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後場に注目すべき3つのポイント~40000円手前で失速も金融株が下支え

2024/7/23 12:25 FISCO
*12:25JST 後場に注目すべき3つのポイント~40000円手前で失速も金融株が下支え 23日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は5日ぶりに反発、40000円手前で失速も金融株が下支え ・ドル・円は軟調、上値の重さを嫌気 ・値上り寄与トップはアドバンテスト<6857>、同2位は東エレク<8035> ■日経平均は5日ぶりに反発、40000円手前で失速も金融株が下支え 日経平均は5日ぶりに反発。前日比77.34円高(+0.20%)の39676.34円(出来高概算7億1000万株)で前場の取引を終えている。 22日の米国株式市場は反発。ダウ平均は127.91ドル高(+0.32%)の40415.44ドル、ナスダックは280.63ポイント高(+1.58%)の18007.57、S&P500は59.41ポイント高(+1.08%)の5564.41で取引を終了した。バイデン大統領の選挙戦撤退を受け、不透明感が緩和し寄り付き後、上昇。ダウはトランプ前大統領の勝利を想定した買いが後退し、一時下落に転じたが、ハイテクが支え底堅く推移した。ナスダックは値ごろ感からの買いにハイテクが回復し、終日堅調に推移し、終盤にかけ上げ幅を拡大し終了。 米国株の上昇を受けて、東京市場は買い優勢で取引を開始した。日経平均は40000円手前まで上げ幅を拡大する場面も見られたが、精密機器などハイテク銘柄が高安まちまちだったことで失速。時価総額が大きい銀行など金融株が買われたことから、相対的にTOPIX優勢の地合いとなった。なお、プライム市場の売買代金は1.7兆円台に留まるなど商いは低迷。 日経平均採用銘柄では、今期純利益見通しの上方修正を発表した日本郵船<9101>が大幅高となったほか、川崎汽船<9107>、商船三井<9104>もつられて上昇。また、金利上昇を受けて、三井住友トラストHD<8309>、T&Dホールディングス<8795>、みずほ<8411>、第一生命HD<8750>など金融株が買われた。このほか、横浜ゴム<5101>、住友ファーマ<4506>、三井金<5706>が上昇。 一方、レーザーテック<6920>が7日続落で年初来安値を連日で更新したほか、ルネサスエレクトロニクス<6723>、スクリーンHD<7735>など半導体関連の一角も弱い。また、前日に続きHOYA<7741>、キーエンス<6861>がさえない。このほか、TOTO<5332>、オリンパス<7733>、日立造船<7004>、テルモ<4543>が売られた。 業種別では、海運業、銀行業、ゴム製品、不動産業、その他金融業などが上昇した一方、精密機器、電気・ガス業、鉱業、その他製品、食料品などが下落した。 為替は1ドル156円60銭台と朝方比では40銭ほど円高ドル安に振れている。月末に控えている日本銀行の金融政策決定会合に対する思惑で、長期金利の指標となる10年国債利回りは1.065%まで上昇。自民党の茂木幹事長が「段階的な利上げの検討も含めて金融政策を正常化する方針をもっと明確に打ち出す必要がある」と語ったと伝わった。岸田首相も「金融政策の正常化が経済ステージの移行を後押しする」と述べたもよう。与党幹部や首相の発言を受けて、月末の日銀会合に対する利上げ実施期待が高まった。後場も金融株中心にしっかりの展開となれば、半導体関連銘柄が高安まちまちでも日経平均は前日終値水準よりプラスを維持できると考える。 ■ドル・円は軟調、上値の重さを嫌気 23日午前の東京市場でドル・円は軟調。前日海外市場では157円台を回復したが、東京市場は157円台で売りが強まり、上値の重さを嫌気した売りが下押しした。また、日経平均株価は序盤に強含んだが、その後の上げ幅縮小で円売りは徐々に抑制された。