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後場に注目すべき3つのポイント~短期的な過熱感を冷ます調整との見方

2024/3/5 12:31 FISCO
*12:31JST 後場に注目すべき3つのポイント~短期的な過熱感を冷ます調整との見方 5日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は反落、短期的な過熱感を冷ます調整との見方 ・ドル・円は底堅い、米金利が下支え ・値下り寄与トップはアドバンテスト<6857>、同2位は東エレク<8035> ■日経平均は反落、短期的な過熱感を冷ます調整との見方 日経平均は反落。前日比168.62円安(-0.42%)の39940.61円(出来高概算8億8000万株)で前場の取引を終えている。 4日の米国市場は反落。ダウ平均は97.55ドル安(-0.25%)の38989.83ドル、ナスダックは67.43ポイント安(-0.41%)の16207.51、S&P500は6.13ポイント安(-0.12%)の5130.95で取引を終了した。米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げを急がない姿勢を受けた長期金利の上昇を嫌気し、寄り付き後、下落。ダウは終日軟調に推移した。ハイテクは引き続き人工知能(AI)関連の強い需要を期待した買いが支え、一時プラス圏を回復し全体相場を支援。しかし、アトランタ連銀のボスティック総裁が年2回の利下げ予想を示し慎重姿勢を再表明すると、終盤にかけ利益確定売りが強まり、再び下落し終了した。 米国株の下落を受けて、東京市場は売り優勢で取引を開始。日経平均は40000円を割り込んでスタートしたが、売り一巡後は40000円を挟んだもみ合いとなった。半導体株の上げは一服も、トヨタ自<7203>のほか、銀行株、建設株などバリュー株が買われていることからTOPIXは切り返す動き。前場のプライム市場の売買代金は2.5兆円と引き続き商い活況となった。 日経平均採用銘柄では、アドバンテスト<6857>、スクリーンHD<7735>、レーザーテック<6920>など半導体銘柄の一角が上げ一服となったほか、ディー・エヌ・エー<2432>、東京建物<8804>、エーザイ<4523>、TOTO<5332>が売られた。 一方、配当方針変更に伴う増配を発表したことから大林組<1802>が大幅高。大林組の上昇が刺激材料となり、鹿島<1812>、大成建設<1801>、清水建設<1803>も買われた。このほか、フジクラ<5803>、コマツ<6301>、荏原製作所<6361>が買い優勢となった。 なお、日経平均の構成銘柄の定期見直しで除外される宝ホールディングス<2531>は下落した一方、同じく除外される大平洋金属<5541>、住友大阪セメント<5232>は上昇。一方、新規で組み入れられるZOZO<3092>、ディスコ<6146>は買われたが、ソシオネクスト<6526>は売られた。 セクターでは、サービス業、倉庫・運輸関連業、海運業、医薬品、不動産業などが下落した一方、建設業、鉱業、証券・商品先物取引業、銀行業、非鉄金属などが上昇した。 値がさ半導体株の下落によって日経平均は前日比マイナス圏で推移しているが、規模別株価指数では、大型、中型、小型総じて上昇しており、TOPIXは切り返すなど東京市場全体の地合いは良好だ。日経平均は短期的な過熱感が意識されていたことから今日の下落はいい調整とも言えよう。今晩は米国を中心に重要な経済指標の発表やパウエルFRB議長の議会証言を控えていることから、為替は動きにくい。後場の日経平均は、40000円水準での静かな推移となろう。 ■ドル・円は底堅い、米金利が下支え 5日午前の東京市場でドル・円は底堅く推移し、150円35銭まで下落後は150円半ばに値を戻した。米10年債利回りの小幅上昇でドル買いに振れ、150円台を維持。日経平均株価は40000円台を下回るものの、上海総合指数は堅調地合いで円買いを抑制する。