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【注目銘柄ダイジェスト】ポーラオルHDが急落、サイバーは大幅続落

2019/10/31 18:03 FISCO
*18:03JST 【注目銘柄ダイジェスト】ポーラオルHDが急落、サイバーは大幅続落 <6378> 木村化 451 +56 一時ストップ高。2020年からランニングコストを従来比で約6分の1に低減したアンモニア回収装置の受注に乗り出すと一部で報じられ、今後の業績寄与を期待した動きが優勢になった。同装置は1%濃度のアンモニア排水から99.9%のアンモニアを除去し、有価物として濃度25%のアンモニア水を回収するもの。化成品や半導体業界向けなどへの販売を見込み、初年度5億円、24年度には30億円規模に育成していく計画。 <4927> ポーラオルHD 2462 -187 急落。前日に第3四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は91.7億円で前年同期比0.6%減益、市場予想を10億円以上下回った。健康食品の販売が低迷したほか、仮需の発生も相対的に小さかったもよう。同時に通期予想を345億円から300億円に下方修正、市場予想も会社側従来予想水準であった。7月に続いての下方修正となっており、低調なモメンタムが嫌気される動きとなっている。 <4751> サイバー 3530 -495 大幅続落。前日に19年9月期決算を発表、営業益は308億円で前期比2.2%増益となった。7-9月期は広告宣伝費削減などで大幅増となったが、売上成長は鈍化する形となった。減損損失計上により、最終益は大幅減益となった。また、20年9月期営業利益は280-320億円のレンジ予想で前期ほぼ横ばいの水準、市場予想も下回る。とりわけ、売上高が2.5%増収にとどまるガイダンスがネガティブに捉えられた。 <5201> AGC 3830 +255 急伸。前日に第3四半期決算を発表、7-9月期営業利益は321億円で前年同期比20.2%増益、第1四半期、第2四半期と3割減益が続いていただけに、収益は急回復する形となっている。EUVマスクブランクスやオプトエレクトロニクス製品などが好調で、化学事業の利益も回復した。一部で期待された自社株買いの発表はなかったものの、収益底打ち期待を反映する動きが優勢になっている。 <4921> ファンケル 3075 +213 大幅続伸。前日に上半期決算を発表、営業益は89億円で前年同期比25.6%増、4-6月期の同2.5%減に対して、7-9月期は同74.1%の大幅増に転換し、市場予想も7億円ほど上振れたとみられる。消費増税前の仮需の影響も押し上げ要因になったとみられるが、想定以上の大幅上振れをポジティブ視する動きが優勢になった。また、海外展開も軌道化しており、仮需の反動がカバーできるとの期待も高まる方向に。 <3938> LINE 3990 +35 大幅反発。前日に発表した第3四半期決算が好感される展開に。7-9月期営業損益は57億円の赤字となり、前四半期比82億円の改善となっている。マーケティングコストの抑制が想定以上で、市場予想も上回ったとみられる。また、中期的な業績けん引役として期待されるディスプレイ広告も、増収率が一段と加速する状況になってきている。 <6770> アルプスアル 2344 +188 大幅反発。前日に上半期の決算を発表、営業利益は215億円で前年同期比28.7%減益となった。9月27日の下方修正に沿った水準での着地となる。下期計画に関しては今回も修正はなし。業績数値にはサプライズがないものの、短期的な出尽くし感に加えて、説明会を受けて、スマホカメラ用アクチュエーター、統合シナジーへの期待感などがあらためて高まる形にはなっているもようだ。 <6501> 日立 4069 -215 大幅続落。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業益は1728億円で前年同期比12.0%減、市場予想は150億円程度下回ったもよう。通期計画も7650億円から6850億円に下方修正しており、ネガティブに捉える動きが先行した。上場子会社の下振れが下方修正の主因に。なお、ホンダ<7267>系との自動車部品経営統合を発表したが、SMBC日興証券では、償却前で700億円程度の業績貢献と分析する。 <6857> アドバンテス 4945 -475 大幅続落。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は177億円で前年同期比1.3%減、市場予想を約50億円上振れた。