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前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株の底堅さを見極めつつ押し目狙いのスタンス~

2024/6/5 8:32 FISCO
*08:32JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株の底堅さを見極めつつ押し目狙いのスタンス~ 5日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■ハイテク株の底堅さを見極めつつ押し目狙いのスタンス ■博報堂DY、24/3営業利益 38.1%減 342億円、25/3予想 5.0%増 360億円 ■前場の注目材料:NTT、公衆電話、年度内10万台割れ、災害時用は整備進む、見通し ■ハイテク株の底堅さを見極めつつ押し目狙いのスタンス 5日の日本株市場は、こう着感の強い相場になりそうだ。4日の米国市場は、NYダウが140ドル高、ナスダックは28ポイント高だった。景気や金利を巡る不透明感から売りが先行して始まったが、その後発表されたJOLT求人件数が予想を下回り、9月の利下げ期待が再燃すると、相場は上昇に転じた。ナスダックは利益確定売りと、金利低下に伴う買いが交錯したが終盤にかけ、半導体のエヌビディアが一段高となるに連れて上昇。シカゴ日経225先物は大阪比325円安の38425円。円相場は1ドル154円80銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや売り先行で始まることになりそうだ。米国市場では主要な株価指数は上昇したものの、日経225先物はナイトセッションで一時38290円まで下げる場面も見られた。売り一巡後に下落幅を縮める動きもみられたが、25日線辺りに上値を抑えられる格好だった。そのため、米国株高の効果は限定的になりそうである。 また、エヌビディアの上昇が指数インパクトの大きい値がさハイテク株への支援材料になる可能性はありそうだが、このところのハイテク株の反応は鈍く、ハイテク主導の上昇は期待しづらいところである。政府による骨太の方針の原案が明らかになり、次世代半導体への支援方針を盛り込むことが分かったが、半導体株への反応が限られるようだと、AI関連を含めた物色は手控えられそうだ。 為替市場では円相場が1ドル=154円台と円高に振れて推移していることで、輸出関連株なども手掛けづらくさせそうだ。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)、日銀の金融政策決定会合を控えているなか、リバランス中心の商いになりそうであり、積極的にトレンドを取りに行く売買は手控えられそうである。 物色としてはハイテク株の底堅さを見極めつつ、押し目狙いのスタンス。また、本日はアストロスケールホールディングス<186A>がグロース市場に上場することから、宇宙ビジネスに関連した銘柄への手掛かり材料になりそうだ。もっとも、グロース250指数の弱い推移をみる限り、中小型株への活発な物色は限定的だろう。 ■博報堂DY、24/3営業利益 38.1%減 342億円、25/3予想 5.0%増 360億円 博報堂DY<2433>が発表した2024年3月期業績は、営業利益が前期比38.1%減の342.88億円だった。売上高は1兆5793.50億円(前期比3.4%減)、収益は9467.76億円(4.5%減)となった。インターネットメディア及びテレビが前年を上回り、メディア合計で前年から増収となった。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(38711.29、+140.26) ・ナスダック総合指数は上昇(16857.05、+28.38) ・米長期金利は低下 ・米国のインフレ沈静化期待 ・東証による企業価値向上の要請 ・NTT<9432>公衆電話、年度内10万台割れ、災害時用は整備進む、見通し ・トヨタ自<7203>立ち入り検査、国交相「厳正に対処」 ・日立<6501>米MSと、生成AIで連携、3年間で数十億ドル規模 ・オムロン<6645>国内希望退職に1206人応募 ・王子HD<3861>欧に環境配慮包装材、フィンランド子会社の技術活用 ・IHI<7013>エンジン4905台 燃費改ざん、国交省に中間報告 ・第一生命HD<8750>丸紅と、不動産開発で提携 ・日産自<7201>グループのジヤトコ、中国で電動ユニット生産、自転車・バイク向け ・ホンダ<7267>車体製造、接合で変革、阪大と協働研 ・クボタ<6326>稲わらからバイオ燃料、秋田・大潟村で実証 ・オーバル<7727>産総研から気体中流量校正設備の改修受注 ・富士通<6702>AI軸に技術融合、量子など各領域で新価値 ・ソフトバンクG<9984>300ギガヘルツ帯「テラヘルツ無線」活用実証成功、屋外走行車と通信 ・三菱電機<6503>5G基地局向けGaN電力増幅器モジュール提供 ・サンケン電気<6707>扇風機モーター駆動IC量産、正弦波駆動で静音性優れる ・TOPPAN<7911>会議用自動同時通訳サービス開始 ・クラウドW<3900>グループ会社、AIスキル特化のリスキングサービス ・住友化学<4005>韓国で新事業創出、半導体後工程テーマに材料開発、生成AI向け拡充 ・三井化学<4183>成長領域を強化、石化関連の構造改革加速 ・東ソー<4042>高機能材軸に成長、石化は脱炭素に活路 ・東洋炭素<5310>等方性黒鉛で攻勢、半導体向け高水準の投資 ・アイカ工業<4206>耐摩耗性床材を水系化、人体・環境負荷低減 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 4月現金給与総額(前年比予想:+1.8%、3月:+1.0%) <海外> ・10:30 豪・1-3月期GDP(前年比予想:+1.2%、10-12月期:+1.5%) ・10:45 中・5月財新サービス業PMI(予想:52.5、4月:52.5) 《ST》
関連銘柄 24件
1,326
9/27 15:00
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時価総額 149,875百万円
スペースデブリ(宇宙ゴミ)を除去する初の民間企業として、2013年シンガポールにて創業したのがはじまり。宇宙空間の非協力物体に対するRPO技術(ランデブ・近傍運用技術)に強み。現在の顧客は政府(宇宙機関及び防衛機関)が中心。 記:2024/05/01
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3861 東証プライム
578.2
9/27 15:00
-6.7(%)
時価総額 586,516百万円
国内製紙最大手。段ボール原紙や家庭紙、紙おむつ等の生活産業資材が主力。特殊紙や感熱紙などの機能材、資源環境ビジネス等も手掛ける。配当性向30%目安。生活産業資材は東南アジア、オセアニアの事業拡大に注力。 記:2024/06/15
3900 東証グロース
1,371
9/27 15:00
+4(%)
時価総額 20,937百万円
国内最大級のクラウドソーシングサイト「クラウドワークス」の運営を行う。ビジネス向けSaaS事業「クラウドログ」等も手掛ける。登録クライアント数は97万社超。サーキュレーションを持分法適用関連会社化。 記:2024/06/18
4005 東証プライム
420.5
9/27 15:00
+4(%)
時価総額 696,289百万円
大手総合化学会社。エッセンシャルケミカルズやエネルギー、機能材料、情報電子化学、健康、農業、医薬品の分野で事業展開する。今期3Q累計はエッセンシャルケミカルズや機能材料、情報電子化学等が伸び悩んだ。 記:2024/04/12
4042 東証プライム
1,932.5
9/27 15:00
+1(%)
時価総額 628,219百万円
総合化学大手。1935年創業。苛性ソーダ、高速液体クロマトグラフィー用カラムで国内トップシェア。臭素は国内生産量トップ。ハイシリカゼオライトは自動車用途中心に出荷順調。分離精製剤の生産能力増強図る。 記:2024/06/24
4183 東証プライム
3,916
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-40(%)
時価総額 801,856百万円
大手総合化学メーカー。ライフ&ヘルスケア、モビリティ、ICTなど4事業を展開する。ケメガネレンズ材料やフォトマスク防塵カバーで世界シェアトップ。今期3Q累計は需要低迷が販売に影響した。子会社も売却した。 記:2024/04/14
4206 東証プライム
3,420
9/27 15:00
-25(%)
時価総額 231,161百万円
工業用・建築施工用接着剤や塗り壁材「ジョリパット」等の化成品事業、国内トップシェアのメラミン化粧板等の建装建材事業を展開。1936年設立。有機微粒子、UV硬化型樹脂など非建設分野への取り組みを強化。 記:2024/08/19
5310 東証プライム
6,080
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+340(%)
時価総額 127,637百万円
等方性黒鉛に強みを持つカーボンメーカー。太陽電池、原子力、半導体向け等に特殊黒鉛製品を提供。世界最大規模の等方性黒鉛製造ラインを保有。配当性向30%以上目安。特殊黒鉛製品は付加価値品販売で利益拡大図る。 記:2024/08/05
6326 東証プライム
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+37(%)
時価総額 2,551,725百万円
