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前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株主導の相場展開~

2024/4/12 8:54 FISCO
*08:54JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株主導の相場展開~ 12日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■ハイテク株主導の相場展開 ■ファーストリテ、2Q営業利益 16.7%増 2570億円 ■前場の注目材料:シチズン、シチズンファインデバイス、電流センサー月内投入、パワー半導体正確測定 ■ハイテク株主導の相場展開 12日の日本株市場は、買い優勢の相場展開になりそうだ。11日の米国市場は、NYダウが2ドル安、ナスダックは271ポイント高だった。3月の米卸売物価指数(PPI)が予想ほど上昇しなかったことが安心感につながり、ハイテク株主導で買い戻しの動きとなった。NY連銀のウィリアムズ総裁が短期的に政策修正の必要がないと、利下げに慎重姿勢を繰り返すと、金利先高観が再燃し相場の重荷となり、NYダウは小幅ながら下落となった。シカゴ日経225先物は大阪比225円高の39635円。円相場は1ドル153円20銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まろう。米国市場ではPPIが予想ほど伸びなかったことが安心感につながった。アップルやエヌビディアなどハイテク株の強い値動きが目立ったことから、東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株への支援材料になりそうだ。昨日は日経平均が弱い動きとなった一方で、TOPIXはプラスに転じていた。リバランスの動きも入りやすく、日経平均型優位の展開が見込まれる。 また、日経225先物はナイトセッションで、PPI発表前後に39480円まで買われた直後に39100円まで売られるなど、荒い値動きを見せた。ただし、その後は終盤にかけてショートカバーを交えた強い上昇となり、39700円で終えた。足もとでは25日線での攻防が続いていたが、同線を上回ってきたことで、支持線として意識されてくる展開が期待されそうだ。買い一巡後は週末要因もあってこう着感が強まる可能性はあるものの、25日線での底堅さがみられるようだと、リバウンド狙いの買いが入りやすいだろう。 物色としては米国市場の流れを受けて、東エレクやレーザーテック<6920>のほか、足もとで軟調推移が続いているアドバンテスト<6857>の動向が注目されそうだ。そのほか、こう着感が強まる局面においてはバリュー株にシフトしやすく、商社株などの動向が注目されよう。一方で、金融株については米金融株が軟調だったこともあり、利食いが入りやすいだろう。決算に絡んだところでは、ブックオフGHD<9278>、PRTIMES<3922>、CVSベイ<2687>、SFP<3198>、松竹<9601>、イートアンド<2882>、乃村工芸<9716>、ニューグランド<9720>、東京エネシス<1945>、テクミラ<3627>などが注目される。 ■ファーストリテ、2Q営業利益 16.7%増 2570億円 ファーストリテ<9983>が発表した2024年8月期第2四半期業績は、売上収益が前年同期比9%増の1兆5989.99億円、営業利益は同16.7%増の2570.85億円だった。北米、欧州、東南アジアのユニクロ事業、ジーユー事業が大幅な増益となり、グループ全体の事業拡大をけん引した。 ■前場の注目材料 ・ナスダック総合指数は上昇(16442.20、+271.84) ・1ドル=153.20-30円 ・シカゴ日経先物は上昇(39635、大阪比+225) ・SOX指数は上昇(4906.37、+116.02) ・VIX指数は低下(14.91、-0.89) ・米国のインフレ沈静化期待 ・東証による企業価値向上の要請 ・シチズン<7762>シチズンファインデバイス、電流センサー月内投入、パワー半導体正確測定 ・トヨタ自<7203>材料探索地図を共創、新用途開拓など連携促進 ・信越化<4063>社長「日本を代表する半導体材料工場に」、群馬に新拠点 ・三菱電機<6503>「青空照明」小型化、従来製品の半分に ・フジクラ<5803>京大発新興に出資、高温超電導材の開発加速 ・パナソニックHD<6752>パナエナジー、車載電池の開発棟完成、脱炭素で量産化 ・NEC<6701>NTTなどと、サブテラヘルツ帯無線機器開発、毎秒100ギガビット伝送 ・ネットスターズ<5590>セイコーSOLと協業、法人間決済デジタル化 ・三井物産<8031>ベトナム海上ガス田参画、パイプライン一体開発 ・トヨタ自<7203>堤工場、稼働停止延長 ・日本精機<7287>新潟・長岡に車載HUD向け凹面鏡工場 ・日産自<7201>「サクラ」、軽EV販売首位、2年連続3万台超 ・スマートドライブ<5137>キムラユニティーと、走行データ基にリースカー点検 ・日立造船<7004>商船三井などと、未燃メタン漏れ93%削減、陸上試験で達成 ・三菱重<7011>三菱重工航空エンジン、長崎工場の新棟稼働、燃焼器ケース生産倍増 ・三菱製鋼<5632>インドで車用バネ増産、鉄道向けも量産開始 ・ウッドワン<7898>広島・庄原市の製材加工工場完成 ・積水化<4204>エム・エムブリッジなどと浮体ペロブスカイト太陽電池を閉校プールで実証 ・クラレ<3405>ポリビニルアルコール樹脂値上げ、15日出荷分から ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・時間未定 中・3月輸出(前年比予想:-1.9%、2月:+5.6%) ・時間未定 中・3月輸入(前年比予想:+1.0%、2月:-8.2%) 《ST》
