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日経平均は反発、後場に入り大きく買われプラス圏へ

2023/11/30 15:50 FISCO
*15:50JST 日経平均は反発、後場に入り大きく買われプラス圏へ  日経平均は反発。29日の米国株式市場のダウ平均は13.44ドル高(+0.04%)、S&P500は4.31ポイント安(-0.09%)、ナスダック総合指数は23.27ポイント安(-0.16%)とまちまち。7-9月期の国内総生産(GDP)改定値が予想以上に上方修正され、約2年ぶりの高い伸びを記録したことが材料視され買いが先行した。その後リッチモンド連銀のバーキン総裁が追加利上げの選択肢を除外したくないとの見解を示すと、相場は一時失速。ただ、来年の利下げ観測が根強く、さらにソフトランディング期待から買われる場面もみられた。終盤にかけては、地区連銀経済報告(ベージュブック)で経済活動の減速が報告されるとNYダウは上げ幅を縮小し、ナスダックは下落に転じるなど、まちまちの展開だった。一方、日経平均は前日比61.08円安の33260.14円と続落スタート。前場は手掛かりなく方向感のない展開だった。後場に入りダウ平均先物の底堅さなどが支援材料となりプラス圏で推移した。  大引けの日経平均は前日比165.67円高の33486.89円となった。東証プライム市場の売買高は23億6681万株、売買代金は5兆5792億円だった。セクターでは、海運業、証券・商品先物取引業、医薬品などを筆頭に多くのセクターで上昇。一方、パルプ・紙、サービス業、水産・農林業などを筆頭に下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の61%、対して値下がり銘柄は36%だった。  個別では、前日の決算説明会が好感されたランドコンピ<3924>、大真空<6962>が大幅上昇。国内証券が新規にカバレッジを開始した黒崎播磨<5352>が年初来高値を更新した。また、メモリテスタの技術説明会を開催したアドバンテスト<6857>が続伸し、この説明会を受けてTOWA<6315>、マイクロニクス<6871>などがHBM関連として物色された。株式売出の実施を正式に発表したデンソー<6902>は続伸した。そのほか、国内証券が目標株価を引き上げた日本ケミコン<6997>、クラウドサービス関連として個人の関心が向かった東証スタンダードのショーケース<3909>などが大幅上昇した。  一方、デンソー株売却による資本効率の向上が期待され昨日買われた豊田織<6201>が反落。前日の決算発表が嫌気されたACCESS<4813>、前日に業績上方修正も出尽くし感が先行した伊藤園<2593>が下落。東証スタンダードでは、東証に特設注意市場銘柄に指定されたアルデプロ<8925>が急落、東証グロースでは日証金による品貸料の臨時措置が発表された地盤ネットHD<6072>が急落した。 《CN》
関連銘柄 14件
2593 東証プライム
3,340
9/19 15:00
+65(%)
時価総額 297,968百万円
清涼飲料メーカー。国内緑茶飲料市場でトップシェア。お~いお茶が主力。タリーズコーヒージャパンを傘下に収める。米国など海外展開も。中計では27.4期ROE10%以上目標。お~いお茶のグローバル化等に注力。 記:2024/06/04
3909 東証スタンダード
308
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Webサイト最適化サービス、オンライン本人確認/eKYCサービスなどのDXクラウド事業が主力。広告・メディア事業等も。ReYuu Japanを傘下に持つ。ノーコードプラットフォームの販売拡大などを図る。 記:2024/07/01
3924 東証プライム
806
9/19 15:00
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時価総額 14,482百万円
独立系のSI。金融向けに強み。富士通グループが主顧客。24.3期3Q累計は銀行や通信回線業者向けの受託開発が堅調。パッケージソフトの導入支援やアドオン開発も拡大して大幅増収増益に。配当性向は5割以上目安。 記:2024/04/15
4813 東証プライム
1,712
9/19 15:00
+36(%)
時価総額 67,852百万円
Whitebox向けネットワークOS等のネットワーク事業、IoT事業、ブラウザコンポーネントの提供等のWebプラットフォーム事業を手掛ける。NTTと資本業務提携。IoT事業は自社製品・サービスの育成図る。 記:2024/05/02
5352 東証プライム
2,153
9/19 15:00
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時価総額 78,494百万円
日本製鉄グループの耐火物メーカー。1919年創業。福岡県北九州市に本社。メンテナンス等のファーネス事業、ファインセラミックス等のセラミックス事業も。国内は自動化・省力化、新商品の市場投入で競争力強化図る。 記:2024/08/19
154
9/19 15:00
+2(%)
時価総額 3,565百万円
地盤解析の専門会社。地盤改良工事は担わずに第三者の立場で地盤解析を行う。BIM事業や住宅事業も。24.3期3Q累計は部分転圧工事が堅調。だが住宅の大型案件が剥落。BIMの先行投資や販管費増も利益の重石に。 記:2024/04/11
6201 東証プライム
10,990
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+355(%)
時価総額 3,580,993百万円
トヨタ系自動車部品メーカー。1926年設立のトヨタグループの母体。フォークリフト、カーエアコン用コンプレッサーで世界トップシェア。貴金属やコバルトを使用しないアルカリ水電解式水素製造装置向けの電極を開発。 記:2024/06/04
6315 東証プライム
5,830
9/19 15:00
-20(%)
時価総額 145,942百万円
半導体製造装置メーカー。京都府京都市に本社。半導体モールディング装置で世界トップシェア。超精密金型の製造・販売等も行う。海外売上比率は8割超。開発リソースへ積極的に資源投入。半導体事業の収益力強化図る。 記:2024/08/09
6857 東証プライム
6,216
9/19 15:00
+91(%)
時価総額 4,762,507百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6871 東証プライム
3,610
9/19 15:00
+25(%)
時価総額 144,490百万円
半導体計測器具「プローブカード」、試験装置「テスタ」などの開発、製造、販売を行う。メモリー向けプローブカードで世界トップシェア。海外売上比率は約7割。メモリー向けプローブカードは高い生産稼働率が続く。 記:2024/09/02
6902 東証プライム
2,082.5
9/19 15:00
+57.5(%)
時価総額 6,563,582百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
6962 東証プライム
592
9/19 15:00
+9(%)
時価総額 21,429百万円
水晶デバイスが柱の電子部品メーカー。世界首位級の水晶発振器に強み。人工水晶の育成から一貫展開。24.3期3Q累計は車載用が回復。だがPC向け低調。スマホ向けも振るわず。営業外に為替差益。有証売却特益計上。 記:2024/04/15
6997 東証プライム
1,083
9/19 15:00
+23(%)
時価総額 22,001百万円
1931年創業の電子部品メーカー。アルミ電解コンデンサで世界トップシェア。電気二重層キャパシタにも強み。ホンダなどが主要取引先。ICT市場、産業機器市場を最重要戦略市場に位置付け。高付加価値品の拡販図る。 記:2024/06/29
8925 東証スタンダード
51
4/22 15:00
-8(%)
時価総額 1,720百万円
中古不動産を取得し、価値向上して再販。権利調整ビジネスに強み。東証が内部管理体制の改善が望めないとして上場廃止を通知。同社株は4月23日付で上場廃止に。24.7期上期は販売用不動産の評価損が利益を下押し。 記:2024/04/12