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マザーズ先物概況:前日と変わらず、米景気指標の悪化受けるもナイトセッションの間に織り込み済み

2019/10/2 15:30 FISCO
*15:30JST マザーズ先物概況:前日と変わらず、米景気指標の悪化受けるもナイトセッションの間に織り込み済み 2日のマザーズ先物は前日比で変わらずの864.0ptで終わった。高値は864.0pt、安値は854.0pt、取引高は770枚。9月の米ISM製造業景況感指数が2カ月連続で節目の50を下回り、2009年6月以来の低水準となったことで、米景気減速への警戒感から前日の米国市場は主要3指数そろって大きく下落となった。加えて、夜間に進んでいた対ドルでの円高基調や、香港デモでの負傷者発生による地政学リスクの台頭などもあり、投資家センチメントが悪化するかたちで、本日の日本市場は全面安商状で始まった。ただ、マザーズ先物については、上述した米経済指標による影響はナイトセッションの間に相当程度織り込んでいたとみられ、前日の日中取引の終値比ではマイナス発進となったが、ナイトセッション比では、ほぼ変わらずの水準で始まり、その後は値を上げていく展開となった。しかし、3日に米ISM非製造業景況感指数、4日に米雇用統計と重要な経済指標の発表もまだ控えていることから、結果を見極めたいとの思惑もあり、積極的に持ち高を一方に傾ける動きは見られず、結局、ナイトセッション比ではプラス圏での推移となったものの、前日の日中取引の終値比では変わらずの水準で本日の取引を終えた。売買代金上位では、ブシロード<7803>やそーせい<4565>、ロゼッタ<6182>などが上昇した一方で、サンバイオ<4592>、ミクシィ<2121>、メルカリ<4385>などは下落となった。 《YN》
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