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前場に注目すべき3つのポイント~円安基調のなかで押し目待ち狙いの買い意欲は強い~

2024/10/3 8:46 FISCO
*08:46JST 前場に注目すべき3つのポイント~円安基調のなかで押し目待ち狙いの買い意欲は強い~ 3日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■円安基調のなかで押し目待ち狙いの買い意欲は強い ■西武HD、25/3上方修正 営業利益 450億円←400億円 ■前場の注目材料:ハーモニック、ヒト型ロボ向け減速機量産、戦略投資100億円 ■円安基調のなかで押し目待ち狙いの買い意欲は強い 3日の日本株市場は、買い一巡後はこう着感が強まる可能性はあるが、押し目買い意欲の強い相場展開が期待される。2日の米国市場はNYダウが39ドル高、ナスダックは14ポイント高だった。予想を上回るADP雇用統計を受けて大幅な利下げ期待が後退し、弱含む場面もみられた。ただし、景気や雇用見通しの改善が安心感につながり、その後は半導体セクターを中心に買い戻す流れとなった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比915円高の38665円。円相場は1ドル146円50銭台で推移している。 日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まろう。ADP雇用統計を受けて大幅な利下げ観測が後退したほか、昨夕には石破首相と植田日銀総裁が初会談しており、追加の利上げをするような環境にはないとの見解を示したことで、為替市場では1ドル=146円台半ばへと円安が進行している。先週末の総裁選での高市トレードで付けた円安水準を上回ってきたことで、安心感につながりそうだ。 日経225先物はナイトセッションで37780円を安値にロング優勢の流れとなり、終盤にかけては一時38740円まで買われる場面もみられた。前日の大幅な下落部分をほぼ埋めてきており、売り方の買い戻しの動きが強まりそうである。買い一巡後は次第に膠着感が強まる可能性が高そうだが、円安基調のなかで押し目待ち狙いの買い意欲は強いだろう。中東情勢を巡る地政学リスクの高まりによって積極的な上値追いの動きには向かいづらく、関連する報道によって大きく振らされるリスクはありそうだが、売りは仕掛けづらくなるだろう。 昨日の日経平均株価は75日線を割り込んで始まり、その後の弱い値動きで200日線を割り込み、25日線水準まで売られた。25日、200日線水準が支持線として意識されるなか、再び75日線を上回ってくるようだと、センチメント改善につながりそうだ。週初の陰線部分(37797-39126円)を埋めてくる動きも意識されてくる可能性も出てきそうである。 物色としては米国の流れを引き継ぐ形から、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の上昇が見込まれる。また、バフェット氏の日本株買いへの思惑から引き続き商社株への物色が意識されやすいほか、円安の流れから輸出関連などへの資金流入も期待されよう。 ■西武HD、25/3上方修正 営業利益 450億円←400億円 西武HD<9024>は2025年3月期業績予想の修正を発表。売上高は4890億円から4940億円、営業利益を400億円から450億円に上方修正した。連結子会社であるSRSがNW社の株式を追加取得することを決議し、追加取得による特別利益(負ののれん発生益及び段階取得に係る差益)の発生等の損益影響に加え、足元の状況等を踏まえ業績予想を修正した。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(42196.52、+39.55) ・ナスダック総合指数は上昇(17925.12、+14.76) ・1ドル=146.70-80円 ・シカゴ日経先物は上昇(38665、大阪比+915) ・SOX指数は上昇(5099.20、+74.26) ・VIX指数は低下(18.90、-0.36) ・米原油先物は上昇(70.10、+0.27) ・米国のインフレ沈静化期待 ・活発な自社株買い ・東証による企業価値向上の要請 ・ハーモニック<6324>ヒト型ロボ向け減速機量産、戦略投資100億円 ・ジーエルテクノ<255A>半導体装置向け石英ガラス国内回帰、相次ぎ新工場 ・三井不動産<8801>日鉄興和不動産と、東京・板橋に大型物流施設 ・ソニーG<6758>ピンク・フロイド楽曲権利、580億円で取得 ・IDEC<6652>手軽な安全制御機器を発売、プログラム不要 ・サイフューズ<4892>日本精工と、再生医療自動化へ新技術、積層造形を活用 ・精工技研<6834>エムジーを買収、車載・医療向け成形品拡販 ・グローリー<6457>ショーケース・ギグを子会社化 ・デクセリアルズ<4980>栃木・鹿沼で新工場着工 ・富士フイルム<4901>グループのビジネスイノベーション、米社のオセアニア事業を買収 ・TDK<6762>素子開発、AI処理の消費電力100分の1、30年量産へ ・タムラ製作所<6768>変圧器を50%小型化、EV急速充電器向け ・八洲電機<3153>東京キデン買収、電源システム事業拡大 ・南海化学<4040>高度さらし粉増産、殺菌用、東南ア向け拡大 ・新日本電工<5563>株主還元強化、短期的収益変動の影響排除 ・長谷工<1808>竹チップで建設汚泥を固化、技術開発 ・神戸製鋼所<5406>清水建設などと、ジオポリマーコンクリ開発、産業副産物9割配合 ・関東電化工業<4047>住友鉱山、リチウム電池再資源化材を評価 ・三井化学<4183>大阪工場のエチレンプラント再稼働 ・日本ゼオン<4205>研究開発型工場へ進化、川崎を刷新 ・住友ベークライト<4203>半導体封止材を量産 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・10:30 野口日銀審議委員あいさつ <海外> ・10:30 豪・8月貿易収支(予想:+55億豪ドル、7月:+60.09億豪ドル) 《ST》
関連銘柄 22件
1808 東証プライム
1,873
10/3 15:00
-1(%)
時価総額 563,387百万円
分譲マンションが主力の総合建設会社。マンション建設で国内トップ。収益不動産の開発・運営、分譲マンション管理、リフォーム、在宅介護サービス等も。総還元性向40%程度目安。建設事業の領域拡大などに注力。 記:2024/08/26
2,520
10/3 15:00
-10(%)
時価総額 0百万円
3153 東証プライム
1,850
10/3 15:00
+43(%)
時価総額 40,299百万円
エンジニアリング商社。鉄鋼や石油、鉄道分野向けに電機制御や電源、空調のシステムを提供。設計や施工、保守も行う。産業・設備事業は空調設備分野等が好調。24.3期3Qは営業黒字転換。通期業績予想を上方修正。 記:2024/04/15
4040 東証スタンダード
2,539
10/3 15:00
+37(%)
時価総額 5,916百万円
化学品メーカー。苛性ソーダなどの基礎化学品事業が主力。グルコサミンなどの機能化学品事業等も。ニッチ領域に強み。各種塩事業は黒字転換。融雪塩は伸び悩むが、製品価格是正等が寄与。24.3期3Qは収益伸長。 記:2024/04/16
4047 東証プライム
951
10/3 15:00
+9(%)
時価総額 54,726百万円
化学品メーカー。無機製品や有機製品、苛性ソーダ等の基礎化学品に加え、半導体用や液晶用のフッ素特殊ガスや電池材料の精密化学品、キャリヤーを製造、販売する。今期3Q累計は精密化学品の販売数量が伸び悩んだ。 記:2024/04/13
4183 東証プライム
3,786
10/3 15:00
+20(%)
時価総額 775,237百万円
大手総合化学メーカー。ライフ&ヘルスケア、モビリティ、ICTなど4事業を展開する。ケメガネレンズ材料やフォトマスク防塵カバーで世界シェアトップ。今期3Q累計は需要低迷が販売に影響した。子会社も売却した。 記:2024/04/14
4203 東証プライム
4,094
10/3 15:00
+172(%)
時価総額 383,845百万円
プラスチック製品メーカー。半導体材料や高機能プラスチック、医療機器を製造、販売する。半導体向けに強みを持つ。今期3Q累計は半導体関連材料が堅調に推移した。高機能プラスチックは緩やかな回復傾向となった。 記:2024/04/14
4205 東証プライム
1,366
10/3 15:00
-9(%)
時価総額 313,516百万円
合成ゴム、高機能樹脂の製造・開発等を行う化学メーカー。レーザービームプリンター用レンズ材料、グリーン系香料等で世界トップクラスのシェア。27.3期売上高5100億円目標。電池材料などに新規投資を集中へ。 記:2024/06/07
4892 東証グロース
586
10/3 15:00
+6(%)
時価総額 4,200百万円
九州大学発の再生医療ベンチャー。再生医療等製品や3D細胞製品、創薬支援用3D組織の開発・販売、バイオ3Dプリンタ及び消耗品等の販売を行う。製品の部位・組織臓器の拡大、適応疾患の領域拡大などに取り組む。 記:2024/07/05
3,726