世界シェアトップクラスの農業機械メーカー。1890年創業。建設機械「ミニバックホー」などで世界トップシェア。ダクタイル鉄管、水処理システム等も手掛ける。海外売上高比率は7割超。強固な販売網などが強み。 記:2024/08/27
6501 東証プライム
4,024
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時価総額 18,657,554百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
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2,457.5
9/27 15:00
+57(%)
時価総額 5,276,749百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6645 東証プライム
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9/27 15:00
+340(%)
時価総額 1,411,335百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。オランダの遠隔医療会社買収。ヘルスケアは堅調。人員を大幅削減、構造改革費用重し。 記:2024/06/15
6702 東証プライム
3,024
9/27 15:00
+94.5(%)
時価総額 6,263,031百万円
国内最大のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。事業ポートフォリオの変革は順調。サービスソリューションが成長領域。26.3期売上4.2兆円目標。 記:2024/04/30
6707 東証プライム
6,760
9/27 15:00
+151(%)
時価総額 169,662百万円
パワー半導体メーカー。自動車向けが主力。白物家電向けインテリジェントパワーモジュールは世界シェアトップクラス。海外売上高比率は7割超。新製品売上高比率の向上図る。28.3期売上高2500億円以上目標。 記:2024/06/09
7013 東証プライム
7,800
9/27 15:00
+275(%)
時価総額 1,206,504百万円
総合重工メーカー大手。1853年に石川島造船所として創業。産業システム・汎用機械、資源・エネルギー・環境、航空・宇宙・防衛等の分野で事業展開。航空エンジン・ロケット分野、クリーンエネルギー分野に注力。 記:2024/09/02
7201 東証プライム
428.1
9/27 15:00
+14.6(%)
時価総額 1,806,888百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7203 東証プライム
2,751.5
9/27 15:00
+25(%)
時価総額 44,890,687百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7267 東証プライム
1,621.5
9/27 15:00
+6.5(%)
時価総額 8,811,693百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7727 東証スタンダード
392
9/27 15:00
+3(%)
時価総額 10,263百万円
流体計測機器の専門メーカー。流量計分野で業界トップクラスのシェア。積算計等の電子計器、ストレーナや整流器等の関連機器も手掛ける。自動車関連市場向け塗料計測用の円ギア・メーターなどの拡販に取り組む。 記:2024/06/18
7911 東証プライム
4,482
9/27 15:00
-8(%)
時価総額 1,567,382百万円
大手印刷会社。印刷で2強。マーケティングやコンテンツ等の情報関連、包装資材や建装材、ディスプレイ、半導体関連も手掛ける。DXや半導体関連が堅調。海外のパッケージや建装材も回復傾向。アフリカにも進出。 記:2024/07/28
3,734
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時価総額 3,851,057百万円
第一生命保険を中核とする持株会社。第一フロンティア生命保険、アイペット損害、ベネフィット・ワンなども傘下に持つ。既存進出国の資本効率改善などに取り組む。中期経営計画では27.3期ROE10%程度目標。 記:2024/08/30
9432 東証プライム
149.8
9/27 15:00
-1.5(%)
時価総額 13,564,437百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14
9984 東証プライム
9,093
9/27 15:00
+201(%)
時価総額 15,666,821百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17