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新興市場見通し:新興市場も売買低迷で小型株選好、IPOはユーピーアール

2019/6/8 14:24 FISCO
*14:24JST 新興市場見通し:新興市場も売買低迷で小型株選好、IPOはユーピーアール 先週の新興市場では、日経平均が上昇する一方、マザーズ指数は逆行安となった。週初は米国とメキシコの通商摩擦への懸念が先行。為替の円高進行や米ハイテク株安も投資家心理を悪化させ、マザーズ指数は値を崩す場面があった。その後、米利下げ期待や通商摩擦への懸念後退を背景に、日経平均は買い戻し主導でリバウンドを見せたものの、マザーズ指数の戻りは鈍かった。マザーズ売買代金は低調で、ジャスダックも週末にかけて大きく落ち込んだ。なお、週間の騰落率は、日経平均が+1.4%であったのに対して、マザーズ指数は-2.2%、日経ジャスダック平均は+0.2%だった。 個別では、マザーズ時価総額トップのメルカリ<4385>が週間で12.7%安と大きく下落。競争激化も意識されたようだ。サンバイオ<4592>は同0.9%安、ティーケーピー<3479>は同0.7%安と小安い。売買代金上位では前の週に上場したバルテス<4442>や、前月上昇の目立ったインパクトHD<6067>が利益確定売り優勢。また、Amazia<4424>や日本ホスピスHD<7061>は25日線割れで手仕舞い売りがかさみ、週間のマザーズ下落率上位に顔を出した。一方、KDDI<9433>との連携サービス開始が材料視されたトビラシステムズ<4441>や人工知能(AI)関連のHEROZ<4382>は堅調で、JIG-SAW<3914>が上昇率トップとなった。ジャスダック主力ではハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>が同8.3%高。主力輸出株の買い戻しの動きが波及したようだ。ただ5月の月次売上高を発表したワークマン<7564>は同3.1%安、セリア<2782>は同7.2%安と軟調だった。売買代金上位ではUTグループ<2146>がやや売り優勢で、ファンドクリエーショングループ<3266>などが週間のジャスダック下落率上位に顔を出した。反面、アエリア<3758>やメイコー<6787>が買われ、日本精密<7771>が上昇率トップだった。IPOでは大英産業<2974>が福証へ新規上場したが、公開価格を下回る初値形成となった。 今週の新興市場では、マザーズ指数が上値の重い展開となりそうだ。日経平均のリバウンドは売り込まれていた先物や輸出関連株の買い戻しが主導しているとみられ、マザーズではこうした動きが期待しにくい。また、このところマザーズ売買代金は連日で800億円台と低迷しており、メルカリのような時価総額上位銘柄は敬遠されやすいだろう。より少額の資金で値幅が出る小型株が選好されそうだ。 今週は、6月10日にシルバーライフ<9262>、12日にSKIYAKI<3995>、HEROZ、トビラシステム、ベストワンドットコム<6577>、ハウテレビジョン<7064>、13日にラクスル<4384>、14日にジェネレーションパス<3195>、スマレジ<4431>、サンバイオ<4592>、マネジメントソリューションズ<7033>、スリー・ディー・マトリックス<7777>などが決算発表を予定している。2-4月期決算発表が多く、トビラシステムなど直近IPO銘柄も散見される。物色の手掛かり材料となりそうだ。 IPO関連では、6月12日にユーピーアール<7065>が東証2部へ新規上場する。パレット等の物流機器のレンタル・販売を手掛けるが、IPOとしてはやや地味と見る向きが多い。このところIPOにおいて銘柄選別の動きが強まっている点にも注意したい。しかし同社はテーマ性を背景に一定の関心を集めており、穏当な初値形成となりそうだ。 《FA》
関連銘柄 30件
2146 東証プライム
2,693
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+33(%)
時価総額 108,698百万円
製造業中心に人材派遣・請負等を行うUTエイムなどを傘下に収める持株会社。半導体、自動車関連企業などが取引先。構造改革ソリューションの提供等も。技術職社員数は5万2000名超。製造派遣分野に経営資源集中。 記:2024/08/13
2782 東証スタンダード
3,375
10/9 15:00
+75(%)
時価総額 255,960百万円
100円ショップ業界2位。主力は日本製グッズ。独自の企画商品や流通システムに強み。女性視点の品揃えにも定評。店舗数は2000店舗超。売上営業利益率5%以上の維持、戦略的出店によるシェア拡大などに取り組む。 記:2024/04/29
2974 福証
957
10/9 9:03
+1(%)
時価総額 3,146百万円
九州、山口地盤の総合不動産会社。新築マンションは九州、山口で販売トップクラス。新築戸建やリフォーム済住宅、土地活用、再開発事業なども。商品企画力などが強み。マンション事業では販売契約が順調に進捗。 記:2024/06/24
3195 東証グロース
