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後場に注目すべき3つのポイント~パウエル氏講演控え持ち高調整にとどまる

2019/8/23 12:38 FISCO
*12:38JST 後場に注目すべき3つのポイント~パウエル氏講演控え持ち高調整にとどまる 23日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は続伸、パウエル氏講演控え持ち高調整にとどまる ・ドル・円は伸び悩み、米FRB議長の講演に照準 ・値上がり寄与トップはユニファミマ<8028>、同2位はファーストリテ<9983> ■日経平均は続伸、パウエル氏講演控え持ち高調整にとどまる 日経平均は続伸。44.85円高の20672.86円(出来高概算4億6000万株)で前場の取引を終えている。 22日の米株式市場でNYダウは続伸し、49ドル高となった。新型機の運航再開への期待から航空機のボーイングが大きく買われ、決算が市場予想を上回った小売株なども堅調だった。しかし、IHSマークイットが発表した8月製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が節目の50を下回ったうえ、連邦準備制度理事会(FRB)高官から利下げに慎重な姿勢を示す発言が相次ぎ、NYダウはマイナスに転じる場面もあった。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は反落した。本日の日経平均も売りが先行し48円安からスタートしたが、寄り付きをこの日の安値に下げ渋り、プラスに切り返した。円相場が弱含みとなったこと、米株価指数先物が時間外取引で上昇したことを支えに、前場には20703.93円(75.92円高)まで上昇する場面があった。東証1部の値上がり銘柄は全体の5割ほど、対して値下がり銘柄は4割強となっている。 個別では、任天堂<7974>やソニー<6758>が堅調で、ファーストリテ<9983>、トヨタ自<7203>、資生堂<4911>は小じっかり。ニトリHD<9843>や西松屋チェ<7545>は堅調な8月度売上高が好感された。一部証券会社のレーティング引き上げが観測されたユニファミマ<8028>、ユニゾHD<3258>の争奪戦から撤退するとの観測が報じられたH.I.S.<9603>は大きく上昇。また、業績修正を発表した長大<9624>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、ソフトバンクG<9984>が小幅に下落し、ZOZO<3092>や村田製<6981>は軟調。太陽誘電<6976>も3%近く下落しており、電子部品株の下げが目立つ。また、このところ値上がりしていた中小型株に利益確定の売りが出て、イーレックス<9517>などが東証1部下落率上位に顔を出した。セクターでは、鉄鋼、パルプ・紙、証券などが上昇率上位。反面、精密機器、鉱業、情報・通信業などが下落率上位だった。 本日の日経平均は寄り付きを安値にプラスへと切り返し、やはり底堅い印象。ただ、米経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)でのパウエルFRB議長講演を前に大方の投資家は模様眺めムードで、為替や海外株動向を睨みながらの持ち高調整の売買にとどまっているとみられる。本日ここまでの東証1部売買代金は7800億円ほどで、1日を通じても1兆5000~6000億円程度だろう。円相場は1ドル=106円台後半で下げ渋っており、アジア市場では中国・上海総合指数がやはり小動き。後場の日経平均は小高い水準でこう着感を強めそうだ。個人投資家が取引主体の中小型株は、イベントを控えた週末とあって利益確定売りに押される銘柄が目立つ。 米国ではカンザスシティー連銀のジョージ総裁が7月の利下げは「必要ではなかった」との見解を示し、フィラデルフィア連銀のハーカー総裁は政策金利について「しばらくは現水準にとどまり状況を見極めるべきだ」などと述べたと伝わっており、追加利下げへの期待がやや後退している。とはいえ市場が9月利下げをほぼ確実視するなか、パウエル氏は難しい舵取りを迫られそうだ。 ■ドル・円は伸び悩み、米FRB議長の講演に照準 23日午前の東京市場でドル・円は伸び悩み。日本株の反発などで106円60銭台に浮揚したが、米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言を見極めようと買いは手控えられた。 ドル・円は106円半ばを中心とした値動き。安寄りした日経平均株価の反転やNZドル・円などクロス円の上昇を受け、国内勢によるドル買い・円売りで一時106円 60銭台に浮揚した。ただ、上昇一服後は106円50銭付近に失速している。 ランチタイムの日経平均先物はプラス圏を維持しており、日本株高継続を見込んだ円売りがドルをサポート。また、中国株や香港株がプラス圏推移も円売りを支援している。ただ、FRB議長の講演を控え、目先も調整にとどまりそうだ。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は106円40銭から106円62銭、ユーロ・円は117円90銭から118円15銭、ユーロ・ドルは1.1073ドルから1.1079ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・ジョルダン<3710>、長大<9624>がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップはユニファミマ<8028>、同2位はファーストリテ<9983> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・オアNZ準備銀総裁 「直近の大幅利下げにより将来的に追加措置が必要になる可能性が低下」 【経済指標】 ・NZ・4-6月期小売売上高:前期比+0.2%(予想:+0.3%、1-3月期:+0.7%) ・日・7月全国消費者物価指数(生鮮品除く):前年比+0.6%(予想:+0.6%、6月:+0.6%) <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《HH》
