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前場に注目すべき3つのポイント~半導体株は自律反発狙いの動きに~

2024/4/2 8:41 FISCO
*08:41JST 前場に注目すべき3つのポイント~半導体株は自律反発狙いの動きに~ 4月2日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■半導体株は自律反発狙いの動きに ■MS&AD、24/3上方修正 経常利益 4100億円←4000億円 ■前場の注目材料:日本精機、200億円投じ車載HUD増産、国内外拠点を最適化 ■半導体株は自律反発狙いの動きに 2日の日本株市場は、こう着ながらも前日の大幅な下げに対する自律反発狙いの相場展開が意識されそうだ。1日の米国市場は、NYダウが240ドル安、ナスダックは17ポイント高だった。先週末に発表されたPCE価格指数の反応は限られていたが、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が先週の講演で、「利下げを急がない」とハト派姿勢を弱めたため年内の利下げ期待が後退し、相場の重荷となった。また、ISM製造業景況指数が予想以上に強い結果となったため、長期金利の上昇が利食いに向かわせた。シカゴ日経225先物(6月限)清算値は大阪比115円高の39985円。円相場は1ドル151円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買いが先行することになりそうだ。昨日の日経平均株価は大幅下落となり、一時25日線を割り込む場面も見られた。同線までの下落を受けて、いったんは自律反発狙いの動きが期待される。これまで4万円近辺での押し目待ち狙いの買い意欲が意識されていたこともあり、25日線を支持線としたリバウンドが期待されやすいところだろう。 また、連休明けの米国市場はFRBによる利下げ観測が後退したことから、長期金利の上昇が重荷となったものの、景気敏感株中心の下げだった。一方で、半導体株の一角が買われ、マイクロン・テクノロジーは5%を超える上昇となった。これにより前日に下げが目立った東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の一角にはリバウンド狙いの資金が入りやすいだろう。 また、昨日は機関投資家による保有比率修正に伴う、リバランスの売りとの見方がされていた。日経平均の4万円近辺では戻り待ちの売りが警戒されやすく、強弱感が対立することになろうが、一方で、先週は期末要因からTOPIX型優位の展開が続いていた。そのため、バリュー株には利食いが入りやすいものの、ハイテク株には期末の需給イベント通過により、リバウンド狙いの資金流入が意識されやすいだろう。もっとも、今週は米国で重要な経済指標の発表が相次ぐため、これを見極めたいとする模様眺めムードが強まりやすい。そのため、自律反発の域は脱せず、積極的な上値追いの流れは期待しづらい。 ■MS&AD、24/3上方修正 経常利益 4100億円←4000億円 MS&AD<8725>は2024年3月期業績予想の修正を発表。経常利益を4000億円から4100億円、当期純利益は2800億円から3500億円に上方修正した。経常利益は、三井住友海上プライマリー生命保険において海外金利上昇による保有債券等の売却損や評価損が前回予想を上回る見込みであり、前回発表予想を100億円上方修正するにとどまる。当期純利益は、三井住友海上火災保険及び海外連結子会社の業績が前回予想を上回る見込み。 ■前場の注目材料 ・ナスダック総合指数は上昇(16396.83、+17.37) ・1ドル=151.60-70円 ・シカゴ日経先物は上昇(39985、大阪比+115) ・SOX指数は上昇(4962.10、+56.89) ・米原油先物は上昇(83.71、+0.54) ・米国のインフレ沈静化観測 ・日本精機<7287>200億円投じ車載HUD増産、国内外拠点を最適化 ・楽天G<4755>楽天銀と再編協議、証券・カード・保険一体化 ・東京ガス<9531>レノバに出資、再生エネ電源で協業拡大 ・NEC<6701>TOPPANデジタルと協業、顔認証決済を提供 ・旭化成<3407>火災の半導体工場、今年度中に再建計画公表 ・オリンパス<7733>NTTと、内視鏡映像クラウド化、遠隔診断実現へ実証 ・三菱電機<6503>衛星不具合地上から発見、観測設備の知見蓄積 ・富士ソフト<9749>ポケトークに出資 ・積水化学<4204>ペロブスカイト太陽電池を倉庫壁面で実証 ・三菱マテリアル<5711>社内炭素価格を導入、脱炭素化を促進 ・王子HD<3861>木質由来ケミカル材量産、幅広く供給へ ・三井不動産<8801>ららぽーと1号店刷新、建て替え計画着工 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 3月マネタリーベース(2月:前年比:+2.4%) <海外> ・09:30 豪準備銀行3月理事会議事要旨 《ST》
関連銘柄 15件
3407 東証プライム
1,036