251
10/9 15:00
-1(%)
時価総額 2,078百万円
家具や家庭用品、アパレルなど70万超のアイテムを扱う「リコメン堂」を運営。商品企画関連事業、WEBメディアの運営等も。ECマーケティング事業は収益伸長。為替差損の減少等で、24.10期1Qは経常黒字転換。 記:2024/04/16
77
10/9 15:00
-1(%)
時価総額 2,900百万円
不動産投資や車両リースバック等のインベストメントバンク事業、不動産ファンドや太陽光発電ファンド等の組成・運用を行うアセットマネジメント事業を展開。同社グループが運用するファンド運用資産残高は210億円超。 記:2024/06/03
3479 東証グロース
1,485
10/9 15:00
+9(%)
時価総額 62,725百万円
貸会議室事業が主力。リゾートホテルやビジネスホテル等のホテル・宿泊研修事業等も手掛ける。運営する貸会議室は230施設超。顧客基盤は3万社超。高いリピート率が強み。貸会議室事業では引き続き新規出店等を推進。 記:2024/06/03
3758 東証スタンダード
262
10/9 15:00
+2(%)
時価総額 6,196百万円
スマホ向けゲーム開発、キャラクターグッズの販売等を行うコンテンツ事業、不動産賃貸・売買等を行うアセットマネージメント事業が柱。ITサービス事業も展開。モバイルコンテンツの開発、配信、運営の強化図る。 記:2024/08/29
3914 東証グロース
4,580
10/9 15:00
+105(%)
時価総額 30,920百万円
データコントロール事業を展開。クラウドサーバやIoTデバイス等の自動監視、運用を行う。IoTエンジン「NEQTO」を活用したIoTソリューションの提供等も。海外オペレーションの体制強化など先行投資を継続。 記:2024/08/29
3995 東証グロース
360
3/27 15:00
+16(%)
時価総額 3,882百万円
クリエイターとファンをつなぐプラットフォームサービスを手掛ける。「Bitfan Pro」と「Bitfan」が中核。FCサービスは売上堅調。サービス数、有料会員数の増加が寄与。24.1期3Qは大幅増益。 記:2024/01/28
4382 東証スタンダード
1,190
10/9 15:00
+51(%)
時価総額 17,881百万円
AI関連ソリューションの提供、SaaS導入支援、将棋ウォーズ等のAI/DX事業、AI Security事業を手掛ける。リカーリング売上は増加傾向。eラーニングサービス「棋神ラーニング」は好調なスタート。 記:2024/05/10
4384 東証プライム
1,279
10/9 15:00
+26(%)
時価総額 74,614百万円
印刷・集客支援のプラットフォーム「ラクスル」、テレビCM・動画広告のプラットフォーム「ノバセル」の運営等を行う。ラクスルの累計登録ユーザー数は252万人超。27.7期売上総利益300億円を目指す。 記:2024/05/10
4385 東証プライム
2,569
10/9 15:00
+59(%)
時価総額 413,278百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済「メルペイ」や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は300万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。米国事業も赤字縮小へ。 記:2024/06/09
4424 東証グロース
333
10/9 14:57
+3(%)
時価総額 2,249百万円
国内最大級のマンガアプリ「マンガBANG!」を運営。女性向けマンガアプリ「マンガトート」、オリジナルマンガレーベル「マンガBANGコミックス」等も。オリジナル作品の制作強化、新規事業の創出等に注力。 記:2024/08/06
4431 東証グロース
2,875
10/9 15:00
+180(%)
時価総額 56,445百万円
POSシステム会社。クラウドサービス「スマレジ」を提供。サブスク売上比率は6割超。有料店舗数は3万4288店と増加続く。平均解約率は低水準維持。24.4期3Qは大幅増収増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/04/15
4441 東証スタンダード
770
10/9 15:00
+1(%)
時価総額 8,175百万円
迷惑情報フィルタ事業を展開。モバイル向けフィルタサービスが主力。ビジネスフォン向けフィルタサービス、固定電話向けフィルタサービスなども。ビジネスフォン向け製品「トビラフォンBiz」などは販売順調。 記:2024/08/26
393
10/9 15:00
+3(%)
時価総額 8,430百万円
ソフトウェアテストサービス事業が主力。Web/モバイルアプリ開発サービス事業、オフショアサービス事業も。案件は大型化。エンタープライズ系領域の売上は順調。中期経営計画では27.3期売上高157億円目標。 記:2024/06/24
4592 東証グロース
1,110
10/9 15:00
-48(%)
