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前場に注目すべき3つのポイント~米長期金利の一時4%乗せも動じず、ハイテク株を見直す動きが意識される~

2023/3/2 8:33 FISCO
*08:33JST 前場に注目すべき3つのポイント~米長期金利の一時4%乗せも動じず、ハイテク株を見直す動きが意識される~ 2日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:米長期金利の一時4%乗せも動じず、ハイテク株を見直す動きが意識される ■伊藤園、3Q営業利益 12.5%増 158億円 ■前場の注目材料:日立建機、「人権尊重」加速、サプライヤーに第三者機関の証明提出要請 ■米長期金利の一時4%乗せも動じず、ハイテク株を見直す動きが意識される 2日の日本株市場は、引き続きこう着感の強い相場展開が継続するものの、底堅さは意識されそうだ。1日の米国市場はNYダウが5ドル高と小幅に上昇した半面、ナスダックは76ポイント安とまちまちだった。2月のISM製造業景気指数は予想を若干下回ったものの、項目別で投入価格指数が予想を上回り、インフレが当面高止まりする可能性が示された。米連邦準備制度理事会(FRB)高官のタカ派発言を受けて、長期金利が一時4%台に乗せたことも重荷となった。ただし、底堅さは見られており、値ごろ感からの買いからNYダウは小幅に上昇に転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比45円安の27485円。円相場は1ドル136円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まろう。ただし、日経225先物はナイトセッションで一時27390円まで下げる場面も見られたが、足もとでのレンジ内での推移だった。米長期金利が一時4%台に乗せるなかで波乱の動きは見られなかったことから、押し目狙いの買いは入りやすいだろう。2月のISM非製造業景気指数の結果待ちから積極的な上値追いの流れは期待しづらいだろうが、ショートは仕掛けづらくさせさそうだ。 また、ナスダックは下落したものの、200日線水準で踏ん張りを見せている。前日のハンセン指数の強い値動きによる反動はありそうだが、米国では半導体の米国内生産や研究開発などに530億ドル(約7兆2400億円)を投じる「CHIPS法」の下で支給する企業補助金の申請について詳細が公表されたこともあり、リバランス中心ではあるもののハイテク株を見直す動きなども意識されそうだ。 日経平均は75日、200日線が支持線として意識される一方で、25日線が上値抵抗となる。底堅さが意識されるなか、27480円辺りで推移している25日線を上回っての底堅さが見られてくるようだと、押し目狙いの水準も切り上げてくる可能性はあるだろう。米経済指標の発表待ちによる様子見ムードが強まりやすいものの、リバウンド狙いでの対応に向かわせよう。 ■伊藤園、3Q営業利益 12.5%増 158億円 伊藤園<2593>が発表した第3四半期業績は、売上高が前年同期比8.2%増の3284.54億円、営業利益は同12.5%増の158.71億円だった。原材料高の影響を受けたが、タリーズコーヒー事業が好調だったほか、主力の飲料事業では「お~いお茶」ブランドが好調。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(27516.53、+70.97) ・NYダウは上昇(32661.84、+5.14) ・VIX指数は低下(20.58、-0.12) ・米原油先物は上昇(77.69、+0.64) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・日立建機<6305>「人権尊重」加速、サプライヤーに第三者機関の証明提出要請 ・日野自<7205>大中型トラック型式指定、再取得は年末以降、エンジン改良に遅れ ・NTT<9432>KDDIと次世代光通信で提携、超省エネ光通信確立へ ・東芝<6502>新卒1660人採用、注力領域中心に増強、来春入社 ・古河電工<5801>30年度の営業益5倍に、森平次期社長「グループ体質改善」 ・アンリツ<6754>京セラと「PCIe5.0」で光信号伝送試験に成功 ・ホンダ<7267>来年度の値下げ要請見送り、事業環境悪化に配慮 ・フジクラ<5803>米CFSにレアアース系高温超電導線材を納入、量産技術確立 ・TPR<6463>CNT分散液を量産、来年度めど山形にライン構築 ・日産自<7201>日産と三菱自、小型車など国内値上げ、原材料・物流費高騰 ・ホンダ<7267>LGエナジーと北米で車載電池工場を着工、25年量産 ・日立建機<6305>フル電動ダンプ実証、ザンビア鉱山で来年開始 ・旭化成<3407>米グループ会社、C4Vと戦略提携、電力貯蔵用次世代電池を開発 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 10-12月期法人企業統計調査・全産業設備投資(前年比予想:+7.1%) ・08:50 2月マネタリーベース(1月:前年比-3.8%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 12件