関連銘柄 17件
3092 東証プライム
4,751
11/22 15:30
+61(%)
時価総額 1,427,552百万円
国内最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営。LINEヤフー傘下。ファッションメディア「WEAR」の運営等も。配当性向70%目安。ZOZOTOWN事業では取扱アイテム、ブランドの拡充図る。 記:2024/06/09
5,990
6/17 15:00
+10(%)
時価総額 204,984百万円
オフィスビルの保有、賃貸、管理等を行う不動産事業が主力。都心で投資推進。ホテルユニゾなどのビジネスホテルも展開。チトセア投資がTOB実施。固定資産売却益の計上等により、20.3期3Qは2桁最終増益。 記:2020/03/21
3710 東証スタンダード
608
11/22 15:30
+9(%)
時価総額 3,195百万円
乗換案内事業が主力。ソフトウエア事業やハードウエア事業、コンテンツ提供等を行うマルチメディア事業なども展開。フランスの数学者が社名の由来。乗換案内の月間UU数はアプリで40万人超。予約連携を強化。 記:2024/10/05
4911 東証プライム
2,729
11/22 15:30
-19(%)
時価総額 1,091,600百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
6758 東証プライム
2,948
11/22 15:30
-3.5(%)
時価総額 18,404,653百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6976 東証プライム
2,149
11/22 15:30
-60.5(%)
時価総額 279,838百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサ等のコンデンサが主力。インダクタや通信用デバイス、アルミニウム電解コンデンサ等も。自動車、情報インフラ・産業機器が注力市場。インダクタや複合デバイスは売上順調。 記:2024/06/11
6981 東証プライム
2,562
11/22 15:30
-8(%)
時価総額 5,099,951百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7545 東証プライム
2,262
11/22 15:30
+136(%)
時価総額 157,410百万円
ベビー用品や子供衣料、マタニティグッズ、育児用品等の専門店を全国展開。出店はロードサイド中心。低価格PB商品の開発に注力。1120店舗展開。オンラインストアは売上堅調。海外向け卸売も拡大。IT化で効率化。 記:2024/10/04
7974 東証プライム
8,166
11/22 15:30
-37(%)
時価総額 10,605,103百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
2,287
11/11 15:00
+2(%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
9517 東証プライム
623
11/22 15:30
-21(%)
時価総額 46,364百万円
相対や取引所を通じて調達した電力を小売販売。自社でバイオマス発電所も。大口の高圧顧客伸ばす。逆ざや販売も解消。ベトナムなどアジア諸国で発電所建設へ。JFEエンジ等4社引受先に第三者割当増資し財務改善。 記:2024/08/26
9603 東証プライム
1,838
11/22 15:30
-3(%)
時価総額 146,785百万円
旅行会社大手。海外旅行に強み。「変なホテル」等の運営を行うホテル事業も。九州産業交通HDなどを傘下に収める。ハウステンボスは22年に譲渡。26.10期売上4300億円目標。グローバルマーケットの強化図る。 記:2024/06/09
9624 東証1部
2,299
9/28 15:00
-11(%)
時価総額 21,647百万円
建設コンサルタント会社。構造物や道路、河川等の社会基盤、鉄道関連等の調査、計画、設計等を行う。21.9期3Qはサービスプロバイダ事業が好調。アシガ川小水力発電所は順調に稼働。プロダクツ事業は受注伸長。 記:2021/09/15
9843 東証プライム
18,025
11/22 15:30
+710(%)
時価総額 2,062,835百万円
家具・インテリア国内最大手。企画、原材料調達、製造、物流、販売の一貫体制を構築。アイテム数は約1万点。8割超が自社開発商品。島忠を傘下に収める。Nポルダなどは売上順調。26.3期買上客数2億人以上目標。 記:2024/06/13
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17