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株ブロガー・さなさえ:イチ個人投資家のわたしならばこう選ぶ!注目の中小型株【FISCOソーシャルレポーター】

2024/5/25 17:00 FISCO
*17:00JST 株ブロガー・さなさえ:イチ個人投資家のわたしならばこう選ぶ!注目の中小型株【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「さなさえ」氏(ブログ:『さなさえの麗しき投資ライフ』)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2024年5月21日15時に執筆 皆様、おはこんばんちは。日経平均株価は3万9000台まで戻してきましたが、グロース市場指数を見ると、どうにもそこを主戦場としている個人投資家の体温が低い事が伺えます。今年、ここまでの相場でハッキリしている事は、重視されるのは「テーマ」というトレンドではなく、やはり株の基本である「好業績」という事ですね。5月に入ってそれを改めて痛感する今日この頃…さなさえです。 夕刊フジ主催・株1GPグランドチャンピオン大会・準優勝(21年度)のアラフォー女性投資家が綴る当記事の連載も、2年目へ…はや71回目。今回も表題のコラムと共に、最近の注目株をご紹介していきます。 <個人は好業績&業績期待のある株を狙うべし> さて、決算シーズンを通過して物色が続いているのは、やはり好業績の株のようです。個人投資家の夢でもある『短期急騰』を狙った注目株を月毎に自身のブログでレポートしている者として、振り返れば年始からの5ヶ月余りでそれを肌身に感じました。(引き続き頑張ります、ハイ…。) テーマとして人気化した半導体や生成AIやデータセンターなどは実は足元では息の長い人気もあるのですが、やはり4月、5月の相場においてはそのトレンドが続かなかったようです。特に「将来的な売り玉」でもある信用買い残が積み上がった銘柄においては本当に怖くて触れないメンタルにもなりましたね。また、これを書き終えた後、5月22日に控えた米エヌビディア社の決算の内容次第では、その物色動向も再び変わってくる事もあるでしょう。 と、こんな風に愚痴ってばかりはいられないもので、その「好業績」、もしくは好業績への期待がある株に狙いを絞っていくならば、決算シーズンを終えたこの時期にその押し目を狙っていくのも得策です。今回はわたしが直近で注目した株をご紹介していきます。 <ポートフォリオに入れてます> 目下トレンドが来ている石炭・石油関連からは以前、著名投資家・井村俊哉氏の大量保有で個人投資家の間で話題となった住石HD<1514>と三井松島HD<1518>ですね。特に住石HDはあの麻生太郎元総理のお膝元、「麻生炭鉱」でも知られた麻生と資本・業務提携を発表し、個人投資家達を中心とした短期資金によって乱高下していましたね。三井松島HDもシティインデックスイレブンスと共同保有者による大量保有と追加取得で思惑が動いているようです。石油関連からは自社株買いを発表したENEOS<5020>ですね。「国内外の腰の入った資金が続々と入ってきたら…」と、見ています。 また、運輸業も好業績企業が多いです。例えば鴻池運輸<9025>、C&FロジHD<9099>、センコーHD<9069>はチャートも右肩上がりでありながらもまだ割安感があるのがいいですね。そうなればECサイトにも思惑が…カタログ総合通販のベルーナ<9997>、EC以外にも実店舗でインバウンド向けカメラ・時計などで思惑のあるシュッピン<3179>も面白そうです。 あとはザックリで恐縮ですが、造船関連から名村造船所<7014>、その船舶向け配電制御システムなどを手掛ける寺崎電気<6637>、同じく船舶用エレベーターも手掛ける守谷輸送機工業<6226>、EVや原発向けの振動試験・計測装置のIMV<7760>、同じく原発関連にも使われる温度測定装置を手掛ける助川電気工業<7711>、任天堂のSwitch後継機種でも思惑のあるシライ電子工業<6658>、プリント基板向け材料の有沢製作所<5208>、大型プリンター製造のミマキエンジニアリング<6638>、空調システム機器の木村工機<6231>は、決算を通過して強そうだなぁ…と見て、ポートフォリオに組み込んで監視しています。 