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は156円52銭から157円10銭、ユーロ・円は170円51銭から171円08銭、ユーロ・ドルは1.0887ドルから1.0893ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・Chordia Therapeutics<190A>、SIGグループ<4386>など、4銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値上り寄与トップはアドバンテスト<6857>、同2位は東エレク<8035> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・米・6月シカゴ連銀全米活動指数:+0.05(予想:-0.09、5月:+0.23←0.18) 【要人発言】 ・カジミール・スロバキア中銀総裁 「インフレは2%に向けて回復基調だが、まだ、達していない」 「ユーロ圏経済は依然脆弱」 「追加利下げは依然オープン」 「2回の利下げの思惑はまちがいではないが、基本でもない」 ・民主党ペロシ前下院議長 「大統領候補としてハリス副大統領を支持」 <国内> ・14:00 日銀・基調的なインフレ率を捕捉するための指標 <海外> ・特になし 《CS》
関連銘柄 23件
490
9/13 15:00
-35(%)
時価総額 32,117百万円
武田薬品工業<4502>からスピンアウトして設立された創薬ベンチャー。RNA制御ストレスを標的とするがん治療薬の開発等を手掛ける。MALT1阻害薬CTX-177は小野薬品工業<4528>に導出済。 記:2024/05/10
4386 東証スタンダード
673
9/13 15:00
+2(%)
時価総額 3,990百万円
独立系システムインテグレーター。仮想移動体通信事業者向けなどのシステム開発が主力。インフラ・セキュリティサービス等も。CIJネクストなどが主要取引先。AIやIoT、クラウド、セキュリティ事業の推進図る。 記:2024/07/26
4506 東証プライム
576
9/13 15:00
+9(%)
時価総額 229,190百万円
住友化学傘下の製薬会社。2005年に大日本製薬と住友製薬が合併して誕生。精神神経領域、がん領域が研究重点領域。非定型抗精神病薬「ラツーダ」等が主力製品。2型糖尿病治療剤「エクア」などの販売拡大図る。 記:2024/06/11
4543 東証プライム
2,588
9/13 15:00
-19(%)
時価総額 3,857,924百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
5101 東証プライム
3,047
9/13 15:00
-60(%)
時価総額 516,616百万円
国内大手のタイヤメーカー。1917年創業。産業車両用などスペシャリティータイヤで高シェア。ゴルフ関連商品、航空機向け製品等も。26.12期売上高1兆1500億円目標。タイヤは高付加価値品比率の向上図る。 記:2024/05/08
5332 東証プライム
4,758
9/13 15:00
-21(%)
時価総額 842,076百万円
衛生陶器大手。国内首位のトイレに強み。バス・キッチンや洗面商品も。24.3期3Qは日本住設事業が堅調。パブリック用途は足踏みだが、住宅用途のリモデルが売上増。米州事業ではネオレスト、ウォシュレットが堅調。 記:2024/04/13
5706 東証プライム
4,458
9/13 15:00
+17(%)
時価総額 255,573百万円
1874年創業の非鉄金属大手。機能材料部門、金属部門が柱。亜鉛に強み。半導体パッケージ基板向け極薄銅箔、二輪用触媒などで世界トップシェア。機能材料部門では既存分野の深耕、環境貢献製品の創出等に取り組む。 記:2024/08/10
2,106
9/13 15:00
-10(%)
時価総額 4,120,237百万円
大手半導体メーカー。車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、EV向け製品の売上が増加。米GaNパワー半導体会社買収へ。 記:2024/06/15
6857 東証プライム
6,375
9/13 15:00
+82(%)
時価総額 4,884,327百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6861 東証プライム
66,050
9/13 15:00
+170(%)
時価総額 16,063,888百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6920 東証プライム
22,870
9/13 15:00
-30(%)
時価総額 2,156,321百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
7004 東証プライム
