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マザーズなど出遅れ感のある銘柄での循環物色へ【クロージング】

2019/11/18 16:16 FISCO
*16:16JST マザーズなど出遅れ感のある銘柄での循環物色へ【クロージング】 18日の日経平均は続伸。113.44円高の23416.76円(出来高概算12億2000万株)で取引を終えた。先週末の米国市場でNYダウが200ドルを超える上昇で28000ドルを突破する中、日本株市場の反応は限られており、朝方は先週末比変わらず水準で始まった。その後は売り買いが交錯する中、一時23271.29円まで下落する局面もみられた。しかし、引き続き底堅さが意識されている中、米中交渉で揺れる上海市場の上昇や香港デモの影響が警戒されているハンセン指数も上昇すると、これが安心感につながる格好から前引けにかけて切り返している。後場はこう着感の強い展開ではあったが、大引けにかけて断続的なインデックス売買によって強含み、後場の高値で取引を終えている。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1000を超えており、若干値上がり数が上回っている。セクターでは、医薬品、その他製品、情報通信、精密機器、サービスが堅調。半面、繊維、石油石炭、水産農林、保険、倉庫運輸、証券が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、ファーストリテ<9983>、エーザイ<4523>がけん引。一方で、ファミリーマート<8028>、7&iHD<3382>、SUBARU<7270>が冴えない。 日経平均はじり高から5日線を上回ってきた。ただし、ソフトバンクGや、東エレクといった指数インパクトの大きい値がさ株が指数を押し上げており、全体としては高安まちまちの展開。TOPIXも5日線を上回り、終値で1700Ptを回復してきているが、セクターでは値上がり値下がり業種がほぼ半分であり、センチメントはそれ程明るくない状況である。規模別指数についても大型株、中型株、小型株指数いずれも上昇しているが、大型株優位の状況であり、先週の流れに対するリバランスの動きとも取れそうだ。 とはいえ、足元で弱い値動きが続いていたマザーズ指数については1.8%の上昇となったことから、一先ず安心感につながろう。決算通過で目先的なリスク要因はなくなったこともあり、大きく売り込まれていた銘柄などへは、個人主体による見直しの動きが見えてくるかが注目されるところ。日経平均は高値圏でのもち合いが続く中、外部環境に大きな好転等がないと先物主導によるインデックス売買のみでは息切れも生じるだろう。それ故に、目先的にはマザーズ銘柄等、出遅れ感のある銘柄での循環物色に向かいやすいところでもある。 《CN》
関連銘柄 8件
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国内流通グループ最大手。セブン-イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂、セブン銀行等を傘下に収める持株会社。海外コンビニ事業の売上構成比率が高い。海外コンビニ事業は店舗網の拡大、オリジナル商品の強化等に注力。 記:2024/10/24
4523 東証プライム
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時価総額 1,369,546百万円
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6857 東証プライム
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時価総額 6,516,795百万円
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7270 東証プライム
2,443
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-58.5(%)
時価総額 1,841,783百万円
1917年創業の中堅自動車メーカー。北米の販売台数比率が高い。トヨタと資本業務提携。アイサイトなどに特徴。航空機の中央翼などの製造を行う航空宇宙事業も手掛ける。28年、米国でBEV販売40万台目標。 記:2024/10/10
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11/11 15:00
+2(%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
8035 東証プライム
22,240
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時価総額 10,489,118百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
51,190
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-260(%)
時価総額 16,289,733百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,981
11/27 15:30
+137(%)
時価総額 13,202,025百万円
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