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は150円35銭から150円54銭、ユーロ・円は163円18銭から163円41銭、ユーロ・ドルは1.0848ドルから1.0858ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・VRAIN Solution<135A>、地域新聞社<2164>など、13銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値下り寄与トップはアドバンテスト<6857>、同2位は東エレク<8035> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・日・2月東京都区部消費者物価指数(生鮮食品除く):前年比+2.5%(予想:+2.5%、1月:+1.8%) ・豪・10-12月期経常収支:+118億豪ドル(予想:+50億豪ドル、7-9月期:+13億豪ドル←-2億豪ドル) ・中・2月財新サービス業PMI:52.5(予想:52.9、1月:52.7) 【要人発言】 ・中国全人代 「2024年の成長率目標を5%、財政赤字は4.06兆元」 <国内> ・13:00 植田日銀総裁あいさつ(フィンテックサミット2024) <海外> 特になし 《CS》
関連銘柄 24件
4,030
6/27 14:49
+140(%)
時価総額 40,743百万円
製造業向けAIソリューションを手掛ける。AI活用の画像検査システム「Phoenix Vision/Eye」の提供、DXコンサルを行う。169社と取引実績。新製品「Phoenix Edge」をリリース予定。 記:2024/05/03
1801 東証プライム
5,941
6/27 14:49
-71(%)
時価総額 1,192,971百万円
大手ゼネコン。ビルや不動産開発、地下鉄、環境関連、ダム、トンネル等の建築工事、土木工事を行う。海外の大規模プロジェクトも手掛ける。今期3Q累計は土木と開発が増加も、国内建築工事の利益率低下が影響した。 記:2024/03/07
1802 東証プライム
1,912
6/27 14:49
+39(%)
時価総額 1,379,527百万円
大手ゼネコン。ビルやマンション、公共施設等の建築に加え、社会インフラの土木を行う。不動産開発等も展開する。今期3Q累計は国内外の大型建築工事の進捗等が寄与も、前期の大型不動産の売却の反動が影響した。 記:2024/03/07
1803 東証プライム
901.3
6/27 14:49
±0(%)
時価総額 710,689百万円
ゼネコン大手。不動産開発やインフラ運営、再エネなどの非建設分野にも力注ぐ。24.3期3Q累計は複数の大型工事で損失が生じて利益水面下に。受注は堅調。昨年末単体受注残は22年末比9%増の2兆1699億円に。 記:2024/04/15
1812 東証プライム
2,770.5
6/27 14:49
+29.5(%)
時価総額 1,464,641百万円
ゼネコン大手。超高層ビルに強み。海外不動産開発にも力注ぐ。24.3期3Q累計は土木・建築ともに堅調。不動産販売案件の売却も順調に進む。昨年末単体受注残は23年末比7%増の2兆803億円。配当性向3割目安。 記:2024/04/15
2164 東証グロース
565
6/27 14:48
±0(%)
時価総額 1,220百万円
千葉県や茨城県で発行する地域フリー情報誌「ちいき新聞」の広告枠販売が柱。週間発行部数は約173万部。富裕層向け情報誌、子育て支援情報誌を発行。求人情報紙「Happiness」の需要が引き続き堅調。 記:2024/05/16
2432 東証プライム
1,613.5
6/27 14:49
-6.5(%)
時価総額 210,095百万円
インターネットサービス会社。モバイル向けソーシャルゲーム・プラットフォーム「Mobage」等を手掛ける。ゲーム事業はユーザ消費額が伸び悩む。ライブストリーミング事業は黒字転換。24.3期3Qは増収。 記:2024/03/04
2531 東証プライム
1,087.5
6/27 14:49
-1(%)
時価総額 217,174百万円
焼酎・清酒でトップ。みりんにも強み。傘下に研究用試薬のタカラバイオ。24.3期3Q累計は米国や英国でウイスキーの好調続く。国内ではソフトアルコール飲料が堅調。だがタカラバイオのコロナ特需剥落影響を補えず。 記:2024/04/10
3092 東証プライム
4,028
6/27 14:49
+9(%)
時価総額 1,255,302百万円
国内最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営。LINEヤフー傘下。ファッションメディア「WEAR」の運営等も。配当性向70%目安。ZOZOTOWN事業では取扱アイテム、ブランドの拡充図る。 記:2024/06/09
4523 東証プライム
6,613
6/27 14:49
-14(%)
時価総額 1,961,198百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
5232 東証プライム
3,938
6/27 14:49
+43(%)
時価総額 135,192百万円
