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【注目銘柄ダイジェスト】楽天が大幅反落、LINEはストップ高

2019/11/14 17:26 FISCO
*17:26JST 【注目銘柄ダイジェスト】楽天が大幅反落、LINEはストップ高 <3938> LINE 5290 +705 ストップ高。「ヤフー」を展開するZHD<4689>と経営統合することで最終調整に入ったと報じられている。統合が実現すれば1億人規模のサービス基盤が誕生することになる。両社では「検討進めているのは事実」としている。統合案としては、ソフトバンクとネイバーが共同出資会社を設立してZHD株の親会社となり、この傘下にヤフーとLINEが入る案が検討されているもよう。再編プレミアムへの期待感が先行へ。 <8306> 三菱UFJ 578.0 -8.9 続落。前日に上半期の決算を発表、純利益は6100億円で前年同期比6.3%減益、進捗率は68%と好進捗であるが、事前観測報道に近い水準でもあり、サプライズは限定的のようだ。発行済み株式数の0.77%を上限とする自社株買いも発表したが、こちらも期待は織り込み済みであったようだ。ダナモン銀行の減損リスクなどが残る状況下、積極的に評価する動きには至っていない。 <7272> ヤマハ発 2295 +105 大幅反発。前日に第3四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は310億円で前年同期比6.9%減益、為替の影響で会社計画比では弱含みの着地となったもようだが、市場予想は若干上回る形に。上半期の2ケタ減益からは減益率も縮小している。7-9月期は先進国二輪の赤字縮小やマリンの好調がけん引したようだ。決算に大きなサプライズはないものの、円高の影響が警戒されていた中で、安心感が先行する形になっている。 <4755> 楽天 933 -57 大幅反落。インターネット業界売上高第2位のZHD<4689>とLINE<3938>の経営統合が報じられており、現在業界トップである同社には今後の競争激化への懸念が強まる展開になっているようだ。統合2社は決済サービス分野や金融分野における相乗効果が大きいとみられており、今後は同社においても再編の動きなどが必要になってくるとの見方も台頭。 <3397> トリドール 2866 +440 急騰。前日に上半期の決算を発表、営業利益は50.8億円で前年同期比23.3%増益、従来予想の33.6億円を上回り、一転して2ケタ増益での着地になった。通期予想は従来の54.6億円から66.9億円にまで上方修正している。、国内丸亀製麺業態におけるブランド再構築効果に加えて、テレビCM出稿量増や他社とのコラボなど販促戦略も奏効した。想定以上の収益回復にサプライズが強まる展開へ。 <4849> エン・ジャパン 5330 +365 急伸で年初来高値を更新。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業益は33億円で前年同期2.1%増、4-6月期の2ケタ減から増益転換し、市場予想も5億円程度上回った。「エン転職」が増収に転じたほか、コストも想定を下振れもよう。Engageへの追加投資などで、通期会社計画は122億円、前期比4.6%増を据え置くが、上半期は9億円程度計画を上振れており、コンセンサスの切り上がりへとつながった。 <5698> エンビプロHD 759 +77 急騰で一時ストップ高。前日発表の第1四半期決算が好感された。営業利益は4.4億円で前年同期比2.3倍、据え置きの通期計画9.8億円に対する進捗率は45%にまで達した。グローバル資源循環事業が大幅な増収増益となったほか、物流代行サービスの回復などで中古自動車関連事業も黒字転換。リチウムイオン2次電池等リサイクルの処理設備の稼働も本格化することで、通期業績の上振れ期待が高まる展開になっている。 <2120> LIFULL 596 -100 ストップ安。前日に19年9月期本決算を発表。営業益は41.1億円で前年同期4.7%減、従来予想の45億円を下振れた。M&Aなど一時的なコスト増が響いた。一方、20年9月期は65.2億円で同58.6%増と大幅増益見通しになっている。ただ、もともと中期計画では売上収益500億円台、EBITDA率20%前後を想定していただけに、プラスインパクトは限定的。本日は楽天<4755>の株安もやや重しに。 <7744> ノーリツ鋼機 1726 -154 伸び悩んで急反落。前日に上半期決算を発表、営業利益は8.1億円で前年同期比66.7%の大幅減益、従来予想の27億円を大きく下振れている。通期予想も従来の62億円から40億円に下方修正。、シニア向け通信販売事業を展開する全国通販、グラフィックソリューション事業を運営するキラリトでの減損計上が背景に。想定外の大幅下方修正をマイナス視へ。なお、子会社JMDCの上場承認も同時に発表している。 <6728> アルバック 4525 -370 急落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は49億円で前年同期比43.5%減と大幅減益になったが、会社側の上半期計画85億円、同45.1%減との比較では大きなサプライズはない。ただ、今後の業績に影響を及ぼす受注高は352億円、同54.8%減と落ち込みが大きくなっており、第2四半期以降の収益回復期待などは後退する展開になっているもよう。
