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前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後は底堅い相場展開、決算を手掛かりとした日替わり物色に~

2023/4/27 8:35 FISCO
*08:35JST 前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後は底堅い相場展開、決算を手掛かりとした日替わり物色に~ 27日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:売り一巡後は底堅い相場展開、決算を手掛かりとした日替わり物色に ■ファナック、23/3営業利益 4.4%増 1913億円、24/3予想 18.3%減 1563億円 ■前場の注目材料:凸版印刷、傾きで潜像出現「新ホログラム」開発、偽造困難・真贋判定容易 ■売り一巡後は底堅い相場展開、決算を手掛かりとした日替わり物色に 27日の日本株市場は、売り一巡後は底堅い相場展開になりそうだ。26日の米国市場はNYダウが228ドル安だった一方で、ナスダックは55ポイント高と3日ぶりに反発。マイクロソフトなど予想を上回った決算が材料視されて買い先行で始まった。ただし、1-3月期に予想を上回る預金流出が発生したことを明らかにしたファースト・リパブリック・バンクが大幅に続落するなか、信用不安が再燃する格好からNYダウが下げに転じた。景気敏感株が軟調な反面、半導体株の一角が買われた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比95円安の28315円。円相場は1ドル133円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り優勢の相場展開が見込まれる。日経225先物はナイトセッションで一時28250円まで売られ、25日線辺りが次第に意識されてきた。昨日取引終了後に決算を発表したファナック<6954>やアドバンテスト<6857>は今期見通しがコンセンサスを下回ったこともあり、指数の上値を抑える格好になりそうである。一方で、メタ・プラットフォームズが発表した決算は1株利益と売上高が予想を上回り、時間外取引で10%を超える上昇となったため、指数インパクトの大きい値がさ株の下支えになりそうだ。そのため、売り一巡後は次第に底堅さが意識されよう。 もっとも、主要企業の決算に振らされやすい需給状況である。大型連休を控えていることから積極的な売買は手控えられやすく、ゴールデンウイーク中に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えているため、アク抜けを意識しつつも、いったんはキャッシュ化する動きにも向かわせそうである。そのため、個人主体の中小型株においては、利食い優勢の展開が見込まれる。短期的な売買が中心になるなか、決算を手掛かりとした日替わり物色になろう。 昨夕決算を発表したところでは、ファナックとアドバンテストについては売り一巡後の底堅さを見極めつつ、自律反発狙いの動きが期待される。そのほか、日空ビル<9706>、野村不HD<3231>、日立建機<6305>、JR東海<9022>、イチネンHD<9619>、サイバートラスト<4498>、フィード・ワン<2060>、Finatext<4419>、キヤノン<7751>、野村マイクロ<6254>、オムロン<6645>などが注目されそうだ。 ■ファナック、23/3営業利益 4.4%増 1913億円、24/3予想 18.3%減 1563億円 ファナック<6954>が発表した2023年3月期業績は、売上高が前期比16.2%増の8519.56億円、営業利益は同4.4%増の1913.59億円だった。FA部門については、CNCシステムの主要顧客である工作機械業界の需要は、横ばいであった中国を除き好調に推移した。2024年3月期業績は、売上高が前期比3.8%減の8195億円、営業利益は同18.3%減の1563億円を計画。コンセンサス(2000億円程度)を下回る。なお、自社株647万株を5月31日に消却すると発表。発行済みの0.64%となる。 ■前場の注目材料 ・ナスダック総合指数は上昇(11854.35、+55.19) ・SOX指数は上昇(2922.99、+16.71) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・凸版印刷<7911>傾きで潜像出現「新ホログラム」開発、偽造困難・真贋判定容易 ・新東工業<6339>菌・ウイルス抑制「工場用空気清浄機」投入、安全・快適性向上 ・ホンダ<7267>TSMCと戦略的協業で基本合意、半導体を安定調達 ・三菱重<7011>岩谷産業と液化水素昇圧ポンプの開発・販売で連携 ・三井物産<8031>アフリカ・キヨスクに出資、DXマーケ支援 ・日野自動車<7205>VW系と協業解消、経営課題への対応優先 ・IDEC<6652>アルプスアルパとの共同出資会社、ミリ波レーダーセンサー製品化 ・横河電機<6841>サウジで世界最大規模の淡水化プラント更新受注 ・日本製紙<3863>均一分散「CNF粉体」開発、輸送・保管コスト10分の1 ・レンゴー<3941>セロファン2千円値上げ、6月出荷分から ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・日銀金融政策決定会合(28日まで) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 23件
2060 東証プライム
881
10/4 15:00
+9(%)
時価総額 33,898百万円
大手配合飼料メーカー。国内飼料でトップシェア。畜産飼料と水産飼料に加え、食肉や鶏卵、水産物も展開。販売数量伸びる。販売価格条件の改定により、食品事業等は堅調。畜産物と飼料の連携によるビジネスモデルの構築へ。 記:2024/09/07
3,959
10/4 15:00
±0(%)
時価総額 723,737百万円
総合デベロッパーの野村不動産を中核とする持株会社。野村HDの持分法適用関連会社。「プラウド」ブランドなどを展開。マンション・オフィスビルの運営・管理等も。住宅部門、都市開発部門のさらなる拡大を図る。 記:2024/08/02
3863 東証プライム
985
10/4 15:00
+20(%)
時価総額 114,511百万円
大手製紙メーカー。新聞用紙や印刷・情報用紙、家庭紙等を手掛ける。「クリネックス」、「スコッティ」ブランド等を展開。エネルギー事業等も。生活関連事業の収益力強化、グラフィック用紙事業の競争力強化等に注力。 記:2024/06/15
3941 東証プライム
999.7
10/4 15:00
+16.4(%)
時価総額 270,975百万円
段ボール原紙や白板紙、紙管原紙等を生産・販売する板紙メーカー。1909年創業。段ボールの生産量で国内トップ。国内取引企業数は7000社超。25.3期は増収増益計画。段ボール、紙器製品の価格改定等が寄与へ。 記:2024/07/08
998
10/4 15:00
-22(%)
時価総額 48,862百万円
Finatext、ナウキャスト、スマートプラスなどを傘下に収める持株会社。金融インフラストラクチャ事業、フィンテックソリューション事業等を展開。保険基幹システム「Inspire」の機能拡充などに注力。 記:2024/09/01
4498 東証グロース
1,943
10/4 15:00
-13(%)
時価総額 15,622百万円
SL/TLSサーバー証明書「SureServer」等の認証・セキュリティサービスが主力。Linux/OSSサービス、IoTサービスも手掛ける。電子認証サービス「iTrust」の成長加速などに取り組む。 記:2024/05/02
2,434
10/4 15:00
-9(%)
時価総額 98,840百万円
大手超純水製造装置メーカー。半導体やFPD向け装置を中心に、水処理装置を設計、施工、販売。水処理装置売上は好調。受注済み大型水処理案件の工事は進捗順調。低採算案件は一巡。24.3期3Qは大幅増収増益。 記:2024/04/09
6305 東証プライム
3,569
10/4 15:00
+28(%)
時価総額 767,745百万円
総合建設機械メーカー。ミニショベルや油圧ショベル等のほか、リジッドダンプトラックなど鉱山現場向け製品も。純国産技術による機械式ショベルを国内で初めて開発。超大型油圧ショベルの拡販など米州事業の拡大図る。 記:2024/04/30
6339 東証プライム
983
10/4 15:00
-4(%)
時価総額 53,653百万円
鋳造設備機械メーカー。1934年創業。鋳造設備で世界トップシェア。表面処理事業、集塵機等の環境事業、搬送事業、特機事業も。自動車関連企業が主要顧客。付加価値追求で競争力向上図る。25.3期は2桁増収計画。 記:2024/07/26
6645 東証プライム
6,515
10/4 15:00
-30(%)
