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【注目銘柄ダイジェスト】:極東貿易が大幅上昇、東海カーボは大幅反落

2021/5/11 16:55 FISCO
*16:55JST 【注目銘柄ダイジェスト】:極東貿易が大幅上昇、東海カーボは大幅反落 <3632> グリー 624 +38 大幅続伸。前日に第3四半期決算を発表、1-3月期営業利益は17億円で前年同期比39.3%増となり、前四半期3割超の減益から増益に転じている。市場コンセンサスも5億円超上回ったとみられ、ストレートにポジティブな反応となっている。固定費抑制が進んだほか、新作スマホゲームである「アサルトリリィ Last Bullet」が好調な立ち上がりとなったことも寄与したようだ。 <5301> 東海カーボ 1701 -215 大幅反落。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は40.8億円で前年同期比39.6%減益となっている。市場コンセンサスを10億円強上回っており、上半期計画に対する進捗率も88.6%に達している。決算内容はポジティブと受けとめられるものの、業績上振れ期待から足元の株価は堅調推移となっており、本日は全体相場の地合い悪化もあって、目先の出尽くし感が先行する形のようだ。 <7615> 京都友禅 286 +19 大幅続伸。前日に21年3月期の決算を発表、先の上方修正通り、営業利益は0.6億円で前期比4.4億円の損益改善となった。22年3月期は3.2億円で同5.1倍と大幅増益の見通し。デジタルマーケティングの強化、商品・催事機会の拡充などを積極化することで、振袖セット、一般呉服・宝飾等の販売拡大を見込んでいる。引き続き新型コロナ感染の影響が警戒される中、想定以上のガイダンスがポジティブなインパクトにも。 <4921> ファンケル 3245 -295 大幅反落。前日に21年3月期の決算を発表、営業利益は116億円で前期比18.0%減益、1-3月期は前年同期比74.8%増と大幅増益になったが、市場想定はやや下回ったとみられる。22年3月期は120億円で前期比3.7%増益の見通し。コンセンサスを20億円強下回っている。人件費や償却費の増加が収益伸び悩みの背景に。中期計画で示した24年3月期営業利益150億円も、保守的な前提ながら市場の期待値を下回るものに。 <6703> OKI 1066 -131 大幅反落。前日に21年3月期の決算を発表、営業利益は95億円で前期比43.5%減益となった。4月22日に会社側で業績上方修正を発表済み。一方、22年3月期は120億円で同26.2%増益の見通し。中期計画では23年3月期営業利益200億円を見込んでおり、今期の増益幅は想定以上に限定的との見方になっているもよう。構造改革費用の計上継続から、純利益が低水準にとどまる見通しであることもネガティブ視。 <7366> LITALICO 5140 +520 大幅続伸。野村證券では投資判断を新規に「バイ」、目標株価を6400円としている。障害福祉領域のDXをけん引する仕込みを整え、今後飛躍期を迎えると評価している。新規連結子会社の福祉ソフトを介して、全国の福祉事業者への営業が強化されるほか、同社の経営支援サービス、発達ナビ・仕事ナビなどのクロスセルの機会の増大により、業績の拡大が見込めると判断しているもよう。 <2802> 味の素 2410 +87.5 大幅続伸。前日に21年3月期の決算を発表、事業利益は1131億円で前期比14.0%増益、従来予想の1100億円をやや上回る着地に。22年3月期は1150億円で同1.6%増益の見通し。配当金も前期比2円増と連続増配を計画している。連続で過去最高益を更新する見通しだが、保守的な計画との見方も強いようだ。また、発行済み株式数の4.55%に当たる2500万株、400億円を上限とする自己株式の取得実施を発表したこともポジティブ視。 <8093> 極東貿易 1707 +300 ストップ高買い気配。前日に21年3月期の決算を発表、営業利益は3.6億円で前期比58.7%減益となり、従来予想の3億円を上振れる着地になった。一方、22年3月期は8.5億円で同2.3倍の水準としている。想定以上の大幅増益見通しとなる形に。また、今期は特別配当として75円を実施、年間配当金は前期比85円増の145円としている。前日終値をベースにすると配当利回りは10%超の水準となり、インパクトが強まっているもよう。 <6997> 日ケミコン 2077 +309 大幅続伸。前日に21年3月期の決算を発表、営業利益は29.7億円で前年同期比58.6億円の損益改善となった。ほぼ従来予想線上での着地になった。一方、22年3月期は62億円で同2.1倍の見通し。新製品や生産性改善などにより、粗利益の拡大を見込んでいるもよう。想定以上の大幅増益見通しを好感する動きが優勢に。野村證券では構造改革の進展を評価して、目標株価を1900円から2100円に引き上げている。 <6752> パナソニック 1215.5 -75 大幅反落。前日に21年3月期の決算を発表、営業利益は2586億円で前期比12.0%減益、ほぼ市場想定線とみられるが、1-3月期は前年同期比40.1%減と減益幅が広がっている。22年3月期は3300億円で前期比27.6%増益の見通し。市場コンセンサスはやや下回る水準となっている。決算数値に大きなサプライズは乏しいものの、オートモーティブの見通しが期待値を下回っていることなどマイナス視のもよう。本日は地合いの悪化にも押されている。
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国内最大手の調味料メーカー。1909年創業。うま味調味料などで国内トップシェア。調味料・食品を主力に、冷凍食品、医薬用・食品用アミノ酸等も。ヘルスケアやフード&ウェルネス、ICTなどを成長領域に位置付け。 記:2024/08/23
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炭素・黒鉛製品メーカー。黒鉛電極、カーボンブラックで国内トップシェア。ファインカーボン事業、アルミ電解用のカソード等も手掛ける。26年度営業利益530億円目標。黒鉛電極事業の構造改革などに取り組む。 記:2024/04/29
6703 東証プライム
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時価総額 3,186,593百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
6997 東証プライム
1,078
10/11 15:00
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時価総額 21,900百万円
1931年創業の電子部品メーカー。アルミ電解コンデンサで世界トップシェア。電気二重層キャパシタにも強み。ホンダなどが主要取引先。ICT市場、産業機器市場を最重要戦略市場に位置付け。高付加価値品の拡販図る。 記:2024/06/29
7366 東証プライム
1,264
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時価総額 45,049百万円
障がい者就労支援サービス等の就労支援事業、児童発達支援サービス等の児童福祉事業が柱。発達障害ポータルサイトなどの運営も。就労支援事業は新規開設施設の集客が順調。児童福祉事業は既存施設の利用率が高水準。 記:2024/06/07
76
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時価総額 950百万円
和装店運営の京都きもの友禅が中核。優良客が多く抱える「友の会」に強み。写真スタジオ等も。主要事業である和装各店の収益性の低下が課題。コスト構造等の見直し進める。オンライン着付教室やネイルサロンは終了。 記:2024/07/26
8093 東証プライム
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時価総額 19,293百万円
機械商社。鉄鋼や自動車等の関連機械装置、電気機械設備、資源開発機器等の産業設備に加え、樹脂や塗料、複合材料の産業素材、機械部品も扱う。海外プラント向け重電事業や炭素繊維関連が堅調。ねじ関連も売上伸長。 記:2024/05/31