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前場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後は決算を手掛かりとした個別対応に~

2024/7/29 8:58 FISCO
*08:58JST 前場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後は決算を手掛かりとした個別対応に~ 27日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■買い一巡後は決算を手掛かりとした個別対応に ■富士通、1Q営業損益 黒字転換 213億円 ■前場の注目材料:栗本鐵工所、鉄管生産再編、2拠点の上流工程統合 ■買い一巡後は決算を手掛かりとした個別対応に 29日の日本株市場は、米株高の流れを受けて買い優勢の相場展開が見込まれる。26日の米国市場は、NYダウが654ドル高、ナスダックは176ポイント高だった。3Mの予想を上回る決算が好感されたほか、PCE価格指数も想定内にとどまり、インフレ鈍化基調が確認されるなか、年内の利下げ期待を受けた買いが強まった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比545円高の38235円。円相場は1ドル153円80銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まりそうだ。ギャップアップから始まることから、先週の37600円台までの下落に対する自律反発が意識されやすい。26日の米国では足もとで調整が続いていたハイテク株が買い戻されており、東京市場においても指数インパクトの大きい値がさハイテク株の見直しが期待されそうだ。ただし、日経平均株価は11日に42426円をピークに短期間で37611円まで下落しており、需給状況は悪化していると考えられる。 日米金利差縮小に伴う持ち高調整の売りが優勢だったと考えられ、ショートはそれ程積み上がっていない可能性はありそうだ。ギャップアップでショートカバーが意識されやすいものの、自律反発の域は脱せないとみておきたい。そのため、買い一巡後は次第にこう着感が強まる可能性はありそうなほか、リバウンド基調が強まったとしても25日の急落局面で空けたマド(38557円-39096円)下限辺りでは戻り待ち狙いの売りが意識されてきそうだ。 また、今週の日米金融政策の結果を見極めたいほか、米ハイテク企業の決算も控えていることから、積極的な売買は手控えられやすいと考えられる。短期的な値幅取り狙いの売買が中心になるほか、決算を手掛かりとした個別対応に向かわせよう。なお、先週は地合いに押されて急落した富士通<6702>は決算評価から10%を超える上昇をみせていた。今回の急落局面で売られた銘柄などは、決算評価から仕切り直しの動きが強まる可能性はあるだろう。 なお、先週末に決算を発表したところでは、キーエンス<6861>、タツタ線<5809>、日東電<6988>、環境管理<4657>、アイチ<6345>、日精線<5659>、スクリーンHD<7735>、マネックスG<8698>、東応化<4186>、大塚HD<4578>などが注目される。 ■信越化、1Q営業利益 0.1%増 1910億円 信越化<4063>が発表した2025年3月期第1四半期業績は、売上高が前年同期比0.2%減の5979.30億円、営業利益は同0.1%増の1910.23億円だった。営業利益、経常利益ともにほぼ前年同期並みとなった。自動車用入力デバイスは自動車産業の回復を背景に堅調に推移し、事務機器用シリコーンローラにおいても、新規製品の受注拡大により売上が拡大した。2025年3月期業績は、売上高が前期比3.5%増の2兆5000億円、営業利益は同4.8%増の7350億円を計画。