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日経VI概況:低下、政策期待と時間外米株安受けて方向感定まりにくく
2020/3/18 16:00
FISCO
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*16:00JST 日経VI概況:低下、政策期待と時間外米株安受けて方向感定まりにくく 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は18日、前日-0.51pt(下落率0.90%)の56.12ptと低下した。なお、高値は57.73pt、安値は54.61pt。前日の米国市場では、1兆ドル規模の財政政策などが支えとなって主要指数は揃って大幅に反発。この流れから、225先物も堅調にスタートし、一時は17320円まで上伸した。ただ、新型コロナウイルス拡大による世界景気減速に対する市場の不安心理は根強く、その後は上値の重い展開に。また、時間外の米株価指数先物が大幅安となると、取引終了間際にかけて急速に失速し、下げに転じた。こうした上下に振れ幅の激しい展開のなか、日経VIも方向感が定まりにくく、緩やかに下げた後はもみ合いの末、結局、小幅ながら低下となった。水準としては依然として50pt台後半の高水準に留まっている。 【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。 《YN》
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