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前場に注目すべき3つのポイント~インデックスに絡んだ主力大型株主導で21年9月高値が射程に~

2023/5/18 8:27 FISCO
*08:27JST 前場に注目すべき3つのポイント~インデックスに絡んだ主力大型株主導で21年9月高値が射程に~ 18日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■インデックスに絡んだ主力大型株主導で21年9月高値が射程に ■あおぞら、23/3経常利益 84.1%減 73.56億円、24/3予想 321.4%増 310億円 ■前場の注目材料:ソニーG、複合現実用ヘッド・マウント・ディスプレー開発、「没入感」高く ■インデックスに絡んだ主力大型株主導で21年9月高値が射程に 18日の日本株市場は、堅調な相場展開が見込まれる。17日の米国市場はNYダウが408ドル高、ナスダックは157ポイント高だった。米地銀ウェスタン・アライアンス・バンコープは、預金が前四半期末から約20億ドル増えたとの発表を受けて上昇するなか、金融システム不安が後退。4月の米住宅着工件数の増加で、景気後退懸念も和らいだ。また、バイデン米大統領とマッカーシー下院議長がデフォルト(債務不履行)回避を確信しているとの見解を示したことから、債務上限問題の合意期待が高まり、買い戻しの動きが強まった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比470円高の30530円。円相場は1ドル137円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、ギャップスタートになりそうだ。日経225先物はナイトセッションでリバウンド基調を強めており、一時30540円まで買われた。急ピッチの上昇に対する過熱感は警戒されるものの、ショートカバーの動きが加速しているほか、出遅れている買い方にとっては、これといった調整がないことから、エントリータイミングを切り上げざるを得ない状況だろう。4月以降の世界の主要な株価指数は、日経平均が上昇率首位であり、TOPIXが2位となる。一方でNYダウはほぼ横ばいだったことから、より海外投資家による日本株選好の流れに向かわせやすいだろう。 日経平均は前日の上昇でボリンジャーバンドの+2σを上放れてきた。過熱感は警戒されるものの、現在の需給状況においては利食いが強まる局面があれば、押し目狙いのスタンスに向かわせよう。21年9月高値30670.10円が目先的なターゲットとして意識されるなか、一段とショートカバーの動きが加速する可能性を想定しておきたいところだ。物色の流れとしては東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株など主力処がインデックスに絡んだ商いで強い動きを見せてきそうだ。 一方で、インデックス中心となるなか、中小型株などは選別物色に向かわせやすいだろう。昨日の日経平均は大幅高とはなったものの、東証プライムの騰落銘柄は、値下がり数が過半数を占めていた。個人主体の売買は過熱感から利食いに向かわせやすく、主力大型株選好の動きになりそうだ。その他、G7広島サミットの開幕が近づくなか、生成AIや環境関連など、議題に挙げられるテーマ株には短期的な値幅取り狙いの動きが活発になりそうだ。 ■あおぞら、23/3経常利益 84.1%減 73.56億円、24/3予想 321.4%増 310億円 あおぞら<8304>が発表。2023年3月期業績は、経常収益が前期比36%増の1832.92億円、経常利益は同84.1%減の73.56億円だった。24年3月期業績は、経常利益が前期比321.4%増の310億円を計画。コンセンサス(335億円程度)に届かず。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(30093.59、+250.60) ・NYダウは上昇(33420.77、+408.63) ・ナスダック総合指数は上昇(12500.57、+157.51) ・シカゴ日経先物は上昇(30530、大阪比+470) ・1ドル=137.60-70円 ・SOX指数は上昇(3124.68、+75.98) ・VIX指数は低下(16.87、-1.12) ・米原油先物は上昇(72.83、+1.97) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・ソニーG<6758>複合現実用ヘッド・マウント・ディスプレー開発、「没入感」高く ・日立造船<7004>陸上養殖を事業化、水処理技術で大規模に ・ヤマハ発<7272>国内2輪4社、水素エンジン研究で協業、小型モビリティー向け ・コマツ<6301>トヨタと協業、自動走行ライトビークル開発へ ・菊水HD<6912>多目的コントローラー開発、各国EV規格で充放電 ・コマツ<6301>水素燃料電池ショベルの20トン級試作 ・日本エアーテック<6291>空気清浄機CO2回収、1台二役 ・菊池製作所<3444>福島市にロボ開発拠点、9月稼働 ・日本ケミコン<6997>宮城でハイブリッドコンデンサー増産、来秋新棟稼働 ・カシオ計算機<6952>「G-SHOCK」高価格帯注力、時計の収益力回復 ・三菱ケミG<4188>米社と車載電池電解液で協業、北米で製造 ・出光興産<5019>3社で「バイオマスナフサ由来製品」供給網構築に基本合意 ・富士フイルム<4901>台湾に新工場、半導体研磨材料を増産 ・三菱マテリアル<5711>ペルー銅鉱山開発へ、環境許認可取得 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 4月貿易収支(予想:-6000億円、3月:-7551億円) <海外> ・10:30 豪・4月失業率(予想:3.5%、3月:3.5%) ・10:30 豪・4月雇用者数増減(予想:+2.50万人、3月:+5.30万人) 《ST》