通期計画は300億円から450億円、前期比30.4%減と、市場コンセンサス並みまで増額した。足元の受注好調が反映された一方、通期受注高は2300億円予想から2350億円と、小幅な引き上げにとどまった。一時的に5G関連減速の可能性が示唆されたもようで、短期的な出尽くし感に。 <6758> ソニー 6625 +260 大幅反発。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は2790億円で前年同期比16.5%増益となり、市場予想を400-500億円程度上回っている。また、通期予想も8100億円から8400億円、前期比6.1%減と、コンセンサス水準にまで上方修正。イメージセンサーの上振れが主因となっている。新タイトルの発売日ずれ込みでゲームは下方修正されたものの、こちらは来期業績の上振れ要因へとつながる。
関連銘柄 11件
3938 東証1部
5,350
12/28 15:00
±0(%)
時価総額 1,304,330百万円
国内最大のメッセンジャーアプリ「LINE」を運営。広告収入に次ぐ収益の柱として金融サービスに力注ぐ。来年3月にヤフーとの統合を予定。20.12期3Q累計は子会社の売却と増資に伴う一時利益計上で営業黒字に。 記:2020/11/24
4751 東証プライム
1,013
10/4 15:00
+6(%)
時価総額 512,501百万円
インターネット広告事業が主力。運用型広告で国内首位。検索連動型広告に強み。ABEMA等のメディア事業、ゲーム事業、投資育成事業等も手掛ける。ABEMAはスポーツコンテンツの拡充、マネタイズを強化。 記:2024/08/26
4921 東証プライム
2,790
10/4 15:00
+2.5(%)
時価総額 363,685百万円
ファンケル化粧品、アテニア化粧品が柱の化粧品メーカー。サプリメントなど栄養補助食品関連事業等も手掛ける。機能性表示食品市場でトップクラスのシェア。ファンケルメンバーズアプリの登録者数は100万人超。 記:2024/05/02
1,562
10/4 15:00
+46.5(%)
時価総額 357,910百万円
1929年創業の化粧品メーカー「ポーラ」、スキンケア中心の「オルビス」などを傘下に収める持株会社。ジュリーク、スリーなどのブランドも展開。ポーラブランドではエイジングケア、美白中心に高機能商品を投入。 記:2024/09/02
5201 東証プライム
4,765
10/4 15:00
+20(%)
時価総額 1,083,756百万円
世界的ガラスメーカー。建築用板ガラスや自動車用ガラスに強み。フッ素樹脂などの化学品も。新中計では26.12期に営業益2300億円が目標。24.12期は二桁営業増益を目指す。還元方針をDOE3%目安に変更。 記:2024/04/12
6378 東証スタンダード
757
10/4 15:00
+13(%)
時価総額 15,594百万円
1924年創業の総合プラントエンジニアリング会社。兵庫県尼崎市に本社。化学プラントや原子力装置の設計・製作、メンテナンス等を行う。阪本薬品工業などが主要取引先。化工機事業はメンテナンス工事などが順調。 記:2024/08/27
6501 東証プライム
3,761
10/4 15:00
-20(%)
時価総額 17,438,136百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
6758 東証プライム
2,767
10/4 15:00
-13(%)
時価総額 17,274,652百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6770 東証プライム
1,580.5
10/4 15:00
+12.5(%)
時価総額 346,574百万円
電子部品のアルプス電気、カーナビのアルパインが経営統合。スイッチや可変抵抗器などコンポーネント事業が主力。タクトスイッチは業界トップクラスのシェア。海外売上高比率が高い。車載用電子部品の拡大等に注力。 記:2024/06/15
6857 東証プライム
6,974
10/4 15:00
+109(%)
時価総額 5,343,263百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
7267 東証プライム
1,568.5
10/4 15:00
+4(%)
時価総額 8,523,676百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03