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(40589.34、+654.27) ・ナスダック総合指数は上昇(17357.88、+176.16) ・1ドル=153.70-80円 ・シカゴ日経先物は上昇(38235、大阪比+545) ・SOX指数は上昇(5103.13、+97.77) ・VIX指数は低下(16.39、-2.07) ・米長期金利は低下 ・米国のインフレ沈静化期待 ・東証による企業価値向上の要請 ・栗本鐵工所<5602>鉄管生産再編、2拠点の上流工程統合 ・GSユアサ<6674>ロケット向け熱電池の生産能力5倍に、29年3月期 ・NTT<9432>設立したIOWN推進国際団体に、米グーグル、参加 ・三菱重<7011>ベトナムで航空機部品生産増強、内製視野 ・トヨタ自<7203>福岡にEV向け電池工場、供給網を拡充 ・トヨタ自<7203>ダイハツと事業計画など共同化、トップ・実務者相互交流 ・SBIHD<8473>米社と資産運用会社、仮想通貨など提供 ・北越コーポ<3865>大王製紙が北越の鉄道コンテナ活用し紙製品輸送、輸送効率化狙う ・川崎重<7012>鹿島と共同研究、コンクリ製造にCO2回収技術活用 ・アサヒGHD<2502>「なだ万」売却、外食産業から完全撤退 ・トヨタ自<7203>液体水素燃料普及狙う、インフラ整備 ・ヤマハ発<7272>クラッチ操作不要で変速、2輪向け新機構 ・豊田合成<7282>人工衛星新興に出資、宇宙分野を開拓 ・ヤマザキ<6147>半導体装置など製造受託、新規顧客を開拓 ・ブルーイノベ<5597>球体ドローン納入、発電所内の点検時短 ・トラスコ中山<9830>新潟・三条に新物流拠点、欠品防ぎ即納体制整備 ・A&DホロンHD<7745>グループのエー・アンド・デイ、包装物検査機で特許 ・NTT<9432>鏡から空中像飛び出す、VRゴーグル不要、来年度にも実証 ・ザインエレクトロニクス<6769>データ伝送でDSP不要に、年内に技術確立 ・富士通<6702>偽情報対策システム開発着手、根拠から検知・分析 ・ジーダット<3841>TSMCアライアンスに参加、半導体設計を自動化 ・大日本印刷<7912>IT資産の監視支援、リスク情報・対策報告 ・広島ガス<9535>グリーンLPG生成で産学研究 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし [<海外> ・23:30 米・7月ダラス連銀製造業活動指数(予想:-14.2、6月:-15.1) 《ST》
関連銘柄 31件
5,440
9/6 15:00
-25(%)
時価総額 2,758,096百万円
ビール大手。清涼飲料や食品も。欧州、オセアニア、東南アジアでも事業展開。日本は外食需要の回復などでビール類の売上が増加。欧州は価格改定効果等で堅調。23.12期通期は増収増益。24.12期も増収増益計画。 記:2024/04/07
3841 東証スタンダード
1,770
9/6 15:00
-97(%)
時価総額 6,921百万円
半導体や液晶パネル等の微細加工部品を設計するための電子系CADソフトを開発。パワー半導体向け製品の開発力強化を図る。半導体顧客向けソフト販売が堅調。大口案件や海外も伸びる。コスト削減も奏功。 記:2024/05/19
3865 東証プライム
1,469
9/6 15:00
+17(%)
時価総額 276,250百万円
製紙会社。新潟県を地盤とする。印刷紙や情報紙の洋紙の製造、販売を主力に、白板紙や特殊紙、パッケージを提供する。今期3Q累計は紙パルプやパッケージの価格改定が収益に寄与した。販売数量も堅調に推移した。 記:2024/04/12
4063 東証プライム
5,734
9/6 15:00
-52(%)
時価総額 11,606,321百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4186 東証プライム
3,197
9/6 15:00
-17(%)
時価総額 408,577百万円
化学薬品メーカー。微細加工技術や高純度技術をコアに、エレクトロニクス機能材料や高純度化学薬品を製造、販売する。半導体用フォトレジストで世界シェアトップ。23年12月期は急速な市況の冷え込みが影響した。 記:2024/04/14
4578 東証プライム
8,173
9/6 15:00
-114(%)
時価総額 4,559,194百万円
製薬大手。精神・神経領域に強み。健康飲料や栄養食品なども。24.12期は抗精神薬など主力4品の伸長を想定。昨年11月に買収した米国の健康食品会社も上乗せ。最高業績・連続増配を計画。新中計を今年6月公表へ。 記:2024/03/12
4657 東証スタンダード
435
9/6 15:00
-7(%)
時価総額 2,054百万円
環境総合コンサルティング会社。土壌調査や水質調査などの調査測定、ラボ分析、環境コンサルタント、対策工事等を手掛ける。ベトナム等での海外事業も。設備工事関連の強化、環境関連や防災・災害関連商品の販売に注力。 記:2024/07/02
