マーケット
5/2 15:15
38,236.07
-37.98
38,675.68
+450.02
暗号資産
FISCO BTC Index
5/4 23:04:09
9,762,535
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

今週のマーケット展望「日経平均予想は27000~28000円」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(山崎みほ)

2022/10/31 10:07 FISCO
*10:07JST 今週のマーケット展望「日経平均予想は27000~28000円」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(山崎みほ) 皆さま、こんにちは、フィスコマーケットレポーター山崎みほの「マネックス証券の気になるレポート」です。 今週は、日本企業の決算発表ラッシュが本格化。今日は300社以上の決算発表が控えています。ハロウィンの夜は決算チェックで忙しくなりそうですね! さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、10月31日に配信されました。そのなかから今回は、同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたします。 まず広木さんは、『今週は言うまでもなく、今後の展開をにらむうえで非常に重要な週である。米国ではFOMC、雇用統計という2大イベントがあり、日本企業の決算発表も佳境を迎える』として、『ここを株価浮揚の足掛かりにできれば年内残り2ヶ月は上昇基調に乗って年末高へと向かうだろう』と展望を話しています。 そして、週明けの日本市場は、『先週末の米国株の大幅高を受けて高く始まるだろう』と予想。 『日経平均は27500円の節目を抜けそうだが、その水準には75日移動平均がある。この10月は、上値を75日移動平均で2回抑えられてきた経緯があるので、3度目の正直でここをきれいに抜ければ一気に視界が開けるだろう』との考えのようです。 焦点はまず、『FOMC後のパウエル議長の発言だ』とのこと。 『今回、利上げ幅は75bpsのままだろうと思われるが、パウエル議長から今後の利上げ減速に関する示唆が得られるか注目が集まっている』として、『中間選挙を目前に控えて、景気へ配慮したトーンになるのではないか』と、広木さんはみているようです。 また、『11月4日発表の10月の雇用統計では、失業率は3.6%、非農業部門雇用者数は前月から20万人程度の増加が見込まれている』といい、『前回から若干の悪化だが雇用統計はぶれやすい。上振れは要注意だが、求人数の大幅減や企業の人員整理などを考えれば、そろそろ下に振れてもおかしくない』と示唆しています。 もうひとつ重要な経済指標は、『11月1日発表のISM製造業景況指数だ』とし、『市場予想は50ちょうどの見通しだが、もし50割れとなればインパクトは大きいだろう。長期金利の大幅低下⇒株高につながる』と、見解を述べています。 そんな中、『日本企業の決算発表も佳境を迎え、東証プライムは10月31日が前半のピーク』として、『31日にアステラス<4503>、塩野義<4507>、第一三共<4568>、コマツ<6301>、レーザーテック<6920>、村田製<6981>、商船三井<9104>、ANA<9202>、1日に花王<4452>、日本製鉄<5401>、ソニー<6758>、TDK<6762>、三菱重<7011>、トヨタ<7203>、三井物産<8031>、JAL<9201>、2日にエムスリー<2413>、SUBARU<7270>、野村<8604>、KDDI<9433>、4日にJFE<5411>、伊藤忠<8001>、日本郵船<9101>などが予定されている』とスケジュールを伝えています。 そして『米国市場では5四半期ぶりに前年同期と比べ増益となったゼネラル・モーターズや大幅な増収増益となったキャタピラーなど景気敏感株が好決算を受けて買われている。半導体など部品不足が解消し生産が回復、売り上げ増につながった。原材料高も吸収できた』と振り返った上で、『このような状況は日本の自動車や機械セクターにも当てはまるだろう。今週のコマツ、トヨタ、SUBARUなどに注目したい』としています。 さらに『日経の報道によれば3社に1社が上方修正だという。円安の効果はやはり大きい』と伝えており、『日本企業の底堅い業績が改めて見直されるフェーズに入るだろう。米国長期金利の頭打ちのタイミングで日本企業のバリュエーション見直しが合わされば、日本株の水準訂正の機運が高まるだろう』と予想しています。 最後に、日経平均の予想レンジは『2万7000円~2万8000円とする』としています。 参考にしてみてくださいね。 山崎みほの「気になるレポート」はマネックス証券の「メールマガジン新潮流」に掲載されたレポートを山崎みほの見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートをご確認くださいね。 フィスコマーケットレポーター 山崎みほ 《FA》
関連銘柄 23件
2413 東証プライム
1,646.5
5/2 15:00
-8.5(%)
時価総額 1,117,862百万円
日本最大級の医療従事者専用サイトを運営。製薬企業の営業支援や医師・薬剤師の転職支援、治験支援、病院経営支援などを展開。予防医療分野への取り組みを推進。新型コロナ関連の特需が一巡も、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/29
4452 東証プライム
6,543
5/2 15:00
-49(%)
時価総額 3,107,925百万円
トイレタリー国内最大手。リビングケアやヘルスケアに加え、油脂や機能材料等のケミカル製品を製造、販売する。化粧品でも大手。23年12月期は化粧品やケミカルが足踏みも、トイレタリーが増加。利益率も改善傾向。 記:2024/02/08
4503 東証プライム
1,558
5/2 15:00
+33(%)
時価総額 2,860,257百万円
製薬大手。がん領域や免疫疾患領域に強み。細胞医療分野や遺伝子治療分野を強化へ。24.3期3Q累計は柱の前立腺がん薬が伸長。だが新規更年期障害薬の米国展開に遅れ。株式報酬宇費用や組織改革費用も利益の重石に。 記:2024/02/14
4507 東証プライム
7,344
5/2 15:00
-45(%)
時価総額 2,288,288百万円
製薬メーカー。抗HIV薬や抗インフル薬など感染症分野に強み。24.3期3Q累計は海外子会社及び輸出の売上が増加。セフィデロコルが欧米で伸びる。ロイヤリティー収入ではHIVフランチャイズ販売が堅調。 記:2024/03/05
4568 東証プライム
5,502
5/2 15:00
+167(%)
時価総額 10,712,581百万円