10/3 15:00
+56(%)
時価総額 4,634,686百万円
富士フイルムを中核とする持株会社。メディカルシステムや電子材料、オフィスソリューション、デジカメを手掛ける。医用画像情報システムで世界トップシェア。配当性向30%目安。27.3期営業利益3600億円目標。 記:2024/07/08
4980 東証プライム
2,195
10/3 15:00
+92.5(%)
時価総額 396,577百万円
機能性材料メーカー。前身はソニーケミカル。ディスプレイ向け中心に、接合材料、光学材料、電子材料など製造、販売。ディスプレイ向け異方性誘導膜、光学弾性樹脂で世界トップシェア。異方性導電膜等が伸長。円安追い風。 記:2024/06/12
5406 東証プライム
1,725
10/3 15:00
-9.5(%)
時価総額 683,697百万円
1905年創業の鉄鋼大手。鋳鍛鋼製品等の素形材、製鉄プラント等のエンジニアリング、油圧ショベル等の建設機械、電力事業等も手掛ける。等方圧加圧装置で世界トップシェア。鉄鋼部門では引き続き価格転嫁を推進。 記:2024/06/18
5563 東証プライム
310
10/3 15:00
-3(%)
時価総額 45,549百万円
フェロマンガンの製造・販売を行う合金鉄事業が主力。1925年創業。日本製鉄系列。酸化ジルコニウム等の機能材料事業、焼却灰資源化事業等も。リチウムイオン電池正極材は順調。27.12期売上高950億円目標。 記:2024/06/18
3,435
10/3 15:00
-115(%)
時価総額 330,842百万円
減速機メーカー。小型精密減速機で世界トップシェア。NASAの火星探査車などで採用実績。回転系アクチュエータ、モータなども手掛ける。先進医療用途は需要拡大。配当性向30%目処。27.3期売上900億円目標。 記:2024/07/26
6457 東証プライム
2,550
10/3 15:00
+21(%)
時価総額 162,277百万円
通貨処理機メーカー。1918年創業。兵庫県姫路市に本社。オープン出納システム、つり銭機でトップシェア。電子決済・ASPサービス等も。DOE3%以上目安。25.3期は金融市場、リテール市場で増収増益見込む。 記:2024/06/29
6652 東証プライム
2,582
10/3 15:00
+46(%)
時価総額 85,784百万円
FA制御機器総合メーカー。制御用操作スイッチで国内トップシェア。再生可能エネルギー事業、次世代農業ソリューション等も。電子部品の納期改善で、24.3期3Qはオートメーション&センシング事業が増収確保。 記:2024/04/16
6758 東証プライム
2,780
10/3 15:00
+29.5(%)
時価総額 17,355,812百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6762 東証プライム
1,915.5
10/3 15:00
+68(%)
時価総額 3,723,464百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6768 東証プライム
617
10/3 15:00
+16(%)
時価総額 51,070百万円
電子部品メーカー。トランス、リアクタ、ACアダプタ・チャージャなどを手掛ける。エアコンのリアクタで国内トップシェア。車載向け昇圧リアクタは北米市場向け等で回復傾向。24.3期3Q累計は2桁経常増益。 記:2024/04/16
6834 東証スタンダード
3,265
10/3 15:00
+85(%)
時価総額 30,476百万円
精密金型・光製品メーカー。車載や医療、バイオ向け成形品や超精密金型、光通信用部品、光製造用機器を提供。光製品関連は伸び悩む。24.3期3Qは精機関連が堅調。電気自動車向けインバーター用部品等の売上が増加。 記:2024/04/14
8801 東証プライム
1,398
10/3 15:00
+40.5(%)
時価総額 3,929,266百万円
大手総合デベロッパー。オフィスビル、商業施設等の賃貸が主力。連結子会社に三井不動産レジデンシャル、三井不動産リアルティ、東京ドームなど。データセンター事業の強化図る。27.3期純利益2700億円以上目標。 記:2024/08/30
9024 東証プライム
3,372
10/3 15:00
+266(%)
時価総額 1,090,717百万円
私鉄大手の西武鉄道、西武・プリンスホテルズワールドワイドなどを傘下に収める持株会社。都市交通・沿線事業、ホテル・レジャー事業が柱。25.3期は増収計画。ホテル・レジャー事業における値上げ効果等が寄与へ。 記:2024/07/04