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GMOメディア Research Memo(5):2019年12月期業績はソーシャルメディア広告収入の減少が響き減収減益

2020/3/18 15:55 FISCO
*15:55JST GMOメディア Research Memo(5):2019年12月期業績はソーシャルメディア広告収入の減少が響き減収減益 ■業績動向 1. 2019年12月期の業績概要 GMOメディア<6180>の2019年12月期の売上高は前期比8.5%減の4,145百万円、営業利益は同78.5%減の60百万円、経常利益は同78.4%減の60百万円と減収減益となり、当期純利益は60百万円の損失(前期は197百万円の利益)を計上した。売上高は2期ぶりの減収、各利益は3期連続の減益となった。メディア事業において利益率の高いソーシャルメディア広告収入の減少トレンドが続いたこと、その他メディア支援事業においても2018年12月期に貢献した大型キャンペーンがなくなった影響で減収減益となったことが主因だ。 売上総利益率はソーシャルメディアの広告収入の減少により、前期の31.9%から28.3%に低下し、売上総利益は前期比18.9%減の1,173百万円となった。販管費は人件費や経費の抑制に取り組んだことで前期比4.4%減となったが、販管費率は同1.1ポイント上昇し、結果、営業利益率は前期の6.2%から1.5%と4.7ポイント低下した。また、運用中の自社オリジナルゲームについての将来収益及び資産性の再評価を実施した結果、ソフトウェア資産31百万円、投資有価証券74百万円の減損処理を行い、特別損失として計上した。なお、2019年10月に発表した会社計画に対して営業利益で40百万円上回ったが、これはソーシャルメディア系サービスで年末の広告需要が旺盛で、広告収入が見込みを上回ったことが要因となっている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《EY》
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