大手セメントメーカー。国内販売シェアは3位。セメントや生コンクリート、固化材等のセメント製品、コンクリート二次製品を製造、販売。25年度売上2650億円目指す。セメント事業の収益力回復等に取り組む。 記:2024/04/29
5332 東証プライム
3,808
6/27 14:49
-70(%)
時価総額 673,944百万円
衛生陶器大手。国内首位のトイレに強み。バス・キッチンや洗面商品も。24.3期3Qは日本住設事業が堅調。パブリック用途は足踏みだが、住宅用途のリモデルが売上増。米州事業ではネオレスト、ウォシュレットが堅調。 記:2024/04/13
5541 東証プライム
1,293
6/27 14:49
-3(%)
時価総額 25,313百万円
ステンレス鋼の主原料であるフェロニッケルの製造で国内トップ。ガス生産や廃棄物リサイクルも。日本曹達の鉄鋼部門から分離独立して1949年に誕生。現在は日本製鉄系列。海外製錬プロジェクトの推進等に取り組む。 記:2024/05/03
5803 東証プライム
3,155
6/27 14:49
+28(%)
時価総額 933,448百万円
大手電線メーカー。電力や通信、光のケーブル、光通信部品に加え、電子ワイヤやHDD部品などを手掛ける。24.3期3Qは自動車事業部門が黒字転換。北米での新車種立ち上げなどが寄与。通期業績予想を上方修正。 記:2024/03/04
6146 東証プライム
61,000
6/27 14:49
-1,500(%)
時価総額 6,607,337百万円
国内最大の半導体用組立装置メーカー。半導体をウェーハから切断するダイサやウェーハを薄く研削するグラインダを手掛け、ダイサーは世界シェア8割。純水リサイクル装置も展開。研究開発費増加し、3Q累計は一服。 記:2024/02/22
6301 東証プライム
4,589
6/27 14:49
-6(%)
時価総額 4,465,767百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6361 東証プライム
2,375.5
6/27 14:49
±0(%)
時価総額 218,693百万円
ポンプメーカー最大手。風水力機械や浄水・排水等の環境装置を製造。半導体研磨装置やガス化溶融炉でも有力。CMP装置は世界2位。ごみ処理施設・エネルギープラントの受注500件を達成し、23.12期は増収増益。 記:2024/03/30
6526 東証プライム
3,803
6/27 14:49
-47(%)
時価総額 677,246百万円
富士通とパナソニックのSoC事業を統合して誕生したファブレス半導体ベンダー。車載向けなどに経営資源を集中。製品売上は堅調。先端プロセスを中心とする売上増や円安効果が寄与。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/26
6857 東証プライム
6,229
6/27 14:49
+7(%)
時価総額 4,772,467百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6920 東証プライム
35,040
6/27 14:49
-710(%)
時価総額 3,303,781百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
7203 東証プライム
3,280
6/27 14:49
+4(%)
時価総額 53,513,157百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
14,470
6/27 14:49
-800(%)
時価総額 1,470,007百万円
大手半導体製造装置メーカー。ウェーハ洗浄装置やコータ・デベロッパ、熱処理装置などを手掛け、洗浄装置で世界トップシェア。枚葉式洗浄装置「SU-3400」が日経産業新聞賞を受賞。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/03/24
8035 東証プライム
34,780
6/27 14:49
-870(%)
時価総額 16,403,396百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8804 東証プライム
2,516
6/27 14:49
-30(%)
時価総額 526,267百万円
旧安田財閥系の総合不動産。日本橋、京橋など東京駅の東側が重点エリア。マンションはBrilliaブランドで展開。住宅事業では不動産売上などが増加。23.12期通期は増収増益。24.12期は大幅増収計画。 記:2024/02/24