関連銘柄 32件
1945 東証プライム
1,360
5/21 15:00
+29(%)
時価総額 50,676百万円
発電・変電設備の建設・保守が柱。情報設備工事も。東京電力HD系列。設備工事業は増収。原子力部門、エネルギー・産業部門が売上貢献。原価率は改善。デリバティブ評価益を計上。24.3期3Q累計は収益伸長。 記:2024/02/04
2687 東証スタンダード
632
5/21 15:00
+12(%)
時価総額 3,200百万円
18年にコンビニ事業の大半を売却し、マンション管理が柱に。ビジネスホテル、ユニット型ホテルの運営等も。宿泊需要の回復などでホテル事業は黒字転換。営業外収益は増加。24.2期3Q累計は経常黒字転換。 記:2024/03/04
2,028
5/21 15:00
+1(%)
時価総額 20,625百万円
大衆中華食堂「大阪王将」をチェーン展開。ECサイト「ラーメンJourney」も運営し、冷凍餃子や冷凍ラーメンも展開。セントラルキッチン建設で、関東エリアの出店に重点。冷凍食品好調で、3Q累計は営業増益。 記:2024/01/27
3198 東証プライム
2,068
5/21 15:00
-2(%)
時価総額 53,332百万円
居酒屋チェーン。鮮魚や活貝がメインの「磯丸水産」や鶏料理をメインとする「鳥良商店」などの業態を展開。低投資業態の開発・出店を継続。磯丸事業部門は大幅増収。増収効果などで24.2期3Qは営業黒字転換。 記:2024/03/05
3405 東証プライム
1,916.5
5/21 15:00
-16.5(%)
時価総額 680,097百万円
機能性化学品メーカー。ポバール樹脂とエバール樹脂、それを加工して作るフィルム製品に強み。サステナブルな高機能素材をアパレル・スポーツ用品向け拡販。ビニルアセテートの好調もあり、23.12期実績は増収確保。 記:2024/02/29
3627 東証スタンダード
385
5/21 15:00
-6(%)
時価総額 4,676百万円
システム開発、アプリケーション開発、クラウド事業を展開。AI・IoT領域の開発に強み。ゲームも手掛け、2月22日に任天堂スイッチ向け「クレヨンしんちゃん炭の町のシロ」の国内版を投入へ。3Q累計は増収確保。 記:2024/01/28
3922 東証プライム
1,871
5/21 15:00
±0(%)
時価総額 25,178百万円
プレスリリース配信代行サービスを通じ企業のPRを支援。タスク管理ツールも。ベクトル傘下。利用企業社数は9万1115社。国内上場企業の56.7%が利用。利用企業数の増加等で、24.2期3Qは2桁増収増益。 記:2024/03/04
4063 東証プライム
5,970
5/21 15:00
-113(%)
時価総額 12,084,014百万円
大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
4204 東証プライム
2,244
5/21 15:00
+28.5(%)
時価総額 1,040,110百万円
高機能樹脂、環境・ライフライン、住宅が柱。医療事業などメディカル事業も手掛ける。高機能プラスチックス部門は堅調。モビリティ分野は自動車関連の需要が回復。特別利益計上。24.3期3Q累計は2桁最終増益。 記:2024/03/04
5137 東証グロース
1,661
5/21 15:00
-17(%)
時価総額 10,032百万円
法人向けクラウド車両管理システムを提供。リース会社や保険会社などにOEM供給も。海外はマレーシアを軸に開拓。契約社数は1330社超と2桁増。リカーリング売上高は過去最高。24.9期1Qは2桁増収。 記:2024/04/07
5590 東証グロース
799
5/21 15:00
-9(%)
時価総額 13,325百万円
マルチブランド対応のキャッシュレス決済サービスを提供。安定性や処理速度に強み。決済機能に関連したDX商材の提供も。24.12期は決算取引高が順調に拡大する見込み。人件費増や償却費増をこなして黒字化を計画。 記:2024/03/08
5632 東証プライム
1,508
5/21 15:00
-16(%)
時価総額 23,691百万円
三菱系特殊鋼メーカー。自動車や建機、鉄道向けの特殊鋼やばねに加え、高機能特殊合金の鋳・鍛造製品等を展開。特殊鋼鋼材事業は伸び悩む。24.3期3Qはばね事業が増収。自動車生産の回復、価格転嫁効果などが寄与。 記:2024/02/26
5803 東証プライム
3,025
5/21 15:00
+115(%)
時価総額 894,986百万円
大手電線メーカー。電力や通信、光のケーブル、光通信部品に加え、電子ワイヤやHDD部品などを手掛ける。24.3期3Qは自動車事業部門が黒字転換。北米での新車種立ち上げなどが寄与。通期業績予想を上方修正。 記:2024/03/04
6503 東証プライム
2,818
5/21 15:00
-6.5(%)
時価総額 6,050,815百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6701 東証プライム
11,160
5/21 15:00
+110(%)
時価総額 3,045,006百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
1,340
5/21 15:00
-6.5(%)
時価総額 3,288,436百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
