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前場に注目すべき3つのポイント~指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均をけん引する展開に期待~

2023/5/16 8:26 FISCO
*08:26JST 前場に注目すべき3つのポイント~指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均をけん引する展開に期待~ 16日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均をけん引する展開に期待 ■三菱UFJ、23/3純利益1.3%減 1兆1164億円 ■前場の注目材料:京セラ、個人スマホ撤退、5Gインフラなど法人拡充 ■指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均をけん引する展開に期待 16日の日本株市場は、買い一巡後は次第にこう着感が強まりそうだが、底堅さが意識されよう。15日の米国市場はNYダウが47ドル高、ナスダックは80ポイント高だった。バイデン大統領は、債務上限交渉を巡り「妥結は可能」と言及したことを受け、期待感から買いが先行した。 しかし、5月NY連銀製造業景気指数が前月から大幅に悪化したため景気減速を警戒した売りが強まったほか、アトランタ連銀のボスティック総裁やミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は、インフレが高過ぎるため追加利上げの可能性に言及し、金利高を警戒した売りに一時下落に転じた。終盤にかけては、バイデン大統領と議会指導者との債務上限交渉を翌日に控え、買戻しの動きからプラス圏を回復。シカゴ日経225先物清算値は大阪比200円高の29870円。円相場は1ドル136円00銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い優勢の展開になりそうだ。債務上限問題を巡る協議の行方を見極めたいとする模様眺めムードが強まりやすいものの、相対的に出遅れ感のある日本株への海外勢の資金流入が継続しているため、下値の堅さは意識されやすいだろう。日経225先物はナイトセッションで一時29900円まで買われた。節目の3万円が射程に入るなか、売り方の買い戻しの動きも強まりやすいと考えられる。 日経平均はボリンジャーバンドの切り上がる+1σと+2σとのレンジに沿った形でのリバウンド基調を継続しているが、足もとの上昇で+1σから上放れ、+2σに接近。+2σは29714円辺りに位置しており、先物に連動する動きとなれば、+2σを超えてくることで短期的な過熱感は意識されやすいところである。いったんは利益確定の動きに向かわせやすいだろうが、売りを仕掛けるトレードは避けておきたいところだろう。 また、米国では半導体のウエスタンデジタルが、日本のキオクシアホールディングスとの合併協議を加速しているとの報道を受けて大幅高となっている。他の半導体株も総じて堅調だったこともあり、不安定な値動きが続いている東エレク<8035>やアドバンテスト<6857>などへの刺激材料になりそうである。指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均をけん引するなか、出遅れセクターを見直す動きも意識されやすいだろう。 ■三菱UFJ、23/3純利益1.3%減 1兆1164億円 三菱UFJ<8306>が発表した2023年3月期業績は、経常収益が前期比52.8%増の9兆2810.27億円、経常利益は同33.6%減の1兆207.28億円、純利益は同1.3%減の1兆1164.96億円だった。米地銀MUFGユニオンバンクの売却に伴う有価証券の評価損や海外の金利上昇に伴う外債の売却損が収益を押し下げた一方、外貨を中心に預貸金の収益などが下支えした。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(29626.34、+238.04) ・NYダウは上昇(33348.60、+47.98) ・ナスダック総合指数は上昇(12365.21、+80.47) ・シカゴ日経先物は上昇(29870、大阪比+200) ・SOX指数は上昇(3052.64、+79.80) ・米原油先物は上昇(71.11、+1.07) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・京セラ<6971>個人スマホ撤退、5Gインフラなど法人拡充 ・日立<6501>生成AI利活用でセンター新設、IoT基盤と相乗効果 ・テルモ<4543>山梨に新棟、522億円投資 ・菱洋エレクトロ<8068>リョーサンと経営統合 ・日立造船<7004>合同会社のむつ小川原風力と青森の陸上風力発電でEPC契約 ・いすゞ自<7202>燃料電池大型トラックでホンダとの協業加速 ・日立造船<7004>欧バイオガス施設の受注倍増目指す ・菱洋エレクトロ<8068>仏の全固体電池販売、代理店契約結ぶ ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・11:00 中・4月鉱工業生産(前年比予想:+10.9%、3月:+3.9%) ・11:00 中・4月小売売上高(前年比予想:+21.9%、3月:+10.6%) 《ST》
関連銘柄 9件
4543 東証プライム
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時価総額 4,398,301百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
6501 東証プライム
3,942
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時価総額 18,277,355百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
6857 東証プライム
7,798
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時価総額 5,974,586百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6971 東証プライム
1,712
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-7(%)
時価総額 2,585,931百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。コアコンポーネント及び電子部品部門は積極的な設備投資継続。29.3期売上高3兆円目指す。 記:2024/04/30
7004 東証プライム
982
10/11 15:00
-15(%)
時価総額 167,150百万円
ごみ焼却発電施設、海水淡水化プラント等の建設を行う環境部門が主力。1881年創業。ごみ焼却発電施設で世界シェアトップクラス。精密機械、風力発電等も。25.3期は営業増益計画。環境事業の収益改善等を見込む。 記:2024/07/04
7202 東証プライム
1,960
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時価総額 1,523,786百万円
トラック・バスの製造・販売等を行う商用車メーカー。1916年創業。150以上の国・地域で販売。ディーゼルエンジンなどに強み。トヨタ自動車と資本提携。配当性向40%目安。商用車では新型車の拡販などに注力。 記:2024/08/20
8035 東証プライム
25,620
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+105(%)
時価総額 12,083,237百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8068 東証プライム
3,965
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-20(%)
時価総額 106,262百万円
三菱電機系列の半導体商社。米インテル製半導体なども扱う。リョーサンと経営統合に伴い3月28日付で当社株は上場廃止に。代わって4月1日付で持株会社のリョーサン菱洋HDが上場へ。24.3期は14カ月変則決算。 記:2024/03/10
1,552
10/11 15:00
+26.5(%)
時価総額 20,613,656百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29