マーケット
10/15 15:15
39,910.55
+304.75
43,065.22
+201.36
暗号資産
FISCO BTC Index
10/15 19:25:17
9,805,952
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

日経平均は大幅反落、FRB議長発言受けても金利高への警戒感拭えず

2021/2/24 16:00 FISCO
*16:00JST 日経平均は大幅反落、FRB議長発言受けても金利高への警戒感拭えず 日経平均は大幅反落。週明けの米株市場は追加経済対策への期待に支えられながらも、長期金利の高止まりを警戒して景気敏感株の買いとハイテク・グロース株売りの流れが強まった。翌23日は、半期に一度の上院議会証言にてパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が強力な金融緩和を続ける方針を改めて強調したことで、それまで急落していたハイテク株を中心に取引後半から急速に下げ渋ったものの、NYダウが上昇した一方、ナスダックは続落に終わった。こうした米ハイテク株安の流れを受けて、祝日明けの日経平均は100円超の下落でスタートすると、すぐに3万割れの展開に。パウエル議長の発言を受けて米長期金利の上昇に一服感が見られるものの、依然高止まりしていることに加え、今後の一段の上昇も想定されるなか、割高感の意識されるハイテク株やグロース株が軒並み大きく売られた。景気敏感のほか航空や鉄道、百貨店などのアフターコロナ関連の出遅れ銘柄の一部には買われるものがあったものの、値がさ株の多いハイテク・グロース株の下落が強烈な指数の下押し圧力となった。日銀の上場投資信託(ETF)買いが本日も見送られたとの観測を受けた後場からは一段と下げ幅を拡げる展開となった。  大引けの日経平均は前日比484.33円安の29671.70円となった。東証1部の売買高は15億7041万株、売買代金は3兆4613億円だった。セクター別では、電気機器、精密機器、情報・通信業、金属製品、パルプ・紙などが下落率上位に並んだ。一方、空運業、不動産業、倉庫・運輸関連、石油・石炭製品、鉄鋼などが上昇率上位となった。東証1部の値下がり銘柄は69%、対して値上がり銘柄は全体の28%であった。  個別では、国内証券による投資判断の格下げが観測されたダイフク<6383>が大幅反落となった。また、直近の急騰劇の反動やイエレン米財務長官による発言が嫌気されたビットコイン価格の調整を背景にマネックスG<8698>が大幅反落となったほか、2月既存店売上高が2カ月連続で前年同月比マイナスとなった西松屋チェーン<7545>も大きく下落した。そのほか、米長期金利の高止まりや米ハイテク株安の流れを嫌気して、東京市場でも半導体やFA関連を筆頭にハイテク株が軒並み大幅下落となった。東証1部の売買代金上位では、ソニー<6758>、キーエンス<6861>、村田製作所<6981>、ファナック<6954>、レーザーテック<6920>などを筆頭に関連銘柄で5%前後の下落率となる銘柄が続出した。エムスリー<2413>や日本電産<6594>などのグロース株筆頭格でも大きく売られるものが目立った。  一方、自社株買いを発表したコクヨ<7984>や東亜建設<1885>が買われたほか、ワクチン接種のペース拡大によってアフターコロナの様相が強まったことを背景に、景気敏感のほか航空や鉄道、不動産、百貨店などの出遅れ銘柄の一部が買われた。東証1部銘柄では、JAL<9201>、ANA<9202>、三井物産<8031>、三菱商事<8058>、JR東海<9022>、三井不動産<8801>、高島屋<8233>、エイチ・アイ・エス<9603>、OLC<4661>などが地合いの悪い中でも大きく上昇した。 《YN》
関連銘柄 21件
1885 東証プライム
1,020
10/15 15:00
+4(%)
時価総額 91,779百万円
海洋土木に強みを持つ中堅ゼネコン。1908年創業。陸上土木や大型物流施設を得意とする建築等も。関西国際空港などで実績。シンガポールなど海外でも実績多数。25.3期は豊富な手持工事の順調な消化を見込む。 記:2024/06/13
2413 東証プライム
1,746.5
10/15 15:00
+11(%)
時価総額 1,185,755百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
4661 東証プライム
3,651
10/15 15:00
+42(%)
時価総額 6,639,165百万円
東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの運営等を行うテーマパーク事業が主力。ホテル事業や商業施設「イクスピアリ」の運営等も。テーマパーク事業は海外ゲストの回復などで順調。25.3期は2桁増収計画。 記:2024/07/02
6383 東証プライム
2,862
10/15 15:00
+22(%)
時価総額 1,087,073百万円
マテリアルハンドリング業界最大手の物流システムメーカー。1937年創業。自動倉庫システム、無人搬送車、仕分け・ピッキングシステム等を手掛ける。一般製造業・流通業向けではFA分野における新領域開拓等に注力。 記:2024/08/06
6594 東証プライム
2,982
10/15 15:00
+11.5(%)