2593 東証プライム
3,689
4/26 15:00
-7(%)
時価総額 329,103百万円
清涼飲料メーカー。国内トップの茶葉製品・茶系飲料に強み。傘下にタリーズコーヒー。24.4期上期は飲料の値上げ効果が大。ラリーズも堅調。原材料高や人件費増こなして増収・大幅増益に。通期最高業績・増配を計画。 記:2024/02/05
3407 東証プライム
1,068
4/26 15:00
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時価総額 1,488,719百万円
総合化学大手。マテリアル、住宅、ヘルスケアの領域で事業展開。住宅部門は堅調。建築請負部門は伸び悩むが、不動産部門等がカバー。クリティカルケア事業ではAEDの販売量が増加。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/11
5801 東証プライム
3,338
4/26 15:00
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時価総額 235,886百万円
国内電線大手。光ファイバ・ケーブルで世界トップ。リチウムイオン電池材料やHDD用アルミ基板でも世界首位級。地中埋設管「エフレックス」を100%再生材化。情報通信ソリューションが伸び悩み、3Q累計は足踏み。 記:2024/03/29
5803 東証プライム
2,700
4/26 15:00
+68.5(%)
時価総額 798,830百万円
大手電線メーカー。電力や通信、光のケーブル、光通信部品に加え、電子ワイヤやHDD部品などを手掛ける。24.3期3Qは自動車事業部門が黒字転換。北米での新車種立ち上げなどが寄与。通期業績予想を上方修正。 記:2024/03/04
6305 東証プライム
4,365
4/26 15:00
-29(%)
時価総額 938,977百万円
総合建設機械メーカー。油圧ショベルなどの建設機械で国内2位。世界でも上位。鉱山機械も。米州事業の拡大等に取り組む。中国は販売伸び悩むが、米州やアジア・大洋州等は販売堅調。24.3期2Qは2桁増収増益。 記:2024/01/16
6463 東証プライム
2,278
4/26 15:00
-19(%)
時価総額 79,958百万円
独立系の自動車部品メーカー。ピストンリングやシリンダライナなどのエンジン部品に強み。EV関連部品の開発を強化中。24.3期3Q累計は客先の増産が追い風。値上げ進展や円安も利益に効く。総還元性向は3割目安。 記:2024/04/08
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6754 東証プライム
1,185
4/26 15:00
-32(%)
時価総額 161,001百万円
通信用計測器世界3位。スマホの端末開発向けや基地局通信インフラなどの計測ソリューション、重量選別機等を手掛ける。通信計測事業は5Gスマホ開発投資需要の減少等が響く。24.3期3Qは環境計測事業が黒字転換。 記:2024/02/10
7201 東証プライム
549
4/26 15:00
+2.3(%)
時価総額 2,317,173百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7205 東証プライム
452.3
4/26 15:00
-10.3(%)
時価総額 259,883百万円
トラック・バスメーカー。大型や中型、小型のトラック、観光バスや路面バスを製造、販売する。ディーゼルエンジンや自動車部品も提供する。今期3Q累計は国内販売台数が増加も、原材料価格の高騰や一時費用が重し。 記:2024/03/11
7267 東証プライム
1,750.5
4/26 15:00
+4.5(%)
時価総額 9,512,716百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
9432 東証プライム
168.2
4/26 15:00
-1.2(%)
時価総額 15,230,563百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14