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前場に注目すべき3つのポイント~年初来高値水準での攻防~

2023/11/27 8:42 FISCO
*08:42JST 前場に注目すべき3つのポイント~年初来高値水準での攻防~ 27日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■年初来高値水準での攻防 ■日山村硝、24/3上方修正 純利益107億円←90億円 ■前場の注目材料:ファナック、ロボ制御装置11年ぶり刷新、国際規格を世界初取得 ■年初来高値水準での攻防 27日の日本株市場は、買い一巡後はこう着の強い相場展開が見込まれる。24日の米国市場はNYダウが117ドル高、ナスダックは15ポイント安だった。米感謝祭翌日の短縮取引で動意が乏しく、まちまちの展開だった。イスラエルとハマスの休戦で中東情勢悪化への警戒感が緩和したほか、サービス業PMIの予想外の改善で消費に楽観的見方が広がり、ダウは一段高となった。一方、長期金利の上昇でハイテクは売られ、ナスダックは小幅に下落した。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比140円高の33740円。円相場は1ドル149円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まることになりそうだ。米年末商戦の出足が好調と伝えられるなか、年末高を期待した展開が意識されそうである。先週末の日経平均は一時33817.86円までリバウンドを見せた後はこう着感が強まったが、本日についても20日に付けた年初来高値水準での攻防となりそうだ。ただし、年末高への期待が高まるなか、売り方の買い戻しが断続的に入りやすいと考えられる。徐々に下値を切り上げてくるなか、節目の34000円が意識されてくるだろう。 また、日経平均は上向きで推移するボリンジャーバンドの+1σと+2σとのレンジでの推移を継続しているが、22日に+1σまでの調整から、24日にはリバウンドを見せていた。+2σは34230円まで上昇してきており、先高期待が強まりそうである。そのため、こう着感の強まる場面においては、押し目狙いのスタンスになろう。足もとの需給状況においては、11月2週、3週の海外投資家は、先物、現物合算で2週連続の1兆円を超える買い越しだった。個人投資家は売り越しであり、利益確定の動きとみられる。海外勢が買い主体となるなか、米国市場においても年末高が意識されており、値ごろ感からの売りは避けておきたい。 物色としては米長期金利の上昇や円相場が1ドル=149円半ばで推移するなか、ややTOPIX型優位の展開に向かいそうである。ハイテク株については米エヌビディアが足もとで利食い優勢の動きをみせており、動向を見極めたいところである。その他、グロース250指数は足元のリバウンドで75日線が支持線として機能しており、中小型株の出遅れ修正の動きにより、物色対象も徐々に広がりをみせてくる可能性があるだろう。 ■日山村硝、24/3上方修正 純利益107億円←90億円 日山村硝<5210>は2024年3月期業績予想の修正を発表。純利益を90億円から107億円に上方修正した。関係会社出資金売却益約21億円を計上するとともに、米国で見込まれる課税額を見込んだ結果、当期純利益については前回予想を上回る見込みとなった。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(33625.53、+173.70) ・NYダウは上昇(35390.15、+117.12) ・1ドル=149.40-50円 ・シカゴ日経先物は上昇(33740、大阪比+140) ・SOX指数は上昇(3747.92、+2.97) ・VIX指数は低下(12.46、-0.34) ・活発な自社株買い ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・ファナック<6954>ロボ制御装置11年ぶり刷新、国際規格を世界初取得 ・ソディック<6143>溶融せん断粘度測定装置を開発、射出成形機に後付け ・日産自<7201>英で新たにEV2車種生産、投資積み増し5610億円 ・みずほ<8411>中国で証券会社設立申請 ・長瀬産業<8012>ブラジル精油加工社を買収、食品市場など開拓 ・豊田通商<8015>使用済みアルミサッシの選別加工会社を設立 ・ホンダ<7267>米に電池セル研究拠点、オハイオ州立大など協力 ・トヨタ紡織<3116>新中計、30年度営業益1500億円 ・シチズン<7762>グループ会社、レシートプリンター8年ぶり刷新、印字速度1.7倍 ・メルカリ<4385>“新作ゼロ”のファッションショー、持続可能な消費啓発 ・日本製鉄<5401>茨城に試験電炉、水素還元製鉄、早期に ・岩谷産業<8088>純水素型燃料電池を導入、中研のCO2を40%減 ・ENEOS<5020>森林由来クレジット推進、北海道森町と連携 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:30 中・10月工業企業利益(9月:前年比+11.9%) 《ST》
