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*08:34JST 前場に注目すべき3つのポイント～ローテーション一服でハイテク株の押し目狙い～ 19日前場の取引では以下の３つのポイントに注目したい。 ■ローテーション一服でハイテク株の押し目狙い ■ディスコ、1Q営業利益 96.7％増 333億円 ■前場の注目材料：日本製紙、食品包装向け耐油紙参入、PFAS不使用で安全配慮 ■ローテーション一服でハイテク株の押し目狙い 19日の日本株市場は、不安定な相場展開のなか、押し目を探る動きになりそうだ。18日の米国市場は、NYダウが533ドル安、ナスダックは125ポイント安だった。雇用や製造業関連指標が予想を上回り、米連邦準備理事会（FRB）による早期利下げ期待が後退した。連日で強い上昇が続いていた景気敏感株などには利益を確定させる動きが優勢となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比185円安の40055円。円相場は1ドル157円20銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時39870円まで売られ、節目の4万円を割り込んでいる。支持線として意識される25日線水準まで下げてきたことから、調整一巡感が意識されてくるかを見極めたいところであろう。米国では足もとで上昇が続いていた景気敏感株などに利食いの動きがみられており、ローテーションの動きが一服している。大幅な調整が続いていたハイテク株の押し目狙いの動きが入るようだと、日経平均株価の底堅さにつながる可能性はありそうだ。 日経平均株価の25日線は39950円辺りに位置しており、まずは同線が支持線として機能するかを見極めたいところである。短期的には25日線割れを狙った売り仕掛け的な動きも入りやすいと考えられるが、押し目狙いのスタンスに向かわせよう。ただし、本日は昼頃にトランプ前大統領による指名受諾演説が行われる。暗殺未遂事件以降、トランプ氏の勢いが強まる一方で、バイデン大統領については撤退要請の動きをみせている。トランプ氏の発言が相場を大きく左右させてくることが見込まれるなか、慎重姿勢が高まりやすいところでもある。 そのため、指名受諾演説の内容を見極めたいところであり、後場は値動きの荒い展開になりそうである。物色としては積極的な上値追いはないものの、ローテーションの動きが一服してきたことから、足もとで大きく下落しているハイテク株への短期的なリバウンド狙いの動きが期待される。また、インデックスに絡んだ売買の影響を避ける流れから、中小型での短期的な値幅取り狙いの動きに向かわせよう。 ■ディスコ、1Q営業利益 96.7％増 333億円 ディスコ<6146>が発表した2025年3月期第1四半期業績は、売上高が前年同期比53.4％増の827.99億円、営業利益は同96.7％増の333.76億円だった。スマートフォンやPC向け半導体の設備投資が低調な一方で、生成AI関連の需要拡大など特定の用途において積極的な設備投資の動きが見られた。精密加工装置の出荷は付加価値の高い製品を中心に堅調に推移し、消耗品である精密加工ツールの出荷も顧客の設備稼働率等に連動して高水準の需要が継続した。 ■前場の注目材料 ・1ドル＝157.20-30円 ・SOX指数は上昇（5436.42、+27.71） ・米国のインフレ沈静化期待 ・東証による企業価値向上の要請 ・日本製紙<3863>食品包装向け耐油紙参入、PFAS不使用で安全配慮 ・パナソニックHD<6752>冷凍・冷蔵ケース性能検証、群馬拠点の実験室刷新 ・ANAHD<9202>ソフトバンクなどと業界特化型の接客AI開発、人手不足解決へ ・井関農機<6310>ヤンマーと国内向け小型農機で協業拡大 ・豊田通商<8015>独産業ガス大手と欧にグリーン水素新会社 ・日産自<7201>逆転敗訴、租税回避地めぐり50億円追徴課税 ・ユニバンス<7254>塗装前工程を脱炭素化、プラズマ脱脂工法採用 ・ホンダ<7267>新型FCVきょう発売、プラグイン装備 ・博報堂DYHD<2433>三菱自動車と共同出資会社、新アウトドア体験提供 ・タクマ<6013>愛知・知多にゴミ焼却センター、遠隔システム導入 ・太陽誘電<6976>小型インダクター量産、ウエアラブル端末向け ・三井不動産<8801>住民の健康、経済価値に、九大などと熊本・菊陽町、スポーツ効果検証 ・住友化学<4005>天然素材売買の売買をつなぐ専用サイト開設 ・北陸電力<9505>出力制御解消へ、昼間の電力需要を創出 ・東急不動産HD<3289>商業エリア公開、渋谷の複合施設、情報発信・交流機会を促進 ・ソラコム<147A>大成建設とウェブカメラで施工管理、建設現場の効率化推進 ☆前場のイベントスケジュール ＜国内＞ ・08:30　6月全国消費者物価コア指数（前年比予想：+2.7％、5月：+2.5％） ＜海外＞ ・特になし 《ST》