関連銘柄 15件
3444 東証スタンダード
330
10/4 15:00
+32(%)
時価総額 4,072百万円
精密機器や電気機器、自動車部品向けの試作・金型製品等の製造・販売を行う。装着型ロボットやドローン等のフィールドロボットの開発も手掛ける。ロボット・装置関連製品では受託開発、受託製造の引き合いが拡大傾向。 記:2024/06/03
4188 東証プライム
900.1
10/4 15:00
+3.7(%)
時価総額 1,355,810百万円
総合化学国内最大手の三菱ケミカル、田辺三菱製薬、日本酸素ホールディングスを傘下に収める持株会社。MMAモノマーで世界トップシェア。25.3期はスペシャリティマテリアルズ、石化製品等の需要回復を見込む。 記:2024/06/24
3,735
10/4 15:00
+9(%)
時価総額 4,645,881百万円
富士フイルムを中核とする持株会社。メディカルシステムや電子材料、オフィスソリューション、デジカメを手掛ける。医用画像情報システムで世界トップシェア。配当性向30%目安。27.3期営業利益3600億円目標。 記:2024/07/08
5019 東証プライム
1,092
10/4 15:00
+27(%)
時価総額 1,626,342百万円
石油元売り大手。1911年に北九州・門司で創業。2019年に昭和シェル石油と経営統合。SS「apollostation」を展開。基礎化学品、高機能材等も。新規収益創出で事業ポートフォリオの転換図る。 記:2024/08/10
5711 東証プライム
2,621.5
10/4 15:00
-1(%)
時価総額 344,701百万円
非鉄大手。銅精錬から銅加工品、電材、超硬工具まで幅広い。リサイクル技術による廃棄物の再資源化も。半導体関連製品などが販売回復。精錬所の生産トラブルも解消。資源循環事業の強化に向け、欧州統括会社設立へ。 記:2024/07/23
6291 東証スタンダード
1,210
10/4 15:00
+2(%)
時価総額 12,676百万円
クリーンエアーシステムの専門メーカー。クリーンルームやエアーシャワー、クリーンブース等の製造・販売を行う。SMCなどが主要取引先。省エネルギー化の推進、サーマルクリーンチャンバーの開発などに注力。 記:2024/07/26
6301 東証プライム
4,060
10/4 15:00
+10(%)
時価総額 3,950,973百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6758 東証プライム
2,767
10/4 15:00
-13(%)
時価総額 17,274,652百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6912 東証スタンダード
1,245
10/4 15:00
-1(%)
時価総額 12,326百万円
電子計測器、電源機器の専業メーカー。修理・校正サービス等も手掛ける。衛星システム評価⽤電源装置等に注力。電源機器群は増収。交流電源は車載関連市場向けなどで好調。売上原価減少。24.3期3Qは2桁増益。 記:2024/04/14
6952 東証プライム
1,185.5
10/4 15:00
+15(%)
時価総額 295,214百万円
「G-SHOCK」シリーズなどの時計事業、関数電卓や電子辞書などのEdTech事業が柱。電子ピアノなどの電子楽器、電子文具等も。関数電卓は世界で高シェア。時計事業では直営店、直販ECビジネスの拡大図る。 記:2024/06/29
6997 東証プライム
1,060
10/4 15:00
-16(%)
時価総額 21,534百万円
1931年創業の電子部品メーカー。アルミ電解コンデンサで世界トップシェア。電気二重層キャパシタにも強み。ホンダなどが主要取引先。ICT市場、産業機器市場を最重要戦略市場に位置付け。高付加価値品の拡販図る。 記:2024/06/29
7004 東証プライム
998
10/4 15:00
-5(%)
時価総額 169,874百万円
ごみ焼却発電施設、海水淡水化プラント等の建設を行う環境部門が主力。1881年創業。ごみ焼却発電施設で世界シェアトップクラス。精密機械、風力発電等も。25.3期は営業増益計画。環境事業の収益改善等を見込む。 記:2024/07/04
7272 東証プライム
1,333.5
10/4 15:00
+10(%)
時価総額 1,401,044百万円
二輪車を主力とするランドモビリティ事業が柱。船外機が主力のマリン事業、ロボティクス事業等も。1955年に日本楽器製造(現ヤマハ)から分離独立。海外売上比率が高い。二輪車はインド、ブラジルで強い需要続く。 記:2024/07/04
8035 東証プライム
25,355
10/4 15:00
-405(%)
時価総額 11,958,255百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8304 東証プライム
2,674.5
10/4 15:00
+41(%)
時価総額 373,866百万円
旧日本債券信用銀行。レバレッジドファイナンスや不動産ファイナンス、エクイティ投資、環境ファイナンス等を手掛ける。大和証券グループ本社と資本業務提携。国内外向け貸出は増加。総資産は7兆6000億円超。 記:2024/07/01