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日経平均は大幅反落、コロナ変異株懸念、一時900円近い下落

2021/11/26 15:53 FISCO
*15:53JST 日経平均は大幅反落、コロナ変異株懸念、一時900円近い下落 日経平均は大幅反落。25日の米国市場は感謝祭の祝日で休場だった。ただ、南アフリカの国立伝染病研究所などが新型コロナウイルスの新たな変異株を確認したと発表。免疫を回避する性質や感染力が高いとされ、本日の日経平均はこれを懸念して174円安からスタートすると、寄り付き後も下げ幅を大きく拡大。香港でも旅行者から変異株が検出されてハンセン指数が大幅安となるなどリスク回避ムードが広がるなか、日経平均は後場に28605.61円(前日比893.67円安)まで下落する場面があった。 大引けの日経平均は前日比747.66円安の28751.62円となった。終値としては10月25日以来およそ1カ月ぶりの安値水準で、下げ幅は6月21日以来の大きさ。東証1部の売買高は13億0290万株、売買代金は2兆9993億円だった。業種別では、全33業種がマイナスとなり、空運業、不動産業、陸運業、金属製品、非鉄金属が下落率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の91%、対して値上がり銘柄は7%となった。 個別では、売買代金トップのレーザーテック<6920>、日経平均への寄与が大きいソフトバンクG<9984>やファーストリテ<9983>、空運のANA<9202>やJAL<9201>の下げが目立った。ソフトバンクGは投資先の中国企業を巡る報道も売り材料視されたようだ。その他売買代金上位も東エレク<8035>、ソニーG<6758>、トヨタ自<7203>など軒並み軟調。決算が嫌気されたタカショー<7590>は東証1部下落率トップとなり、西武HD<9024>やH.I.S.<9603>などコロナ禍の影響が懸念される企業も下落率上位に多く顔を出した。一方、がん免疫薬「オプジーボ」の効能追加で国内承認を取得した小野薬<4528>は買い優勢。住阪セメ<5232>やシチズン<7762>は大規模な自社株買い実施を発表して大きく上昇した。また、OKK<6205>が急反発し、東証1部上昇率トップとなった。 《HK》
関連銘柄 15件
4528 東証プライム
1,629.5
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-5.5(%)
時価総額 812,620百万円
1717年創業の医薬品メーカー。抗悪性腫瘍剤「オプジーボ点滴静注」、慢性腎臓病治療剤「フォシーガ錠」などが主要製品。新薬開発に特化。配当性向40%目途。がん・免疫疾患、中枢神経疾患などが重点研究領域。 記:2024/08/26
5232 東証プライム
3,223
1/15 15:30
±0(%)
時価総額 110,646百万円
大手セメントメーカー。国内販売シェア3位。セメントや生コンクリート、固化材等のセメント製品、コンクリート二次製品の製造、販売を行う。リソースの集中投入により、半導体製造装置向け電子材料事業の規模拡大図る。 記:2024/10/20
6205 東証スタンダード
885
2/24 15:00
+29(%)
時価総額 21,240百万円
マシニングセンタ製造が主力の工作機械メーカー。日本電産グループ。汎用フライス盤や鋼材加工機、水道メーターも展開。立形マシニングセンタ「VM43RII」等の拡販図る。特別利益計上。23.3期2Qは黒字転換。 記:2022/11/30
6758 東証プライム
3,206
1/15 15:30
+51(%)
時価総額 20,015,372百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。ゲーム&ネットワークサービス分野は売上堅調。自社制作以外のゲームソフトウェア販売の増加などが寄与。 記:2024/12/08
6920 東証プライム
14,610
1/15 15:30
-315(%)
時価総額 1,377,518百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置、レーザー顕微鏡なども。1960年創業。24年9月に新製品「SiCウェハ欠陥検査/レビュー装置SICA108」を発表。 記:2024/11/11
7203 東証プライム
2,901
1/15 15:30
-6.5(%)
時価総額 45,821,257百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7590 東証スタンダード
462
1/15 15:30
-2(%)
時価総額 8,127百万円
環境エクステリア関連製品の企画・開発、ガーデン用品の輸出入販売などを行う。和歌山県海南市に本社。直販ECサイト「青山ガーデン」の運営等も手掛ける。海外事業では新商品の投入による販売強化などに取り組む。 記:2024/08/10
7762 東証プライム
900
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-4(%)
時価総額 221,400百万円
大手時計メーカー。1930年創立。CNC自動旋盤等の工作機械事業、自動車部品等のデバイス事業、電子機器他事業も。「The CITIZEN」などのプレミアムブランドは順調。機械式ムーブメントの外販拡大図る。 記:2024/11/28
8035 東証プライム
25,655
1/15 15:30
-365(%)
時価総額 12,099,745百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向は50%目処。海外売上高比率が高い。積極的な設備投資を継続。 記:2024/12/20
9024 東証プライム
3,241
1/15 15:30
+40(%)
時価総額 1,048,344百万円
私鉄大手の西武鉄道、西武・プリンスホテルズワールドワイドなどを傘下に収める持株会社。都市交通・沿線事業、ホテル・レジャー事業が柱。値上げ効果やインバウンド需要などにより、ホテル・レジャー事業は順調。 記:2024/12/15
9201 東証プライム
2,421
1/15 15:30
-9(%)
時価総額 1,058,326百万円
大手航空会社。航空旅客事業や貨物郵便事業、マイル/金融・コマース事業などを展開。LCCのZIPAIR Tokyo、スプリング・ジャパンなどを傘下に持つ。スマホ決済「JAL Pay」のサービス拡充図る。 記:2024/08/30
9202 東証プライム
2,795
1/15 15:30
+8(%)
時価総額 1,353,602百万円
国内最大手の航空会社。全日本空輸(ANA)が中核。ピーチ、エアージャパンなども傘下に持つ。航空事業のほか、旅行事業、商社事業等も手掛ける。国際線、国内線ともに旅客需要増。貨物事業の拡大等に取り組む。 記:2024/08/02
9603 東証プライム
1,315
1/15 15:30
-24(%)
時価総額 105,017百万円
旅行会社大手。海外旅行に強み。変なホテル等の運営を行うホテル事業も。九州産業交通HD等を傘下に収める。ハウステンボスは22年に譲渡。旅行事業の国内営業拠点数は140拠点超。変なホテルなど国内ホテルは順調。 記:2024/11/11
9983 東証プライム
48,340
1/15 15:30
+620(%)
時価総額 15,382,803百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
9,001
1/15 15:30
-6(%)
時価総額 13,231,425百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。スマホ契約数は増加。コンシューマ事業はモバイルサービス、ブロードバンドサービス売上等が順調。 記:2024/11/27