953
9/13 15:00
+3(%)
時価総額 162,215百万円
ごみ焼却発電施設、海水淡水化プラント等の建設を行う環境部門が主力。1881年創業。ごみ焼却発電施設で世界シェアトップクラス。精密機械、風力発電等も。25.3期は営業増益計画。環境事業の収益改善等を見込む。 記:2024/07/04
7733 東証プライム
2,524.5
9/13 15:00
-30.5(%)
時価総額 3,246,234百万円
医療機器メーカー。1919年創業。消化器内視鏡で世界トップシェア。外科手術用エネルギーデバイス、人工骨補填材、整形外科用器具等も。海外売上比率が高い。消化器内視鏡システム「EVIS X1」の拡販図る。 記:2024/06/24
9,866
9/13 15:00
-90(%)
時価総額 1,002,287百万円
半導体機器の製造、販売等を行うSCREENセミコンダクターソリューションズが中核の持株会社。バッチ式洗浄装置やスピンスクラバーなどで世界トップシェア。配当性向30%以上目安。DX推進による生産性向上図る。 記:2024/08/22
7741 東証プライム
19,085
9/13 15:00
-260(%)
時価総額 6,891,135百万円
メガネレンズ、医療用内視鏡などを手掛けるライフケア事業が主力。エレクトロニクス関連製品、映像関連製品等も。半導体用マスクブランクスで世界トップシェア。コンタクトレンズはPB品、オンラインサービスが順調。 記:2024/08/30
8035 東証プライム
23,680
9/13 15:00
+400(%)
時価総額 11,168,269百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
3,445
9/13 15:00
-43(%)
時価総額 2,508,139百万円
三井住友信託銀行を中核とする銀行持株会社。日興アセットマネジメント、三井住友トラスト・ローン&ファイナンス等も傘下に持つ。総資産は77兆円超。資産運用・資産管理ビジネスでは顧客基盤の拡大などに取り組む。 記:2024/08/30
2,813.5
9/13 15:00
-17(%)
時価総額 7,144,180百万円
みずほ銀行を中核とする銀行持株会社。みずほ信託銀行、みずほ証券、みずほリサーチ&テクノロジーズなども傘下に持つ。シンジケートローンなどに強み。配当性向は40%目安。26.3期連結ROE8%超目標。 記:2024/08/27
3,589
9/13 15:00
-49(%)
時価総額 3,701,512百万円
第一生命保険を中核とする持株会社。第一フロンティア生命保険、アイペット損害、ベネフィット・ワンなども傘下に持つ。既存進出国の資本効率改善などに取り組む。中期経営計画では27.3期ROE10%程度目標。 記:2024/08/30
8795 東証プライム
2,394
9/13 15:00
+47.5(%)
時価総額 1,410,066百万円
生保大手。個人向けの大同生命や中小企業向けの太陽生命、乗合代理店市場向けのT&Dフィナンシャル生命が中核。新契約年換算保険料は増加。コンサル営業推進で主力商品の販売が伸びる。24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/04/13
9101 東証プライム
4,685
9/13 15:00
+30(%)
時価総額 2,390,123百万円
海運の国内最大手。1885年創業。三菱グループ。不定期専用船事業、物流事業が柱。定期船事業、航空運送事業等も展開。世界最大規模の自動車専用船を保有。配当性向30%目安。25.3期は最終増益見通し。 記:2024/07/04
9104 東証プライム
4,753
9/13 15:00
+70(%)
時価総額 1,720,638百万円
海運国内2位。1884年創業。三井グループ。ドライバルク事業、エネルギー事業、製品輸送事業が柱。LNG船の所有・管理・運航で世界シェアトップクラス。配当性向30%目安。非海運事業のアセット積み増し図る。 記:2024/07/29
9107 東証プライム
1,968
9/13 15:00
+24(%)
時価総額 1,406,585百万円
海運国内3位。1919年設立。自動車船事業などの製品物流部門が主力。ドライバルク事業等も。持分法適用関連会社にコンテナ船事業を行うONE社。LNG船等は順調推移見込む。27.3期経常利益1600億円目標。 記:2024/06/17