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前場に注目すべき3つのポイント~ディスコの決算反応でセンチメント改善も~

2024/10/18 8:56 FISCO
*08:56JST 前場に注目すべき3つのポイント~ディスコの決算反応でセンチメント改善も~ 18日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■ディスコの決算反応でセンチメント改善も ■ディスコ、4-12月期業績予想を開示 連結営業利益1052億円 ■前場の注目材料:エア・ウォーター、北海道・石狩に新棟、LNG輸送車の生産5割増 ■ディスコの決算反応でセンチメント改善も 18日の日本株市場は、買い一巡後はこう着感の強い相場展開になりそうだ。17日の米国市場はNYダウが161ドル高、ナスダックは6ポイント高だった。9月の米小売売上高が予想を上回ったことで、景気への楽観的な見方が改めて広がった。また、台湾積体電路製造(TSMC)の予想を上回る決算が半導体株への買い安心感につながった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比105円高の39205円。円相場は1ドル150円20銭台で推移している。 日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買いが先行することになりそうだ。TSMCの決算については前日の時点で織り込まれてはいるものの、米国市場でエヌビディアなど半導体株の一角が買われており、これを受けて改めて材料視されることになりそうだ。また、決算を発表したネットフリックスが時間外で上昇していることも支援材料になるだろう。 一方で、国内では昨夕決算を発表したディスコ<6146>の動向が注目される。決算内容についてはポジティブであり、リバウンドを強めてくるかが注目される。同社は7月高値をピークに調整を継続していることもあり、反転をみせてくるようだと他の半導体株への物色が広がる可能性がある。もっとも、今後本格化する決算を見極めたいムードも強く、積極的な売買は手控えられやすいところでもある。 為替市場では1ドル=150円台へ円安に振れて推移しており、輸出関連などへの物色も意識されやすいだろう。足もとでは良好な米決算が相次いでいることも安心感につながりやすく、日経平均株価は39000円処での底固めを意識しつつ、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうである。ただし、インデックスに絡んだ値動きが中心になるため、中小型株は手掛けづらいところである。個別に材料のある銘柄などに短期的な値幅取り狙いの資金が集中することになりそうである。 ■ディスコ、4-12月期業績予想を開示 連結営業利益1052億円 ディスコ<6146>は未開示であった4-12月期業績予想を発表。半導体・電子部品業界において顧客の投資意欲が短期間で激しく変動することから需要予測が困難なため、業績予想の開示方法については、「1四半期先までの開示」としている。売上高は2629億円、営業利益は1052億円。出荷額は2979億円と予想している。2025年3月第2四半期業績は、売上高が前年同期比41.8%増の1790億4300万円、営業利益は同68.7%増の759億5200万円だった。精密加工装置の出荷は付加価値の高い製品を中心に堅調に推移。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(43239.05、+161.35) ・ナスダック総合指数は上昇(18373.61、+6.53) ・1ドル=150.20-30円 ・シカゴ日経先物は上昇(39205、大阪比+105) ・SOX指数は上昇(5204.81、+48.95) ・VIX指数は低下(19.11、-0.47) ・米原油先物は上昇(70.67、+0.28) ・米国のインフレ沈静化期待 ・活発な自社株買い ・東証による企業価値向上の要請 ・エア・ウォーター<4088>北海道・石狩に新棟、LNG輸送車の生産5割増 ・富士フイルム<4901>DX情報基盤活用、カメラ300社の在庫最適化 ・KDDI<9433>月3278円で30ギガバイト利用、ドコモに対抗、新プラン ・川崎重<7012>航空エンジンの運転試験、水素燃焼成功 ・SUBARU<7270>次世代ハイブリッド開発、給油なしで1000km走行 ・ホンダ<7267>プラゴと提携、EV急速充電器拡大、30年までに数千口設置 ・古野電気<6814>古野幸男社長「自動運航を推進」 ・TOPPAN<7911>水性印刷・加工でCO2減、食品向け新パウチ ・OKI<6703>日清紡マイクロと、アナログ半導体を小型化、26年量産目指す ・大成建設<1801>ワイヤレス給電実証、走行中ロボに床・壁から ・AGC<5201>低伝送損失・高耐熱の多層プリント基板材料を発売 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 9月全国消費者物価指数(生鮮食品除く)(前年比予想:+2.3%、8月:+2.8%) <海外> ・11:00 中・7-9月期GDP(前年比予想:+4.5%、4-6月期:+4.7%) ・11:00 中・9月鉱工業生産(前年比予想:+4.6%、8月:+4.5%) ・11:00 中・9月小売売上高(前年比予想:+2.5%、8月:+2.1%) 《ST》
