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イージェイHD Research Memo(5):自己資本比率は60%以上と健全な水準で、財務内容は良好

2020/8/13 15:55 FISCO
*15:55JST イージェイHD Research Memo(5):自己資本比率は60%以上と健全な水準で、財務内容は良好 ■E・Jホールディングス<2153>の業績動向 3. 財務状況と経営指標 2020年5月期末の財務状況を見ると、資産合計は前期末比4,454百万円増加の31,185百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産では現金及び預金が3,253百万円増加した。また、業務量の拡大を背景にたな卸資産が849百万円増加した。固定資産では有形固定資産が286百万円増加した。そのほか、アイ・デベロップ・コンサルタンツの子会社化に伴い、のれんが1,007百万円増加した。また、投資有価証券が804百万円増加し、前期末に計上していた長期仮払金1,498百万円がなくなった。 負債合計は前期末比2,278百万円増加の10,860百万円となった。訴訟損失引当金が1,498百万円減少した。一方で、未払金が544百万円、未成業務受入金が1,926百万円、有利子負債が801百万円それぞれ増加した。また、純資産合計は前期末比2,175百万円増加の20,324百万円となった。配当金の支払い261百万円に対して、親会社株主に帰属する当期純利益2,029百万円を計上し、利益剰余金が2,071百万円増加した。 経営指標を見ると、経営の安全性を示す自己資本比率は65.2%と60%台の水準を維持した。また、有利子負債依存度も4.2%と低水準で推移しており、財務内容は健全な状況にあると判断される。一方、収益性指標を見るとROAが11.1%、ROEが10.5%、売上高経常利益率が10.5%とそれぞれ10%台に乗せている。中期経営計画で目標としていた数値(ROE8%以上、経常利益率7.0%以上)を1年前倒しで達成している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《EY》
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総合建設コンサルタントのエイト日本技術開発を中核とする持株会社。官公庁向け受注比率が高い。東南アジアなど海外でも実績。売上は4Qに偏重する傾向。エイト日本技術開発では橋梁構造分野の競争力拡大を図る。 記:2024/06/03