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前場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクGが日経平均をけん引~

2023/9/12 8:47 FISCO
*08:47JST 前場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクGが日経平均をけん引~ 12日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■ソフトバンクGが日経平均をけん引 ■トーホー、2Q営業利益 196.7%増 36.82億円 ■前場の注目材料:パナHD、特許検索システムを外部公開、知財10万件を連携・協業に活用 ■ソフトバンクGが日経平均をけん引 12日の日本株市場は、全体としてはこう着感の強い相場展開になりそうだが、底堅さは意識されそうである。11日の米国市場はNYダウが87ドル高、ナスダックは156ポイント高だった。イエレン米財務長官が週末のインタビューで、インフレが着実に鈍化しており、景気後退を回避する軌道にあると、楽観的な見解を示したことが安心感につながった。消費者物価指数(CPI)などの重要指標発表を控えた警戒感から一時伸び悩んだ局面もあったが、アップルなどハイテク株の一角が買われ、相場を支える格好となった。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比155円高の32435円。円相場は1ドル146円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まることになろう。日経225先物はナイトセッションで一時32220円まで売られる場面も見られたが、75日線水準が支持線として機能しており、その後の上昇により32450円まで買われ、高値で取引を終えていた。下値の堅さが意識されるなか、自律反発狙いの買いは入りやすいだろう。米アップルが小幅ながら続伸となったほか、マイクロソフトなど大手テックの一角が堅調。また、テスラがモルガンスタンレーの投資判断の引き上げを受けて10%を超える上昇を見せたことも材料視されやすいだろう。 ただし、積極的な売買は手控えられやすい状況であることから、短期的なトレードが中心になりそうだ。昨日は日銀の政策変更への思惑から金利が上昇し、これを受けて金融株が買われていた。一方で、円高に振れるなか、自動車株への売りが目立っていた。米国市場では米連邦準備理事会(FRB)により金融引き締め長期化への警戒が和らいだものの、国内では日銀の金融政策の修正が意識されやすく、神経質にさせてくる可能性はありそうだ。 なお、ソフトバンクG<9984>傘下の英半導体設計大手アーム・ホールディングスによる新規株式公開(IPO)への申し込みが早くも10倍を超えたと報じられている。公開価格の仮条件の引き上げも引き続き検討していると伝えられるなか、ソフトバンクGが日経平均をけん引する流れが意識されてきそうだ。 ■トーホー、2Q営業利益 196.7%増 36.82億円 トーホー<8142>が発表した2024年1月期第2四半期業績は、売上高が前年同期比18.6%増の1190.28億円、営業利益は同196.7%増の36.82億円だった。新型コロナウイルス感染症による行動規制が出されていた反動があったことに加え、外食需要が順調に回復するなか、既存得意先の深耕や新規店の開拓を積極的に進めたことで売上高は増収となった。増収および収益構造改革による損益分岐点の引き下げ効果により、各段階利益は増加した。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(34663.72、+87.13) ・ナスダック総合指数は上昇(13917.89、+156.37) ・シカゴ日経先物は上昇(32435、大阪比+155) ・1ドル=146.50-60円 ・SOX指数は上昇(3569.23、+3.24) ・VIX指数は低下(13.80、-0.04) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・パナHD<6752>特許検索システムを外部公開、知財10万件を連携・協業に活用 ・酉島製作所<6363>50年ぶり鋳造工場刷新、ポンプ部品5割増 ・日立<6501>再生エネ電力を融通、グループ20拠点接続 ・住友商事<8053>太陽光発電の開発推進、米に再生エネ会社設立 ・ホンダ<7267>テスラの充電規格採用、北米向けEV、25年から ・アマダ<6113>板金曲げ加工機に大型7機種追加、加工プログラム作成容易に ・新明和<7224>アジアで搭乗橋シェア拡大へ、技能者不足の解消支援 ・酒井重<6358>ICタグで棚卸し時短、サービス部品在庫管理 ・ニデック<6594>印にモーター・駆動装置製造の新工場、80億円投入 ・日立<6501>東大とバイオアダプティブ材料開発にMI向けAI活用 ・中部電力<9502>JERA、発電所の運用効率向上・CO2削減、米マイクロソフトとシステム ・エア・ウォーター<4088>大阪・摂津にイノベーション拠点、ウェルネス関連開発 ・グンゼ<3002>複合ナイロンフィルム再利用へ、30年度までに異種分離導入 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 14件
