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JASDAQ平均は小反落、3年ぶり高値更新も終値4000キープならず

2021/7/14 16:59 FISCO
*16:59JST JASDAQ平均は小反落、3年ぶり高値更新も終値4000キープならず [JASDAQ市況] JASDAQ平均 3,995.69 -0.17/出来高 1億1526万株/売買代金 549億円J-Stock Index 4,011.73 +0.97  本日のJASDAQ市場は、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20はそろって小反落、J-Stock Indexは小幅に続伸した。値上がり銘柄数は299(スタンダード283、グロース16)、値下り銘柄数は270(スタンダード254、グロース16)、変わらずは74(スタンダード71、グロース3)。  本日のJASDAQ市場は方向感に欠ける展開となった。前日13日の米株式市場でのNYダウは反落。6月の消費者物価指数が予想を上回りインフレ高進への警戒感が広がったことに加え、史上最高値付近からの利益確定売りなども目立ち、終日軟調に推移。米長期金利も1.4%台に乗せたこともあり、ナスダック総合指数も反落した。軟調な米株市場を受けて日経JASDAQ平均は反落してスタート。ただ、寄り付き直後にプラス圏に復帰すると、その後は概ね前日比プラス圏で堅調に推移し、ザラ場高値は6月30日の高値4002.85を超えて4004.07を記録、3年ぶりの高値水準となった。4-6月期決算シーズンを前に主力株の積極的な売買が手控えられるなか、JASDAQ市場など新興市場に相対的に物色が向かいやすかったようだ。しかし、大引け間際に失速したことで前日終値とほぼ同水準で終えており、終値では4000台を維持することはできなかった。JASDAQ市場では決算発表を受けた個別材料株に物色が集まった一方、時価総額上位銘柄は冴えなかった。  個別では、前日急騰したが、本日は決算発表を受け売り優勢の展開となったアズ企画設計<3490>が8%安、前日から利食い売りが優勢となっている太洋物産<9941>が8%安と下落。時価総額上位では、ハーモニック<6324>やセリア<2782>が冴えなかった。そのほか、アイビー<4918>、東武住販<3297>が値下がり率上位に顔を出した。  一方、22年5月期の増益・増配計画をポジティブ視されたウッドフレンズ<8886>が18%高のストップ高、人気シューティングゲーム「東方Project」のIP許諾を受けて新規ゲーム開発を行うと発表し、これが好感されたケイブ<3760>が9%高と大幅に上昇した。また、卵殻膜摂取による皮膚老化の改善に関する最新研究結果が学術誌に掲載された直近IPOのアルマード<4932>が9%高、21年11月期の営業利益予想を上方修正した川崎地質<4673>も8%高となった。時価総額上位では、ワークマン<7564>が堅調だった。そのほか、値上がり率上位にテイツー<7610>、助川電気工業<7711>などが顔を出した。  JASDAQ-TOP20では、東洋合成工業<4970>、シノケンG<8909>、セプテーニHD<4293>などが下落した。 [JASDAQ市場 上昇率・下落率上位10銘柄] ・値上がり率上位10傑 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 7610|テイツー | 86| 14| 19.44| 2| 8886|ウッドフレンス | 3250| 500| 18.18| 3| 3760|ケイブ | 1184| 107| 9.94| 4| 4932|J−アルマード | 1108| 92| 9.06| 5| 4673|川崎地質 | 3285| 270| 8.96| 6| 7711|助川電 | 978| 79| 8.79| 7| 2341|アルバイトタイ | 182| 13| 7.69| 8| 2927|AFC−HD | 1493| 91| 6.49| 9| 4499|Speee | 4475| 270| 6.42| 10| 7713|シグマ光機 | 2050| 110| 5.67| ・値下がり率上位10位 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 6628|オンキヨー | 2| -1| -33.33| 2| 7519|五洋インテ | 17| -2| -10.53| 3| 3490|アズ企画 | 1275| -120| -8.60| 4| 9941|太洋物 | 650| -57| -8.06| 5| 4918|アイビー | 1122| -96| -7.88| 6| 2736|フェスタリア | 1705| -135| -7.34| 7| 3297|東武住販 | 1060| -80| -7.02| 8| 4016|MITHD | 1028| -62| -5.69| 9| 3536|アクサスHD | 136| -7| -4.90| 10| 6694|ズーム | 4305| -195| -4.33| [J-Stock Index構成銘柄 上昇率・下落率上位10銘柄] ・値上がり率上位10位 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 7713|シグマ光機 | 2050| 110| 5.67| 2| 6629|テクノHR | 2194| 90| 4.28| 3| 3625|テックファーム | 696| 19| 2.81| 4| 6425|ユニバーサル | 2444| 63| 2.65| 5| 6698|ViSCOTEC | 1090| 28| 2.64| 6| 3641|パピレス | 1721| 43| 2.56| 7| 9908|日電計 | 1785| 43| 2.47| 8| 4348|インフォコム | 2948| 65| 2.25| 9| 6625|JALCOHD | 188| 3| 1.62| 10| 6145|NITTOKU | 4090| 60| 1.49| ・値下がり率上位10位 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 6628|オンキヨー | 2| -1| -33.33| 2| 6565|ABホテル | 1197| -53| -4.24| 3| 9263|ビジョナリーHD | 337| -12| -3.44| 4| 4582|シンバイオ | 2065| -61| -2.87| 5| 7777|3Dマトリクス | 346| -9| -2.54| 6| 2162|nmsHD | 413| -8| -1.90| 7| 6337|テセック | 2941| -50| -1.67| 8| 8909|シノケンG | 1312| -21| -1.58| 9| 7826|フルヤ金属 | 7050| -110| -1.54| 10| 6158|和井田 | 1360| -21| -1.52| 《TY》
関連銘柄 16件
2782 東証スタンダード
2,773
12/20 15:30
-27(%)
時価総額 210,304百万円
100円ショップ業界2位。主力は日本製グッズ。独自の企画商品や流通システムに強み。女性視点の品揃えにも定評。店舗数は2000店舗超。客数堅調。商品は100円均一を維持。関東の出店増やす。人件費増が重し。 記:2024/10/11
3297 東証スタンダード
1,060
12/20 15:30
+2(%)
時価総額 2,875百万円
山口県地盤の不動産会社。不動産売買事業、不動産賃貸事業、不動産関連事業、介護福祉事業等を手掛ける。一戸建て中古住宅の再生販売が強み。不動産売買事業では自社不動産を積極的に売却。26.5期売上75億円目標。 記:2024/10/25
3490 東証スタンダード
2,375
12/20 15:03
+9(%)
時価総額 2,867百万円
中古物件を購入し、価値を高めた上で投資家に販売する不動産販売事業が主力。不動産賃貸事業、不動産管理事業も。ファンドクリエーションと業務提携。ストック収益の拡充等に注力。27.2期営業利益10.8億円目標。 記:2024/11/09
3760 東証スタンダード
995
12/20 15:30
-2(%)
時価総額 6,661百万円
モバイルオンラインゲームの開発・運営を行う。弾幕シューティングゲームに強み。動画配信関連事業も展開。スマホゲーム開発・運営を行う「でらゲー」を傘下に持つ。東方幻想エクリプスは総DL数が55万人超。 記:2024/11/09
4293 東証スタンダード
445
12/20 15:30
+3(%)
時価総額 94,069百万円
