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前場に注目すべき3つのポイント~利食い優勢ながらも底堅さが意識される~

2023/11/7 8:33 FISCO
*08:33JST 前場に注目すべき3つのポイント~利食い優勢ながらも底堅さが意識される~ 7日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■利食い優勢ながらも底堅さが意識される ■JFE、2Q経常利益 14.3%減 1553.63億円 ■前場の注目材料:パラマウントベッドHD、インドに新工場、医療・病院向け電動ベッド増強 ■利食い優勢ながらも底堅さが意識される 7日の日本株市場は、利食い優勢ながらも底堅さが意識される相場展開になりそうだ。6日の米国市場はNYダウが34ドル高、ナスダックは40ポイント高だった。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げサイクル終了期待を受けた買いが先行した。先週の大幅な金利低下の反動で米長期金利が上昇したため一時売りに転じたが、ピーク金利観測は根強く、終日底堅く推移した。さらに、米中首脳会談の開催を控え、イエレン財務長官と何中国副首相が今週会談を開催することが明らかになり、中国との関係修復期待も下支え要因となった。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比70円安の32600円。円相場は1ドル150円00銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや利食い優勢になりそうだ。もっとも、日経平均は直近4営業日で2000円超上昇し、上値抵抗線として意識されている75日線を明確に上放れ、10月半ばの直近戻り高値を上回ったことから、いったんは目先的な達成感が意識されやすい水準だろう。短期的な過熱感からの利食いに対する押し目買い意欲は強そうであり、75日線辺りでの底堅さは意識されやすいだろう。 また、急ピッチの上昇によってレンジが大きく切り上がっていることから、週末のオプションSQに向けたヘッジ対応の動きが需給面での下支えとなりそうだ。需給状況が大きく改善するなか、買い方にとっても押し目狙いのポイントを切り上げてくることも意識されそうである。また、昨日はアドバンテスト<6857>が大幅続伸となったほか、ザラバに決算を発表した三菱重<7011>が買われたことはセンチメント改善につながる。決算通過後のアク抜け期待にも向かわせやすく、今後決算を発表する銘柄に対する押し目買い意欲が高まりそうだ。 また、グロース250指数は4%を超える上昇で9月半ば以降、上値を抑えられていた25日線を突破してきた。低迷が続いていた中小型株においてもボトム形成からの見直し買いが入りやすいと考えられ、出遅れ感の強い銘柄へのリバウンド狙いに向かわせよう。なお、昨日の引け後に決算を発表したところでは、インソース<6200>、ホソミクロン<6277>、ウェルビー<6556>、ニチアス<5393>、ティラド<7236>、エムティーアイ<9438>、データアプリ<3848>、メイコー<6787>辺りが注目されよう。 ■JFE、2Q経常利益 14.3%減 1553.63億円 JFE<5411>が発表した2024年3月期第2四半期業績は、売上収益が前年同期比0.5%増の2兆5765.88億円、経常利益は同14.3%減の1553.63億円だった。減益ながらコンセンサス(1200億円程度)を上回る進捗。鉄鋼事業、エンジニアリング事業、商社事業の各セグメントにおいても、前回見通しを上回っている。なお、今期の売上収益を修正しており、5兆3800億円から5兆3600億円に下方修正したが、コンセンサス(5兆3130億円)程度を上回る計画である。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(32708.48、+758.59) ・NYダウは上昇(34095.86、+34.54) ・ナスダック総合指数は上昇(13518.78、+40.50) ・1ドル=150.00-10円 ・VIX指数は低下(14.89、-0.02) ・米原油先物は上昇(80.82、+0.31) ・活発な自社株買い ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・パラマウントベッドHD<7817>インドに新工場、医療・病院向け電動ベッド増強 ・大和ハウス<1925>住宅の施工状態をAI判定、来月全国導入 ・NTTデータG<9613>全銀システム障害、年度内に200システム総点検 ・トヨタ自<7203>世界生産3億台突破、88年2カ月で大台達成 ・日本郵船<9101>脱炭素目標引き上げ、30年度に21年度比45%削減 ・村田製<6981>350億円投じ福井に拠点、セラミックコンデンサー開発 ・住友精化<4008>シンガポール子会社の吸水性樹脂設備を増強、239億円投資 ・富士通<6702>toBeマーケティングを買収、クラウド事業を強化 ・大阪ガス<9532>電力需給制御、系統用蓄電池25年運用へ ・清水建設<1803>レンタルのニッケンと、天井仕上げ省人化で装置2種開発 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 9月毎月勤労統計・現金給与総額(前年比予想:+1.2%、8月:+0.8%) ・08:30 9月家計支出(前年比予想:-2.9%、8月:-2.5%) <海外> ・時間未定 中・10月輸出(前年比予想:-3.5%、9月:-6.2%) ・時間未定 中・10月輸入(前年比予想:-5.0%、9月:-6.3%) 《ST》
関連銘柄 21件
1803 東証プライム
984.9
10/9 15:00
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時価総額 776,608百万円
ゼネコン大手。不動産開発やインフラ運営、再エネなどの非建設分野にも力注ぐ。24.3期3Q累計は複数の大型工事で損失が生じて利益水面下に。受注は堅調。昨年末単体受注残は22年末比9%増の2兆1699億円に。 記:2024/04/15
1925 東証プライム
4,575
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+9(%)
時価総額 3,048,455百万円
賃貸住宅事業、商業施設事業、事業施設事業が柱。戸建住宅事業やマンション事業、環境エネルギー事業等も手掛ける。商業施設事業では大型物件への取り組みを強化。中計では27.3期売上高5兆5000億円目指す。 記:2024/06/13
3848 東証スタンダード
809
10/9 14:12
+10(%)
時価総額 5,998百万円
データ交換・連携用ミドルウェアを中心とするソフトウェア製品の開発・販売・保守、導入・運用支援などを手掛ける。国内EDI市場で導入シェアトップ。戦略製品はサブスクモデルでのサービス提供の強化を図る。 記:2024/07/08
4008 東証プライム
5,260
10/9 15:00
+30(%)
時価総額 73,498百万円
機能化学品メーカー。紙おむつの高吸水性樹脂に強み。化粧品向けポリマーやエレクトロニクスガス、工業薬品等を製造、販売する。今期3Q累計は吸水性樹脂の販売価格が低下。エレクトロニクスガス等の販売が伸び悩んだ。 記:2024/04/12
5393 東証プライム
5,740
10/9 15:00
-50(%)
時価総額 389,241百万円
1896年創業のシール材・断熱材メーカー。プラント向け工事・販売事業、工業製品事業、半導体産業に特化した高機能製品事業、自動車部品事業等を展開。DOE3.5%以上目安。先端分野、基盤分野、環境分野に注力。 記:2024/08/05
5411 東証プライム
1,874
10/9 15:00
-24.5(%)
時価総額 1,151,457百万円
国内2位の鉄鋼メーカー。日本鋼管と川崎製鉄の経営統合により発足。鋼板を中心に多数の高付加価値製品を抱え、自動車用高級鋼板に強み。価格転嫁進める。高付加価値製品比率高まる。構造改革と海外拡大も進める。 記:2024/06/25
6200 東証プライム
1,072
10/9 15:00
+27(%)
時価総額 91,380百万円
講師派遣型研修事業が主力。公開講座事業やITサービス事業、eラーニング・動画販売等も。取引先は製造業や官公庁関連など4万5000組織超。講師派遣型研修事業は中堅企業中心に民間企業の研修実施回数が順調。 記:2024/06/28
6277 東証プライム
4,070
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-25(%)
時価総額 70,130百万円
粉体処理機器メーカー最大手。高機能フィルム製造装置等のプラスチック薄膜関連事業、自社ブランドの化粧品や育毛剤等も。株主配当は総還元性向30%を目処。高付加価値の新製品、新システムの継続的な市場投入図る。 記:2024/04/30
6556 東証プライム
1,084
6/10 15:00
