マーケット
10/10 15:15
39,380.89
+102.93
42,454.12
-57.88
暗号資産
FISCO BTC Index
10/11 9:26:00
8,975,667
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~東エレクの決算反応に関心が集まる~

2021/8/17 8:47 FISCO
*08:47JST 前場に注目すべき3つのポイント~東エレクの決算反応に関心が集まる~ 17日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:東エレクの決算反応に関心が集まる ■東エレク、22/3上方修正 営業利益5080億円←4420億円、コンセンサス上回る ■前場の注目材料:ディスコ、増産1000人採用、半導体装置の納期遅れ解消へ ■東エレクの決算内容を見極めたいとする模様眺めムードが強まりやすい 17日の日本株市場は、前日の大幅な下落に対する自律反発が意識されるものの、戻り待ちの売り圧力が神経質にさせそうである。16日の米国市場ではNYダウが110ドル高だった。中国や米国の経済指標が市場予想を下回ったほか、中東の地政学的リスクから売りが先行したが、その後は買い戻されており、NYダウ、S&P500は上昇に転じている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比180円高の27660円。円相場は1ドル109円20銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。ただし、前日の500円を超える大幅な下落による需給懸念が高まりやすく、戻り待ちの売り圧力が警戒されやすいだろう。中国の予想を下回った経済指標については既に織り込まれているものの、アフガニスタンの地政学リスクは燻りやすく、リバウンド基調は強まりづらいところ。 また、昨日は先物市場でクレディスイスによる日経225先物、TOPIX先物への大幅な売り越しが目立っていた。CTA経由の売買と見られているが、原油先物相場は下落していることもあり、ショートカバーを強めてくる動きは期待しづらいところである。反対に新型コロナウイルス感染症拡大によって13都府県に緊急事態宣言が拡大していることもあり、戻り待ちの売り圧力が警戒されやすいだろう。 その中で、昨夕に決算を発表した東エレク<8035>の動向が注目されよう。第1四半期の進捗及び通期上方修正を評価した物色が強まるかが注目される。足元で直近のボトム圏で推移していることもあり、決算評価からリバウンドを強めてくるようだと、指数インパクトが大きいこともあって、日経平均を支えることが期待されよう。一方で、株価反応が限られるようだと、先物主導でショートが強まる可能性もありそうだ。 その他はテーマ株など個別に材料のある銘柄などでの短期的な値幅取り狙いの売買が中心になりやすいだろう。また、マザーズ指数は年初来安値を更新したが、5月安値とのボトム形成が意識されやすい水準であり、指数への寄与度が大きい時価総額上位銘柄への自律反発を狙った動きを見極めたいところであろう。 ■東エレク、22/3上方修正 営業利益5080億円←4420億円、コンセンサス上回る 東エレク<8035>が発表した第1四半期決算は、売上高が前年同期比92.0%増の1417.91億円(コンセンサス1070億円程度)だった。あわせて2022年3月期業績予想の修正を発表。営業利益は4420億円から5080億円(コンセンサス4430億円程度)を上回る。IoT、AI、5G等の情報通信技術の用途の拡がりによるデータ社会への移行を背景とした半導体需要の高まりに伴い、半導体製造装置市場の拡大が加速している。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(35625.40、+110.02) ・シカゴ日経先物は上昇(27660、大阪比+180) ・米長期金利は低下 ・海外コロナワクチン接種の進展 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・ディスコ<6146>増産1000人採用、半導体装置の納期遅れ解消へ ・住友鉱<5713>使用済み電池から回収したニッケル・コバルトを正極材に再利用 ・三井金<5706>子会社工場の操業停止、豪雨で一部冠水 ・ヤマハ発<7272>30年めど東南アに電動2輪、125—150cc柱に ・横浜ゴム<5101>タイヤ遠隔監視をカーシェアに導入、オリックス自と実証 ・NSSOL<2327>フェアリーと装着者の作業可視化するウエアラブルデバイス ・フュートレック<2468>音声認識・顧客情報管理、営業体制を拡充 ・協和キリン<4151>蘭からADC創製権 ・花王<4452>老化の進行推定、皮脂RNAから算出 ・東邦亜鉛<5707>東邦亜鉛・アサカ理研、リサイクル共同研究、LIB精製処理で ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 11件
