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前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株への押し目買い意欲は強い~

2024/10/29 8:41 FISCO
*08:41JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株への押し目買い意欲は強い~ 29日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■ハイテク株への押し目買い意欲は強い ■TOTO、2Q営業利益 58.1%増 241億円 ■前場の注目材料:コマツ、コマツNTC、ギガキャスト参入、EV部品向け加工機投入 ■ハイテク株への押し目買い意欲は強い 29日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。28日の米国市場はNYダウが273ドル高、ナスダックは48ポイント高だった。イスラエルによる対イラン報復攻撃が限定的にとどまり、NY原油先物相場が下落したことで買い優勢の展開。米長期金利の上昇が重荷になったものの、アップルやメタ・プラットフォームズなど大型テック株の一角が買われ、支援材料になった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比65円安の38605円。円相場は1ドル153円30銭台で推移している。 日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、利食い優勢の展開から始まりそうだ。前日は衆議院選挙で与党の過半数割れを受けて政策リスクが高まり売りが先行したが、寄り付きの37757.95円を安値に急速に切り返し、後場中盤には38740.17円まで上げ幅を広げた。1000円近い値幅での急ピッチのリバウンドをみせたこともあり、買い戻しとみられる動きは一巡しただろう。一気に25日線までのリバウンドをみせたことで、目先的な達成感が意識されやすいところである。今後の政策運営に対する期待感よりは、情勢を見極めたいとのムードになりやすく、積極的な売買は手控えられやすい。 ただし、米国では大型テックや半導体株の決算発表が相次ぐ。良好な決算が続くようだと、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への支援材料になりそうだ。そのため、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうである。反動安の動きをみせてきたとしても、200日線が位置する38292円辺りに接近する局面では底堅さが意識されやすいだろう。また、25日線を上放れてくる動きとなれば、押し目買い狙いのポジションも水準を切り上げてくる可能性がありそうだ。 もっとも、接戦が伝えられている米大統領選挙を控えているなかでは、積極的な買いは限られそうである。そのため、決算を手掛かりとした物色に向かわせやすいと考えられ、米国で大型テック企業の決算を控えるなか、足もとで調整が続いているハイテク株への押し目を狙う動きが意識されそうである。直近ではディスコ<6146>やニデック<6594>の決算反応から国内においてもハイテク企業の決算期待は高まっていると考えられる。そのほか、昨夕決算を発表したところでは、ダイショー<2816>、東映アニメ<4816>、東陽倉<9306>、北海電工<1832>、川岸工<5921>、東光高岳<6617>、丸大食<2288>、明電舎<6508>、アサカ理研<5724>、フィデアHD<8713>など が注目される。 ■TOTO、2Q営業利益 58.1%増 241億円 TOTO<5332>が発表した2025年3月期第2四半期業績は、売上高が前年同期比4.7%増の3557億3500万円、営業利益は同58.1%増の241億4200万円だった。米州のウォシュレットが好調だった。市況回復に伴い、セラミック事業も半導体製造装置部品の静電チャックの販売が増えた。あわせて、2025年3月期の純利益予想を下方修正した。税負担増が響く。