*07:32JST 前日に動いた銘柄 part2 新東、Abalance、ジィ・シィ企画など 銘柄名<コード>6日終値⇒前日比 インフォマート<2492> 305 -18 中小型グロースが全般的にさえない動きで。 宝HD<2531> 1060 -24 特に材料見当たらないが1100円レベルは節目と意識も。 レーザーテック<6920> 34520 -1040 スコーピオンのレポートきっかけとした下値模索が続く。 ユーグレナ<2931> 518 -17 25日線割り込み信用買い方の見切り売り強まる。 博報堂DYホールディングス<2433> 1125 -34 今期ガイダンスをネガティブ視の動き続く。 ラクス<3923> 1747 -88.5 中小型グロース株の代表銘柄の一角で。 レオパレス21<8848> 510 -21 5月の入居率低下などをマイナス視。 オリエンタル白石<1786> 343 -8 いちよし証券ではレーティングを引き下げ。 小糸製作所<7276> 2133.5 -85 特に材料もなく需給要因主導か。 新東<5380> 2190 -500 何の材料もないまま暴騰してきた反動続く。 Abalance<3856> 1403 -131 海外事業の先行きに不透明感強まる。 ヘリオス<4593> 165 +5 アルフレッサホールディングス<2784>傘下のアルフレッサと業務提携。 デコルテHD<7372> 424 +24 5月の売上高が4.8％増と4月の3.0％減から増加に転じる。 ステラファーマ<4888> 348 -38 中国の海南島医療特区へのBNCT導入で10億円の保証金受領で 5日一時買われるも上ひげ・陰線に。6日は売り優勢。 ジィ・シィ企画<4073> 1052 +150 5日まで2日連続ストップ高の買い人気継続。 ブルーイノベ<5597> 890 -94 九電ドローンサービスと戦略的技術提携MOU締結で5日人気化。 6日は売り優勢。 データHR<3628> 642 -77 5日大幅高も75日線に上値を阻まれ反騰機運萎む。 ノイルイミューン<4893> 150 +5 臨床試験結果を米学会で報告で5日一時人気化するも長い上ひげに。 6日は売り優勢。 ポート<7047> 2296 +66 人材紹介サービスが第1四半期から好調なスタートとなっていると発表し 買い優勢も株価の反応は限定的。 coly<4175> 1296 -140 モバイルゲーム「ブレイクマイケース」がAppStoreのセルラン急上昇で 5日人気化するも長い上ひげに。6日は売り先行。 jig．jp<5244> 308 +23 5日はライブ配信サービス「ふわっち」アプリがApp Storeで表示されず 一時売られるが長い下ひげに。6日は復旧したとの会社側発表もあり買い戻し先 行。 《CS》

*07:15JST 前日に動いた銘柄 part1　永谷園HD、ロート製薬、ガンホーなど 銘柄名<コード>5日終値⇒前日比 マクセル<6810> 1818 +88 発行済株式数の8.2％上限の自社株買い・消却を発表。 内田洋行<8057> 7080 +190 24年7月期業績予想の上方修正と増配を発表。 i－plug<4177> 1483 +83 新卒オファー型就活サービス「OfferBox」の5月の早期定額型受注が80.1％増。 coly<4175> 1436 +147 モバイルゲーム「ブレイクマイケース」がAppStoreのセルラン急上昇。 ステラファーマ<4888> 386 +35 中国の海南島医療特区へのBNCT導入で10億円の保証金受領。 jig．jp<5244> 285 -44 ライブ配信サービス「ふわっち」アプリがApp Storeで表示されず。 永谷園HD<2899> 3100 +360 MBO実施に伴うTOB価格3100円にサヤ寄せ続く。 アンビス<7071> 2220 +132 4日から中小型グロース株物色の流れに乗る。 ユナイテッドアローズ<7606> 1874 +104 5月既存店は2カ月連続の2ケタ成長。 ガンホー<3765> 2825.5 +126.5 いちよし証券ではレーティングを引き上げ。 ロート製薬<4527> 2980.5 +166 4日にはSMBC日興証券が目標株価引き上げ。 九州電力<9508> 1781.5 +56.5 SMBC日興証券では目標株価を引き上げ。 霞ヶ関キャピタル<3498> 16430 +740 不動産株高支えに押し目買い優勢。 エービーシー・マート<2670> 3170 +80 5月の既存店好調を材料視。 ニチレイ<2871> 3694 +89 円高メリット銘柄としても関心か。 アダストリア<2685> 3705 +120 5月既存店は2カ月連続のプラス成長に。 日清食HD<2897> 4132 +99 タイ事業への期待感高まる形か。 神戸物産<3038> 3530 +87 円高メリット銘柄の一角がしっかり。 朝日インテック<7747> 2334.5 +75 中小型グロースの一角堅調持続の中で25日線も突破し。 ニトリHD<9843> 17610 +325 ドル安・円高反転をプラス材料視。 博報堂DY<2433> 1159 -197 今期業績見通しはコンセンサス大幅下振れ。 あいHD<3076> 2310 -133 岩崎通信機との経営統合発表後は堅調な推移続いたが。 北洋銀行<8524> 557 -38 国債利回り低下受けて銀行株の一角が軟化。 東洋水産<2875> 10280 -655 自己株式取得実施発表も出尽くし感優勢に。 三越伊勢丹<3099> 3134 -152 5月売上好調も徐々に出尽くし感につながるか。 リクルートHD<6098> 7857 -397 4日にかけ大幅高の反動で利食い売り優勢。 川崎重工業<7012> 5603 -260 円高マイナスもリバランスなど需給面主導か。 《CS》