3002 東証プライム
5,480
7/26 15:00
-10(%)
時価総額 100,251百万円
1896年創業の繊維・化学メーカー。男性用下着で国内シェアトップクラス。シートベルト用ミシン糸などでも高シェア。縫合補強材などのメディカル事業も展開。機能ソリューション事業では海外拡販の強化等に取り組む。 記:2024/06/13
4088 東証プライム
2,100.5
7/26 15:00
+14(%)
時価総額 482,600百万円
産業ガス大手。化学品、医療、LPガス、飲料、食品、物流などに多角化。高純度薬品や特殊ケミカル供給機器などは販売拡大。アグリ&フーズ部門は価格改定やM&A効果などで堅調。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/03/31
6113 東証プライム
1,711.5
7/26 15:00
+5.5(%)
時価総額 614,625百万円
金属加工機械メーカー。板金加工機械で国内トップシェア。溶接機や研削盤、プレスマシン等も手掛ける。海外売上高比率は6割超。配当性向50%目安。受注残高は高水準。中計では26.3期売上高4000億円目標。 記:2024/06/13
6358 東証プライム
5,650
7/26 15:00
+10(%)
時価総額 24,815百万円
大手道路建設機械メーカー。国内シェアは約7割。土木用ローラなどの締め固機械、散水車などの道路維持補修機械を展開。海外向け売上は2桁増。北米、インドネシア市場が堅調。増収効果等で24.3期3Qは収益好調。 記:2024/04/09
6363 東証プライム
2,975
7/26 15:00
+9(%)
時価総額 86,608百万円
産業用ポンプ専業メーカー。国内向け火力発電用や中東向け海水淡水化設備用に実績。海水淡水化プラントは世界トップ。海外売上高比率5割超。官公需は受注堅調。海外向けは淡水化プラントなど拡大。資材価格高騰が重し。 記:2024/06/27
6501 東証プライム
3,133
7/26 15:00
+55(%)
時価総額 14,526,371百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
6594 東証プライム
6,723
7/26 15:00
-220(%)
時価総額 4,008,817百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
1,206.5
7/26 15:00
-4(%)
時価総額 2,960,820百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
7224 東証プライム
1,432
7/26 15:00
+4(%)
時価総額 100,240百万円
大手特装車メーカー。ダンプトラック、塵芥車などで国内トップシェア。パーキングシステムや産機・環境システム、水中ポンプ等も。機械式駐車設備、航空旅客搭乗橋は受注順調。27.3期売上高3200億円目指す。 記:2024/06/17
7267 東証プライム
1,580.5
7/26 15:00
-4.5(%)
時価総額 8,588,887百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
8053 東証プライム
3,784
7/26 15:00
±0(%)
時価総額 4,735,948百万円
総合商社大手。1919年設立。メディアなどの非資源に強み。SCSK、食品スーパーのサミットなどを傘下に持つ。中計では27.3期純利益6500億円目標。鉄鋼事業では米国、鉄鋼GX等の新領域での事業拡大図る。 記:2024/06/09
8142 東証プライム
3,135
7/26 15:00
-35(%)
時価総額 34,523百万円
業務用食品専業卸で国内売上トップ。外食企業向け業務支援システム、業務用調理機器の販売等も。食品スーパー事業は廃止を決定。27.1期売上高2650億円目標。首都圏再編、フードソリューション事業の拡充図る。 記:2024/05/12
9502 東証プライム
1,811
7/26 15:00
-29.5(%)
時価総額 1,372,738百万円
国内電力3位。中部電力パワーグリッド、中部電力ミライズ等を傘下に持つ。東京電力フュエル&パワーとの合弁で国内最大の発電会社のJERA。連結配当性向30%以上目指す。26.3期経常利益2000億円以上目標。 記:2024/06/09
9984 東証プライム
9,174
7/26 15:00
-191(%)
時価総額 15,806,380百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17