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シンバイオ製薬 Research Memo(9):2030年に海外売上比率50%を目指す

2021/4/21 15:19 FISCO
*15:19JST シンバイオ製薬 Research Memo(9):2030年に海外売上比率50%を目指す ■今後の見通し 3. 長期目標 シンバイオ製薬<4582>は2005年に創業して以降、バイオベンチャーとして「トレアキシン(R)」の開発に取り組み続け、2021年に初の黒字化を達成できるところまでたどり着き、2021年以降は、開発ステージから収益成長ステージへと移行することになる。このため、同社は2021年を第2の創業元年と位置付け、持続的な事業価値の増大並びに創造に取り組むと同時に、「BCV」により海外展開を推進することで、グローバル・スペシャリティファーマとして成長を目指していく方針を打ち出した。 具体的には、「トレアキシン(R)」の収益最大化に向けた取り組みに加えて、「リゴセルチブ」や「BCV」の上市を目指すことで収益の持続的な成長を図っていくほか、各パイプラインが持つ根源的な事業価値をアカデミア等との共同研究などを進めながら見い出し、事業価値の最大化に結び付けていく。また、そのなかには新規パイプラインの導入なども含まれている。 経営のキーワードとして、「Local & Global」「50・50 in 30」を掲げた。これは「BCV」の開発を成功に導くことで、グローバル製薬企業として飛躍し、2030年に海外売上比率50%を目指すことを意味したものとなる。前述したように、「BCV」については造血幹細胞移植後の各種ウイルス感染症に対する治療効果が期待されるほか、臓器移植後のウイルス感染症や、その他領域(皮膚科、眼科)におけるウイルス感染症での開発も進む可能性があり、潜在的な成長ポテンシャルは極めて大きく、今後の開発動向が注目される。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《ST》
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がん・血液領域やウイルス感染症領域の希少疾患薬を開発。他社から開発候補品を導入して製品化を狙う。24.12期は薬価改定の影響と抗がん剤の後発薬浸透を想定。アデノウイルス感染症向け注射剤候補は開発本格化へ。 記:2024/03/12