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後場に注目すべき3つのポイント円安推移と半導体株上昇で一時36000円台回復

2024/8/13 12:41 FISCO
*12:41JST 後場に注目すべき3つのポイント円安推移と半導体株上昇で一時36000円台回復 13日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は大幅続伸、円安推移と半導体株上昇で一時36000円台回復 ・ドル・円は小じっかり、日本株の大幅高で ・値上り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はアドバンテスト<6857> ■日経平均は大幅続伸、円安推移と半導体株上昇で一時36000円台回復 日経平均は大幅続伸。前営業日比760.55円高(+2.17%)の35785.55円(出来高概算10億8000万株)で前場の取引を終えている。 12日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は140.53ドル安(-0.36%)の39357.01ドル、ナスダックは35.31ポイント高(+0.21%)の16780.61、S&P500は0.23ポイント高(+0.004%)の5344.39で取引を終了した。ソフトランディング期待の再燃で寄り付き後、上昇。その後、イランによるイスラエル報復攻撃が差し迫っている可能性が報じられ地政学的リスク上昇を嫌気した売りが加速し、相場は下落に転じた。値ごろ感から半導体のエヌビディアなどの買戻しに拍車がかかり、ナスダック指数は底堅く推移。一方、ダウは重要インフレ指標発表を控えた調整売りも見られ終盤にかけて、下げ幅を拡大しまちまちで終了。 為替が一時1ドル148円台まで円安に振れたことなどが材料視されて、連休明けの東京市場は買い優勢でスタートした。半導体株の一角が買われたこともあり、日経平均は一時36000円台を回復する場面も見られ、上昇幅は前営業日比1000円を超えた。買い一巡後は35800円水準でのもみ合いとなったが、8月2日以降、空いていたマド(35849.77円-35880.15円)は埋める格好となった。 日経平均採用銘柄では、先週末の上昇を引継ぎフジクラ<5803>が買い優勢となったほか、決算が材料視されてSOMPOホールディングス<8630>、東京海上<8766>、MS&AD<8725>も買われた。このほか、荏原製作所<6361>、キーエンス<6861>、フジクラ<5803>、TDK<6762>、ソニーグループ<6758>、アドバンテスト<6857>も買い優勢となった。なお、MSCIが発表した代表的な株価指数である「グローバルスタンダード指数」の構成銘柄の定期見直しにおいて、採用されたKOKUSAI<6525>は大幅高となった。 一方、決算がネガティブ視されてシャープ<6753>、明治ホールディングス<2269>が下落したほか、MSCIグローバルスタンダード指数から除外されたヤマトホールディングス<9064>、NXHD<9147>は売り優勢となった。このほか、王子HD<3861>、清水建設<1803>、ZOZO<3092>、鹿島建設<1812>が売られた。 業種別では、保険業、海運業、電気機器、鉱業、証券・商品先物取引業などが上昇した一方、空運業、陸運業、パルプ・紙、ゴム製品、その他製品などが下落した。 為替の円安推移と半導体株の上昇などを受けて、前場の東京市場は買い優勢となった。先物市場では225先物中心に買戻しが入っているとの観測もあり、TOPIXよりも日経平均優勢の地合い。過去最大の暴落から1週間ほどで市場は落ち着きを取り戻しつつあるが、日経平均VIはまだ35ポイント台で推移しており、まだまだ先行き警戒感を持つ投資家は多いようだ。後場の日経平均は前営業日比プラス圏を維持すると考えるが、36000円手前では上値が重くなろう。 ■ドル・円は小じっかり、日本株の大幅高で 13日午前の東京市場でドル・円は小じっかりとなり、146円91銭から147円51銭まで一時上値を伸ばした。3連休明けの東京株式市場で日経平均株価は寄付きから強含み、リスク選好的な円売りが先行。米10年債利回りも上昇し、ドル買いに振れた。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は146円91銭から147円51銭、ユーロ・円は160円65銭から161円23銭、ユーロ・ドルは1.0929ドルから1.0937ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・Veritas In Silico<130A>、Chordia Therapeutics<190A>など、20銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値上り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はアドバンテスト<6857> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・日・7月国内企業物価指数:前年比+3.0%(予想:+3.0%、6月:+2.9%) 【要人発言】 ・関係筋 「イランが24時間以内にイスラエル攻撃する可能性」 <国内> ・特になし <海外> ・15:00 英・4-6月ILO失業率(予想:4.5%、3-5月:4.4%) 《CS》
関連銘柄 21件
973
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時価総額 6,131百万円
mRNA標的低分子創薬事業が主力。独自の創薬プラットフォーム「ibVIS」により、mRNA標的低分子医薬品の創出図る。研究開発費は減少。23.12期通期は黒字転換。24.12期は大幅増収増益見通し。 記:2024/04/17
1803 東証プライム
1,004.5
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時価総額 792,063百万円
ゼネコン大手。不動産開発やインフラ運営、再エネなどの非建設分野にも力注ぐ。24.3期3Q累計は複数の大型工事で損失が生じて利益水面下に。受注は堅調。昨年末単体受注残は22年末比9%増の2兆1699億円に。 記:2024/04/15
1812 東証プライム
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時価総額 1,379,792百万円
ゼネコン大手。超高層ビルに強み。海外不動産開発にも力注ぐ。24.3期3Q累計は土木・建築ともに堅調。不動産販売案件の売却も順調に進む。昨年末単体受注残は23年末比7%増の2兆803億円。配当性向3割目安。 記:2024/04/15
