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個人投資家・有限亭玉介:半導体関連への物色が継続!押し目も狙ってみたい銘柄特集【FISCOソーシャルレポーター】

2023/6/11 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:半導体関連への物色が継続!押し目も狙ってみたい銘柄特集【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2023年6月5日14時に執筆 日本政府も先端半導体の開発が急務と認識し始めたように思えます。AIの発展が話題になっていますが、それらの進歩を支えるのも半導体となるはずです。日の丸半導体の復活を見る日は来るのでしょうか。 改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 コロナ禍で混乱したサプライチェーンが落ち着き、半導体ユーザー各社の在庫調整も2023年後半から2024年前半には完了するとの予測が出ております。様々な種類の半導体を全て一括りに“半導体”と呼ぶのは恐縮ですが、これからテクノロジーの進化に対応した先端半導体も含めて需要が回復していくのではないか…との見方が有力です。 広島や熊本に半導体工場を新設する計画や北海道や九州にもデータセンターを整備するという日本政府からの発表は、半導体関連への思惑買いを誘っております。半導体関連と言っても、製造する過程でどの工程に関係する銘柄なのかをしっかりと把握した上で銘柄選定をしていきたいですねぇ。 昨今話題の米エヌビディアは、データセンターで使われるAI向け半導体市場でトップに君臨しております。大量のデータ処理を可能とするチップを作るには、製造・検査に使われるレーザー、消費電力を抑える材料、化学薬品から水に至るまで日本企業のお家芸が発揮される事となるでしょうな。日本企業が今後どのように先端半導体と関わっていくのか、しっかりと注視したいところです。 目覚ましいスピードでテクノロジーは進化しており、今回の一時的なブームだけでなく中長期で物色される銘柄であれば、押し目で狙ってみるのも一興ですな。 まずは第二のレーザーテック<6920>の呼び声が高い、マルチビームマスク描画装置が復調する予想の日本電子<6951>は、直近で底を打って反発してきておりますな。また、BT樹脂や超純過酸化水素を製造している三菱ガス化学<4182>は、テーマ性のみならずPBR1倍割れ改善へ向けた自社株買い等の思惑もあるか…と、見ています。 さらに今年に入ってから上昇トレンドを築いている住友ベークライト<4203>は半導体封止材で世界シェアトップである事に加え、24年3月期も過去最高益の予想です。同社は増配と自社株買いも発表しております。半導体パッケージ基板材料となる「Tガラス」を手掛ける日東紡績<3110>は、長らく上値抵抗となっていた26週線を直近で上抜きましたねぇ。電子基板向けめっき薬品が主力の日本高純度化学<4973>も半導体関連でPBRが1倍付近ですので要チェックですな。 そして、直近で年初来高値を更新した三井ハイテック<6966>は、半導体パッケージ内部のリードフレームを手掛けております。また、メキシコに北米市場向けのEV用モーターコアを製造販売する子会社を設立しましたな。6月14日の決算発表後に値動きがどうなるか監視を強めております。 こちらも半導体パッケージ・リードフレームを手掛ける富士通系の新光電気工業<6967>は、富士通<6702>の売却方針を受けて米投資ファンドのKKRやベイン・キャピタルのほか、産業革新投資機構、大日本印刷<7912>などの応札が報じられ、買いが流入しています。 プリント配線基板などを手掛けるイビデン<4062>は、5月に入り一気に下値を切り上げております。24年3月期は減益見通しですが、米インテルから引き合いがある同社の技術力は折り紙付きです。6月2日時点で時価総額が1兆円を超えております。大型株を好む海外勢の潤沢な投機資金に狙われやすい株ですねぇ。 最後は半導体テスト工程受託のテラプローブ<6627>です。5月25日に連結子会社から12.42億円の配当金を営業外収益に計上すると好感されました。75日線を下値サポートに堅調な上昇トレンドを築いている同社は、どこまで高値を更新できるか監視中です。 さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《TY》
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3110 東証プライム
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時価総額 267,571百万円
