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前場に注目すべき3つのポイント~米株安を受けてショートが入ったとしても短期的な売り仕掛け~

2023/2/17 8:45 FISCO
*08:45JST 前場に注目すべき3つのポイント~米株安を受けてショートが入ったとしても短期的な売り仕掛け~ 17日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:米株安を受けてショートが入ったとしても短期的な売り仕掛け ■ブリヂス、22/12営業利益 17.1%増 4412億円、23/12予想 純利益 3350億円 ■前場の注目材料:コマツ、インドなど3カ国に調達拠点、マルチソース化加速 ■米株安を受けてショートが入ったとしても短期的な売り仕掛け 17日の日本株市場は、売り一巡後はこう着ながらも底堅い相場展開が見込まれる。16日の米国市場はNYダウが431ドル安だった。1月の生産者物価指数(PPI)が予想を上回ったため、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ継続を警戒した売りが先行した。その後もセントルイス連銀のブラード総裁が3月会合でも0.50%の利上げが選択肢と言及すると、売りが加速し下落幅を広げた。セクターでは、自動車・自動車部品、半導体・同製造装置の弱さが目立っていた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比155円安の27515円。円相場は1ドル133円90銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まろう。日経225先物はナイトセッションで一時27480円まで売られる場面が見られたものの、前日のリバウンドに対するリバランスの動きだった。27500円辺りでの底堅さは意識されていたほか、基本的には足もとのもち合いレンジ内での推移だったこともあり、米株安を受けてショートが入ったとしても短期的な売り仕掛けといったところだろう。そのため、売り一巡後は次第に底堅さがみられそうである。 また、為替市場では1ドル133円90銭台と落ち着いた動きを見せていることは安心感につながると考えられ、売り一巡後の押し目狙いに向かわせよう。米国では自動車・自動車部品セクターの弱さが目立ったが、これはテスラのリコールが影響しているとみられ、他の自動車に売りが波及する流れは限られそうだ。日経平均は27500円を挟んだ狭いレンジ内での推移から積極的な売買は手控えられるものの、調整が強まる局面においては、売り一巡後のリバウンド狙いの買いは入りそうだ。 物色は個別材料を手掛かりとした、個人主体の短期的な値幅取り狙いが中心になりやすいだろう。また、NT倍率は足もとでこう着を継続しているため、NTスプレッド狙いのトレードは限られている。一方で、日経平均はこう着が継続するなか、TOPIXは緩やかなリバウンドを継続しており2000ポイントを回復してきた。昨年11月の戻り高値2023.39ポイントが射程に入るなか、ややNTショートを意識させそうだ。なお、決算発表は一巡したが、昨夕に発表した三菱ケミG<4188>、ブリヂス<5108>、買取王国<3181>が注目されよう。 ■ブリヂス、22/12営業利益 17.1%増 4412億円、23/12予想 純利益 3350億円 ブリヂス<5108>が発表した2022年12月期業績は、売上収益が前期比27%増の4兆1100.70億円、営業利益は同17.1%増の4412.98億円だった。2023年12月期の純利益は前期比11.5%増の3350億円を計画。半導体不足の改善により新車用タイヤの需要が回復するとみている。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(27696.44、+194.58) ・1ドル=133.90-00円 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・トヨタ<7203>「ランクル70」今秋復活、9年ぶり国内再販 ・コマツ<6301>インドなど3カ国に調達拠点、マルチソース化加速 ・三菱重<7011>「H3」きょう打ち上げへ、JAXAと、低コスト・高性能示す ・丸紅<8002>英豪リオティントと提携、低炭素アルミ製品供給 ・京セラ<6971>切削工具を世界最適生産、28年度売上高4000億円 ・東レ<3402>CFRPモビリティー部材向け新技術、10倍速で一体成形 ・富士フイルム<4901>再生医療品で臨床試験開始、半月板損傷向け ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 10件
3181 東証スタンダード
722
10/7 15:00
+7(%)
時価総額 2,616百万円
総合リユースショップ「買取王国」を展開。愛知県地盤。プロ向け専門店「工具買取王国」なども。ファッション商材の売上比率が高い。新しいPOSシステムは25.2期下期に開発完了予定。買取効率の向上等に注力。 記:2024/08/02
3402 東証プライム
857.5
10/7 15:00
+8.5(%)
時価総額 1,398,995百万円
総合素材メーカー。1926年創業。繊維事業や機能化成品事業、炭素繊維複合材料事業、水処理事業、医薬事業等を展開。炭素繊維で世界トップシェア。繊維は産業用途が回復傾向。26.3期売上高2兆8000億円目標。 記:2024/06/18
4188 東証プライム
910.2
10/7 15:00
+10.1(%)
時価総額 1,371,023百万円
総合化学国内最大手の三菱ケミカル、田辺三菱製薬、日本酸素ホールディングスを傘下に収める持株会社。MMAモノマーで世界トップシェア。25.3期はスペシャリティマテリアルズ、石化製品等の需要回復を見込む。 記:2024/06/24
3,770
10/7 15:00
+35(%)
時価総額 4,689,416百万円
富士フイルムを中核とする持株会社。メディカルシステムや電子材料、オフィスソリューション、デジカメを手掛ける。医用画像情報システムで世界トップシェア。配当性向30%目安。27.3期営業利益3600億円目標。 記:2024/07/08
5108 東証プライム
5,717
10/7 15:00
+69(%)
時価総額 4,080,211百万円
世界的なタイヤメーカー。1931年創業。生産拠点数は国内外で100超。化工品事業、スポーツ・サイクル事業等も手掛ける。海外売上比率は7割超。乗用車用プレミアムタイヤの拡販などで販売ミックスの改善図る。 記:2024/08/10
6301 東証プライム
4,176
10/7 15:00
+116(%)
時価総額 4,063,858百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6971 東証プライム
1,721.5
10/7 15:00
+10(%)
時価総額 2,600,281百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。コアコンポーネント及び電子部品部門は積極的な設備投資継続。29.3期売上高3兆円目指す。 記:2024/04/30
7011 東証プライム
2,230
10/7 15:00
+4.5(%)
時価総額 7,523,235百万円
総合重機国内最大手。1884年創立。各種発電システムや航空機用エンジン、物流機器、製鉄機械、特殊車両等を手掛ける。ガスタービンで世界トップシェア。中期経営計画では27.3期売上高5.7兆円以上目標。 記:2024/09/03
7203 東証プライム
2,645.5
10/7 15:00
+59.5(%)
時価総額 43,161,298百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
8002 東証プライム
2,519
10/7 15:00
+67(%)
時価総額 4,328,176百万円
大手総合商社。芙蓉グループ。生活産業、食料・アグリ、素材産業、エナジー・インフラソリューション、社会産業・金融分野などで事業展開。みずほリースと資本業務提携。総還元性向は30%~35%程度が目安。 記:2024/08/30