時価総額 3,556,241百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6758 東証プライム
2,814
10/15 15:00
-1(%)
時価総額 17,568,078百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6861 東証プライム
68,800
10/15 15:00
+390(%)
時価総額 16,732,710百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6920 東証プライム
25,590
10/15 15:00
+1,590(%)
時価総額 2,412,779百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
6954 東証プライム
4,027
10/15 15:00
-52(%)
時価総額 4,065,446百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6981 東証プライム
2,867.5
10/15 15:00
+14.5(%)
時価総額 5,813,693百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7545 東証プライム
2,507
10/15 15:00
-17(%)
時価総額 174,460百万円
ベビー用品や子供衣料、マタニティグッズ、育児用品等の専門店を全国展開。出店はロードサイド中心。1109店舗展開。公式オンラインストアは売上伸長。24.2期通期は増収増益。25.2期は2桁増益見通し。 記:2024/04/17
7984 東証プライム
2,625
10/15 15:00
+15.5(%)
時価総額 337,948百万円
オフィス家具等を手掛けるファニチャー事業、カウネット等のビジネスサプライ流通事業、ステーショナリー事業などを展開。1905年創業。ビジネスサプライ流通事業では大規模顧客向けソリューションシステムが好調。 記:2024/06/24
8031 東証プライム
3,229
10/15 15:00
-30(%)
時価総額 9,775,433百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04
8058 東証プライム
2,926
10/15 15:00
-35.5(%)
時価総額 12,618,322百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。自動車・モビリティ、複合都市開発等も。総還元性向40%程度目処。LNG事業の拡張などを図る。 記:2024/07/07
8233 東証プライム
1,259.5
10/15 15:00
+38(%)
時価総額 412,681百万円
大手百貨店。日本橋、新宿、大阪、京都などに大型店を有す。海外はシンガポール、ベトナム、タイなどで店舗展開。商業開発業や建装業、金融業等も。27.2期営業利益575億円目標。人的資本への投資を加速。 記:2024/05/06
8698 東証プライム
634
10/15 15:00
+15(%)
時価総額 169,561百万円
コインチェック、米TradeStationなどを傘下に収める持株会社。しずおかFGが筆頭株主。NTTドコモと資本業務提携。アセットマネジメント事業を強化。ロボアドバイザーサービスの運用残高は順調増。 記:2024/08/01
8801 東証プライム
1,351
10/15 15:00
-5(%)
時価総額 3,797,167百万円
大手総合デベロッパー。オフィスビル、商業施設等の賃貸が主力。連結子会社に三井不動産レジデンシャル、三井不動産リアルティ、東京ドームなど。データセンター事業の強化図る。27.3期純利益2700億円以上目標。 記:2024/08/30
9022 東証プライム
3,293
10/15 15:00
+33(%)
時価総額 3,391,790百万円
国鉄民営化で誕生した東海地盤の鉄道会社。東海道新幹線が収益の柱。ジェイアール名古屋タカシマヤ等の流通業、不動産業、ホテル業等も。東海道新幹線は個室を導入予定。台湾高鐵から技術コンサルティングを受託。 記:2024/06/04
9201 東証プライム
2,436
10/15 15:00
+1(%)
時価総額 1,064,883百万円
大手航空会社。航空旅客事業や貨物郵便事業、マイル/金融・コマース事業などを展開。LCCのZIPAIR Tokyo、スプリング・ジャパンなどを傘下に持つ。スマホ決済「JAL Pay」のサービス拡充図る。 記:2024/08/30
9202 東証プライム
2,894
10/15 15:00
-5(%)
時価総額 1,401,547百万円
国内最大手の航空会社。全日本空輸(ANA)が中核。ピーチ、エアージャパンなども傘下に持つ。航空事業のほか、旅行事業、商社事業等も手掛ける。国際線、国内線ともに旅客需要増。貨物事業の拡大等に取り組む。 記:2024/08/02
9603 東証プライム
1,673
10/15 15:00
+32(%)
時価総額 133,607百万円
旅行会社大手。海外旅行に強み。「変なホテル」等の運営を行うホテル事業も。九州産業交通HDなどを傘下に収める。ハウステンボスは22年に譲渡。26.10期売上4300億円目標。グローバルマーケットの強化図る。 記:2024/06/09