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前場に注目すべき3つのポイント~下値の堅さは意識されやすく、押し目狙いのスタンスは継続~

2022/11/18 8:35 FISCO
*08:35JST 前場に注目すべき3つのポイント~下値の堅さは意識されやすく、押し目狙いのスタンスは継続~ 18日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:下値の堅さは意識されやすく、押し目狙いのスタンスは継続 ■ラクオリア創薬、22/12上方修正 営業利益8.24億円←4.20億円 ■前場の注目材料:日揮HD、ナイジェリア初の洋上LNGプラント基本設計受注、年産120万トン ■下値の堅さは意識されやすく、押し目狙いのスタンスは継続 18日の日本株市場は、引き続き28000円辺りでのこう着感の強い相場展開になりそうだ。17日の米国市場ではNYダウが7ドル安だった。セントルイス連銀のブラード総裁のタカ派発言を受けた長期金利の上昇が嫌気され、売り優勢の展開となった。失業保険申請件数も減少し労働市場の強さを証明、利上げを後押しする結果を受けて下落幅を広げる場面も見られた。ただし、シスコシステムズが5%近く上昇するなど好決算を発表した銘柄が買われるなか、終盤にかけて下落幅を縮めた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円安の27965円。円相場は1ドル140円20銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、小動きで始まることになろう。前日の取引終了後に決算を発表したエヌビディアは小幅に下落していることもあり、ハイテク株への支援材料にはなりづらく、大きく売られた自律反発の動きにとどまりそうである。また、米国ではFRB高官によるタカ派発言が相次いでいることからリバウンド狙いの買いも入れづらいところである。ただし、長期金利のピークアウト期待は根強いなか、売りも仕掛けづらい需給状況と考えられるため、日経平均は28000円近辺での底堅さは意識されそうである。 日経平均は切り上がる25日線を支持線としたリバウンド基調を継続しているほか、直近では75日線が支持線として機能している。このところのこう着相場でボリンジャーバンドの+1σまで調整したこともあって過熱感は和らいでいる。そのため、下値の堅さは意識されやすく、押し目狙いのスタンスは継続。昨日はレーザーテック<6920>の下げが目立っていたが、これまでの上昇でボリンジャーバンドの+3σまで上昇していたこともあり、過熱感からの調整は想定内であろう。もう一段の調整は想定されるものの、過熱感が和らぐ局面においては、押し目狙いの買いは入りやすいと考えられる。 投資主体別売買動向では、足元のリバウンド基調のなかで個人投資家の売り越しが継続しており、資金回転が効いてきているとみられる。海外勢のリバランスに伴う買い越し基調も継続している。こう着感の強いなかでディフェンシブに向かわせそうだが、相対的に出遅れているハイテク株へは引き続き関心が集まりやすいだろう。 ■ラクオリア創薬、22/12上方修正 営業利益8.24億円←4.20億円 ラクオリア創薬<4579>は2022年12月期業績予想の修正を発表。売上高は26.05億円から30.75億円、営業利益を4.20億円から8.24億円に上方修正した。達成確率を勘案し2022年12月期と2023年12月期に2億5000万円ずつ事業収益に織り込んでいたP2X7受容体拮抗薬の第II相臨床試験の開始によるマイルストン収入4百万ドル(5億円)を、マイルストン達成に伴い2022年12月期に全額計上することによるもの。 ■前場の注目材料 ・1ドル=140.20-30円 ・SOX指数は上昇(2719.10、+28.29) ・VIX指数は低下(23.93、-0.18) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・日揮HD<1963>ナイジェリア初の洋上LNGプラント基本設計受注、年産120万トン ・パナHD<6752>パナソニック、業務用空調の欧3社買収、145億円 ・三菱商事<8058>DX人材の内製化推進、アプリプロトタイプ制作のプログラム導入 ・住友商事<8053>再エネ転換加速で合意、インドネシア国営電力と ・豊田通商<8015>エジプトで覚書、ブルーアンモニア製造へ ・黒田精工<7726>伊藤忠丸紅鉄鋼と電動車で協業、モーターコア量産 ・日立<6501>来年4月グループ再編、DX・クラウド拡充 ・三洋化成<4471>高機能分散剤の能力増強、子会社工場に新設備 ・小野薬<4528>CAR-T細胞療法の製品候補品開発・販売へ、オプション権を行使 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 10月全国消費者物価コア指数(前年比予想:+3.5%、9月:+3.0%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 11件
1963 東証プライム
1,318
11/22 15:30
+14.5(%)
時価総額 342,178百万円
日揮、日揮グローバルなどを傘下に収める持株会社。独立系。総合エンジニアリング業界で国内トップ。LNGプラント建設に強み。機能材製造事業も展開。配当性向30%目途。機能材製造事業では機能性塗料材の拡販図る。 記:2024/08/05
4471 東証プライム
4,010
11/22 15:30
-5(%)
時価総額 94,375百万円
機能化学品メーカー。高吸水性樹脂、界面活性剤等が主要製品。永久帯電防止剤、アルミ電解コンデンサ用電解液など高シェア製品多数。配当性向30%以上目処。中期経営計画では26.3期営業利益150億円目標。 記:2024/06/09
4528 東証プライム
1,747.5
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 871,466百万円
1717年創業の医薬品メーカー。抗悪性腫瘍剤「オプジーボ点滴静注」、慢性腎臓病治療剤「フォシーガ錠」などが主要製品。新薬開発に特化。配当性向40%目途。がん・免疫疾患、中枢神経疾患などが重点研究領域。 記:2024/08/26
4579 東証グロース
462
11/22 15:30
-4(%)
時価総額 9,997百万円
旧ファイザー中央研究所が前身の創薬ベンチャー。愛知県名古屋市に本社。胃酸分泌抑制剤「テゴプラザン」、ペット用医薬品等を手掛ける。低分子創薬、イオンチャネル創薬が強み。テゴプラザンは承認国が順調に拡大。 記:2024/08/19
6501 東証プライム
3,821
11/22 15:30
+71(%)
時価総額 17,716,330百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
1,551
11/22 15:30
+31(%)
時価総額 3,806,846百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
6920 東証プライム
17,280
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 1,629,262百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
7726 東証スタンダード
1,064
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 6,086百万円
1925年創立の精密機器メーカー。精密研削ボールねじ等の駆動システム、積層精密プレス型等の金型システムが柱。平面研削盤等の機工・計測システムも。機工・計測システムでは付加価値の高い新製品開発に取り組む。 記:2024/10/08
8015 東証プライム
2,654
11/22 15:30
-20(%)
時価総額 2,818,999百万円
トヨタグループの総合商社。2006年にトーメンと合併。自動車関連、アフリカビジネスに強み。ラオス首都空港国際線ターミナルの運営等にも携わる。モビリティ部門は順調。27.3期ROE13%以上維持が目標。 記:2024/06/13
8053 東証プライム
3,282
11/22 15:30
+45(%)
時価総額 3,974,827百万円
総合商社大手。1919年設立。メディアなどの非資源に強み。SCSK、食品スーパーのサミットなどを傘下に持つ。中計では27.3期純利益6500億円目標。鉄鋼事業では米国、鉄鋼GX等の新領域での事業拡大図る。 記:2024/06/09
8058 東証プライム
2,646.5
11/22 15:30
+0.5(%)
時価総額 11,059,771百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。自動車・モビリティ、複合都市開発等も。総還元性向40%程度目処。LNG事業の拡張などを図る。 記:2024/07/07