7/26 15:00
-2.5(%)
時価総額 1,444,114百万円
総合化学大手。1922年創業。アクリロニトリルや人工皮革、感光性ドライフィルム等を手掛ける。住宅事業や建材事業、医薬事業等も。リチウムイオン二次電池用セパレータなどで世界トップシェア。建材事業などは順調。 記:2024/06/18
3861 東証プライム
634.9
7/26 15:00
+8(%)
時価総額 644,031百万円
国内製紙最大手。段ボール原紙や家庭紙、紙おむつ等の生活産業資材が主力。特殊紙や感熱紙などの機能材、資源環境ビジネス等も手掛ける。配当性向30%目安。生活産業資材は東南アジア、オセアニアの事業拡大に注力。 記:2024/06/15
4204 東証プライム
2,219.5
7/26 15:00
+4(%)
時価総額 1,028,754百万円
高機能樹脂、環境・ライフライン、住宅が柱。医療事業などメディカル事業も手掛ける。高機能プラスチックス部門は堅調。モビリティ分野は自動車関連の需要が回復。特別利益計上。24.3期3Q累計は2桁最終増益。 記:2024/03/04
4755 東証プライム
840.3
7/26 15:00
-1.4(%)
時価総額 1,731,867百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。クレジットカード関連サービスなどフィンテック部門は順調。 記:2024/07/08
5711 東証プライム
2,715.5
7/26 15:00
+28.5(%)
時価総額 357,061百万円
非鉄大手。銅精錬から銅加工品、電材、超硬工具まで幅広い。24.3期3Q累計は半導体関連製品が販売減。精錬所の生産トラブルも痛手に。営業外の銅山配当増。セメントの持分益も改善。通期大幅最終増益・増配を計画。 記:2024/03/11
6503 東証プライム
2,448.5
7/26 15:00
-65.5(%)
時価総額 5,257,424百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6701 東証プライム
12,630
7/26 15:00
+210(%)
時価総額 3,446,096百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
6857 東証プライム
5,505
7/26 15:00
-203(%)
時価総額 4,217,760百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
7287 東証スタンダード
1,343
7/26 15:00
-34(%)
時価総額 81,799百万円
大手車載用計器メーカー。ヘッドアップディスプレイと二輪車用計器で世界トップシェア。事務機器の操作パネルやコントローラー、EMSなど民生部品も事業領域。日本、北米、アセアンの需要回復で3Q累計は利益急伸。 記:2024/03/22
7733 東証プライム
2,576
7/26 15:00
-6(%)
時価総額 3,312,458百万円
医療機器メーカー。1919年創業。消化器内視鏡で世界トップシェア。外科手術用エネルギーデバイス、人工骨補填材、整形外科用器具等も。海外売上比率が高い。消化器内視鏡システム「EVIS X1」の拡販図る。 記:2024/06/24
8035 東証プライム
27,625
7/26 15:00
-1,385(%)
時価総額 13,028,862百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
3,361
7/26 15:00
-64(%)
時価総額 5,405,207百万円
3メガ損保の一角。三井住友海上、あいおい、ニッセイ同和が前身。国内損保を軸に、国内生保、海外保険等を展開。保険引受収益、資産運用収益ともに増加。24.3期3Q累計は収益伸長。通期利益予想を上方修正。 記:2024/04/13
8801 東証プライム
1,476.5
7/26 15:00
-6.5(%)
時価総額 4,149,901百万円
大手不動産会社。オフィスビルや商業施設の賃貸を主力に、マンションや住宅の分譲、不動産仲介、管理、ホテルやリゾート施設の運営も行う。今期3Q累計は売上高、利益ともに過去最高を更新した。賃貸と施設営業が増加。 記:2024/04/01
9531 東証プライム
3,269
7/26 15:00
-40(%)
時価総額 1,421,606百万円
国内最大手の都市ガス会社。電力小売、資源開発等の海外事業、新宿パークタワーの賃貸等も。都市ガスの顧客件数は878万件超。不動産は新豊洲で大規模開発に着手。26.3期セグメント利益1500億円目指す。 記:2024/06/09
9749 東証プライム
6,920
7/26 15:00
-120(%)
時価総額 466,408百万円
独立系のソフト開発会社。FA・自動車関連の組込み系に強み。24.12期は最高業績・連続増配を計画。中計では28.12期に営業益450億円を目指す。筆頭株主の3Dが出した非公開化などの株主提案は総会で否決。 記:2024/04/11