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前場に注目すべき3つのポイント~ソニーやアドバンテストなど決算を材料視した物色に

2019/10/31 8:38 FISCO
*08:38JST 前場に注目すべき3つのポイント~ソニーやアドバンテストなど決算を材料視した物色に 31日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:ソニーやアドバンテストなど決算を材料視した物色に ■前場の注目材料:ソニー、20/3期営業利益を上方修正 ■塩野義、UMNファーマにTOB、完全子会社化へ ■ソニーやアドバンテストなど決算を材料視した物色に 31日の日本株市場は、米株高の流れを受けて底堅い相場展開が意識される。30日の米国市場では、NYダウが115ドル高と上昇した。注目された連邦公開市場員会(FOMC)では、大方の予想通り、今年3度目の0.25Pt利下げを発表。パウエル議長は今後の利上げには大幅なインフレ率上昇が必要になるとの認識を示し、発表後に上げ幅を広げている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比90円高の22930円。円相場は1ドル108円80銭台で推移している。 また、アップルは取引終了後に7-9月期決算を発表し、売上高、1株利益ともに予想を上振れており、時間外で上昇していることも材料視されよう。ウエアラブル端末の販売増加に加え、アプリや音楽配信、モバイル決済などサービス事業の好調が寄与した。その他、本格化する決算の中、昨日の取引終了後に決算を発表したところでは、ソニー<6758>、アドバンテスト<6857>、アンリツ<6754>が上方修正を発表している。アドバンテスト、アンリツについては5Gの需要拡大によるものであり、5G関連への波及も意識されそうだ。 その他、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致を目指す大阪府と大阪市が、運営事業者に総額1兆円規模の投資を求める方針を固めたことが報じられている。米ラスベガスやシンガポールの代表的なIRを凌ぐ、世界屈指の施設を目指すと伝えられており、カジノ関連の一角などへの物色が意識されそうである。 また、国内イベントでは日銀の金融政策決定会合があるが、マイナス金利深掘りへの思惑等が出ているが、結果的には見送るとみられ、サプライズはないだろう。週末3連休を控えていることもあって商いは膨らみづらいところであり、日経平均は節目の23000円突破は厳しいと考えられるが、下値の堅さは意識されやすい。決算を手掛かりとした個別物色を中心とした流れが継続しよう。なお、通期計画は据え置いているものの、2Q上方修正の動きも目立ってきている。日経平均は値がさハイテク株等がけん引しており、依然として低迷している銘柄は多い。低迷している銘柄などは決算が見直し材料となる相場展開が意識されやすいだろう。 ■ソニー、20/3期営業利益を上方修正 ソニー<6758>は第2四半期決算を発表。営業利益は前年同期比17.3%増の5098.80億円だった。コンセンサス(4700億円程度)を上回った。あわせて2020年3月期の営業利益を従来の8100億円から、前期比6.1%減の8400億円に上方修正しており、コンセンサス(8330億円程度)を上回った。ゲーム事業の利益見通しを引き下げる一方、スマートフォン向けの半導体の販売が好調で利益を押し上げる。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(27186.69、+115.27) ・ナスダック総合指数は上昇(8303.98、+27.12) ・シカゴ日経225先物は上昇(22930、大阪比+90) ・VIX指数は低下(12.33、-0.87) ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・株安局面での自社株買い ・塩野義<4507>UMNファーマにTOB、完全子会社化へ ・川重<7012>汎用エンジン販売権を譲渡、三菱重工系列に ・日立キャピ<8586>モビリティーサービスを展開するベルギー社買収 ・伊藤忠<8001>英・駐車場シェアと提携、モビリティー関連開発 ・三井物<8031>EV充電ステーションの運営などを手掛ける米社に出資 ・Sansan<4443>名刺管理で反社チェック、Sansanなど、米社と共同開発 ・武田<4502>米社から開発権獲得、セリアック病治療薬 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・日銀金融政策決定会合(最終日) ・08:50 9月鉱工業生産速報値(前月比予想:+0.4%、8月:-1.2%) <海外> ・10:00 中・10月製造業PMI(予想:49.8、9月:49.8) ・10:00 中・10月非製造業PMI(予想:53.6、9月:53.7) 《SF》
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国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
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6754 東証プライム
1,181.5
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時価総額 160,532百万円
通信用計測器、測定システムの製造・販売等を行う通信計測事業が主力。1895年創業。自動重量選別機、EV・電池向け試験装置等も。配当性向は50%以上目標。中計では27.3期営業利益200億円目指す。 記:2024/06/15
6758 東証プライム
2,948
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時価総額 18,404,653百万円
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6857 東証プライム
9,447
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+62(%)
時価総額 7,237,734百万円
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7012 東証プライム
6,282
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時価総額 1,054,886百万円
総合重機大手。二輪車や航空機、鉄道車両、造船、各種発電設備プラント、油圧機器・油圧装置等を手掛ける。ウェハ搬送ロボットで世界トップシェア。1878年創業。エネルギー・環境ソリューション分野などに注力。 記:2024/10/20
8001 東証プライム
7,581
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時価総額 12,015,051百万円
1858年創業の大手総合商社。繊維、金属、食料、機械、エネルギー・化学品、住生活分野などで事業展開。伊藤忠エネクス、伊藤忠食品などを傘下に持つ。総還元性向50%目途。川下ビジネスの開拓・進化等に取り組む。 記:2024/08/30
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3,305
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時価総額 10,005,514百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04
8586 東証1部
3,250
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時価総額 405,688百万円
大手ファイナンス大会社。環境・エネルギー、モビリティ、ライフ、販売金融の4分野の注力し、金融サービスを提供。三菱UFJリースと経営統合へ。21.3期3Q累計はコロナ禍が取扱高に影響も、売電収入が増加した。 記:2021/02/08