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日経平均は続伸、期待ある程度織り込み決算迎える

2019/7/24 12:17 FISCO
*12:17JST 日経平均は続伸、期待ある程度織り込み決算迎える  日経平均は続伸。107.99円高の21728.87円(出来高概算4億8000万株)で前場の取引を終えている。  23日の米株式市場でNYダウは177ドル高と続伸。コカ・コーラなど主要企業の決算が好感されて買いが先行し、債務上限引き上げで与野党が合意したことや米中通商協議の進展期待が高まったことも支援材料となった。時間外取引では半導体大手テキサス・インスツルメンツが市場予想を上回る決算を発表して上昇。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで106円高からスタートした。前日に続きソフトバンクG<9984>や半導体関連株、電子部品株が買われたが、前週末からの株価上昇で上値余地は乏しいとみる向きもあり、前場の日経平均は21700円近辺でもみ合う展開となった。東証1部の値上がり銘柄は全体の5割強、対して値下がり銘柄は4割ほどとなっている。  個別では、売買代金トップのソフトバンクGや東エレク<8035>、ソニー<6758>、トヨタ自<7203>、村田製<6981>などが堅調。ソフトバンクGは傘下のファンドを通じて出資する米ウィーワークが9月にも上場すると報じられている。半導体関連株ではSUMCO<3436>やアドバンテス<6857>、電子部品株では太陽誘電<6976>が大きく上昇。ルネサス<6723>は7%超と急伸し、東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>、日本電産<6594>は小幅に下落。第1四半期決算を発表した東製鉄<5423>、7月既存店売上高が2ケタ減収となったしまむら<8227>は揃って3%近く下落した。決算発表銘柄ではキヤノンMJ<8060>も下げが目立つ。また、ベクトル<6058>などが東証1部下落率上位に顔を出した。セクターでは、海運業、鉱業、電気機器などが上昇率上位。反面、水産・農林業、建設業、電気・ガス業などが下落率上位だった。  前日からのソフトバンクG及び景気敏感株の買いが続き、日経平均は3ケタの上昇で前場を折り返した。ただ、前日と異なって寄り付き後の伸びは限定的で、前場の上下の値幅は63円ほどにとどまった。7月前半のもち合いレンジ上限(2日高値21784.22円、取引時間中)に接近し、一段の上値追いには慎重となりやすいところだろう。足元強い値動きを見せている半導体関連株を個別に見ると、アドバンテスが年初来高値を更新。東エレクも高値に接近している。これに伴い貸株の増加が顕著となっており、高値警戒感から売りも出ているようだ。また、しまむらの7月既存店売上高を見ると、小売セクターでは衣料品を中心に天候不順の影響が懸念される。  半導体関連株の株価位置は、5月以降に高まった米中摩擦への懸念がほぼ払拭し、今下期からの業績回復期待も再び織り込みつつある水準と捉えられる。こうした期待による買いと警戒感による売りがたまっているだけに、決算発表後の株価の振れはかなり大きくなる可能性がある。前場の東証1部売買代金は9000億円弱で、大方の投資家は決算内容を見極めたいとの思惑から模様眺めムードのようだ。本日の信越化<4063>、日本電産、キヤノン<7751>などを皮切りに、4-6月期決算発表が本格化する。(小林大純) 《AK》
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半導体用シリコンウェーハの製造・販売を行う。TSMCなど半導体メーカーが主要取引先。日本、米国、台湾などに製造拠点。海外売上高比率が高い。AI活用による生産性改善などコスト競争力の強化に取り組む。 記:2024/08/30
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時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
5423 東証プライム
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6058 東証プライム
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大手PR会社。PR戦略の立案・実行、コンサル等を行う。ダイレクトマーケティング事業、プレスリリース配信事業等も。PR TIMESを傘下に持つ。配当性向30%目安。26.2期営業利益100億円目指す。 記:2024/05/17
6594 東証プライム
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世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
2,130
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大手半導体メーカー。車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、EV向け製品の売上が増加。米GaNパワー半導体会社買収へ。 記:2024/06/15
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世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
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半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
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世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
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8227 東証プライム
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時価総額 612,469百万円
総合衣料品店「ファッションセンターしまむら」を運営。低価格の衣料に強み。若者向け業態「アベイル」やベビー業態「バースデイ」等も。27.2期売上高7190億円目標。高価格帯商品の拡充などブランド力向上図る。 記:2024/05/06
9983 東証プライム
50,140
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-310(%)
時価総額 15,955,601百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,581
10/8 15:00
-164(%)
時価総額 14,784,668百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17