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(38605.53、+691.61) ・NYダウは上昇(42387.57、+273.17) ・ナスダック総合指数は上昇(18567.19、+48.58) ・VIX指数は低下(19.80、-0.53) ・米国のインフレ沈静化期待 ・活発な自社株買い ・東証による企業価値向上の要請 ・コマツ<6301>コマツNTC、ギガキャスト参入、EV部品向け加工機投入 ・ファナック<6954>大型ハンドロボ追加、可搬550kg・可動4.6m ・日本ペイントHD<4612>米AOCを買収、化学材料拡大、EPS上積み目指す ・東亞合成<4045>社長に小淵氏、リチウム電池用バインダーなど高機能品に注力 ・オムロン<6645>半導体検査装置で攻勢、高速CT型相次ぎ開発 ・タクマ<6013>IHI子会社買収、ボイラのシェア拡大、低・脱炭素製品を提案 ・FIXER<5129>名古屋市大に生成AI、職員負荷軽減 ・大同特殊鋼<5471>モーターコア向け軟磁性材、小型・高出力化に貢献 ・鈴茂器工<6405>おにぎり製造を半自動化、炊飯器と連携、成形し海苔付け ・三菱電機<6503>植物油で絶縁、電力用変圧器、変電所向け開発 ・NTT<9432>早大と技術、プログラムのバグ修正、不正アクセス攻撃防止 ・NEC<6701>出荷最適化、豊田自動織機にシステム、量子原理応用 ・サンワテクノス<8137>においセンサー仏製新製品を販売 ・大日本印刷<7912>透明蒸着フィルムを開発、化学分解再生PET活用 ・栗本鉄工所<5602>鋳鉄管球状化処理にAI活用、マグネシウム最適投入で材料費削減 ・リンテック<7966>物流向けに無漂白撥水紙発売、のり加工も可能に ・旭化成<3407>旭化成バッテリーセパレータ社長・谷口龍氏、北米EV需要に対応 ・日本ガイシ<5333>Sustechと、蓄電所ファンド設立へ検討開始 ・旭化成<3407>ウイルス高効率濾過、製薬用フィルター ・大成建設<1801>建設ロボが上下階を移動、三成研機と専用エレベーター開発 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 9月有効求人倍率(予想:1.23倍、8月:1.23倍) ・08:30 9月失業率(予想:2.5%、8月:2.5%) ・10月政府月例経済報告 <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 32件
1801 東証プライム
6,495
10/30 15:00
+27(%)
時価総額 1,304,215百万円
1873年創業の大手ゼネコン。建築事業の売上比率が高い。新国立競技場などで施工実績。クアラルンプール国際空港など海外でも実績多数。リニューアル、エンジニアリング事業関連プロジェクトなどに経営資源を配分。 記:2024/08/09
1832 札証
910
10/30 14:21
±0(%)
時価総額 18,867百万円
北海道電力ネットワーク傘下の総合設備企業。配電線工事が主力。発送変電工事、地中線工事、通信工事等も手掛ける。新千歳空港国際線ターミナルなどで施工実績。再生可能エネルギー関連工事の受注拡大等に取り組む。 記:2024/08/22
2288 東証プライム
1,674
10/30 15:00
-23(%)
時価総額 44,371百万円
ハム・ソーセージ、調理加工食品を柱とする総合食品メーカー。燻製屋シリーズが主力商品。牛肉や豚肉の食肉事業等も手掛ける。調理加工食品は外食産業向けなど業務用商品の需要が拡大。27.3期営業利益55億円目標。 記:2024/06/13
2816 東証スタンダード
1,414
10/30 14:56
-3(%)
時価総額 13,955百万円
焼肉のたれ、味・塩こしょう等を手掛ける調合調味料メーカー。液体調味料が主力。鍋スープで国内シェアトップクラス。スープはるさめ、青汁なども。メニュー開発・提案の強化により、業務用調味料市場の開拓を図る。 記:2024/10/03
3407 東証プライム
1,050.5
10/30 15:00
+5.5(%)
時価総額 1,464,326百万円
総合化学大手。1922年創業。アクリロニトリルや人工皮革、感光性ドライフィルム等を手掛ける。住宅事業や建材事業、医薬事業等も。リチウムイオン二次電池用セパレータなどで世界トップシェア。建材事業などは順調。 記:2024/06/18
4045 東証プライム
1,573.5
10/30 15:00
-5(%)
時価総額 197,002百万円
中堅化学メーカー。カセイソーダ等の基幹化学品、アクリルポリマー、高純度無機化学品等を手掛ける。瞬間接着剤「アロンアルフア」は知名度高い。電解製品は販売数量が回復傾向。機能性接着剤は車載用電池向けが好調。 記:2024/06/25
1,180
10/30 15:00
+16(%)
時価総額 2,797,204百万円
塗料世界大手。日本ペイントを中核とする持株会社。シンガポール塗料大手のウットラムグループ傘下。47の国・地域で事業展開。配当性向は30%目途。日本では高機能・サステナビリティ製品の拡充等に取り組む。 記:2024/05/08
