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鉄人化 Research Memo(4):競争激化により厳しい環境が継続。大手チェーンを中心とした業界再編にも注目

2020/1/9 15:14 FISCO
*15:14JST 鉄人化 Research Memo(4):競争激化により厳しい環境が継続。大手チェーンを中心とした業界再編にも注目 ■業界環境 鉄人化計画<2404>の属するカラオケボックスの市場規模は約3,844億円と推定される。過去に遡ると、1994年以降、景気後退や娯楽の多様化等により参加人口が減少し縮小傾向をたどったが、2000年代に入ると手軽なレジャーとして下げ止まり、おおむね横ばいで推移してきた。今後も当面は現状程度で推移するものの、長期的には若年世代の減少により緩やかに縮小していくものとみられている。一方、大手チェーン各社の積極出店などにより競争は激化しており、大手チェーンを中心とした業界再編(寡占化)の動きにも注目が集まっている。立地別では、「郊外型」と「都市部繁華街店」の2つのタイプに分類されるが、「郊外型」は飲酒規制の厳罰化等から来店客数の減少が続く一方、「都市部繁華街店」は景気変動による影響をある程度受けながらも底堅い需要に支えられている。 業界構造については、売上高で業界トップを維持してきた第一興商<7458>(ビッグエコーを運営)と、シダックス<4837>から事業を譲り受けた(株)B&V(ビーアンドブイ)(カラオケ館を運営)が2大勢力となっている。同社は10位内にランキングされているものの、上位との規模の差は大きい。もっとも、首都圏を基盤とした都市部繁華街立地に特化したポジショニングではユニークな存在であり、今後の展開次第では他社にはないアドバンテージを秘めているとの評価もできる。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫) 《YM》
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東京・神奈川でカラオケ店を展開。飲食店や美容サロン店も。24.8期1Qは飲食が回復。サロンも堅調。ただカラオケの二次会需要が低調で黒字化に至らず。通期では年末需要捉えて黒字化を目論む。継続前提に重要事象。 記:2024/02/05
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