2327 東証プライム
3,735
10/10 15:00
-70(%)
時価総額 683,512百万円
日本製鉄傘下のシステムインテグレーター大手。産業・鉄鋼向けなどのビジネスソリューション、コンサルティング&デジタルサービス等を手掛ける。仮想デスクトップサービスなど各種ソリューションの拡販に取り組む。 記:2024/08/02
2468 東証スタンダード
196
9/26 15:00
+11(%)
時価総額 1,863百万円
音声認識技術を中核に、IoTやAIロボット等に対応した音声認識ソリューション製品を提供。声認証エンジン等も。デジタルマーケティング事業は売上堅調。24.3期3Qは損益改善。エーアイと経営統合で基本合意。 記:2024/04/17
4151 東証プライム
2,666
10/10 15:00
+38(%)
時価総額 1,439,640百万円
医療用医薬品メーカー。キリンHDの子会社。がんや腎、免疫、中枢神経の分野で抗体医薬品や低分子医薬品等の医療用医薬品を開発する。富士フイルムと提携。23年12月期は国内が足踏みも、海外が堅調に推移した。 記:2024/04/14
4452 東証プライム
7,043
10/10 15:00
-8(%)
時価総額 3,345,425百万円
トイレタリー国内最大手。衣料用洗剤や食器用洗剤、サニタリー製品、スキンケア製品、化粧品のほか、油脂製品等のケミカル事業も手掛ける。バスクリーナーは高付加価値製品が好調。ヘアケア製品などは売上が順調。 記:2024/06/11
5101 東証プライム
3,266
10/10 15:00
+61(%)
時価総額 553,747百万円
国内大手のタイヤメーカー。1917年創業。産業車両用などスペシャリティータイヤで高シェア。ゴルフ関連商品、航空機向け製品等も。26.12期売上高1兆1500億円目標。タイヤは高付加価値品比率の向上図る。 記:2024/05/08
5706 東証プライム
5,075
10/10 15:00
+14(%)
時価総額 290,945百万円
1874年創業の非鉄金属大手。機能材料部門、金属部門が柱。亜鉛に強み。半導体パッケージ基板向け極薄銅箔、二輪用触媒などで世界トップシェア。機能材料部門では既存分野の深耕、環境貢献製品の創出等に取り組む。 記:2024/08/10
5707 東証プライム
1,032
10/10 15:00
-22(%)
時価総額 14,021百万円
1937年創業の非鉄金属メーカー。鉛で国内トップシェア。亜鉛は国内シェア3位。環境・リサイクル事業、電子部材・機能材料事業、資源事業等も。鉛事業ではリサイクル原料比率の引き上げによる生産増強を図る。 記:2024/07/26
5713 東証プライム
4,402
10/10 15:00
+11(%)
時価総額 1,280,163百万円
総合非鉄素材メーカー。1590年創業。住友グループの源流。資源開発、銅など非鉄金属の製錬、機能性材料の製造・販売等を行う。材料事業では車載用電池材料の需要が底堅い。資源部門では菱刈鉱山が順調な操業継続。 記:2024/07/02
6146 東証プライム
37,370
10/10 15:00
-480(%)
時価総額 4,047,806百万円
半導体の精密加工装置、精密加工ツールの製造・販売を行う。1937年に広島県呉市で創業。ダイシングソーなどで世界トップシェア。パワー半導体向け中心に精密加工装置は出荷順調。生産能力の強化、効率化推進。 記:2024/06/28
7272 東証プライム
1,353.5
10/10 15:00
+8.5(%)
時価総額 1,422,057百万円
二輪車を主力とするランドモビリティ事業が柱。船外機が主力のマリン事業、ロボティクス事業等も。1955年に日本楽器製造(現ヤマハ)から分離独立。海外売上比率が高い。二輪車はインド、ブラジルで強い需要続く。 記:2024/07/04
8035 東証プライム
25,515
10/10 15:00
-255(%)
時価総額 12,033,716百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07