4816 東証スタンダード
3,475
10/30 15:00
+125(%)
時価総額 729,750百万円
東映系アニメ製作会社。1956年創立。ワンピースやプリキュアなどの映像製作、キャラクター版権ビジネスが柱。商品販売事業、キャラクターショー等も。主力作品の安定収益確保を図る。海外事業にも引き続き注力。 記:2024/06/15
5129 東証グロース
958
10/30 15:00
-2(%)
時価総額 14,155百万円
米マイクロソフト社のクラウド基盤などを活用したシステム構築や運用サービスにより、顧客のクラウド移行を支援。自治体などクラウド構築・移行が好調。デジタル庁の生成AI利活用整備プロジェクトも受託。 記:2024/05/20
5332 東証プライム
4,401
10/30 15:00
+98(%)
時価総額 778,893百万円
水まわり住宅総合機器メーカー。1917年創立。福岡県北九州市に本社。国内トイレ市場首位。レストルーム、バス、キッチン、洗面商品等の製造・販売を行う。日本住設事業ではサステナブル高付加価値商品の提案を強化。 記:2024/10/08
5333 東証プライム
1,884
10/30 15:00
+30.5(%)
時価総額 597,850百万円
ガイシで世界首位。自動車排ガス浄化用セラミックスやNAS電池なども。自動車関連が堅調。半導体装置関連も回復。NAS電池は独水素製造会社から受注。パワー半導体向け絶縁放熱回路基板の生産能力を大幅に増強へ。 記:2024/07/22
5471 東証プライム
1,211
10/30 15:00
-116.5(%)
時価総額 263,082百万円
特殊鋼専業メーカー。1916年創業。構造用鋼等の特殊鋼鋼材、ステンレス鋼等の機能材料・磁性材料が柱。自動車業界が得意先。27.3期営業利益600億円以上目標。機能材料・磁性材料、自由鍛造品の拡大等に注力。 記:2024/06/15
5602 東証プライム
3,795
10/30 15:00
+10(%)
時価総額 49,707百万円
上水道用ダクタイル鉄管の提供等を行うライフライン事業が主力。自動車部品製造の鍛造プレス機等の機械システム事業、産業建設資材事業も。連続式二軸混練機で国内トップシェア。27.3期営業利益80億円目標。 記:2024/06/13
5724 東証スタンダード
907
10/30 15:00
-2(%)
時価総額 4,667百万円
都市鉱山等からの有価金属の回収・再生を行う貴金属事業が主力。使用済みエッチング用薬液の再生・販売、品質管理システムの販売等も。既存事業は新規開拓に注力。リチウムイオン電池再生事業の事業化等に取り組む。 記:2024/07/02
5921 東証スタンダード
3,730
10/30 13:33
-85(%)
時価総額 11,190百万円
1906年創業の鉄骨メーカー。鉄骨など鋼構造物の設計・製作・施工を行う。新国立競技場、東京スカイツリーなどで実績。大手ゼネコン各社などが主要取引先。生産設備の充実化による生産性の維持・向上を図る。 記:2024/10/12
6013 東証プライム
1,579
10/30 15:00
+5(%)
時価総額 131,057百万円
ごみ処理プラントやバイオマス発電プラント、下水汚泥焼却発電プラント等の設計・施工、メンテナンス等を行う。汎用ボイラの製造・販売等も。中計では27.3期経常利益140億円目標。EPC事業の拡大等に取り組む。 記:2024/06/24
6146 東証プライム
45,320
10/30 15:00
+4,570(%)
時価総額 4,908,926百万円
半導体の精密加工装置、精密加工ツールの製造・販売を行う。1937年に広島県呉市で創業。ダイシングソーなどで世界トップシェア。パワー半導体向け中心に精密加工装置は出荷順調。生産能力の強化、効率化推進。 記:2024/06/28
6301 東証プライム
4,028
10/30 15:00
-42(%)
時価総額 3,922,511百万円
世界2位の総合建設機械メーカー。1921年設立。自動車産業向け大型プレスなど産業機械も。エンジンなどは国内で自社開発。海外売上比率は8割超。配当性向40%以上目安。坑内掘りハードロック事業の拡大図る。 記:2024/10/07
6405 東証スタンダード
1,528
10/30 15:00
-10(%)
時価総額 19,803百万円
寿司ロボット、盛付けロボット等の製造・販売を行う米飯加工機械メーカー。寿司ロボットで世界トップシェア。子会社で衛生資材の製造・販売等も手掛ける。盛付けロボットの市場拡大、新規事業の創出などに取り組む。 記:2024/10/10