6857 東証プライム
5,600
5/21 15:00
+80(%)
時価総額 4,290,546百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6920 東証プライム
43,270
5/21 15:00
-60(%)
時価総額 4,079,755百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
7004 東証プライム
1,115
5/21 15:00
-14(%)
時価総額 189,790百万円
ゴミ焼却施設などを手掛ける総合重機メーカー。ごみ焼却施設で国内トップ級。リサイクル施設、水・汚泥処理施設、バイオマス利用システム、海水淡水化なども事業領域。環境部門の収益改善もあり、3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/23
7011 東証プライム
1,327.5
5/21 15:00
-20(%)
時価総額 4,478,518百万円
国内最大の総合重機械メーカー。火力発電プラントで世界トップクラス。造船事業や米ボーイング向け機体製造等も。エナジー部門は受注好調。原子力発電システムの受注増などが寄与。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/08
7201 東証プライム
556.7
5/21 15:00
-3.2(%)
時価総額 2,349,672百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7203 東証プライム
3,437
5/21 15:00
-10(%)
時価総額 56,074,610百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7287 東証スタンダード
1,392
5/21 15:00
-7(%)
時価総額 84,784百万円
大手車載用計器メーカー。ヘッドアップディスプレイと二輪車用計器で世界トップシェア。事務機器の操作パネルやコントローラー、EMSなど民生部品も事業領域。日本、北米、アセアンの需要回復で3Q累計は利益急伸。 記:2024/03/22
7762 東証プライム
1,034
5/21 15:00
+4(%)
時価総額 254,364百万円
国内大手の時計メーカー。工作機械や電子部品も。配当性向5割目安。インバウンド需要の回復等でCITIZENブランドは売上堅調。固定費削減等により、デバイス事業は黒字転換。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/13
7898 東証スタンダード
933
5/21 15:00
-4(%)
時価総額 9,183百万円
大手木質建材メーカー。合板床材やフローリング、合板内壁材等の住宅建材、厨房機器や洗面機器等の住宅設備機器を製造、販売する。今期3Q累計は価格改定が寄与も、住宅需要の低下や円安によるコストアップが響いた。 記:2024/02/29
8031 東証プライム
8,358
5/21 15:00
+178(%)
時価総額 13,309,839百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。ペルーの鉱山機械販売・サービス会社コマツ・マイニング・コープ・ペルーの株式を取得。エネルギーと金属資源セグメントが伸び悩み、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/04
8035 東証プライム
36,630
5/21 15:00
+290(%)
時価総額 17,275,917百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
1,622
5/21 15:00
-20(%)
時価総額 33,327百万円
リユースチェーン大手。主力の「ブックオフ」に加え、百貨店内の買取専門店「ハグオール」などを展開。国内ブックオフ事業は堅調。直営既存店ではトレーディングカード・ホビー等が売上増。24.5期2Qは増収。 記:2024/02/03
9601 東証プライム
9,292
5/21 15:00
+46(%)
時価総額 129,512百万円
老舗映画・演劇興行会社。歌舞伎の興行に始まり、劇場映画やアニメの上映、グッズ販売、飲食店の運営、不動産賃貸等を行う。TBSHDと資本業務提携。演劇事業は損益改善。24.2期3Q累計は営業黒字転換。 記:2024/02/04
9716 東証プライム
828
5/21 15:00
-7(%)
時価総額 99,275百万円
ディスプレイ業界最大手。アパレルなど商業施設向けを中心に、ミュージアム、ホテル、イベントプロモーション等で実績。複合商業施設市場は売上伸長。増収効果等で24.2期3Qは大幅増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/01/28
9720 東証スタンダード
4,765
5/21 0:00
±0(%)
時価総額 5,627百万円
横浜で唯一のクラシックホテル「ホテルニューグランド」を展開。ホテル本館の隣にテナントビル所有。客室販売単価、客室売上高は過去最高。増収効果等により、23.11期通期は黒字転換。24.11期は増収計画。 記:2024/02/03
9983 東証プライム
41,450
5/21 15:00
+90(%)
時価総額 13,190,260百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27