(+290円) 一時ストップ高。いよぎんホールディングス<5830>傘下の伊予銀行とビジネスマッチング契約を締結し、地方企業のDX等の推進に向けた協業を開始したと発表している。伊予銀行へ寄せられる地元企業からのDX等に関する相談のうち、専門性の高いものをBTMに紹介する。BTMが受注した案件も伊予銀行で対応した方が良い場合は同銀に紹介する。伊予銀行は瀬戸内圏域に地盤を有しており、BTMにとって未開拓のエリアでの案件獲得につなげる。 《ST》
関連銘柄 9件
2164 東証グロース
354
11/25 15:30
+1(%)
時価総額 945百万円
千葉県や茨城県で発行する地域フリー情報誌「ちいき新聞」の広告枠販売が柱。富裕層向け情報誌、子育て支援情報誌を発行。ちいき新聞の週間発行部数は約173万部。キャリア教育副教材は配布対象の小中学校を拡大。 記:2024/10/27
2931 東証プライム
418
11/25 15:30
-15(%)
時価総額 56,978百万円
ミドリムシ等を活用した健康食品、化粧品の開発・製造・販売等を行うヘルスケア事業が主力。バイオ燃料の開発・製造・販売等も。青汁のキューサイを傘下に持つ。次世代エイジングケアブランド「CONC」に積極投資。 記:2024/09/02
3992 東証プライム
300
11/25 15:30
+6(%)
時価総額 12,210百万円
業務系システム開発が主力の独立系システムインテグレーター。金融系システム開発力などが強み。情報セキュリティソリューションの導入支援等も。生保、公共、通信向け案件等は順調。25.9期売上高130億円目標。 記:2024/06/24
4704 東証プライム
8,205
11/25 15:30
+178(%)
時価総額 1,156,101百万円
コンピュータ・インターネット用セキュリティ関連製品の開発、販売等を行う。ウイルスバスターで知名度高い。コンシューマ向け製品で国内トップシェア。配当性向70%目標。統合セキュリティプラットフォームを拡販。 記:2024/08/13
5247 東証グロース
1,942
11/25 15:30
+243(%)
時価総額 2,746百万円
ITエンジニアリングサービス、DXソリューションサービスのDX推進事業を展開。取引実績に富士ソフトなど。データベース活用による人材調達力などが強み。社内エンジニアの採用強化など人材中心に積極投資を行う。 記:2024/08/05
1,530.5
11/25 15:30
+13(%)
時価総額 486,697百万円
愛媛県地盤の地方銀行「伊予銀行」を中核とする持株会社。いよぎんリース、いよぎん保証なども傘下に持つ。預金、貸出金は県内シェアトップ。不採算事業のスリム化、ウェルスアドバイザリー等を軸にした役務収益を強化。 記:2024/08/26
6232 東証グロース
1,180
11/25 15:30
-11(%)
時価総額 18,661百万円
産業用ドローンの自社開発、ドローン活用の無人化システムの受注開発・生産・販売等を行う。独自開発の自律制御技術に強み。日本郵便と物流専用新型ドローンを共同開発。取引先は230社超。小型空撮、物流が注力領域。 記:2024/10/09
6279 東証プライム
1,317
11/25 15:30
+28(%)
時価総額 37,930百万円
衛生用品製造機メーカー。大人用紙おむつや小児用紙おむつ、生理用ナプキンの製造機械の開発や設計、製造を行う。海外に注力し海外売上高比率は約8割。インドなどで小児用おむつ製造機が伸びる。人件費増を吸収。 記:2024/10/29
7725 東証プライム
1,004
11/25 15:30
-1(%)
時価総額 11,556百万円
検査用光源装置と瞳モジュールを主力とするIoT関連事業が柱。CCD・C-MOSイメージセンサ向け検査用光源装置で世界トップシェア。精密除振装置等も手掛ける。瞳モジュールは新製品の共同開発を推進。 記:2024/10/24