関連銘柄 12件
1801 東証プライム
6,252
10/18 15:00
-33(%)
時価総額 1,255,420百万円
1873年創業の大手ゼネコン。建築事業の売上比率が高い。新国立競技場などで施工実績。クアラルンプール国際空港など海外でも実績多数。リニューアル、エンジニアリング事業関連プロジェクトなどに経営資源を配分。 記:2024/08/09
4088 東証プライム
1,968.5
10/18 15:00
-1(%)
時価総額 452,273百万円
大手産業ガスメーカー。産業ガスや機能材料の提供等を行うデジタル&インダストリー部門が柱。医療機器や消火設備の提供、冷凍食品や飲料の製造・販売等も。特殊ケミカル供給などエレクトロニクス関連事業の拡大に注力。 記:2024/08/29
3,705
10/18 15:00
+81(%)
時価総額 4,608,564百万円
富士フイルムを中核とする持株会社。メディカルシステムや電子材料、オフィスソリューション、デジカメを手掛ける。医用画像情報システムで世界トップシェア。配当性向30%目安。27.3期営業利益3600億円目標。 記:2024/07/08
5201 東証プライム
4,640
10/18 15:00
-8(%)
時価総額 1,055,326百万円
1907年創立の素材メーカー。建築ガラスや自動車用ガラス、塩化ビニル等の化学品、医薬品・農薬等を手掛ける。フロート板ガラス、自動車用ガラスなどで世界トップシェア。26.12期営業利益2300億円目標。 記:2024/10/07
6146 東証プライム
38,310
10/18 15:00
+2,730(%)
時価総額 4,149,624百万円
半導体の精密加工装置、精密加工ツールの製造・販売を行う。1937年に広島県呉市で創業。ダイシングソーなどで世界トップシェア。パワー半導体向け中心に精密加工装置は出荷順調。生産能力の強化、効率化推進。 記:2024/06/28
6703 東証プライム
1,020
10/18 15:00
+3(%)
時価総額 88,962百万円
ATM、現金処理機等のエンタープライズソリューション事業が主力。1881年創業。道路関連システムや航空関連システム、AIエッジコンピューター等も。パブリックソリューションは消防、防災等で順調に案件を確保。 記:2024/10/08
6814 東証プライム
2,206
10/18 15:00
+67(%)
時価総額 70,360百万円
船舶用電子機器の総合メーカー。魚群探知機、船舶用レーダー、統合航海システム等で高シェア。ETC車載器、GPS受信機、気象観測システム等も。舶用事業では製品ラインナップの強化で新興国漁業市場の開拓図る。 記:2024/05/08
7012 東証プライム
6,441
10/18 15:00
+35(%)
時価総額 1,081,586百万円
総合重機大手。二輪車や航空機、鉄道車両、造船、各種発電設備プラント、油圧機器・油圧装置等を手掛ける。ウェハ搬送ロボットで世界トップシェア。水素製品などに強み。メキシコ工場でオフロード四輪車の量産を開始。 記:2024/04/30
7267 東証プライム
1,533
10/18 15:00
-2(%)
時価総額 8,330,759百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7270 東証プライム
2,596
10/18 15:00
-13(%)
時価総額 1,996,781百万円
1917年創業の中堅自動車メーカー。北米の販売台数比率が高い。トヨタと資本業務提携。アイサイトなどに特徴。航空機の中央翼などの製造を行う航空宇宙事業も手掛ける。28年、米国でBEV販売40万台目標。 記:2024/10/10
7911 東証プライム
4,323
10/18 15:00
-34(%)
時価総額 1,511,779百万円
大手印刷会社。印刷で2強。マーケティングやコンテンツ等の情報関連、包装資材や建装材、ディスプレイ、半導体関連も手掛ける。DXや半導体関連が堅調。海外のパッケージや建装材も回復傾向。アフリカにも進出。 記:2024/07/28
9433 東証プライム
4,800
10/18 15:00
+14(%)
時価総額 11,060,064百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04