ガラス繊維大手。糸の製造から複合材の開発まで手掛ける。体外診断薬や機能性ポリマー、高性能半導体パッケージなども。24.3期3Qは機能材事業が堅調。半導体パッケージ基盤向けスペシャルガラスが回復傾向に。 記:2024/04/09
4062 東証プライム
4,629
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-188(%)
時価総額 652,046百万円
ICパッケージ基板で世界トップシェア。1912年に揖斐川電力として創業。岐阜県大垣市に本社。自動車排気系部品等のセラミック事業も。電子事業は生成AI用サーバー向けが順調。28.3期売上6500億円目標。 記:2024/06/15
4182 東証プライム
2,773.5
10/11 15:00
±0(%)
時価総額 616,380百万円
化学材料メーカー。半導体用BT材料や超純過酸化水素、光学樹脂を製造、販売する。半導体向けに強い。ガス田開発やメタノールも提供。今期3Q累計は新規連結化や円安が寄与も、芳香族化学品や有機化学品が伸び悩んだ。 記:2024/04/14
4203 東証プライム
4,094
10/11 15:00
-38(%)
時価総額 383,845百万円
プラスチック製品メーカー。半導体材料や高機能プラスチック、医療機器を製造、販売する。半導体向けに強みを持つ。今期3Q累計は半導体関連材料が堅調に推移した。高機能プラスチックは緩やかな回復傾向となった。 記:2024/04/14
4973 東証プライム
3,320
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-10(%)
時価総額 20,972百万円
貴金属めっき薬品に特化した化学薬品メーカー。リードフレーム用、プリント基板・半導体搭載基板用が主力。電子部品向けめっき薬品で世界トップシェア。車載向け、データセンター関連向けめっき薬品は堅調な販売見込む。 記:2024/05/17
6627 東証スタンダード
3,240
10/11 15:00
-65(%)
時価総額 30,077百万円
半導体製造工程のテスト受託会社。台湾PTI傘下。半導体製品のウエハテスト、ファイナルテストの受託を手掛ける。半導体テストプログラムの開発等も。ファイナルテスト領域の拡大、工場のAI拡充などを図る。 記:2024/08/10
6702 東証プライム
3,126
10/11 15:00
-30(%)
時価総額 6,474,284百万円
国内最大のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。事業ポートフォリオの変革は順調。サービスソリューションが成長領域。26.3期売上4.2兆円目標。 記:2024/04/30
6920 東証プライム
24,000
10/11 15:00
-250(%)
時価総額 2,262,864百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
6951 東証プライム
5,639
10/11 15:00
-78(%)
時価総額 290,595百万円
世界的な理化学機器メーカー。電子顕微鏡で世界シェアトップ。分析機器や医用機器、産業用機器等も。半導体や電池関連の需要増などで電子顕微鏡中心に受注伸びる。24.3期3Q累計は理科学・計測機器事業が増収。 記:2024/04/16
6966 東証プライム
890.3
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時価総額 175,686百万円
リードフレームやプレス用金型、工作機械等を手掛ける。車載用モーターコアで世界トップシェア。超精密加工技術が強み。電機部品事業は好調。電動車向け駆動・発電用モーターコアは需要堅調。24.1期通期は2桁増収。 記:2024/04/16
6967 東証プライム
5,521
10/11 15:00
-36(%)
時価総額 746,285百万円
半導体パッケージメーカー。フリップチップタイプパッケージが主力。長野県長野市に本社。海外売上比率が高い。セラミック静電チャック等も。プラスチックBGA基板は生産能力増強図る。光電融合デバイスの開発に注力。 記:2024/09/02
7912 東証プライム
2,639.5
10/11 15:00
-61(%)
時価総額 1,463,553百万円
大手総合印刷企業。1876年創業。出版関連ビジネスのほか、情報セキュア関連製品、ディスプレイ関連製品、電子デバイス等も。リチウムイオン電池用バッテリーパウチ等で世界トップシェア。BPO事業の拡大等に注力。 記:2024/06/17