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後場に注目すべき3つのポイント~3連休を前に利益確定の売りも

2020/1/10 12:44 FISCO
*12:44JST 後場に注目すべき3つのポイント~3連休を前に利益確定の売りも 10日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は続伸、3連休を前に利益確定の売りも ・ドル・円は伸び悩み、米雇用統計控え買いは慎重 ・値上がり寄与トップはファナック<6954>、同2位は東エレク<8035> ■日経平均は続伸、3連休を前に利益確定の売りも 日経平均は続伸。36.22円高の23776.09円(出来高概算5億7000万株)で前場の取引を終えている。 9日の米株式市場でNYダウは続伸し、211ドル高となった。ナスダック総合指数、S&P500指数も含め、主要株価指数が揃って過去最高値を更新した。米イランの対立激化への懸念後退に加え、中国の劉鶴副首相が訪米し、米中貿易協議の第1段階の合意について米中が15日にも署名すると伝わったことも好感された。円相場は1ドル=109円台半ばまで下落しており、本日の日経平均はこうした流れを引き継いで73円高からスタート。朝方には一時23903.29円(163.42円高)まで上昇したものの、3連休を前に利益確定の売りも出て伸び悩んだ。 個別では、前日に決算発表した安川電<6506>が3%を超える上昇。ただ決算に対する市場評価は分かれ、マイナスに転じる場面があった。ファナック<6954>など他のFA(ファクトリーオートメーション)関連株も買われた。第3四半期決算が市場予想を上回った7&iHD<3382>は4%の上昇。その他売買代金上位ではソフトバンクG<9984>、ソニー<6758>、東エレク<8035>などがしっかり。中小型株では好決算のSHIFT<3697>が商いを伴って急伸し、ヤマシタヘルスケアホールディングス<9265>は連日でストップ高を付けた。一方、業績下方修正のファーストリテ<9983>は3%の下落となり、1銘柄で日経平均を70円近く押し下げた。トヨタ自<7203>やSUMCO<3436>は小安い。また、松屋<8237>や乃村工芸<9716>が東証1部下落率上位に顔を出した。 セクターでは、機械、パルプ・紙、医薬品などが上昇率上位。半面、繊維製品、電気・ガス業、水産・農林業などが下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の4割強、対して値下がり銘柄は5割強となっている。 中東情勢の更なる悪化回避や米中貿易協議の進展への期待などから、米主要株価指数が揃って最高値を更新。本日の日経平均も前場に23900円台を回復する場面があった。ただ、朝方の買いが一巡すると伸び悩んでいる。米雇用統計の発表を控えた週末とあって、利益確定の売りが出やすいことは市場の想定どおり。6日、8日の相場急落局面で日経平均先物を大きく買い越していたエービーエヌ・アムロ・クリアリング証券だが、9日には売り越しに転じており、個人投資家も日経レバETF<1570>に利益確定売りを出しているようだ。6日の急落前水準まで戻し、いったん仕切り直しといったところだろう。 外需関連の先駆けとして注目される安川電の決算については、評価まちまちとはいえあく抜け的な株価反応を見せている。今月下旬から順次発表される10-12月期決算に期待をつなぐ格好となるだろう。なお、本日はローソン<2651>、良品計画<7453>、ファミマ<8028>、イオン<8267>など小売各社の決算発表が予定されており、米国では前述のとおり12月雇用統計の発表がある。 ■ドル・円は伸び悩み、米雇用統計控え買いは慎重 10日午前の東京市場でドル・円は109円半ばで伸び悩んだ。中東情勢の緊張緩和を背景にリスク選好的な流れが続いており、円売りが主要通貨を押し上げている。米中貿易協議での合意署名に対する期待感も、円売りの支援要因。ただ、今晩の米雇用統計を見極めようと、積極的なドル買いは手控えられているもよう。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円46銭から109円58銭、ユーロ・円は121円58銭から121円73銭、ユーロ・ドルは1.1103ドルから1.1109ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・ニューテック<6734>、ヤマシタヘルスケアホールディングス<9265>など、9銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップはファナック<6954>、同2位は東エレク<8035> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・日・11月家計調査・消費支出:前年比-2.0%(予想:-1.8%、10月:-5.1%) ・豪・11月小売売上高:前月比+0.9%(予想:+0.4%、10月:+0.4%←0.0%) <国内> ・14:00 11月景気動向指数・先行速報値(予想:90.9、10月:91.6) <海外> ・15:45 スイス・12月失業率(予想:2.5%、11月:2.3%) 《HH》
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コンビニ大手。ローソン、ローソンストア100などの運営を行う。成城石井、ローソン・ユナイテッドシネマ等を傘下に収める。国内総店舗数は1万4600店舗超。KDDIによるTOBは成立、同社株は上場廃止へ。 記:2024/05/06
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3436 東証プライム
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6506 東証プライム
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時価総額 1,057,693百万円
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6734 東証スタンダード
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ファブレス型のストレージメーカー。NASやDAS、ストレージサーバ、バックアップストレージ等を手掛ける。産業用PCやネットワーク製品等も。多彩な販売チャネルが強み。ミラーカードなどOEM製品の供給推進。 記:2024/10/20
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時価総額 19,091,394百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
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時価総額 3,916,974百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
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2,607
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時価総額 41,177,531百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7453 東証プライム
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時価総額 854,133百万円
生活雑貨や衣服、食品等の販売を行う「無印良品」を国内展開。西友のプライベートブランドとして1980年に誕生。海外では「MUJI」を展開。店舗数は国内外で1300店舗超。国内では日用品好調。生産管理を効率化。 記:2024/10/20
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時価総額 1,159,164百万円
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8035 東証プライム
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世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8237 東証プライム
873
11/28 15:30
-1(%)
時価総額 46,522百万円
1869年創業の老舗百貨店。東京の銀座(本店)、浅草に店舗。飲食業、ビル総合サービス等も。松屋銀座では化粧品、ラグジュアリーブランド、宝飾時計を強化。新規優良個人口座の拡大など外商部門の売上向上に注力。 記:2024/08/12
8267 東証プライム
3,614
11/28 15:30
+81(%)
時価総額 3,151,137百万円
流通大手。総合スーパーを軸に、食品スーパーやドラッグストア、金融、不動産などを手掛ける。アセアンなどアジアでも事業展開。GMS事業では食品PB中心に低価格戦略実施。SM事業では地域オリジナル商品を拡充。 記:2024/10/24
2,268
11/28 15:30
+15(%)
時価総額 5,790百万円
画像診断装置や内視鏡システム、手術機器等の販売を行う山下医科器械が中核の持株会社。医療機器製造・販売業、医療モール事業も手掛ける。放射線機器などの設備投資需要は増加。27.5期売上高730億円目標。 記:2024/10/28
9716 東証プライム
763
11/28 15:30
-4(%)
時価総額 91,481百万円
ディスプレイ業界最大手。1892年創業。取引顧客数は2900社超。年間プロジェクト受託数は1万5000件超。東京ミッドタウン日比谷などで実績。大型プロジェクトが進行中。26.2期営業利益85.8億円目標。 記:2024/10/29
9983 東証プライム
51,100
11/28 15:30
-90(%)
時価総額 16,261,093百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
9,048
11/28 15:30
+67(%)
時価総額 13,300,515百万円
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