マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/24 13:28:52
15,181,859
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

ソニーやアドバンテストなど決算を材料視した物色に

2019/10/31 8:32 FISCO
*08:32JST ソニーやアドバンテストなど決算を材料視した物色に  31日の日本株市場は、米株高の流れを受けて底堅い相場展開が意識される。30日の米国市場では、NYダウが115ドル高と上昇した。注目された連邦公開市場員会(FOMC)では、大方の予想通り、今年3度目の0.25Pt利下げを発表。パウエル議長は今後の利上げには大幅なインフレ率上昇が必要になるとの認識を示し、発表後に上げ幅を広げている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比90円高の22930円。円相場は1ドル108円80銭台で推移している。  また、アップルは取引終了後に7-9月期決算を発表し、売上高、1株利益ともに予想を上振れており、時間外で上昇していることも材料視されよう。ウエアラブル端末の販売増加に加え、アプリや音楽配信、モバイル決済などサービス事業の好調が寄与した。その他、本格化する決算の中、昨日の取引終了後に決算を発表したところでは、ソニー<6758>、アドバンテスト<6857>、アンリツ<6754>が上方修正を発表している。アドバンテスト、アンリツについては5Gの需要拡大によるものであり、5G関連への波及も意識されそうだ。  その他、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致を目指す大阪府と大阪市が、運営事業者に総額1兆円規模の投資を求める方針を固めたことが報じられている。米ラスベガスやシンガポールの代表的なIRを凌ぐ、世界屈指の施設を目指すと伝えられており、カジノ関連の一角などへの物色が意識されそうである。  また、国内イベントでは日銀の金融政策決定会合があるが、マイナス金利深掘りへの思惑等が出ているが、結果的には見送るとみられ、サプライズはないだろう。週末3連休を控えていることもあって商いは膨らみづらいところであり、日経平均は節目の23000円突破は厳しいと考えられるが、下値の堅さは意識されやすい。決算を手掛かりとした個別物色を中心とした流れが継続しよう。なお、通期計画は据え置いているものの、2Q上方修正の動きも目立ってきている。日経平均は値がさハイテク株等がけん引しており、依然として低迷している銘柄は多い。低迷している銘柄などは決算が見直し材料となる相場展開が意識されやすいだろう。 《AK》
関連銘柄 3件
6754 東証プライム
1,181.5
11/22 15:30
+6(%)
時価総額 160,532百万円
通信用計測器、測定システムの製造・販売等を行う通信計測事業が主力。1895年創業。自動重量選別機、EV・電池向け試験装置等も。配当性向は50%以上目標。中計では27.3期営業利益200億円目指す。 記:2024/06/15
6758 東証プライム
2,948
11/22 15:30
-3.5(%)
時価総額 18,404,653百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6857 東証プライム
9,447
11/22 15:30
+62(%)
時価総額 7,237,734百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12