デジタルマーケティング支援事業を手掛けるセプテーニ等を傘下に持つ持株会社。電通グループ傘下。就職・採用プラットフォーム事業「ViViViT」等も。デジタルマーケティング事業は電通グループとの協業等を推進。 記:2024/08/05
4673 東証スタンダード
2,395
12/20 15:30
-41(%)
時価総額 2,534百万円
1943年創業の地質調査会社。海洋調査や地中レーダ探査に強み。アジア中心に海外でも事業展開。官公庁等との取引率が高く、収益は2Qと4Qに集中する傾向。再エネ事業、老朽化インフラ整備事業の成長分野を強化。 記:2024/11/09
4918 東証スタンダード
234
12/20 15:30
±0(%)
時価総額 1,250百万円
スキンケア・メークアップなどの化粧品、美容補助商品等の製造・販売を行う。全国の販売会社を通じた対面販売に特徴。スキンケア部門の売上高比率が高い。浸透美活液「レッドパワー セラム」などの販促を強化。 記:2024/08/26
4932 東証スタンダード
1,100
12/20 15:30
-13(%)
時価総額 11,433百万円
独自開発の卵殻膜原料を配合した女性用化粧品、サプリの開発・販売を行う。オリジナルブランドに「TO-II」など。QVCジャパンやツルハHDなどが主要取引先。テレビCMで卵殻膜美容液の認知度向上を図る。 記:2024/08/19
4970 東証スタンダード
5,160
12/20 15:30
-100(%)
時価総額 42,018百万円
感光性材料事業が主力。フォトレジスト用感光材分野で世界シェアトップクラス。電子材料向け溶剤や香料材料等の製造・販売を行う化成品事業も。25.3期は2桁増収計画。生産能力の増強により、拡大する需要に対応。 記:2024/07/08
2,771
12/20 15:30
+44(%)
時価総額 266,889百万円
減速機メーカー。小型精密減速機で世界トップシェア。NASAの火星探査車などで採用実績。回転系アクチュエータ、モータなども手掛ける。先進医療用途は需要拡大。配当性向30%目処。27.3期売上900億円目標。 記:2024/07/26
7564 東証スタンダード
4,265
12/20 15:30
+15(%)
時価総額 349,077百万円
作業服、作業関連用品などの専門店をFC展開。ベイシアグループ。アウトドア・スポーツウエアなども取り扱う。店舗数は1000店舗超。ワークマン女子の店舗網を拡大。PB商品のチェーン全店売上構成比率は6割超。 記:2024/09/03
7610 東証スタンダード
95
12/20 15:30
+1(%)
時価総額 6,523百万円
古本やゲーム、トレカなどを扱う「古本市場」の運営等を行う。自社ECサイト「ふるいちオンライン」の運営、トレーディングカード読取査定機の外販等も。EC領域に注力。トレカ査定システム「TAYS」を拡販。 記:2024/10/26
7711 東証スタンダード
1,889
12/20 15:30
-14(%)
時価総額 11,088百万円
シース熱電対や測温抵抗体、マイクロヒーター、模擬燃料集合体、ナトリウム用電磁ポンプなどを手掛ける。茨城県高萩市に本社。電力各社などが主要納入先。核融合関連製品では研究機関向け核融合関連の売上が順調。 記:2024/11/12
8886 東証スタンダード
1,032
12/20 12:43
-4(%)
時価総額 1,527百万円
戸建分譲住宅の開発・販売、住宅建設資材の製造・販売等を行う住宅事業が主力。愛知県地盤。ゴルフ場やホテルの運営、収益不動産の開発等も。住宅事業は事業構造改革に着手。都市事業ではナーシングホームの開発進める。 記:2024/10/27
8909 東証スタンダード
1,596
12/21 15:00
±0(%)
時価総額 58,062百万円
不動産会社。アパートやマンションの販売を主力に、不動産管理や売買仲介等のサービスの提供、ゼネコン、介護等の事業を行う。今期3Q累計はアパート販売が順調に推移した。不動産サービスやゼネコンも堅調だった。 記:2022/11/24
9941 東証スタンダード
871
12/20 15:30
-4(%)
時価総額 1,685百万円
畜産物が主力の専門商社。牛肉や鶏肉、豚肉の食肉に加え、大豆等の穀物や加工食品、化学品、産業機械、自動車部品などを取り扱う。食肉関連では高収益商材の販売が順調。中期的に売上高総利益率4%以上目指す。 記:2024/10/20