関連銘柄 11件
2120 東証プライム
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時価総額 19,599百万円
国内最大級の不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME'S」を運営。老人ホーム・介護施設の検索サイトの運営、海外事業等も手掛ける。HOME'S関連事業ではクライアントネットワークの拡大・強化を図る。 記:2024/08/02
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讃岐うどん専門店「丸亀製麺」を全国展開。コナズ珈琲、豚骨ラーメン「ずんどう屋」なども。アジア中心に海外でも店舗展開。グループ店舗数は1900店舗超。配当性向20%以上目標。「丸亀うどーなつ」は販売順調。 記:2024/08/23
3938 東証1部
5,350
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時価総額 1,304,330百万円
国内最大のメッセンジャーアプリ「LINE」を運営。広告収入に次ぐ収益の柱として金融サービスに力注ぐ。来年3月にヤフーとの統合を予定。20.12期3Q累計は子会社の売却と増資に伴う一時利益計上で営業黒字に。 記:2020/11/24
4689 東証プライム
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時価総額 3,310,397百万円
ヤフー、LINEなどの再編で2023年に誕生。グループ会社にアスクル、出前館、PayPay、ZOZOなど。LYPプレミアムは有料会員の拡大図る。「LINE Pay」は25年4月末に国内サービスを終了予定。 記:2024/06/28
4755 東証プライム
913
10/4 15:00
-4.5(%)
時価総額 1,881,702百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。クレジットカード関連サービスなどフィンテック部門は順調。 記:2024/07/08
4849 東証プライム
2,433
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+30(%)
時価総額 120,959百万円
大手求人情報サイト運営会社。「エン転職」や「エンミドルの転職」、「エンバイト」等を運営する。人材紹介や採用支援等のサイトも手掛ける。今期3Q累計は堅調な国内が海外をカバーも、人件費や広告宣伝費が増加した。 記:2024/04/16
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10/4 15:00
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時価総額 15,804百万円
金属・廃棄物リサイクル等の資源循環事業、資源の国際流通等のグローバルトレーディング事業が柱。リチウムイオン電池リサイクル事業等も。グローバルトレーディング事業は堅調。28.6期売上高800億円目標。 記:2024/06/18
6728 東証プライム
7,616
10/4 15:00
-206(%)
時価総額 375,895百万円
世界的な真空装置メーカー。半導体やFPD、電子部品向けに製造装置を提供する。コンポーネント事業は受注、売上が増加。真空ポンプや計測機器等が貢献。半導体及び電子部品製造装置は売上増。24.6期2Qは増収。 記:2024/04/14
7272 東証プライム
1,333.5
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+10(%)
時価総額 1,401,044百万円
二輪車を主力とするランドモビリティ事業が柱。船外機が主力のマリン事業、ロボティクス事業等も。1955年に日本楽器製造(現ヤマハ)から分離独立。海外売上比率が高い。二輪車はインド、ブラジルで強い需要続く。 記:2024/07/04
7744 東証プライム
4,355
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+75(%)
時価総額 157,612百万円
マーキングペン先で世界首位。血中バイオマーカー検査や遠隔医療に加え、DJ機材やイヤホンなど音響機器も展開。音響機器関連は好調。その他費用は減少。23.12期通期は大幅営業増益。24.12期は増収計画。 記:2024/04/13
1,480
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+31.5(%)
時価総額 19,657,353百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29