5597 東証グロース
802
9/6 15:00
-24(%)
時価総額 3,071百万円
ドローンを活用したプラント点検や自動巡回点検、送電線点検の点検ソリューションが主力。パイロット育成やドローンポートシステム等も。点検ソリューションでは屋内点検用ドローン、自動巡回点検用ロボットが販売拡大。 記:2024/06/25
5602 東証プライム
4,150
9/6 15:00
-70(%)
時価総額 54,357百万円
上水道用ダクタイル鉄管の提供等を行うライフライン事業が主力。自動車部品製造の鍛造プレス機等の機械システム事業、産業建設資材事業も。連続式二軸混練機で国内トップシェア。27.3期営業利益80億円目標。 記:2024/06/13
5659 東証プライム
1,078
9/6 15:00
-22(%)
時価総額 33,704百万円
ステンレス鋼線で国内トップシェア。大同特殊鋼傘下。金属繊維「ナスロン」、超精密ガスフィルター「ナスクリーン」等も。配当性向50%程度目安。27.3期売上高500億円目標。極細線の能力増強投資等を見込む。 記:2024/06/15
5809 東証プライム
777
9/6 15:00
-1(%)
時価総額 54,511百万円
ENEOS系列の電線メーカー。1945年設立。機能性フィルム等の電子材料、医療機器部材等も手掛ける。電磁波シールドフィルムで圧倒的な世界シェア。電線・ケーブル事業は売上順調。電子材料分野の競争力強化図る。 記:2024/06/11
6147 東証スタンダード
291
9/6 15:00
-13(%)
時価総額 1,332百万円
インデックスマシンやマシニングセル型専用機、トランスファーマシン等を手掛ける工作機械メーカー。モーターサイクル部品、半導体製造装置部品等も。半導体製造装置は受注順調。専用工作機械は原価管理に注力。 記:2024/06/28
6345 東証プライム
1,128
9/6 15:00
-12(%)
時価総額 86,175百万円
豊田自動織機傘下の特装車メーカー。高所作業車で国内トップシェア。橋梁点検作業車、ボーリングマシン、鉄道工事用車両等も手掛ける。小型自走式高所作業車は売上順調。中計では28.3期売上高750億円目指す。 記:2024/06/15
2,874.5
9/6 15:00
+4.5(%)
時価総額 275,432百万円
電池専業メーカー。日本電池、ユアサコーポレーションが経営統合して誕生。京都府京都市に本社。オートバイ用バッテリーで世界トップシェア。26.3期売上高6000億円以上目標。BEV用電池の開発などに注力。 記:2024/08/06
6702 東証プライム
2,787
9/6 15:00
-31(%)
時価総額 5,772,178百万円
国内最大のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。事業ポートフォリオの変革は順調。サービスソリューションが成長領域。26.3期売上4.2兆円目標。 記:2024/04/30
6769 東証スタンダード
1,237
9/6 15:00
+20(%)
時価総額 15,265百万円
半導体ファブレスメーカー。高速インターフェイスLSIやカメラソリューション、通信モジュール等を展開。23.12期通期はAIOT事業が黒字転換。大口向け出荷が順調。AIサーバー等データサーバー事業に参入。 記:2024/04/16
6861 東証プライム
63,900
9/6 15:00
-2,390(%)
時価総額 15,540,991百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6988 東証プライム
11,305
9/6 15:00
-10(%)
時価総額 1,693,014百万円
包装材料・半導体関連材料・光学フィルム等を製造。液晶用光学フィルム、自動車用表面保護フィルム等で世界首位。24.3期3Qはインダストリアルテープの収益が堅調。ハイエンドスマホ向け組み立て用部材は需要増。 記:2024/04/07
7011 東証プライム
1,712
9/6 15:00
-65(%)
時価総額 5,775,685百万円
国内最大の総合重機械メーカー。火力発電プラントで世界トップクラス。造船事業や米ボーイング向け機体製造等も。エナジー部門は受注好調。原子力発電システムの受注増などが寄与。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/08