製薬大手。生活習慣病や感染症、循環器領域に強み。がん領域に傾注し、HER2抗体薬物複合体「エンハーツ」に注力。麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合ワクチンの製造販売承認を申請。3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/03/29
5401 東証プライム
3,473
5/2 15:00
-3(%)
時価総額 3,300,465百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
5411 東証プライム
2,345
5/2 15:00
+20.5(%)
時価総額 1,440,857百万円
国内2位の鉄鋼メーカー。鋼板を中心に多数の高付加価値製品を抱え、自動車用高級鋼板に強み。鉄鋼事業は販売価格の改善やコスト削減等で増益確保。エンジニアリング事業は黒字転換。24.3期3Q累計は増益。 記:2024/02/25
6301 東証プライム
4,577
5/2 15:00
-61(%)
時価総額 4,454,089百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6758 東証プライム
13,060
5/2 15:00
-40(%)
時価総額 16,469,731百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6762 東証プライム
6,943
5/2 15:00
-218(%)
時価総額 2,699,244百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
6920 東証プライム
40,670
5/2 15:00
+920(%)
時価総額 3,834,612百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
6981 東証プライム
2,798
5/2 15:00
-77.5(%)
時価総額 5,672,786百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやEMI除去フィルタ高周波モジュールを手掛け、積層セラミックコンデンサで高シェア。業界最高水準の車載向けメタルパワーインダクタを商品化。生産減少や値下がりで3Q累計は一服。 記:2024/02/04
7011 東証プライム
1,413.5
5/2 15:00
+21(%)
時価総額 4,768,651百万円
国内最大の総合重機械メーカー。火力発電プラントで世界トップクラス。造船事業や米ボーイング向け機体製造等も。エナジー部門は受注好調。原子力発電システムの受注増などが寄与。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/08
7203 東証プライム
3,581
5/2 15:00
-24(%)
時価総額 58,423,968百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7270 東証プライム
3,437
5/2 15:00
-70(%)
時価総額 2,643,658百万円
自動車中堅。販売台数の7割超が北米向け。トヨタと資本業務提携。運転支援システム「アイサイト」等が特徴。自動車事業部門は好調。売上台数は2桁増。国内は足踏みだが、海外が伸びる。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/14
8001 東証プライム
7,331
5/2 15:00
+200(%)
時価総額 11,618,829百万円
大手総合商社。繊維や機械、金属、エネルギー、化学、食料、住生活など、8カンパニー制で事業展開。ビッグモーターの事業を継承。今期3Q累計はエネルギーや化学品、金属が足踏みも、食料が回復、住生活が堅調だった。 記:2024/03/31
8031 東証プライム
7,681
5/2 15:00
+123(%)
時価総額 12,231,739百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。ペルーの鉱山機械販売・サービス会社コマツ・マイニング・コープ・ペルーの株式を取得。エネルギーと金属資源セグメントが伸び悩み、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/04
8604 東証プライム
876.4
5/2 15:00
+7.5(%)
時価総額 2,833,895百万円
総合証券で国内最大。傘下に資産運用会社や信託銀行など。配当性向は40%以上目安。ホールセール部門は増収。インベストメント・バンキング等が貢献。営業部門は相場環境が追い風。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/10
9101 東証プライム
4,285
5/2 15:00
-39(%)
時価総額 2,186,057百万円
海運最大手。コンテナ船等の定期船に加え、ドライバルクやエネルギー等の不定期専用船を展開。海洋資源開発等も。物流事業は足踏み。ターミナル関連部門は国内で取扱量が増加。24.3期3Qは不動産業が増益確保。 記:2024/02/23
9104 東証プライム
4,660
5/2 15:00
-69(%)
時価総額 1,686,971百万円
海運国内2位。船隊数世界2位。コンテナ船・各種専用船・油送船・フェリー内航船を手掛け、タンカーやLNG船、自動車船、ドライバルク船に強み。コンテナ船の短期運賃・期間契約運賃下落で、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/28
9201 東証プライム
2,753
5/2 15:00
-45(%)
時価総額 1,203,457百万円
大手航空会社。国内線や国際線、LCC、貨物輸送の航空運送、旅客サービス、空港内地上サービス等を提供する。今期3Q累計は国際旅客収入が増加した。国内旅客収入は単価が上振れ。航空燃油費等の増加を吸収した。 記:2024/04/03
9202 東証プライム
2,996.5
5/2 15:00
-4.5(%)
時価総額 1,451,187百万円
大手航空会社。国内線と国際線トップの全日空が中核。国内線や国際線、貨物運送を展開する。傘下にLCCのピーチやエアージャパン。今期3Q累計は国際線、国内線が好調だった。営業益は過去最高を大幅に更新した。 記:2024/03/03
9433 東証プライム
4,422
5/2 15:00
+19(%)
時価総額 10,189,084百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04