時価総額 76,178百万円
バイオベンチャー。外傷性脳損傷や慢性期脳梗塞等の脳神経疾患の再生細胞薬を研究開発。再生医療等製品「アクーゴ脳内移植用注」は継続審議に。売上計上はないが、研究開発費は減少。24.1期通期は損益改善。 記:2024/04/15
4,490
6/28 15:00
±0(%)
時価総額 30,105百万円
小売業やサービス業の店舗・店頭に特化したマーケティング支援を展開。覆面調査や営業支援、ASP提供も手掛ける。23.12期1Qは業績足踏み。MBO成立により、同社株は23年6月29日付けで上場廃止予定。 記:2023/06/03
3,145
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-40(%)
時価総額 302,911百万円
減速機メーカー。小型精密減速機で世界トップシェア。NASAの火星探査車などで採用実績。回転系アクチュエータ、モータなども手掛ける。先進医療用途は需要拡大。配当性向30%目処。27.3期売上900億円目標。 記:2024/07/26
6577 東証グロース
2,940
10/9 15:00
-20(%)
時価総額 3,957百万円
外国船クルーズツアー中心の予約サイト「ベストワンクルーズ」を運営。子会社にえびす旅館など。MSCベリッシマやダイヤモンド・プリンセスの販促を強化。取扱高は過去最高を更新。24.7期2Qは大幅増収。 記:2024/04/14
6787 東証プライム
5,850
10/9 15:00
-130(%)
時価総額 156,798百万円
プリント基板の設計・製造を行う。車載向けが主力。両面・多層スルーホール基板、ビルドアップ基板、フレキシブル基板等が主要製品。ハイエンドスマートフォン向け基板の拡販に注力。27.3期売上高2700億円目標。 記:2024/06/24
1,882
10/9 15:00
+72(%)
時価総額 31,586百万円
プロジェクト・マネジメント・オフィス(PMO)サービスが主力のマネジメント専門企業。マネジメントコンサル、プロジェクトマネジメント実行支援等を行う。支援実績は年間960件超。積極的な新規採用進める。 記:2024/05/08
1,474
10/9 15:00
+16(%)
時価総額 11,819百万円
がん末期患者、難病患者等向けのホスピス住宅事業を軸に、訪問看護事業や在宅介護事業等も手掛ける。ホスピス住宅「ファミリー・ホスピス」を展開。スギHDと資本業務提携。ファミリー・ホスピス国立ハウスが新規開業。 記:2024/07/04
7064 東証グロース
2,795
10/9 15:00
+19(%)
時価総額 3,759百万円
新卒向けプラットフォーム「外資就活ドットコム」、若手社会人向けキャリアプラットフォーム「Liiga」が主力。累積取引社数は890社超。累積会員数は52万5000人超。新型質問箱サービス「mond」に注力。 記:2024/05/08
7065 東証スタンダード
1,133
10/9 14:59
+4(%)
時価総額 8,679百万円
保管用・輸送用パレットレンタル大手。遠隔監視ソリューションやDXタグ等のコネクティッド事業も手掛ける。大手物流企業等が主要取引先。輸送用レンタルパレットは需要順調。アシストスーツは新商品の販路拡大図る。 記:2024/05/12
7564 東証スタンダード
4,360
10/9 15:00
+30(%)
時価総額 356,853百万円
作業服、作業関連用品などの専門店をFC展開。ベイシアグループ。アウトドア・スポーツウエアなども取り扱う。店舗数は1000店舗超。ワークマン女子の店舗網を拡大。PB商品のチェーン全店売上構成比率は6割超。 記:2024/09/03
7771 東証スタンダード
70
10/9 15:00
±0(%)
時価総額 1,557百万円
時計バンド、時計外装部品の製造・販売を行う。金属時計バンドで国内最大手。メガネフレームや釣具用部品の製造・販売等も手掛ける。カシオ計算機などが主要取引先。時計関連はASEAN生産拠点の効率化図る。 記:2024/08/30
107
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時価総額 10,341百万円
自己組織化ペプチド技術を用いた医療製品を開発する。外科領域、組織再生領域、ドラッグ・デリバリー・システム領域で事業展開。消化器内視鏡領域の止血材はドイツで販売好調。24.4期3Qは大幅増収、損益改善。 記:2024/04/16
9262 東証スタンダード
782
10/9 15:00
-12(%)
時価総額 8,445百万円
高齢者向け配食サービスのFC本部。店舗数は業界トップ。まごころ弁当、配食のふれ愛などを展開。高齢者施設等への食材販売、冷凍弁当の自社販売等も。オリジン東秀の冷凍食品「オリジンのり弁」の製造業務を受託。 記:2024/06/09
9433 東証プライム
4,781
10/9 15:00
+96(%)
時価総額 11,016,285百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04