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新興市場見通し:出遅れ修正に期待も環境なお厳しく、9月IPOがスタート

2019/9/7 14:41 FISCO
*14:41JST 新興市場見通し:出遅れ修正に期待も環境なお厳しく、9月IPOがスタート 先週の新興市場では、日経平均とともにマザーズ指数、日経ジャスダック平均も上昇した。米中が通商協議の再開で合意し、摩擦激化への懸念が和らいだことで日経平均は節目の21000円台を回復。新興市場でも投資家心理が持ち直した。ただ、週末にかけて値を崩す中小型株が散見され、引き続き不安定さも窺えた。なお、週間の騰落率は、日経平均が+2.4%であったのに対して、マザーズ指数は+1.7%、日経ジャスダック平均は+0.6%だった。マザーズ指数はなお850pt台にとどまり、マザーズ売買代金も500億円台と低迷する日が多かった。 個別では、メルカリ<4385>が週間で5.2%高、そーせいグループ<4565>が同2.3%高とマザーズ時価総額上位は全般堅調。しかし、直近IPO銘柄のSansan<4443>は週末にかけて売られ、同4.7%安となった。個人情報の管理厳格化を警戒する向きがあったようだ。売買代金上位ではブシロード<7803>などが堅調で、サマンサタバサジャパンリミテッド<7829>はコナカ<7494>による持分法適用会社化が材料視されて急伸。また、マイナンバーカードを活用した取り組みへの支援サービスを発表したITbookHD<1447>が週間のマザーズ上昇率トップだった。一方、アンジェス<4563>などが軟調で、一家ダイニングプロジェクト<9266>は利益確定売りがかさみ下落率トップとなった。ジャスダック主力ではワークマン<7564>が同15.3%高と大きく上昇。8月既存店売上高が前年同月比54.7%増と好調だった。ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>は米中懸念の後退に伴い同8.4%高となった。売買代金上位ではアテクト<4241>などが買われ、ニックス<4243>が週間のジャスダック上昇率トップだった。反面、大和コンピューター<3816>は今期業績予想の物足りなさから売られ、新都HD<2776>などとともに下落率上位に顔を出した。戻り歩調を強めていたアエリア<3758>も、今週は利益確定売りに押された。 今週の新興市場では、マザーズ指数などは戻りを試す展開となることが期待される。米中協議の進展や各国の金融緩和、財政出動への期待を支えに日経平均が21000円台をキープすれば、出遅れ感のあるマザーズ銘柄にも物色が向かいそうだ。しかし、海外情勢に対する個人投資家の警戒感は根強く、中小型株ファンドからの資金流出も伝わるなど新興市場を取り巻く環境はなお厳しい。本格的なリバウンドに転じるとみるのは時期尚早だろう。 今週は、9月10日にHEROZ<4382>、11日にGA technologies<3491>、12日にはてな<3930>、ステムリム<4599>、13日にツクルバ<2978>、スマレジ<4431>、トビラシステムズ<4441>、サンバイオ<4592>、マネジメントソリューションズ<7033>、ブシロードなどが決算発表を予定している。ステムリム、ツクルバ、ブシロードは上場後初の決算発表となる。スマレジは決算発表に先立ち、先週末に業績予想の上方修正を発表。週明けは見直し買いが向かいそうだ。 IPO関連では、9月12日にピー・ビーシステムズ<4447>が福証Q-Boardへ新規上場する。企業の基幹システムをクラウド化する事業が主力。地方市場案件ながら、約1カ月のIPO休止期間明けということもあり、投資家の参加意欲は比較的高いようだ。なお、先週はHENNGE<4475>(10月8日、マザーズ)など3社の新規上場が発表されている。 《FA》
関連銘柄 26件
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時価総額 7,705百万円
ITbookとサムシングHDの経営統合で2018年に誕生。地盤調査改良事業が柱。人材派遣やシステム開発事業、コンサルティング事業等も。地盤調査改良事業ではスクリューフリクションパイル工法の販促推進。 記:2024/09/01
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2978 東証グロース
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時価総額 44,156百万円
ネット不動産投資サービス「RENOSY」を展開。不動産投資の検討、購入、管理、売却までカバー。賃貸管理DX等も手掛ける。RENOSY会員数は42万人超。ITANDIは導入社数の増加で順調に業績拡大。 記:2024/05/08
3758 東証スタンダード
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スマホ向けゲーム開発、キャラクターグッズの販売等を行うコンテンツ事業、不動産賃貸・売買等を行うアセットマネージメント事業が柱。ITサービス事業も展開。モバイルコンテンツの開発、配信、運営の強化図る。 記:2024/08/29
3816 東証スタンダード
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独立系システム開発会社。ICTソリューションの提供などソフトウェア開発関連の売上構成比率が高い。各種スクール向けクラウドソリューション等も展開。取引社数は約400社。ソフトウェア開発関連は受注順調。 記:2024/05/10
3930 東証グロース
779
10/9 15:00
+1(%)
時価総額 2,353百万円
ブログ作成・閲覧サービス「はてなブログ」を運営。法人向け受託開発なども。24.7期上期は「はてな」関連の広告収入停滞。だが受託サービスが伸長し、通期計画に対する進捗順調。漫画アプリの大型開発案件も大詰め。 記:2024/04/11
4241 東証スタンダード
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時価総額 2,250百万円
半導体保護資材「スペーサーテープ」の製造・販売等を行う半導体資材事業、シャーレの製造・販売等を行う衛生検査器材事業が柱。スペーサーテープは世界トップシェア。衛生検査器材事業では生産合理化などを推進。 記:2024/08/13