最後はオマケで…国内自動車メーカーのプラットフォーム型自律移動モビリティーの実証・開発に協力したと発表したKudan<4425>、[3092]ZOZOグループのアパレルブランドであり、業績期待の高いyutori<5892>、再生可能エネルギーを中心とした小売業を手掛ける直近IPOであるレジル<176A>は、短期目線ではどうかなぁ…と横目でチェック中です。 はい、今回は以上です。 ここ最近のわたしのブログでは、上記でご紹介した株以外にも「さなさえのひとり株1GP」として月毎の『注目3銘柄』をピックアップして、毎週末にその値幅を計測しています。もちろん株以外のネタも多種多様…怖いもの見たさでもお気軽にどうぞ (笑)。ではでは。Have a nice trade. ---- 執筆者名:さなさえ ブログ名:『さなさえの麗しき投資ライフ』 《TY》
関連銘柄 20件
1514 東証スタンダード
824
11/22 15:30
+2(%)
時価総額 48,528百万円
住石マテリアルズを中核とする持株会社。石炭の輸入販売が主力。人工ダイヤなど先端素材の製造・販売、砕石の採取等も。麻生と資本業務提携。新素材事業部門では化合物半導体関連企業との関係強化などに取り組む。 記:2024/06/09
3,635
11/22 15:30
+120(%)
時価総額 47,488百万円
日本ストロー、明光商会などを傘下に収める持株会社。1913年創業。24.3期に祖業の石炭生産・販売事業から完全撤退。生活消費財、産業用製品の生活関連事業が柱に。環境対応素材ストローの拡大などに注力。 記:2024/08/10
176A 東証グロース
1,945
11/22 15:30
+87(%)
時価総額 36,300百万円
マンション一括受電サービス等の分散型エネルギー事業、再エネ中心の電力小売サービスを展開するグリーンエネルギー事業が柱。エネルギーDX事業も。マンション防災サービスを拡販。三菱地所コミュニティと業務提携。 記:2024/10/27
3179 東証プライム
1,013
11/22 15:30
+12(%)
時価総額 23,510百万円
カメラ専門店「マップカメラ」の運営を行うカメラ事業が主力。時計専門店「GMT」、ロードバイク専門店「クラウンギアーズ」の運営等も。EC販売が中心。カメラ事業では動画配信中心にコンテンツの拡充を図る。 記:2024/10/11
4425 東証グロース
1,507
11/22 15:30
-12(%)
時価総額 16,999百万円
人工知覚アルゴリズムの研究開発及びライセンス提供を行う。自己位置推定、環境地図作成を同時に行うSLAM技術を独自開発。製品関連売上の拡大図る。フィンランド天然資源研究所に独自の人工知覚技術を提供。 記:2024/07/08
5020 東証プライム
812.9
11/22 15:30
+25.6(%)
時価総額 2,465,405百万円
ENEOS、JX石油開発、JX金属などを傘下に収める持株会社。石油元売り国内トップ。機能材事業、電気事業、再生可能エネルギー事業等も手掛ける。機能材事業の収益改善図る。JX金属が東証に新規上場申請。 記:2024/10/14
5208 東証プライム
1,487
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 49,963百万円
プリント配線板用材料等の電子材料が主力。水処理用FRP製圧力容器、電気絶縁材料、ディスプレイ材料等も。水処理用耐圧パイプで世界トップシェア。今期は産業用構造材料の好調継続見込む。電子材料は徐々に回復へ。 記:2024/06/18
5892 東証グロース
2,058
11/22 15:30
+11(%)
時価総額 9,666百万円
「9090」や「Younger Song」などアパレル事業を展開。自社ECサイト「YZ Store」の運営等も。ZOZO傘下。EC売上比率は7割超。実店舗は東名阪の都心部中心に出店。客単価上昇。多角化も。 記:2024/06/26
6226 東証スタンダード
2,579
11/22 15:30
+28(%)
時価総額 45,225百万円
荷物用大型エレベーターで国内トップシェア。船舶用エレベーター、垂直自動搬送機「マックリフター」なども手掛ける。南極観測船「砕氷艦しらせ」などで納入実績。受注状況は順調。宇都宮工場の増改築を進める。 記:2024/06/28