時価総額 1,343,686百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。オランダの遠隔医療会社買収。ヘルスケアは堅調。人員を大幅削減、構造改革費用重し。 記:2024/06/15
6652 東証プライム
2,587
10/4 15:00
+5(%)
時価総額 85,950百万円
FA制御機器総合メーカー。制御用操作スイッチで国内トップシェア。再生可能エネルギー事業、次世代農業ソリューション等も。電子部品の納期改善で、24.3期3Qはオートメーション&センシング事業が増収確保。 記:2024/04/16
6841 東証プライム
3,650
10/4 15:00
+14(%)
時価総額 980,481百万円
大手制御機器・計測器メーカー。プラント生産設備の制御・運転監視を行う分散型制御システム等の提供が主力。制御事業は値上げ効果や大型案件の寄与などで好調。特別利益を計上。24.3期3Q累計は収益伸長。 記:2024/04/14
6857 東証プライム
6,974
10/4 15:00
+109(%)
時価総額 5,343,263百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,154
10/4 15:00
-3(%)
時価総額 4,193,658百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7011 東証プライム
2,225.5
10/4 15:00
+21.5(%)
時価総額 7,508,054百万円
総合重機国内最大手。1884年創立。各種発電システムや航空機用エンジン、物流機器、製鉄機械、特殊車両等を手掛ける。ガスタービンで世界トップシェア。中期経営計画では27.3期売上高5.7兆円以上目標。 記:2024/09/03
7205 東証プライム
474.5
10/4 15:00
+2(%)
時価総額 272,639百万円
トラック・バスメーカー。大型や中型、小型のトラック、観光バスや路面バスを製造、販売する。ディーゼルエンジンや自動車部品も提供する。トヨタの連結子会社。国内販売台数が増加。海外低調も価格改定進める。 記:2024/07/25
7267 東証プライム
1,568.5
10/4 15:00
+4(%)
時価総額 8,523,676百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7751 東証プライム
4,843
10/4 15:00
+41(%)
時価総額 6,459,414百万円
精密機器大手。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上高比率は7割超。グラフィックアート向け大判プリンター3機種を新発売。 記:2024/04/30
7911 東証プライム
4,479
10/4 15:00
+13(%)
時価総額 1,566,333百万円
大手印刷会社。印刷で2強。マーケティングやコンテンツ等の情報関連、包装資材や建装材、ディスプレイ、半導体関連も手掛ける。DXや半導体関連が堅調。海外のパッケージや建装材も回復傾向。アフリカにも進出。 記:2024/07/28
8031 東証プライム
3,375
10/4 15:00
+26(%)
時価総額 10,217,431百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04
9022 東証プライム
3,309
10/4 15:00
+9(%)
時価総額 3,408,270百万円
国鉄民営化で誕生した東海地盤の鉄道会社。東海道新幹線が収益の柱。ジェイアール名古屋タカシマヤ等の流通業、不動産業、ホテル業等も。東海道新幹線は個室を導入予定。台湾高鐵から技術コンサルティングを受託。 記:2024/06/04
1,876
10/4 15:00
+2(%)
時価総額 45,516百万円
自動車リース関連事業が主力。機械工具販売事業やケミカル事業、合成樹脂事業、パーキング事業等も手掛ける。1930年創業。自動車リース関連事業は新規販売の積極化等により、契約台数や契約残高の増加を図る。 記:2024/07/05
9706 東証プライム
5,386
10/4 15:00
+66(%)
時価総額 501,679百万円
羽田空港国内・国際ターミナルビルのオーナー。羽田、成田などの空港で免税店・売店の運営も。24.3期3Q累計は旅客数増に伴って施設利用料収入や店舗売上が回復。販管費増こなして黒字に。配当性向は3割以上目安。 記:2024/04/11