4243 東証スタンダード
721
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時価総額 1,675百万円
工業用プラスチック精密部品や工業用プラスチック機構部品、NIXAM応用部品、基板実装支援製品等の製造・販売を手掛ける。OA機器用ファスナーなどに強み。ソニーやトヨタ等が顧客。25年度営業利益率10%目標。 記:2024/05/02
4382 東証スタンダード
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時価総額 17,881百万円
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4385 東証プライム
2,569
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時価総額 413,278百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済「メルペイ」や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は300万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。米国事業も赤字縮小へ。 記:2024/06/09
4431 東証グロース
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4441 東証スタンダード
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迷惑情報フィルタ事業を展開。モバイル向けフィルタサービスが主力。ビジネスフォン向けフィルタサービス、固定電話向けフィルタサービスなども。ビジネスフォン向け製品「トビラフォンBiz」などは販売順調。 記:2024/08/26
4443 東証プライム
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4447 東証グロース
601
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4563 東証グロース
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時価総額 12,407百万円
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4565 東証プライム
1,197
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+7(%)
時価総額 98,062百万円
バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。24年4月に「そーせい」から社名変更。契約一時金及びマイルストン収入が伸びる。新薬の販売も好調。 記:2024/06/10
4592 東証グロース
1,110
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時価総額 76,178百万円
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バイオベンチャー。大阪大学発。組織修復能力を最大限に引き出して組織や臓器の再生を誘導する再生誘導医薬を研究開発。新規再生誘導医薬に関する薬効試験、非臨床試験は進捗。24.7期2Q累計は損益横ばい。 記:2024/04/15
3,145
10/9 15:00
-40(%)
時価総額 302,911百万円
減速機メーカー。小型精密減速機で世界トップシェア。NASAの火星探査車などで採用実績。回転系アクチュエータ、モータなども手掛ける。先進医療用途は需要拡大。配当性向30%目処。27.3期売上900億円目標。 記:2024/07/26
1,882
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時価総額 31,586百万円
プロジェクト・マネジメント・オフィス(PMO)サービスが主力のマネジメント専門企業。マネジメントコンサル、プロジェクトマネジメント実行支援等を行う。支援実績は年間960件超。積極的な新規採用進める。 記:2024/05/08
7494 東証スタンダード
232
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時価総額 7,226百万円
大手紳士服チェーン。首都圏や大都市圏を中心に、紳士服のコナカ、コナカ・フタタを展開。英語学童保育「KidsDuo」のFCも展開。バッグや小物を手掛けるサマンサタバサと経営統合。赤字店舗閉鎖等で採算向上。 記:2024/07/08
7564 東証スタンダード
4,360
10/9 15:00
+30(%)
時価総額 356,853百万円
作業服、作業関連用品などの専門店をFC展開。ベイシアグループ。アウトドア・スポーツウエアなども取り扱う。店舗数は1000店舗超。ワークマン女子の店舗網を拡大。PB商品のチェーン全店売上構成比率は6割超。 記:2024/09/03
7803 東証グロース
347
10/9 15:00
+2(%)
時価総額 25,811百万円
トレーディングカードゲームなどを手掛けるエンターテイメント事業が主力。カードファイト!!ヴァンガードなどが主要IP。新日本プロレスリングを傘下に持つ。トレーディングカードゲームの開発、製造体制を強化。 記:2024/08/30
42
6/26 15:00
±0(%)
時価総額 2,766百万円
ファッションブランドメーカー。バッグの企画、製造、販売、アパレルやジュエリー等も手掛ける。不採算店撤退で店舗数減少、客数回復は道半ば。疑義注記。親会社コナカによる完全子会社化で上場廃止へ。 記:2024/05/27
580
9/28 15:00
-3(%)
時価総額 3,889百万円
飲食チェーン。餃子・串焼き・もつ鍋の「屋台屋博多劇場」や、炉端・蒸焼・大鍋の「こだわりもん一家」などを展開。飲食店とオフィスの複合カフェ「リモカフェ」を育成。コロナ禍からの持ち直しで、1Qは大幅増収。 記:2021/08/29