7012 東証プライム
4,692
9/6 15:00
-174(%)
時価総額 787,890百万円
総合重機大手。二輪車や航空機、鉄道車両、造船、各種発電設備プラント、油圧機器・油圧装置等を手掛ける。ウェハ搬送ロボットで世界トップシェア。水素製品などに強み。メキシコ工場でオフロード四輪車の量産を開始。 記:2024/04/30
7203 東証プライム
2,582.5
9/6 15:00
-33.5(%)
時価総額 42,133,454百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7272 東証プライム
1,231
9/6 15:00
-9(%)
時価総額 1,293,353百万円
二輪車を主力とするランドモビリティ事業が柱。船外機が主力のマリン事業、ロボティクス事業等も。1955年に日本楽器製造(現ヤマハ)から分離独立。海外売上比率が高い。二輪車はインド、ブラジルで強い需要続く。 記:2024/07/04
7282 東証プライム
2,489.5
9/6 15:00
-32(%)
時価総額 323,812百万円
合成樹脂やゴム製品が主力のトヨタ系自動車部品メーカー。内外装部品やセーフティシステムなどを展開。顧客の生産台数増加などで日本は大幅増益。欧州・アフリカは増版効果などで黒字転換。24.3期3Qは収益伸長。 記:2024/04/08
9,700
9/6 15:00
+125(%)
時価総額 985,423百万円
大手半導体製造装置メーカー。ウェーハ洗浄装置やコータ・デベロッパ、熱処理装置などを手掛け、洗浄装置で世界トップシェア。枚葉式洗浄装置「SU-3400」が日経産業新聞賞を受賞。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/03/24
2,279
9/6 15:00
-89(%)
時価総額 63,459百万円
計測・計量機器等を手掛けるエー・アンド・デイ、半導体設計回路寸法測定装置等を手掛けるホロンを傘下に収める持株会社。半導体関連事業は次世代機の開発に注力。計測・計量機器事業では米州の事業再構築を図る。 記:2024/06/18
7912 東証プライム
5,104
9/6 15:00
+25(%)
時価総額 1,619,193百万円
大手総合印刷企業。1876年創業。出版関連ビジネスのほか、情報セキュア関連製品、ディスプレイ関連製品、電子デバイス等も。リチウムイオン電池用バッテリーパウチ等で世界トップシェア。BPO事業の拡大等に注力。 記:2024/06/17
8473 東証プライム
3,334
9/6 15:00
-65(%)
時価総額 907,698百万円
ネット証券で国内トップ。銀行、損保、ベンチャー投資、暗号資産などに多角化。バイオ薬の開発も。SBI証券は営業収益、営業利益ともに過去最高。暗号資産事業は黒字転換。24.3期3Q累計は大幅な増収増益。 記:2024/04/08
8698 東証プライム
623
9/6 15:00
-9(%)
時価総額 166,619百万円
コインチェック、米TradeStationなどを傘下に収める持株会社。しずおかFGが筆頭株主。NTTドコモと資本業務提携。アセットマネジメント事業を強化。ロボアドバイザーサービスの運用残高は順調増。 記:2024/08/01
9432 東証プライム
155.5
9/6 15:00
-1.4(%)
時価総額 14,080,574百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14
9535 東証プライム
387
9/6 15:00
±0(%)
時価総額 26,460百万円
広島県の主要都市で都市ガスを供給。LPガスの販売やガス器具の販売、ガス設備工事、保安点検などの付随業務も。家庭用の販売量が回復傾向も業務用の販売量低調。配当性向3割以上目標。サハリン2以外の調達先開拓検討。 記:2024/08/01
9830 東証プライム
2,459
9/6 15:00
+27(%)
時価総額 162,316百万円
機械工具などの専門商社。PB商品と独自物流網に強み。24.12期は工場向けやEC向けの伸長を想定。人件費・物流費増こなして最高業績・連続増配を計画。26年稼働を目標に愛知県と新潟県に物流センターを建設へ。 記:2024/04/11