6231 東証スタンダード
5,310
11/22 15:30
+130(%)
時価総額 20,438百万円
空調機器メーカー。冷温水式AHUなどの空調機、空冷ヒートポンプ式AHUなどの外調機、誘引式吹出口等を手掛ける。業務用ヒートポンプ空調機で高シェア。生産力の増強に加え、省エネ製品の開発強化等に取り組む。 記:2024/10/09
6637 東証スタンダード
2,150
11/22 15:30
-47(%)
時価総額 28,015百万円
船舶用システムやブレーカ製品、産業用システム、メディカルデバイス等を手掛ける。1923年創業。船舶用配電制御システムで世界シェアトップクラス。積極的な設備・人的投資、価格適正化への取り組みなどを行う。 記:2024/08/10
6638 東証プライム
1,538
11/22 15:30
-7(%)
時価総額 49,278百万円
産業用インクジェットプリンタ、カッティングプロッタ、フルカラー3Dプリンタ等の製造・販売を行う。長野県東御市に本社。海外売上高比率は7割超。25.3期は国内やアジア・オセアニア、欧州で販売拡大見込む。 記:2024/06/24
6658 東証スタンダード
580
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 8,767百万円
プリント配線板メーカー。両面・多層プリント配線板、銅ピン挿入基板などの高機能基板等を手掛ける。プリント配線板の検査機で世界トップシェア。27.3期売上高330億円目標。高品質、高付加価値分野への注力図る。 記:2024/06/29
7014 東証スタンダード
1,621
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 112,475百万円
1911年創業の造船中堅。タンカー、バルクキャリアー、コンテナ船など船舶の製造を行う。大型商船に強み。船舶の修繕、鉄鋼構造物の製造・販売等も。建造能力の強化推進。経営資源の「選択と集中」の深化図る。 記:2024/10/12
7711 東証スタンダード
2,211
11/22 15:30
+18(%)
時価総額 12,979百万円
シース熱電対や測温抵抗体、マイクロヒーター、模擬燃料集合体、ナトリウム用電磁ポンプなどを手掛ける。茨城県高萩市に本社。電力各社などが主要納入先。電磁ポンプなど各種溶融金属機器の拡充などに取り組む。 記:2024/06/13
7760 東証スタンダード
935
11/22 15:30
-4(%)
時価総額 15,855百万円
振動試験装置メーカー最大手。地震監視装置や絶縁劣化評価試験器、信頼性評価試験の受託サービス等も。トヨタ、JAXAなどが主要取引先。振動シミュレーションシステムは電気自動車向け大型案件などが売上貢献。 記:2024/06/17
9025 東証プライム
2,825
11/22 15:30
+47(%)
時価総額 160,889百万円
総合物流企業。1880年創業。食品、鉄鋼、化学など製造業向け請負、物流業務、流通加工業務、国際物流等を手掛ける。日本製鉄等が主要取引先。適正単価の収受、業務効率化進める。31.3期営業利益250億円目標。 記:2024/06/24
1,519
11/22 15:30
+24(%)
時価総額 238,589百万円
総合物流のセンコーを中核とする持株会社。貨物自動車運送事業等の物流事業が主力。石油販売等の商事・貿易事業、総合卸売及び小売店事業等も手掛ける。既存事業領域の拡大、ライフサポート事業の成長などに注力。 記:2024/10/09
5,730
10/8 15:00
+10(%)
時価総額 147,209百万円
名糖運輸、ヒューテックノオリンが中核の持株会社。通過型センター事業、保管在庫型物流事業が柱。コンビニ向けチルド食品の輸送に強み。既存物流事業の強靭化図る。SGHDによるTOBは成立、同社株は上場廃止予定。 記:2024/07/28
9997 東証プライム
734
11/22 15:30
+5(%)
時価総額 71,377百万円
婦人服中心のカタログ通販大手。50~60代に強み。封入・同送サービス等のデータベース活用事業、呉服関連事業、ホテル事業等も手掛ける。配当性向35%目途。アパレル・雑貨事業のリピート率の回復などに注力。 記:2024/06/04