関連銘柄 14件
3116 東証プライム
2,025
7/26 15:00
+9(%)
時価総額 380,024百万円
トヨタ系の自動車部品メーカー。シートやドアトリムなど世界有数の内装システムサプライヤー。航空機シートも。自動車生産台数の増加等で日本は黒字転換。車種構成の変化等で中国は堅調。24.3期3Qは収益伸長。 記:2024/04/09
4385 東証プライム
2,189.5
7/26 15:00
-1(%)
時価総額 352,227百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済「メルペイ」や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は300万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。米国事業も赤字縮小へ。 記:2024/06/09
5020 東証プライム
768.7
7/26 15:00
+8.4(%)
時価総額 2,483,119百万円
大手エネルギーグループ会社。石油元売りトップ。サービスステーションの運営や石油・ガス開発、金属資源開発、製錬を行う。今期3Q累計は原油価格や金属価格の下落が影響も、在庫影響を除き営業増益となった。 記:2024/04/16
5210 東証スタンダード
1,438
7/26 15:00
-16(%)
時価総額 16,027百万円
ガラスびん関連事業が主力。ガラスびんで国内トップシェア。飲料用キャップ等のプラスチック容器関連事業、電子部品用ガラス等も。26.3期売上高760億円目標。プラスチック容器関連事業では医療・介護製品に注力。 記:2024/05/03
5401 東証プライム
3,169
7/26 15:00
-63(%)
時価総額 3,011,567百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。米鉄鋼大手USスチール買収へ。中国減速で需要や市況は伸び悩み。原材料高も響く。 記:2024/06/24
6143 東証プライム
708
7/26 15:00
±0(%)
時価総額 40,917百万円
放電加工機で世界シェアトップクラスの工作機械メーカー。射出成形機などの産業機械事業、麺製造プラントなどの食品機械事業も手掛ける。放電加工機の拡販、金属3Dプリンタや精密マシニングセンタの販売体制強化図る。 記:2024/06/28
6954 東証プライム
4,097
7/26 15:00
+67(%)
時価総額 4,136,114百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
7201 東証プライム
466.2
7/26 15:00
-18.8(%)
時価総額 1,967,697百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7267 東証プライム
1,580.5
7/26 15:00
-4.5(%)
時価総額 8,588,887百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7762 東証プライム
1,001
7/26 15:00
-1(%)
時価総額 246,246百万円
国内大手の時計メーカー。工作機械や電子部品も。配当性向5割目安。国内はインバウンド需要の回復等でCITIZENブランドは売上堅調。海外も高価格帯を中心に拡販、出店強化。工作機械事業は低調。 記:2024/06/18
8012 東証プライム
3,197
7/26 15:00
+9(%)
時価総額 386,543百万円
老舗大手化学商社。機能素材や加工材料、電子・エネルギー、モビリティ、生活関連の領域で事業展開する。電子材料や合成樹脂に強みを持つ。今期3Q累計は半導体向け材料や樹脂等が堅調も、機能素材や加工材料が足踏み。 記:2024/03/31
8015 東証プライム
2,869
7/26 15:00
-12.5(%)
時価総額 3,047,366百万円
トヨタグループの総合商社。2006年にトーメンと合併。自動車関連、アフリカビジネスに強み。ラオス首都空港国際線ターミナルの運営等にも携わる。モビリティ部門は順調。27.3期ROE13%以上維持が目標。 記:2024/06/13
8088 東証プライム
9,230
7/26 15:00
-106(%)
時価総額 540,527百万円
総合エネルギー事業を主力とする独立系専門商社。LPガス等の供給、水素ガスや産業用ロボット、次世代自動車向け二次電池材料等を手掛ける。コスモエネルギーHDと資本業務提携。カーボンオフセットガスの販売を強化。 記:2024/06/11
3,254
7/26 15:00
+5(%)
時価総額 8,262,720百万円
3メガ銀の一角。傘下に銀行、信託、証券など。連結総自己資本比率は15.97%。配当性向40%は目安。特定取引収益は伸び悩むが、貸出金利息は伸長。役務取引等収益なども増加。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/03/30