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時価総額 31,206百万円
福祉サービス会社。障害者の就労支援や自立訓練に加え、児童発達支援や放課後等デイサービスなどを手掛ける。特別損失の減少等により、24.3期3Q累計は最終黒字転換。MBO実施により、同社株は上場廃止予定。 記:2024/04/13
6702 東証プライム
3,152
10/9 15:00
+70(%)
時価総額 6,528,132百万円
国内最大のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。事業ポートフォリオの変革は順調。サービスソリューションが成長領域。26.3期売上4.2兆円目標。 記:2024/04/30
6787 東証プライム
5,850
10/9 15:00
-130(%)
時価総額 156,798百万円
プリント基板の設計・製造を行う。車載向けが主力。両面・多層スルーホール基板、ビルドアップ基板、フレキシブル基板等が主要製品。ハイエンドスマートフォン向け基板の拡販に注力。27.3期売上高2700億円目標。 記:2024/06/24
6857 東証プライム
7,639
10/9 15:00
+269(%)
時価総額 5,852,765百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6981 東証プライム
2,869.5
10/9 15:00
+77(%)
時価総額 5,817,748百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7011 東証プライム
2,200
10/9 15:00
+20(%)
時価総額 7,422,026百万円
総合重機国内最大手。1884年創立。各種発電システムや航空機用エンジン、物流機器、製鉄機械、特殊車両等を手掛ける。ガスタービンで世界トップシェア。中期経営計画では27.3期売上高5.7兆円以上目標。 記:2024/09/03
7203 東証プライム
2,563.5
10/9 15:00
-4.5(%)
時価総額 41,823,469百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7236 東証プライム
3,405
10/9 15:00
+10(%)
時価総額 22,854百万円
独立系の熱交換器メーカー。1936年創立。二輪車用、パワーショベル用などで世界トップシェア。ホンダ、コマツなどが主要取引先。DOE3.0%以上目標。インド、メキシコなど成長市場への投資などを計画。 記:2024/07/04
2,585
10/9 15:00
+3(%)
時価総額 159,637百万円
パラマウントベッドを中核とする持株会社。医療用・介護用ベッドで国内トップシェア。「眠りSCAN」や福祉用具のレンタル卸、点検・メンテナンス等も。リカーリングビジネスの拡大、健康事業の成長再加速を図る。 記:2024/08/12
9101 東証プライム
4,919
10/9 15:00
+21(%)
時価総額 2,509,502百万円
海運の国内最大手。1885年創業。三菱グループ。不定期専用船事業、物流事業が柱。定期船事業、航空運送事業等も展開。世界最大規模の自動車専用船を保有。配当性向30%目安。25.3期は最終増益見通し。 記:2024/07/04
9438 東証プライム
1,202
10/9 15:00
-14(%)
時価総額 73,620百万円
コンテンツ配信サイトや健康管理アプリを提供。総合WEBサイト「music.jp」が主力。薬局向けクラウド薬歴も。コンテンツ会員数が横ばい。クラウド薬歴順調でヘルスケア事業黒字化。法人DX,等も好調。 記:2024/08/01
9532 東証プライム
3,273
10/9 15:00
-57(%)
時価総額 1,363,794百万円
関西地盤の大手都市ガス会社。ガスの生産・供給やガス供給線の建設・保全、ガス器具の販売を手掛ける。電力小売事業も。ガス販売量は家庭用減少も業務用増加で補う。電力販売量は小売が増加。脱炭素へ投資拡大。 記:2024/07/13
9613 東証プライム
2,564
10/9 15:00
+13.5(%)
時価総額 3,596,010百万円
国内最大の専業システムインテグレーター。NTT傘下。世界50カ国以上でITサービスを提供。金融分野、公共・社会基盤分野向けに強み。海外売上比率は6割超。製造業領域を強化。データセンター事業は積極投資継続。 記:2024/08/10