628
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-38(%)
時価総額 41,162百万円
武田薬品工業<4502>からスピンアウトして設立された創薬ベンチャー。RNA制御ストレスを標的とするがん治療薬の開発等を手掛ける。MALT1阻害薬CTX-177は小野薬品工業<4528>に導出済。 記:2024/05/10
2269 東証プライム
3,717
9/10 15:00
+37(%)
時価総額 1,102,979百万円
牛乳・乳製品、菓子、食品の製造・販売等を行う明治が中核の持株会社。ヨーグルトやチョコレート、プロテインで国内トップシェア。医薬品事業も。総還元性向50%以上目安。食品部門では高付加価値商品の投入図る。 記:2024/08/05
3092 東証プライム
4,747
9/10 15:00
+76(%)
時価総額 1,479,374百万円
国内最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営。LINEヤフー傘下。ファッションメディア「WEAR」の運営等も。配当性向70%目安。ZOZOTOWN事業では取扱アイテム、ブランドの拡充図る。 記:2024/06/09
3861 東証プライム
574.9
9/10 15:00
-2.9(%)
時価総額 583,168百万円
国内製紙最大手。段ボール原紙や家庭紙、紙おむつ等の生活産業資材が主力。特殊紙や感熱紙などの機能材、資源環境ビジネス等も手掛ける。配当性向30%目安。生活産業資材は東南アジア、オセアニアの事業拡大に注力。 記:2024/06/15
5803 東証プライム
3,867
9/10 15:00
+21(%)
時価総額 1,144,102百万円
独立系電線メーカー大手。1885年創業。光ファイバケーブルや通信ケーブル、圧力センサ、プリント回路、自動車電装品等を手掛ける。光ファイバ融着接続機に強み。自動車事業部門は収益性改善に引き続き取り組む。 記:2024/08/05
6361 東証プライム
1,751
9/10 15:00
+55.5(%)
時価総額 808,803百万円
ポンプメーカー最大手。風水力機械や浄水・排水等の環境装置を製造。半導体研磨装置やガス化溶融炉でも有力。CMP装置は世界2位。ごみ処理施設・エネルギープラントの受注500件を達成し、23.12期は増収増益。 記:2024/03/30
3,155
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時価総額 726,925百万円
半導体製造装置メーカー。半導体製造の前工程で使う成膜装置に強み。24.3期3Q累計は最先端ノード向けの調整継続。だが成熟ノード向け投資が活発で2Qを底にして受注上向く。富山新工場は24年秋に操業開始予定。 記:2024/04/09
6753 東証プライム
899.2
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時価総額 584,846百万円
大手電気機器メーカー。1912年創業。台湾の鴻海精密工業傘下。液晶テレビや白物家電、スマートフォン、各種情報機器などの製造・販売を行う。ブランド事業では特長商品、新規カテゴリー商材の創出などを図る。 記:2024/08/01
6758 東証プライム
13,195
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+195(%)
時価総額 16,639,977百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6762 東証プライム
8,938
9/10 15:00
-196(%)
時価総額 3,474,844百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
6857 東証プライム
5,899
9/10 15:00
+69(%)
時価総額 4,519,631百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6861 東証プライム
63,470
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-900(%)
時価総額 15,436,412百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
8035 東証プライム
22,260
9/10 15:00
+760(%)
時価総額 10,498,551百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8630 東証プライム
3,251
9/10 15:00
-11(%)
時価総額 3,220,057百万円
大手損保会社の一角。損保ジャパンを中核に、損害保険や生命保険、海外保険を提供する。介護・ヘルスケアにも注力。今期3Q累計は増収、利益は大幅改善した。海外保険の引受、資産運用が拡大。国内生損保も堅調に推移。 記:2024/04/02
3,200
9/10 15:00
-17(%)
時価総額 5,146,285百万円
3メガ損保の一角。三井住友海上、あいおい、ニッセイ同和が前身。国内損保を軸に、国内生保、海外保険等を展開。保険引受収益、資産運用収益ともに増加。24.3期3Q累計は収益伸長。通期利益予想を上方修正。 記:2024/04/13
5,110
9/10 15:00
-1(%)
時価総額 10,424,400百万円
メガ損保の一角。生保も。M&Aで海外拡大。北米を中心とする海外保険事業、アセットマネジメント事業なども。損害保険事業は国内事業の自動車保険料率改定、海外事業の成長により好調な業績推移を見込む。30年3月末までに政策保有株ゼロにする方針。 記:2024/05/09
9064 東証プライム
1,592.5
9/10 15:00
-20.5(%)
時価総額 604,871百万円
宅配便国内最大手。クロネコヤマトの宅急便のヤマト運輸を中核とする持株会社。クロネコメンバーズの登録者数は5000万人超。宅急便ネットワークの強靭化図る。27.3期営業利益1200〜1600億円目標。 記:2024/06/07
7,186
9/10 15:00
+86(%)
時価総額 651,044百万円
日本通運を中核とする持株会社。国内最大の総合物流企業。自動車輸送、利用航空輸送、海上輸送等を手掛ける。「NIPPON EXPRESS」で世界的な知名度。グローバル市場における事業成長の加速などに注力。 記:2024/07/29