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前場に注目すべき3つのポイント~自律反発後の反動安は想定内であり、売り一巡後の底堅さを見極め~

2021/8/19 8:20 FISCO
*08:20JST 前場に注目すべき3つのポイント~自律反発後の反動安は想定内であり、売り一巡後の底堅さを見極め~ 19日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:自律反発後の反動安は想定内であり、売り一巡後の底堅さを見極め ■新日建、22/3上方修正 営業利益148億円←143億円 ■前場の注目材料:トプコン、独に新工場、ICT建機の表示器生産3倍 ■自律反発後の反動安は想定内であり、売り一巡後の底堅さを見極め 19日の日本株市場は、売り優勢の相場展開になりそうであり、売り一巡後の底堅さを見極める格好になりそうだ。18日の米国市場ではNYダウが382ドル安だった。バイデン政権のインフラ案法制化への期待が後退したほか、連邦準備制度理事会(FRB)が公表する7月開催分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨への警戒感から売り優勢の展開。議事要旨の中で、年内の緩和縮小の可能性が示唆されると警戒感が強まり、引けにかけて売りにさらに拍車がかかった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比185円安の27415円。円相場は1ドル109円80銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まろう。前日のリバウンド分が帳消しになる格好であり、5月以降のボトム圏での推移が続く格好。ただし、昨日のリバウンドでは日経平均は5日線水準までの自律反発を見せていたが、一巡感が意識されやすいところでもあり、反動安についてはある程度は想定されていたと見られる。 しかし、米国では景気敏感株のほか、大型テック株や半導体株なども弱い値動きを見せている。水準としては高値圏に位置していることもあり利益確定の流れではあろうが、金融緩和の縮小の可能性からリスク資産を圧縮する動きが強まりやすく、日本株へも売りが波及しやすい。また、昨日は先物市場ではクレディスイスによる買い戻しが観測されていた。ショートカバーが続くようであれば底堅さが意識されやすく、売り一巡後の出直りも期待されよう。一方で、原油先物相場の弱い値動きなどから、改めてショートを仕掛けてくる可能性もあることから、様子見姿勢に向かわせそうだ。 なお、マザーズ指数は1000Pt割れからのリバウンドを見せていたが、本日は売りが先行するなかで、1000Ptをキープできるかが注目される。前日の朝方の調整で追証に伴う需給整理は一巡したとの期待あるが故に、売り一巡後の底堅さを見せたいところであろう。 ■新日建、22/3上方修正 営業利益148億円←143億円 新日建<1879>は2022年3月期業績予想の修正を発表。営業利益は143億円から148億円に上方修正した。冨士工の株式の取得(子会社化)に伴う修正。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(27585.91、+161.44) ・1ドル109円70-80銭 ・海外コロナワクチン接種の進展 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・トプコン<7732>独に新工場、ICT建機の表示器生産3倍 ・日本新薬<4516>中国現法、筋ジス薬投入に向け年内 ・コマツ<6301>スウェーデンの新工場稼働、林業機械、生産性向上 ・伊藤忠<8001>豪でグリーン水素供給網構築の事業化調査開始 ・住友鉱<5713>資源機構、豪の銅探鉱プロで住友鉱山と契約締結 ・SCREEN<7735>京都女子大とデータサイエンス教育などで包括連携 ・共和レザー<3553>工場のCO2排出量を25年度めど25%削減 ・日機装<6376>低・脱炭素で30年度売上高500億円超、LNG・水素対応 ・NEC<6701>空港・イベント会場向け深紫外線装置開発 ・ディスコ<6146>桑畑工場の新棟完成、延べ床3割増 ・エーザイ<4523>がん治療薬の併用療法でFDA承認取得 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:30 豪・7月失業率(予想:5.0%、6月:4.9%) ・10:30 豪・7月雇用者数増減(予想:-4.31万人、6月:+2.91万人) 《ST》
関連銘柄 12件
1879 東証プライム
1,595
10/4 15:00
-14(%)
時価総額 97,871百万円
千葉県地盤の建設会社。首都圏が軸の分譲マンションは土地取得から建築、販売までを一貫で行う。千葉銀行本店ビルなどで施工実績。工事の完成、物件引渡しは4Qに集中する傾向。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/13
3553 東証スタンダード
670
10/4 15:00
+3(%)
時価総額 16,415百万円
トヨタ系列の車両用内装表皮材メーカー。売上の約5割がトヨタグループ向け。24.3期3Q累計は住宅・住設用製品が足踏み。だがトヨタの生産回復を受けて自動車内装材の受注が想定以上。原価改善も効いて収益急改善。 記:2024/04/16
4516 東証プライム
4,000
10/4 15:00
+34(%)
時価総額 281,004百万円
中堅製薬メーカー。1919年創立。泌尿器科、血液内科、難病・希少疾患、婦人科が注力領域。サプリメントなど機能食品事業も。デュシェンヌ型筋ジストロフィー治療剤などは順調。29.3期売上高2300億円目標。 記:2024/06/18
4523 東証プライム
5,497
10/4 15:00
-49(%)
時価総額 1,630,229百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
5713 東証プライム
4,584
10/4 15:00
+15(%)
時価総額 1,333,091百万円
総合非鉄素材メーカー。1590年創業。住友グループの源流。資源開発、銅など非鉄金属の製錬、機能性材料の製造・販売等を行う。材料事業では車載用電池材料の需要が底堅い。資源部門では菱刈鉱山が順調な操業継続。 記:2024/07/02
6146 東証プライム
39,710
10/4 15:00
-690(%)
時価総額 4,301,268百万円
半導体の精密加工装置、精密加工ツールの製造・販売を行う。1937年に広島県呉市で創業。ダイシングソーなどで世界トップシェア。パワー半導体向け中心に精密加工装置は出荷順調。生産能力の強化、効率化推進。 記:2024/06/28
6301 東証プライム
4,060
10/4 15:00
+10(%)
時価総額 3,950,973百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6376 東証プライム
1,032
10/4 15:00
+4(%)
時価総額 76,663百万円
産業用ポンプ・システム等のインダストリアル事業、血液透析関連製品等のメディカル事業、航空宇宙事業を展開。ジェットエンジンナセル部品「カスケード」で世界トップシェア。産業用ポンプ・システムは収益性回復傾向。 記:2024/07/26
6701 東証プライム
14,070
10/4 15:00
-80(%)
時価総額 3,839,000百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
7732 東証プライム
1,625.5
10/4 15:00
+5(%)
時価総額 175,986百万円
光学精密機器メーカー。衛星測位や三次元計測などを駆使したITソリューションを手掛ける。眼科医療機器等も。24.3期3Qは増収確保。ポジショニング事業は足踏みだが、好調な販売が続くアイケア事業が売上下支え。 記:2024/04/13
10,320
10/4 15:00
-65(%)
時価総額 1,048,409百万円
半導体機器の製造、販売等を行うSCREENセミコンダクターソリューションズが中核の持株会社。バッチ式洗浄装置やスピンスクラバーなどで世界トップシェア。配当性向30%以上目安。DX推進による生産性向上図る。 記:2024/08/22
8001 東証プライム
7,877
10/4 15:00
+13(%)
時価総額 12,484,179百万円
1858年創業の大手総合商社。繊維、金属、食料、機械、エネルギー・化学品、住生活分野などで事業展開。伊藤忠エネクス、伊藤忠食品などを傘下に持つ。総還元性向50%目途。川下ビジネスの開拓・進化等に取り組む。 記:2024/08/30