6503 東証プライム
2,388
10/30 15:00
+18(%)
時価総額 5,127,518百万円
総合電機メーカー大手。FAシステムや自動車機器のインダストリー・モビリティ部門、ビルシステムや空調・家電のライフ部門が柱。重電システム、人工衛星等も。インフラ部門では防衛・宇宙事業等にリソース投入。 記:2024/10/07
6508 東証プライム
4,070
10/30 15:00
+50(%)
時価総額 185,299百万円
中堅重電メーカー。1897年創業。変電・配電システムや発電システム、電鉄用システム、上下水道プラント用設備、半導体製造分野向け機器等を手掛ける。変電事業は北米などの需要増、収益性改善策の寄与で順調。 記:2024/06/15
6594 東証プライム
3,267
10/30 15:00
+83(%)
時価総額 3,896,123百万円
総合モーターメーカー最大手。旧社名は日本電産。京都府京都市に本社。精密小型モーター、車載・産業用モーター、商業・産業用ロボットなどを手掛ける。電動パワステ用モーターなどに強み。車載向けは収益性最優先。 記:2024/10/14
6617 東証プライム
1,957
10/30 15:00
-36(%)
時価総額 31,852百万円
東京電力系の電気機器メーカー。高岳製作所、東光電気が経営統合。受変電・配電用機器、スマートメーター等を手掛ける。EV急速充電器で国内販売台数トップ。EV急速充電サービス「aimaCHARGE」を投入。 記:2024/10/05
6645 東証プライム
6,213
10/30 15:00
+76(%)
時価総額 1,281,400百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。オランダの遠隔医療会社買収。ヘルスケアは堅調。人員を大幅削減、構造改革費用重し。 記:2024/06/15
6701 東証プライム
13,215
10/30 15:00
-340(%)
時価総額 3,605,713百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
6954 東証プライム
4,117
10/30 15:00
+103(%)
時価総額 4,098,140百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7912 東証プライム
2,677
10/30 15:00
+28(%)
時価総額 1,484,346百万円
大手総合印刷企業。1876年創業。出版関連ビジネスのほか、情報セキュア関連製品、ディスプレイ関連製品、電子デバイス等も。リチウムイオン電池用バッテリーパウチ等で世界トップシェア。BPO事業の拡大等に注力。 記:2024/06/17
7966 東証プライム
3,160
10/30 15:00
+20(%)
時価総額 242,337百万円
1927年創業の粘着製品メーカー。シール・ラベル用粘着製品、自動車用粘着製品等の印刷材・産業工材関連が主力。半導体関連粘着テープ、カラー封筒用紙等も。中期経営計画では27.3期売上高3150億円目指す。 記:2024/08/30
8137 東証プライム
1,992
10/30 15:00
+42(%)
時価総額 31,960百万円
電機・電子・機械分野で事業展開する独立系商社。小型モータやコネクターなど電子部門の売上比率が高い。仕入先は約2000社、顧客は約3100社。配当性向25~35%目標。高付加価値の新商品の開発、拡販進める。 記:2024/06/18
1,425
10/30 15:00
-5(%)
時価総額 25,852百万円
山形県地盤の荘内銀行、秋田県地盤の北都銀行が経営統合して発足。フィデア情報総研、フィデアカードなども傘下に収める。総資産は3兆円超。GX・DX分野を中心にコンサルティング営業体制の強化などを図る。 記:2024/07/01
9306 東証スタンダード
1,374
10/30 15:00
-32(%)
時価総額 10,807百万円
1893年創業の総合物流企業。愛知県名古屋市に本社。物流センター運営や国内運送、通販物流、輸出入手続き、国際輸送等を手掛ける。不動産事業も展開。運送体制及び流通拠点の強化により、3PL物流の推進図る。 記:2024/08/27
9432 東証プライム
147.7
10/30 15:00
+0.3(%)
時価総額 13,374,282百万円
国内最大の通信会社。NTT東日本、NTT西日本、NTTドコモ、NTTデータグループなどを傘下に持つ。研究開発部門を有する点が特徴。データセンターを拡張。コンシューマ通信事業では顧客基盤の強化を推進。 記:2024/10/10